はじめに

私は天体観測が好きで、これまで旅行するたびにいろんな星空を観てきました。都会ではなかなか観ることの出来ない星空ですが、街灯などの「光害」が少ないところに行くと日本でも素晴らしい星空を観ることが出来るのです。

そして、日本には素晴らしい様々な「百景」や「百選」があります。星空のある景色を「星景」といい、そんな「星景」に私は魅せられたのです。

例えば日本の心である「桜」と「星空」の景色なんて、想像しただけでも心が躍りませんか？

「三春町滝桜の夜景」

そんな日本中の「星景」を実際に巡り「百景」を作成し、それを「WEBサイト」や「写真集」、「動画」や「書籍」でたくさんの人に届けたいのです。

ただ星を観るのであれば、光害が無ければ天気次第でどこからでも観ることが出来ますが、「星景」はその場所毎の景色と星空の組み合わせでその印象が変わります。

私は個人で「星景」を撮影してきました。

「ニシハマの海に出来た月と木星の光の道」

私が所有している機材は高価なものではありませんが、天体観測が好きなんです。

南十字星を日本で観たいという理由から、沖縄県の星空聖地である波照間島にも行きました。星は観測する緯度と季節によって観られる景色が変わるのです。

しかし、個人で観測を続けるには費用がかさみ過ぎてしまうのが実情なのです。

そして働きながら星空を観測し続けるには、日数がかかり全国を移動するため、仕事をしながら実現するのは困難なのです。

天気が悪ければ星を観測することは出来ないので、その場所で星を観測するためには、星を観測出来るようになるまで滞在する必要があります。

前述した理由などで、日本各地の「星景」を撮影するための旅費は莫大なものになってしまうのです。

そこでクラウドファンディングで皆様のご協力を得られないかと考え着いたのです。

資金の使い道

集められた資金は次のとおり使わせていただこうと考えております。

1.       交通費…移動手段は車がメインで、燃料費・維持費・輸送費（離島）への充当

2.       旅費…内訳は食費・宿泊費（基本は車中泊で節約）

※資金の使い道詳細

・日本一周するための距離が約12,000㎞と言われておりますが、各地を巡るため40,000㎞と仮定

　私の車の燃費が15㎞/ℓとすると必要なガソリンは2,666ℓ

　ガソリン単価130円で計算すると2,666✕130＝346,580円（燃料費）

・一日の食事を3食1,000円で2年間過ごすと1,000✕730=730,000円（食費）

・その他に車の輸送費（北海道苫小牧-八戸片道28,800円沖縄-鹿児島片道37,230円）

　（28,800+37,230）✕2＝132,060円（輸送費）

　※離島は料金が高額であるため車両を駐車場にとめて単身渡航を要検討（沖縄-石垣島片道55,000円など）

・雑費（観光施設入場料などと、何らかのいざというときの費用）150,000円（雑費）

・宿泊費は車中泊を基本とするが、車を持ち込めない場合や車中泊が危険な場合に宿を利用

　一泊5,000円✕40日（仮）=予算20万円（宿泊費）

・3日に一回温泉や銭湯を利用（730÷3）✕入浴料500円（仮）＝121,666円（風呂代）

　車のオイル交換やタイヤ交換などのメンテナンス費用として200,000円（車両メンテナンス）

　※オイル交換8回✕5,000円（仮）とタイヤ交換（夏・冬計4回）

計画

北は北海道から南は沖縄まで47都道府県すべてを巡ります。

現地で地方公共団体（全国に約1700あります）や住民からの取材も行い目的地を選定。光害マップも参考にします。

「日本夜景百選」や「日本百景」、「日本の世界遺産」も「星景」撮影ポイントとして回る予定です。

日本の各最端の碑も制覇します。

旅行記や撮影した画像や動画などを、皆様への報告も兼ねてブログやYouTubeで随時配信していきます。

日程

日本各地の「星景」を撮影するため、全行程が終わるのに２年～３年の期間をみております。

一年目　冬・春：東日本　夏・秋：西日本

二年目　冬・春：西日本　夏・秋：東日本

三年目　二年間の各地で漏れた「星景」の補完

スタートは2017年12月、ゴールは2020年３月を予定しております。

※日本を二周するようになりますが、星空撮影は天気に左右されることが多く日数を要する理由と、各地の四季を極力おさえて百景を作りたい為です。移動距離だけ見ると一見効率が悪いのですが、四季を取り入れるためにはこの日程がいいと判断しました。

リターンについて

ポストカードについては2019年の四季から各1枚ずつを現地より発送させていただきます。

写真集掲載用の写真の選定については、作成したサイト上に参加して頂こうと考えております。

天体観測については相談の上で極力スケジュールが合うよう調整させていただきます。

最後に

このプロジェクトは私一人では達成することが出来ません。

皆様の支援を必要としております。

たくさんの方の御協力をお待ちしております。

皆様どうぞ御支援の程、よろしくお願いいたします。