目標達成のお知らせ&ストレッチゴール設定のお知らせ

皆さんのご協力のおかげで、クラウドファンディング開始後10日足らずで目標額171,000円を達成しました!
本当にありがとうございました。

団体運営の安定化・さらなるサポートの充実に向け、ストレッチゴールとして30万円を設定したいと思います。

3/25まで、引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。


ご挨拶

はじめまして、学習支援を行う学生団体「オンライン学習広場 かしの木」です!
(時間のない方は、最後の太線部分だけでも読んでいただければ幸いです。)

この度は当ページをご覧いただきありがとうございます!
私たちかしの木は、都内を中心とした大学生による学生団体です。
「かしの木のように丈夫な基礎を身に付け、いつまでも輝き続けてもらう」という理念のもと、「子どもの貧困」問題を解決すべく、オンラインの学習支援を実施しています。
「かしの木」という名前は、根っこがしっかりした、とても丈夫な常緑樹である樫の木をイメージして付けました。

皆さまも私たちと一緒に、「子どもの貧困」問題を考えてみませんか?


このプロジェクトで実現したいこと

かしの木の活動を維持・向上させるにあたり、団体向けのオンライン通信サービスのサブスクリプションライセンスの獲得や、グッズ開発などに取り組もうと考えています。

また、学生団体という性格上、現在は必要経費をメンバーが自費でまかなっている状態で、さらにかしの木のサポートを充実させるには金銭的に余裕がない状態です。

そこで、私たちの考えに賛同していただける方に、活動へのご支援をお願いしたいです。
今回のクラウドファンディングでは、サポート充実のための費用17万円程度を目標としたいと思います。

ご協力、どうかよろしくお願いいたします!


これまでの活動

次に、皆様に支援をお願いする上で、かしの木の活動の背景、目標や内容について説明させてください!

①活動の背景
突然ですが、「子どもの貧困」と言われたら何を連想しますか? 多くの人はアフリカや東南アジアの発展途上国の子どもを連想するのではないでしょうか。しかし、「子どもの貧困」は、これら発展途上国特有の現象ではなく、日本にも存在しています。ここでいう貧困は一般に「相対的貧困」と呼ばれ、日本では一般的とされている生活が経済的困窮によって妨げられている状態を指します。

実は、日本でこの相対的貧困に置かれている子どもは、およそ7人に1人の割合で存在します*。

なぜ「子どもの貧困」が問題なのかと問われれば、多くの人は、当事者(子ども)が「かわいそう」である、と答えるでしょう。一般に、貧困下に置かれている子どもは、学習資源の不足、意欲を作り出す環境の欠如、家庭内不和などに直面しており、学習権などの権利が奪われ、精神的にも大きな負担を抱えていま
さらにもう一つ、貧困が連鎖してしまうことも問題です。上記のような状況は、子どもの学業不振につながり、ゆくゆくは雇用、所得の不安定につながります。すると、彼ら彼女らの次世代の子どもたちもまた「子どもの貧困」の当事者になり、次世代に貧困が連鎖します。

「貧困の連鎖」イメージ図


②活動の目標
このような現実を踏まえて、私たちは、勉強の手助けや精神的な安らぎを与える活動を通して、子どもたちの生きる支柱を育み、ケアを行うことを目指しています
貧困家庭の子どもは、勉強場所がない、勉強の仕方がわからないなど、様々な「困りごと」を抱えやすい傾向があります。そこで私たちは、そうした子どもの学習を支援することで、勉強面での悩みを和らげることを目指しています。また、学習支援は、「他人に気にかけてもらう感覚、成長する感覚、居場所感」を子どもたちがつかむ可能性を秘めています**。
かしの木は、こうした考え方を踏まえた目標のもとで活動を続けています。


③活動の内容
かしの木はメインの活動として、Zoomを用いた「勉強タイム」を実施しています。「勉強タイム」では、大学生が子どもに1対1で付き添い、勉強のお手伝いや悩み相談をしたりします。
他にも、子どもにオンライン自習空間を提供する「集団自習室」、子どもの視野と選択肢を広げるために様々な話題についてスタッフ同士でプレゼンを行う「かしの木ゼミ」、さらには学習支援を併設している大分の子ども食堂と連携して、大学生と現地の子どもたちとのオンラインミーティングも定期的に開催しています。
現在、総計約70人のメンバー(ほぼ全員が大学生)が所属し、約60の家庭を対象に支援を行なっています。


団体発足のきっかけ・代表メッセージ

団体の立ち上がりのきっかけは、高校生の頃からボランティアの学習支援に参加していた共同代表の豊島伊織(東京大・教育学部3年)と畠中遥子(東京大・前期課程教養学部2年)の出会いでした。

二人はコロナ禍の東大で知り合い、オンラインでの支援活動ができないかと考え、発起人10人を集めて2020年7月に「かしの木」を発足させました。

以下代表2名の思いを届けます。


資金の使い道

支援金用途・内訳は以下の予定です。
(一部はCAMPFIRE手数料に使用されます。)

余剰金につきましては、団体の運営資金に充てる見込みです。



実施スケジュール

本プロジェクトは、3月25日まで支援金の募集を行います。集めた支援金は、2022年の前半にかけて上記の支払いに充てることを検討しています。

具体的な予定
2022年3月25日:クラウドファンディング終了
4月上旬:Zoomライセンス取得、LINE公式アカウント運用アップグレード
4月下旬:リターン発送(以後、2023年3月まで四半期ごとにメルマガを送付)
6月下旬〜:グッズ開発・郵送


最後に

かしの木には、多くの「しんどい」家庭、特にシングル家庭やコロナ禍でしんどい経験をされている家庭が参加しています。かしの木では、そうした家庭の子どもたちを、大人としてはまだまだ未熟な「大学生」が支えようとしています。そのため、活動としては不十分な点が多々あります。皆様のお力添えをもとに、よりよい活動にしていけるように尽力してまいります。

これまでかしの木で学習支援に参加したご家庭からは、次のような嬉しい感想をもらっています。

みなさんも私たちとともに、「子どもの貧困」に立ち向かいませんか?

社会問題に関心のある方、私たちの活動に賛同していただける方は、ぜひ支援をお願いいたします!

また、お金は払えないけど協力したい!という方は、ボランティアスタッフとして活動に参加していただくこともできます。詳細は以下のHPをご覧ください!
https://kashinoki.online/volunteer/


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。
目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。


参考資料

*厚生労働省(2019)「令和元年度国民生活基礎調査」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa19/dl/03.pdf

**松村智史(2020)『子どもの貧困対策としての学習支援によるケアとレジリエンス : 理論・政策・実証分析から』明石書店

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