スポーツが非常に盛り上がった2021年。ですが、土地の狭い東京都心部ではスポーツができる環境が限られています。私たちは「都心部でもスポーツをしたい人が思いっきりプレーできる」「子どもたちが気兼ねなくボール遊びができる」環境を増やしていきたいと考えています。
そのために「都心に合った」形で、狭いスペースでも作れる「コンパクトさ」、土地計画の影響で移設が必要になった場合も再利用できて無駄なコストを出さない「サステナブル」な観点を両立したスポーツ施設を作りたいという願いがあります。
その願いを一緒に叶えてくれる仲間を募集します!


数あるプロジェクトの中から、本プロジェクトをご覧いただき誠にありがとうございます。
株式会社品川カルチャークラブ(以下、品川CC)の代表取締役の吉田 祐介(よしだ ゆうすけ)と申します。

このプロジェクトの発起人である私は、2006年から品川CCという品川の港南エリアを中心に活動する団体を運営しています。サッカーというスポーツに魅せられて、プレーヤーとしてはもちろん、サッカー日本代表のサポーター団体を立ち上げて世界中を応援に周ったり、サッカーイベントを開催したり、品川CCでサッカーチーム作りをしたりと様々な活動をしてきました。

その中で「スポーツが人をつなぐ力」を強く感じるようになっていきました。今まで知らなかった人たちが一緒にスポーツをすることで仲良くなる、チームとして活動する中で絆が深まっていく、試合を応援していたサポーターが感動して盛り上がる、などスポーツによって人がつながって新しい文化が生まれていく姿を何度も見てきました。この経験から「スポーツでつながる人たちをもっと増やしていきたい」という思いがどんどんと強くなっていきました。

今回のプロジェクトの共同発起人である遠塚谷 流(とおづかたに りゅう)とは、品川CCとして取り組むスポーツを増やすことを目的として、これまでも品川CCでの3人制バスケットボール(3x3)のチーム立ち上げから一緒に活動をしてきました。コンパクトで場所を選ばずにプレーできるスタイルが支持され、プレーヤーが増加しているスポーツです。彼も「スポーツでつながる人たちをもっと増やしたい」という強い思いを持っています。

しかし一緒に活動をしていく中で、都心にはそもそも「スポーツをする場所が少ない」ということは、どの競技でも共通して抱える大きな問題ということがわかりました。都心はスポーツのために利用可能な土地が限られており、スポーツ施設の数も少ないです。「都心にもっとスポーツ施設を増やす取り組みができないか」と数年間ずっと考えていました。



東京都心でスポーツ施設を、大きな会社の後ろ盾もなく設立するというのは正直言って無謀なチャレンジだと思えました。それでも諦めずに施設を作れる場所を探している中で、「天王洲」という交通アクセスもよく、環境としても素晴らしい場所を見つけることができました。これまでの地域の活動をご支援いただいていた方を通じて、期間限定で遊休地となっている土地を貸していただけることになったのです。

コンパクトでサステナブルな再利用可能な施設

期間限定でスポーツ施設を作っても費用面で大きな赤字を出してしまうことが目に見えています。そこで今回考えたのは「なるべくコンパクトでシンプルな施設とすること」「この土地が使えなくなっても他の土地に移設可能(再利用可能)なサステナブルな施設とすること」です。

スポーツ施設の建設は大がかりな工事が必要だというイメージがありますが、私たちは「埋め込みすぎない」「作り込みすぎない」「再利用可能な道具を使う」を徹底し、環境面にも配慮したサステナブルな施設を実現したいと考えました。そしてこの施設が、今後都心の狭いスペースでコンパクトなスポーツ施設を作るモデルにできないかとも考えています。

我々は品川CCというスポーツ団体を運営しており、都心での練習環境の少なさは痛感しています。今回のチャレンジが成功し、都内でスポーツ施設を増やすヒントを得られれば、練習環境がなく困っているスポーツ選手地域住民の方にきっと新しい価値を届けていけるようになると考えています。


アートの街、天王洲エリア

今回この施設を建てることになった「天王洲」は、1990年代に開発が進み、近年はアートの街、水辺の街としてイベントも行われ非常に盛り上がってきているエリアです。

タワーマンションが多い都心の再開発エリアは、地域の歴史が浅く、人々のつながりが希薄になりがちな側面があると言われています。そんな中、天王洲は「アート」という観点で盛り上がりを見せており、そこに新しく我々が「スポーツ」というエッセンスを加えて、新しい文化の醸成にもチャレンジしていきたいと考えています。地域イベントやお祭りなどで、この施設の活用・協力にも取組んでいきます。

再開発エリアの新しいコミュニティ作りにスポーツを、というのも我々の想いのひとつです。

子どもたちがボール遊びをできる場所を

「禁止事項が厳しくなって、公園でボール遊びができなくなってきている」そんなニュースを聞かれたことはないでしょうか。公園の禁止事項は近隣からのクレームによって生まれやすく、特に公園と住宅が隣接する都心部で起こりやすい現象です。

スポーツで育ってきた我々ですから、子どもたちにもボール遊びを通してスポーツの素晴らしさを感じてもらいたい。地域の子どもたちへの無料開放デーなど、子どもたちが思いっきりボール遊びを楽しめる環境づくりにも取り組んでいきます。


「サステナビリティを意識した、コンパクトで移設可能(再利用可能)なスポーツ施設」
フットサルコート 

・天然芝に近いロングパイル

・球足が速くフットサルに最適なショートパイル

の2面を用意。ニーズにあわせて使い分けいただけます。

ロングパイルのコートは都心部のフットサルコートでは希少なサッカースパイクで利用が可能です。競技者にとっても満足度の高いフットサルコートを提供します。ショートパイルはテニスコートとしても利用可。時間帯にあわせて様々な競技者に愛されるコートを目指します。

今回のフットサルコートは、アスファルト舗装せずに地面の上に直接人工芝を敷くことで、次の施設でも再利用できるようにしています。アスファルト舗装をすると地盤は安定しますが、費用もかかりますし再利用することが難しくなります。

バスケコート

バスケットボールコートは、スポーツコートと呼ばれる小さなパネルをはめ込んで作られます。やアスファルトよりも怪我のリスクがなく、プレーに集中できるものになっています。はめ込み式なので、移設による再利用も、もちろん可能です。

今回はスポーツコートの中でも質が高く、世界トップクラスの大会で使用されているENLIO社のバスケットボールコートを採用しています。世界のトップが使用しているコートがどのようなものか試す意味でもぜひプレーしてみてもらいたいです。バスケットゴールももちろん移動式で、しっかりプレーできる品質のものにこだわっています。

画像:FIBA.basketballより引用

品川BASE治療院

社会人プレーヤーが全力でプレーできる環境を整えるために、治療院を併設することにしました。

品川CCのサッカーチームを担当するトレーナーが常駐し、怪我の治療はもちろん、日頃の疲れを癒すリラクゼーションマッサージ等もご用意しております。

施設を利用する社会人プレーヤーだけでなく、地域の皆さまに愛されるサービスをご提供いたします。

【詳細】

場所:〒140-0002 東京都品川区東品川2丁目1−17 ※天王洲アイル駅徒歩3分

営業時間:7:00ー22:00 

【注意】

本場所での施設運営は最短で2023年1月末に終了する可能性がありますが、近隣への移転を前提に運営しております。そのため、移転しやすい設備や工事方法を選定し、廃棄物も少ないサステナブルなスポーツ施設を目指しています。


2022年1月末     工事開始

2022年3月19日   クラウドファンディング終了
2022年4月初旬    品川BASE オープン!
           フットサルコート、3人制バスケットボールコート、治療院がオープンいたします。


※社会情勢や天候の問題などにより、工事に遅れが出てオープン日が多少前後する可能性がございますのでご了承ください。

オープン後は施設の貸出に加え、天王洲や港南を中心とした品川エリアのスポーツ文化の基地にふさわしい活動を展開してまいります。




【注意事項】

・すべてのリターンの詳細はリターン一覧よりご確認ください。 

・すべてのリターンは、本場所での施設運営の期間が対象となります。近隣への移転を前提に運営しておりますが移転後はリターンの権利の継続はありません。最短で2023年1月末に終了する可能性がありますが、都合により延長の可能性もあります。

・ 全てのコースは税込価格です。

・ 複数コースのご購入が可能です。CAMPFIREの仕様上、リターンを決済する度にシステム利用料(220円)が発生します。もし複数のリターンをご希望の場合には、個別に決済されるのではなく、複数のリターンをまとめて一度に決済されることをお勧めします。

・ ご支援者様都合でのご支援後のキャンセル及びコース変更はできません。コースや金額等お間違えの無いようお願いいたします。

・社会情勢や天候の問題などにより、工事に遅れが出てオープン日が多少前後する可能性がございますのでご了承ください。

【資金の使い道】

本プロジェクトは、フットサルコート2面+バスケコートを作るということで、費用としては総工費5000万円以上必要ではあります。

そのような中、自己資金、融資等の道も探った中で、現状不足している資金が500万円となります。

この費用により、誰もが気軽にスポーツを楽しめる都心のスポーツ施設の設立を目指します。

ぜひ皆様のお力をお借りできればと思っております。


品川カルチャークラブ(以下、品川CC)とは、 2006年に品川港南を本拠地として発足した日本のスポーツ・文化の育成と発展を目的に設立された総合スポーツ・文化団体です。品川港南エリアでは、少年サッカーチーム「港南FC」やチアダンスチーム「GRANITA」を発足させ、約300名の子供達と共に活動しております。 2019年に3人制プロバスケットボールチーム「品川CC WILDCATS」や、2021年には社会人チアリーディング「品川CC Rainbow Venus」を発足し、多競技への展開も強化中です。各チームがそれぞれの枠にとどまらず連携し、チーム運営や地域活動におけるシナジーを発揮し、スポーツ・文化活動の普及を実現いたします。


社会人サッカーチーム:品川CCトップチーム・セカンドチーム

「仕事もサッカーも全力」をモットーに、品川の港南エリアを拠点にクラブに関わる人々が様々な形でスポーツ・文化活動に楽しんで取り組むことができるよう、日々活動を続けております。 元Jリーガー、海外プロ経験のある選手、大学体育会出身選手、Jリーグのユース出身選手等実績ある選手を多く抱え、2021年には初の全国社会人サッカー大会出場を決めるなどの実績を持っています。 関東社会人サッカーリーグ昇格を目標に掲げ、ファン・サポーターと共にさらなる成長を目指しています。


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3×3バスケットボール:品川CCWILDCATS

2019年、品川の港南エリアを拠点として「品川CC WILDCATS」という名称で、日本国内トップのプロリーグである3x3.EXE PREMIERに参入しました。 2019年には国内ベスト4という実績を残し、韓国、台湾で行われた世界大会にも出場いたしました。3x3.EXE PREMIER、JAPAN TOUR、日本選手権などの国内主要大会で優勝すること、つまり日本一を獲ることを目標に掲げ、ファンの皆様と共にさらなる成長を目指します。

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「スポーツでつながる人たちをもっと増やしていきたい」そう思って品川CCで活動を継続し、今回ついにスポーツをするために最も重要な「スポーツ施設」を建てられることになりました。

新型コロナウィルスの感染拡大防止の影響を受け、様々なスポーツイベントは中止・延期を求められ、生活の自粛から生まれたリモートワークなどの「新しい生活様式」も生まれました。「いまスポーツを楽しんでいいのか?」そんな葛藤に悩まされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、新型コロナウイルスも少しずつ解決の糸口が見え始め、我々はこんな状況だからこそスポーツの力が求められると考えています。生活の自粛によって失われたつながりをスポーツによって取り戻す。そして地域が元気になり、ポジティブなエネルギーを取り戻していけるのではないかと思います。

最後まで貴重な時間を頂き、ご覧いただきましてありがとうございました!


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2022/03/20 00:01

    こんばんは。品川CCとして初めてチャレンジしたグラウンドファンディングが終了いたしました!皆様のご支援・ご協力のお陰で目標金額を達成することができました!本当にありがとうございます!何より支援いただいた皆様からの応援メッセージが本当に嬉しく、励みになりました!リターンは猛スピードで準備を進めて...

  • 2022/03/18 11:42

    本プロジェクトをご覧いただきありがとうございます。株式会社品川カルチャークラブ 3x3バスケットボール代表の遠塚谷流です。一昨日、目標金額の500万円を達成いたしました!ありがとうございます!!ご支援とともに送られるコメントが非常に嬉しく、ありがたいと共に身が引き締まる思いです。しっかりとした...

  • 2022/03/03 12:00

    こんにちは。先日、#スタジアムの女神たち #RainbowVenusのNagisaさんとMayanoさんに #品川BASE にお越し頂きました!品川CCの社会人チアチームも都心に施設ができるのを盛り上げてくれています!後日応援メッセージも公式SNSでアップしますのでお楽しみに!クラウドファンデ...

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