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新しいSFの書籍レーベル Kaguya Books を立ち上げました。オンラインのSFメディアを運営してきたチームが全国に流通する紙の書籍を刊行します。第一弾の「かぐやSFアンソロジー(仮)」および第二弾の蜂本みさ長編の先行予約と共に、新レーベルへの応援をお願いします!

はじめに・ご挨拶

 私たちは、SFメディアのバゴプラとSFオンライン誌のKaguya Planetを運営しています。クリエイティブ部門の井上彼方、経営部門の齋藤隼飛、デザイン部門の浅野春美が中心になり、ウェブメディアを運営しているチームです。日々、SF(サイエンス・フィクション)の魅力を発信しながら、新しいSFの物語をお届けしようと頑張っています。

 私たちは、2018年にバゴプラを立ち上げて以降、SFに関するニュースや短編小説の配信、小説コンテストの開催などを行なってきました。そしてこの度、SF書籍レーベルのKaguya Booksを立ち上げ、2022年から全国の書店に並ぶ形で紙の書籍を刊行していくことにしました。

 大好きなSFをより多くの人に、より優しく、より強く、よりベターなやり方で創り、お届けしていきたい、というのが私たちの想いです。日本のSFシーンに新しく生まれる新レーベルに、クラウドファンディングを通して皆さんのお力添えを頂けますと幸いです。


このプロジェクトで実現したいこと

 新しいSFレーベルのKaguya Booksでは、株式会社社会評論社、大阪のリトルプレス専門ショップ「犬と街灯」と共に2022年に書籍を刊行していくことになりました。

 第一弾として、2020年と2021年にウェブ上で実施した“かぐやSFコンテスト”の受賞者と最終候補者20名超をお招きした「かぐやSFアンソロジー(仮)」の刊行と、プロアマ混合のオープントーナメント「ブンゲイファイトクラブ」で第二回王者になった蜂本みさの単著を刊行いたします。また、時期は未定になりますが、社会評論社から「大阪SFアンソロジー(仮)」「京都SFアンソロジー(仮)」の刊行も決定しています。


 今回のクラウドファンディングの目的は、以下の三つです。

① 先行予約という形で発行部数の見込みを立てること
② 新しいSFレーベルの存在を広く知ってもらうこと
③ 新レーベルの発足を通して日本のSFを盛り上げること

 SF専門ウェブメディアと小説のオンライン配信を組み合わせた出版プロジェクトの可能性は未知数です。各書籍、初版1,000部の発行を予定していますが、今回が刊行第一弾ということもあり、どの程度の発行部数が適正な数字なのか、クラウドファンディングを通した先行予約という形で見込みを立てたいと思っています。

 また、私たちは自分たちのウェブメディアとSNSでの活動を中心に行なってきましたが、まだまだ広く認知されているとは言い難い状況です。より多くの小説好きの方やSFファンの皆さんに知っていただくため、クラウドファンディングを通して盛り上げていきたいです。

 そして、新レーベルを盛り上げることで、日本のSFが、若い世代による新レーベルが誕生する活気のあるジャンルであり、今後の可能性に満ちた未来の文学であることを示したいです!


本プロジェクトで刊行する著作のご案内

 今回のクラウドファンディングでは、2022年に刊行が決まっている以下の二作品を先行予約の対象とさせていただきます。

 2020年、2021年に開催した“かぐやSFコンテスト”より、受賞者および最終候補者による書き下ろし短編を収録する「かぐやSFアンソロジー(仮)」 を刊行します。

 かぐやSFコンテストでは、2,000字〜4,000字のSF小説を対象に「未来の学校」「未来の色彩」というテーマで作品を募集しました。最終候補の全作品を筆者匿名でウェブ上に公開し、読者投票を行うという仕組みを採用し、SNSなどで大きな盛り上がりを見せました。

 日本の優れた書き手達にスポットライトが当たった一方で、ハイペースにコンテストを開催していくよりも、その結果を丁寧に書籍という形でまとめていくことが大切だと考え、今回の書き下ろしアンソロジーの制作を決めました。今後も、気軽にウェブ上で参加できるコンテストで注目を集めた書き手の更なる活躍を楽しめる場所の一つとして、本シリーズを位置付けられればと考えています。

 かぐやSFコンテストの最終候補には、既に単著が刊行されている筆者も複数いますし、これまでのSF書籍では紹介されてこなかった新たな才能もいます。参加筆者20名超となる一大書き下ろしSFアンソロジーにご期待ください。

 「かぐやSFアンソロジー(仮)」の刊行時期は2022年8月。二大会ともに審査員を務めたKaguya Planetコーディネーターの井上彼方が編者を務めます。



 蜂本みさによる初の長編小説をKaguya Booksより刊行いたします。蜂本みさは、2020年12月にKaguya Planetの第一回先行配信で発表した「冬眠世代」が話題を呼び、プロの作家や評論家からも高い評価を得ました。文芸作品によるプロアマ混合のオープントーナメント、ブンゲイファイトクラブでは、2019年の第一回目で準優勝、2020年の第二回目で優勝を果たしています。2021年6月には西崎憲プロデュースの短文集シリーズ〈kaze no tanbun〉第三弾『kaze no tanbun 夕暮れの草の冠』(柏書房) に小説「ペリカン」を寄稿しました。

 蜂本みさの描く世界観、言葉選びは特別な魅力を持っており、想像力が翼を与えるSF作品においては一層の輝きが加わります。蜂本みさの代表作の一つである「冬眠世代」は、Kaguya Planetにて全文無料で読むことができますので、まだの方は是非、蜂本作品の魅力に触れてみてください。

 今回の長編執筆にあたっては、編集を担当する井上彼方と蜂本みさが二人三脚で執筆を進めます。新人賞からのデビューとは異なり、本作はこれから出来上がっていく作品です。進捗はSNSを通してお伝えしていく予定ですので、刊行までの道のりを読者の皆さんにも一緒に伴走していただけますと幸いです。


 また、刊行時期は未定ですが、社会評論社より「大阪SFアンソロジー(仮)」「京都SFアンソロジー(仮)」の刊行も決定しています。未来の大阪と未来の京都を舞台にしたアンソロジーになる予定で、この企画は既に海外の編集者の方にも関心を持っていただいています。私たちは関西を拠点にしたチームなので、「ローカルからグローバルへ」という意識で、首都圏からは出てこない視点や内容の書籍企画にも取り組んでいきたいと思っています。


 全ての書籍はSFオンライン誌のKaguya Planetと連動させることも計画していますので、どのような作品が完成するのか、どうぞご期待ください。



プロジェクトをやろうと思った理由

 私たちはこれまでに以下の三つのプロジェクトを順に展開し、SF書籍レーベルのKaguya Booksの立ち上げに至りました。

・SFメディア バゴプラ
・かぐやSFコンテスト
・SFオンライン誌 Kaguya Planet

 SFメディアのバゴプラは、2018年6月に開設。自分たちが影響を受けてきた映画やドラマ、ゲームにアニメ、そして小説をといった様々なSFコンテンツを扱うメディアを目指してきました。

 様々なSFイベント等に足を運び、取材を行う中で、小説については「作品発表の場が限られている」という話をよく耳にしました。また、英語圏では作家の短編SF小説をSF専門のウェブマガジンで気軽に読み、感想を投稿する文化が一般的になっており、新人賞からデビューを目指す日本のスタイルとの隔たりを感じていました。

 短い小説が気軽に読める/広く読まれる場所を作ることは、SF専門のウェブメディアとして活動している私たちの役目だと考え、2020年に“かぐやSFコンテスト”を開催。ウェブ上で最終候補作品の読者投票を実施してより多くの方に作品を読んでもらうことを目指しました。

 この取り組みは功を奏しましたが、一方で新人賞の審査員や商業アンソロジーの筆者のジェンダーに偏りがあることや、SF界における商業デビューの入り口がほとんど新人賞に限られていることなど、新たに気付く課題もありました。同時に、コンテストだけでなく、書き手が原稿料を受け取りながら、継続的にSF短編小説が発表される場所を作り出す必要性も感じていました。

 これらの課題に取り組むために、2020年12月、サブスクリプション形式で読者の皆さんに支援して頂きながら、毎月SF短編小説や作家インタビュー、論考などを配信するKaguya Planetをスタートさせました。

 こうした展開の中で、新しい書き手の作品を読者の皆さんに読んでもらうことができた一方で、書き手の活躍の場所を広げていくことには課題を感じており、チームとして書籍展開の道を模索していました。また、読者アンケートでも書籍展開を望む声を多く頂戴しており、その声にお応えしたいと思っていました。


 また、出版社ではない私たちにできることとして、小回りの利く編集チームとしてSFレーベルを立ち上げれば、様々なコラボを通してSF界の動きを更に活発にできるのではないかと考えるに至りました。出版不況が叫ばれて久しい中ですが、個人同士や小さなチーム同士でも手を取り合えば新しい流れを生み出したり、大きな目標を達成したりできるということは、ゼロからスタートした私たちの活動の中で確信を得ることができました。

 Kaguya Booksの第一弾は、『みんなの美術館』などのハイクオリティーなzine製作を手掛けてきた「犬と街灯」さん、全国の書店への流通網がある社会評論社さんとの協力体制の下で書籍の刊行を行います。高いクオリティの書籍を多様なルートで展開することで、読者の皆さんに手に取っていただく機会を増やしてまいります。


 現状でも、日本では様々な出版社からSF書籍が刊行されています。Kaguya Booksでは、各種のSF新人賞出身の作家の皆さんを応援すると共に、ウェブ上で発表した作品が評価されてSFレーベルから単著が刊行されるような、多様な出版の形を維持し、増やしていきたいと考えています。また、私たちは出版社ではないからこそ、ウェブメディアを運営しながら無理のないペースで書籍づくりに取り組みたいと思っています。一冊一冊を丁寧に作り、販売していく姿勢を保つために、当面は年に2〜3冊の刊行を目安とします。

 今後も様々なチームや団体、出版社さんとのコラボレーションを展開していく予定です。書籍展開と共に、会社の枠組みを超えて、オンラインメディアを活用したコラボレーションを展開していきます。Kaguya Books始動の発表と共に開設したKaguya BooksのInstagramアカウントでは、様々な出版社から刊行されているSF書籍の紹介も行っています。YouTubeとテレビが支え合っているように、配信と映画館が共存しているように、ウェブ配信と紙の書籍は、SF小説の業界においても共存共栄ができると信じています。

 SFから新しい動きを作り出すことで、日本のSFを盛り上げていきたい。SFというジャンルを通して、多種多様な希望を届けていきたい。SFと小説の可能性を信じる皆さんと共に、このプロジェクトを始動したいと思っています。



Kaguya Booksへの応援コメント


これまでの活動

・バゴプラ

 SFメディアのバゴプラを立ち上げたのは2018年5月です。米国在住だったメンバーの一人が、海外では見られる商業レベルのSFウェブメディアが日本では一般的ではないということを知り、半年の準備期間の後にサイトを公開しました。

 普段から自然にSF作品を摂取している世代として、自分たちの「好き」を中心に発信を行い、SF作家さんや俳優さんへのインタビュー、日本SF大会の取材記事なども無料で公開しています。バゴプラは立ち上げから3年で、月間130万PVのウェブメディアに育ちました。ウェブメディアの広告収入という安定した基盤を持つことで、小説部門でチャレンジができる体制を構築することができています。

 また、SFメディアであるバゴプラは、様々な出版社の作品を紹介し、コラボやプレゼント企画も実施しています。自分たちで書籍を刊行するようになった後も、積極的に色々な作品を紹介し、SF界全体を盛り上げていきたいと思っています。


・かぐやSFコンテスト

 2020年に開催した第一回かぐやSFコンテストでは、気軽に書けて気軽に読める4,000字以内のSF小説を募集しました。一人二作品まで応募可とした第一回目は、360名から416編の応募が集まっています。本コンテストでは、審査の進捗をSNSで共有したり、講評を音声形式で配信したりするなど、ウェブメディアならではの発信を行ってきました。

 また、大賞の賞品を英語訳と中国語訳に設定することで海外を意識して執筆してもらい、11編の最終候補作品は筆者匿名でウェブ上に公開することで、いずれの作品も広く読んでいただき、最終候補の筆者の方々がそれぞれに注目を集めることになりました。かぐやSFコンテストで公開した選外佳作リストからは、海外の翻訳者様に多くの日本のSF作品を発見していただくことにも繋がりました。外国語に翻訳され、海外の媒体に掲載されたかぐやSFコンテストの応募作品は、受賞作を合わせて10編にのぼっています。

 第一回かぐやSFコンテストで大賞を受賞した勝山海百合「あれは真珠というものかしら」は、スペイン語にも翻訳され、キューバ誌やアルゼンチン誌に掲載されました。同作は国内においても、その年のSFベストを集めた大森望編『ベストSF2021』(竹書房)に収録されています。


 2021年に実施した第二回では応募数を一人一作品に変更し、応募段階から完全匿名とすることで、作品の面白さだけでジャッジする形式を取りました。プロアマ混合の381名からの応募が集まり、最終候補の10作品は、審査員にも誰がどの作品を書いたかを伏せた状態で最終審査が行われました。読者投票が選外佳作の仕組みが浸透してきたこともあり、第二回は更に大きな盛り上がりを見せました。

 第二回かぐやSFコンテストで大賞を受賞した吉美駿一郎「アザラシの子どもは生まれてから三日間へその緒をつけたまま泳ぐ」の中国語訳は、中国のSF誌《科幻世界》の2022年3月号に掲載されることが決まりました

 このコンテストで、Kaguya Booksにも引き継がれることになった「かぐや」を冠した理由は、世界で知られる日本のSF作品である『竹取物語』の主人公の名前を採用することで、世界に向けて日本のSFを発信していく姿勢を示すためです。Kaguya Booksでは、日本から海外へ、海外から日本へと作品を紹介し、世界の架け橋となる活動にも取り組んでいきます。


・Kaguya Planet

 かぐやSFコンテストでの成果の発展と、優れたSFの書き手が世に出にくい状況に取り組むため、2020年12月よりSFオンライン誌のKaguya Planetをスタートさせました。月500円/年5,000円のサブスク形式で支援していただくと約1ヶ月早く先行配信でコンテンツを読める仕組みを採用し、読者の皆さんにも運営を支えていただいています。

 コーディネーターを務める井上彼方は、カクヨムやnote、ブンゲイファイトクラブなどで公開されているウェブで読める作品を日夜読み漁り、新たな才能を発掘しています。Kaguya Planetは新しいSFを創出する場所として、「新人賞の審査員や商業アンソロジーの筆者のジェンダーの偏り」「新人賞以外の機会の創出」「作品発表がウェブ中心になっている海外との隔たり」という三つの課題を念頭において運営を行っています。

 第一弾として公開した蜂本みさ「冬眠世代」をはじめ、数々の作品が高い評価を受けました。初年度は30編以上の作品を公開し、揚羽はな「また、来てね!」はToshiya Kameiによって英訳され、英Schlock! Webzineに掲載されています。2年目のスタートとなる2021年12月にはジェンダーSF特集を開催し、高山羽根子「種の船は遅れてたどり着く」などを公開しました。


 また、2021年10月には社会評論社との業務提携を発表し、同社初となる電子書籍として、オーガニックゆうき「龍とカナリア」の制作を手掛けています。


 これらの活動を経て、Kaguya Booksは動き出します。メディア、ウェブ小説、そして書籍へ。一歩ずつステップを上がってきたこのプロジェクトの未来を、一緒に応援していただけると幸いです。 


資金の使い道

クラウドファンディングで集まった資金は、Kaguya Booksの第一弾ラインナップ書籍の制作費と広告宣伝費の一部として使用させていただきます。

書籍印刷費:約100万円(二作品を1,000部ずつ)
広告宣伝費:約100万円
CAMPFIRE手数料:約50万円


リターンのご案内

 エッセイ集「私の小説の書き方」は、今回のプロジェクトの筆者より16名が「どのように小説を書いているか」を書いたエッセイを小冊子にまとめます。執筆ルーティーンやタイトルの決め方、時間の作り方など、それぞれの筆者の「書き方」を紹介します。今回のクラウドファンディングのリターンのために製作する特別な一冊です。

参加筆者:葦沢かもめ、泡國桂、大竹竜平、勝山海百合、枯木枕、坂崎かおる、佐々木倫、三方行成、十三不塔、白川小六、苦草堅一、蜂本みさ、正井、水町綜、宗方涼、吉美駿一郎(五十音順)
形態:A5サイズ、くるみ綴じ製本
頁数:約50頁


 「かぐやSFアンソロジー(仮)」蜂本みさ単著は、それぞれ通常版とサイン入りの特装版をリターンとしてご用意しております。いずれも「お礼のメッセージカード」をお付けして前者は8月の刊行時に、後者は12月の刊行時に郵送いたします。「かぐやSFアンソロジー(仮)」と蜂本みさ単著のセットもお選びいただけます。

 「かぐやSFアンソロジー(仮)」のサイン入り書籍は、参加筆者の中から一名をご指名ください。特装版は、通常版の表紙の上にデザイン違いの紙のカバーをお付けします。


 選べるオンライン講座は、書籍の関係者を中心に日々の生活やクリエティブな活動にも使える知識をお伝えします。すべての講座はZoomを用いたオンライン講座で、90分〜120分のレクチャーを7月〜8月に一回ずつ実施します。以下の6つの講座の中から、お好きな講座を3つお選びください。

1. 井上彼方によるフェミニズム講座

 『社会・からだ・私についてフェミニズムと考える本』編著者の井上彼方が、ベル・フックス『フェミニズムはみんなのもの』を中心にフェミニズムについて分かりやすく講座を行います。講師はSF編集者でもあるので、創作家・書き手にとって重要なポイントも解説します。

2. 齋藤隼飛によるアメコミヒーロー映画講座

 月間130万PVのSFメディア・バゴプラで独自の解説・考察を配信してきた齋藤隼飛が、「アメコミヒーロー映画の歴史から学ぶダイバーシティ」というテーマで講義を行います。米国での在住経験がある講師ならではの内容になります。

3. VGプラス デザイン部によるグラフィックデザインワークショップ

 バゴプラとKaguya Planetのデザインを手がけるVGプラスのデザイン部によるグラフィックデザインのワークショップです。記事や小説のサムネなどに使えるグラフィックアートを、お題に沿って一緒に作っていきます。

4. 十三不塔による発想学講義

 小説『ヴィンダウス・エンジン』(早川書房)の著者として知られる十三不塔による講義です。創作のみならず、日常のあるゆる分野におけるアイデアをどのように発想していくべきかを考え、トレーニングします。視座をズラす、対象との距離を変える、ルールを逆さまにしてみる、など、蓄積型の学習ではない取り組みを目指します。

5. 渡邉草太によるブロックチェーン入門

 暗号資産市場データサイトCoinGeckoや複数の国内暗号資産企業でマーケター/リサーチャーとして活動した経歴のある渡邉草太によるブロックチェーン入門の講義です。お金儲けという視点ではなく、その思想と歴史という観点からブロックチェーンの成り立ちや機能、そして、DeFi(分散型金融システム)、NFT、DAO(分散型自律組織)について解説します。

6. 宗方涼による対人援助技術から学ぶ話し方・聴き方講座

 社会福祉士で、福祉関係団体で通算10年以上研修企画運営に従事してきた宗方涼による講座です。福祉、介護、保育の専門職は、養成施設で「対人援助技術」を学びます。そこには、プロでなくても暮らしの中でも活かせるかもしれない、話し方・聴き方のポイントが潜んでいます。講義と簡単なワークショップで体験してみませんか。


 「御礼メール」は、新しいSFを応援したいという方のための応援枠です。ご支援いただいた方には、クラウドファンディングが終了した4月にお礼のメールを送りします。また、希望される方は、バゴプラ内に開設する予定のKaguya Booksページにお名前を掲載いたします。



実施スケジュール

2021年12月 原稿執筆開始
2022年3月末 クラウドファンディング終了
6月 「かぐやSFアンソロジー(仮)」原稿完成、アンソロジーデザイン完成
7月 アンソロジー原稿印刷会社に入稿、リターン講座提供
8月 アンソロジー完成、リターン講座提供、リターン書籍(アンソロジー)発送
8月末 アンソロジーの書店流通開始
9月 蜂本みさ書籍原稿完成
10月 蜂本みさ書籍デザイン完成
11月 蜂本みさ書籍印刷会社に入稿、蜂本みさ書籍完成
12月 リターン書籍(蜂本みさ長編)発送
12月下旬 蜂本みさ書籍の書店流通開始 


最後に

 合言葉は、「SFを、もっと。」

 新しいSF書籍レーベルを盛り上げ、SFの可能性をもっと引き出していきたいです。SFは、もっと多くの人にとって、人生をもっと豊かに、もっと楽しく過ごしていくための力になっていけると信じています。応援をよろしくお願いします!


<募集方式について>
 本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2023/05/14 15:34

    「新しい日本のSF書籍レーベルに応援をお願いします!」プロジェクトをご支援いただいた皆さまへ2022年12月に刊行を予定し、2023年春に刊行を延期していた蜂本みささんの長編SF小説ですが、誠に勝手ながら、再度刊行を延期いたします。蜂本さんの執筆作業に遅れが生じているため、執筆時間を確保するた...

  • 2022/12/07 19:56

    Kaguya Booksの立ち上げをご支援をいただいた皆さんへ日頃よりKaguya Booksをご愛顧いただき心より御礼申し上げます。クラウドファンディングのリターンである蜂本みささんの単著ですが、蜂本さんの執筆に遅れが出ており、当初予定していた2022年12月の刊行を延期させていただきます。...

  • 2022/09/19 18:36

    Kaguya Books立ち上げのご支援をいただいた皆さん、『SFアンソロジー 新月/朧木果樹園の軌跡』や「私の小説の書き方」のリターンは無事にお手元に届いていますでしょうか。万が一、注文したリターンを受け取っていない等の問題がありましたら、Campfireのメッセージ機能からいつでもご連絡く...

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