初めまして。
まなびぱれっと代表の小泉志信です。

教員は世間から「ブラック」だ!大変だ!などと言われます。
学校現場は担い手不足問題にぶつかっています。教員採用試験の倍率は年々下がり、2021年は過去最低の全国平均2.6倍にまで下がっています。

そして、文部科学省「令和2年度公立学校教職員の人事行政状況調査について(概要)」によると、20代30代の若手教員の病休は増え、メンタルに不調を抱える小学校教員は増えてきています。
長い教員人生の中でも、教員1年目は、労働環境や人間関係に悩み、苦しむ人が多いです。
そして不思議なことに教育に対する想いがある人、行動する力がある人であれば尚更なのです。


①経験しないとできない、
マニュアルがない仕事

学校は、誰もが行ったことがあるし、なんとなく「教員」の仕事がイメージできそうな気がします。しかし、「教える」仕事以外にも時間割や転出入、校務分掌と呼ばれる学校を運営するために必要な役割分担のような仕事だけでなく、学年便りや学年ごとの会計など仕事は多岐にわたります。小さな学校だといきなり仕事をそのまま任されることも少なくありません。
何をすればいいのか、そもそも何がわからないのか、何が仕事なのかわからないのです。

②受けた経験はあるけれど
やり方がわからない細かい仕事

4月は係活動、委員会、クラスに必要な道具も自分たちで作ります。
自分が受けた経験はあっても、作るとなるとわからないことだらけです。

③指導環境と労働環境はガチャ次第

4月は他の教員も忙しいので手取り足取り教えてくれるかどうかは指導教員次第です。指導教員ガチャですね。そして、学生時代に活動などで成果を上げてきた人、自信がある人ほど、学生時代の自分と比べてしまい「こんなんじゃないはずだ!」と苦しんでしまいます。
「それは経験すればなんとかなるよ」って言ってくれる大人が周りにいてくれたらいいですが、そう言ってくれるかは職場次第。まさに職場ガチャ。あとは、本人がその期間を我慢できる次第です。

④ニーズに合っていない研修

教員にも初任者研修があります。しかし、辞める若手が後を絶ちません。その原因は「わからない」「困っている」にすぐ届くものになっていないのです。
研修をしている人が教員研修のプロではないこと、年齢が離れ過ぎている教員が研修を行っていることが多いです。1年目の教員が考えていることが「わからない」ことも少なくないです。
職場以外との繋がりも作りづらいです。できたとしても、研修で知り合った同期の人が多くなってしまいます。同期だと、悩みは共有できても解決できないことは少なくありません。多様な悩みを解決出来る存在が、職場との人間関係以外にも必要だと考えます。

その結果、どれだけ想いがあっても「経験したことがない」というギャップ
苦しむことから逃れられないのが教員という仕事なのです。

想いのある教員1年目を救いたい!

わたしたち「まなびぱれっと」の運営には、多くの若手教員がいます。学生時代から多くのことにチャレンジし、現場に出て、悩み、苦しみ、そして今ももがき続けています。
わたしたちは、多くの同期が教員を辞めていく姿を見て、なんとかしなければいけないと思いました。たしたちが1番苦しかった教員1年目の1学期に、想いのある若手が「本当に欲しかった研修」「必要としていた場」を作ることにしました。

①メンター・メンティー「ささえば」

悩みや葛藤を、吐き出せる存在、1年目の心情が共感できて受け止められる存在が必要です。
それが「学校現場で今挑戦している2〜4年目のメンター」です。教員1年目と年齢の近い教員が月に1度メンターとして、話をします。ただのメンターではありません。
学生時代にチャレンジして、想いがあって教育現場に飛び込んだ若手教員です。学生時代にチャレンジして、学校現場で、もがいている若手教員だからこそ共感できることがあり、伝えられることがあります。
「どうすればやりたいを形にできるのか?」
「どうやって子どもたちを成長させられるのか」
そのノウハウを何種類も吸収していくことで、想いがある1年目の活路を見出すことができると考えています。

②隔週の学びの場「まざりば」

2週間に1度、1年目やメンターが混ざり合うプログラムを実施します。
同じ想いをもつ職場や市町村、学生時代以外で繋がりをもつことができます。
ただの交流会ではなく、1年目のあの時に「何がわからない」かもわからなかったあの時に、
メンターや運営メンバーが知っておきたかったことをお伝えしていきます。
また、働いていると立ち止まる機会が少なくなるものです。そこで、教員として子供とどう関わりたいのか、クラスをどんな風に見ているのか、立ち止まって考えるものにしていきます。
なによりも1年目の教員自身が悩んでいることを他のメンバーも一緒に考える時間も設けます。
共に走る仲間に出会うことで走る活力にも繋がっていくのです。

③悩みを共有するグループ「たよりば」

この場は、例えるならば互いに支え合うために、情報という武器を手に入れ、仲間と出会い、共に旅立ち、帰ってくるようなところです。そこにはアドバイスしてくれたり、1年目の悩みに違う角度から切り込んでくれたりする存在がいます。

その存在が皆さんだと思っています。

今回、クラウドファンディングに支援してくださった方専用のSNSグループを作ります。そこでは、教員1年目が日々悩み困っていることを投稿させて頂きます。それに対して、教員も教員じゃない人も、共感し、アドバイスし合えるようにしたいと思っています。
また、「先人の知恵」として、自分の実践や「こんな面白いことあるよ!」という取り組みも紹介してもらう欄を設けようと思っています。
これからの社会を教育を作っていく教員1年目をみんなで応援していこうという場です。
私たちだけでは、教員1年目を助けられません。皆さんが必要なんです!!

北は北海道、南は鹿児島まで!他にも10名の熱い参加者がいます!
定期的に活動報告に掲載していきます!

今回のクラウドファンディングで集まった資金は、プロジェクトの構築及び、継続的な資金確保ができるまでの運営費として使わせていただきます。
・1年目の先生をサポートするための実働にあたる人件費:約100万円
・プロジェクト書籍費:10万円
・手数料:約10万円◯2021年
11月27日 はじめてのせんせい参加者募集開始
12月下旬 はじめてのせんせい参加者決定
◯2022年
1月29日  クラウドファンディング 開始
3月上旬 はじめてのせんせいプロジェクト開始
4月  はじめてのせんせい〜教員1年目半年間全力応援プロジェクト〜作戦会議
6月 はじめてのせんせい〜教員1年目半年間全力応援プロジェクト〜作戦会議
8月下旬 はじめてのせんせい〜教員1年目半年間全力応援プロジェクト〜 終了

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

気持ちを込めたお礼のメールをお送りします。プロジェクト採択図書「密にならないクラス遊び」著者の神前洋紀氏×まなびぱれっと特別コラボ 勉強会にご招待します!若手教員が絶対学級崩壊しないための研修を行います!管理職や指導教員の方も必見!

まなびぱれっとオンラインサロン 「キャンバス」1ヶ月参加体験!
さらにまなびぱれっとイベント参加券付き!

クローズドなSNSグループ内で、はじめてのせんせいにチャット等を使いアドバイスができます。

クローズドなSNSグループ内で、じめてのせんせいにチャット等を使いアドバイスができます。さらに講義最終回の8月21日に参加し、半年後のはじめてのせんせいを見守っていただきます。

プロジェクトをブラッシュアップするための作戦会議に参加
あなたの声が内容に反映されるかも!

ロゴ、お名前を掲載させていただきます。
協賛広告の掲載期間は1年間(2023年4月まで)です。その後の掲載継続は応相談です。想いがある教員が学校現場を辞めてしまうことは未来の子どもにとって損失となってしまいます。そこを私たちまなびぱれっとは何としても食い止めたいです。

これから教育現場で求められることが多様化していく社会において、一人の教員が子ども達の全てのニーズに応えていくことは不可能だと思っています。

皆さまのあたたかい応援を、よろしくお願いします!

  • 2022/03/02 08:00

    はじめてのせんせいプロジェクトのクラウドファンディングがスタートして3週間!継続的に多くの方にご支援・応援をいただいています。また応援のメッセージやSNSの投稿を読ませていただいて、とっても励まされ、改めてがんばるぞ!という気持ちになっております。ありがとうございます。先日のまなびぱれっと×T...

  • 2022/02/12 14:00

    はじめてのせんせいプロジェクトのクラウドファンディングがスタートして2週間!早速多くの方にご支援・応援をいただいています。また応援のメッセージやSNSの投稿を読ませていただいて、とっても励まされ、改めてがんばるぞ!という気持ちになっております。ありがとうございます。今日は応援コメントが続々と届...

  • 2022/02/06 11:00

    若手教員×保護者イベント大盛況でした!!私たち若手教員はなかなか教員、クラスの子どもたち以外とゆっくり話す機会がないので、とても貴重であり楽しい時間でした。「つみき」代表の古内しんごさんが作るあったかく、安心安全な場でたくさんの方とお話でき、豊かな時間でした!*子育て教育コミュニティ『つみき』...

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