【目標達成の御礼&今後の展望】〜Next Stageに突入! 3月31日まで!〜

3月20日、目標額3千万円を突破しました! これまでクラブを支ていただいていた方、地域の方、他クラブサポーター様やコラボリターンを通じて知っていただいた全国の皆様など多くの方からご支援・お声がけをいただき本当にありがとうございました。企業様からのご支援意向も複数あり、照明改修に大きく近づくことができました。最終日3月31日までをNext Stageと呼び、本文でも紹介している30年クラブビジョンへの一歩といたしますのでぜひお知り合いにご紹介いただけると幸いです!

【リターン追加情報】

★沼津や静岡東部のグルメ、ホームゲームグルメチケット、伊豆・極上温泉ペア宿泊券などリターン追加しました!(★のついたもの)

★★7月9日ホーム戦・超VIP支援者冠試合「マッチデーパートナー」、全選手サイン入り2ndユニフォーム、ラブライブ!サンシャイン‼︎限定コラボグッズなどリターン追加しました!(★★のついたもの。最終追加)

【本文目次】

1 はじめに 〜クラブの岐路〜(きっかけのご説明)

2 スタジアム問題の経緯 〜現状打破・決断〜(クラブ単独で県施設改修を決意するに至った経緯、照明整備期限間近になってしまった経緯のご説明)

3 愛鷹競技場照明改修の準備状況 〜始動〜(照明改修工事フローのご説明)

4 照明問題を乗り越えた先に目指すもの 〜今後の30年とクラブの価値拡大〜(クラブの4本柱、トップチーム・スクール・拠点・シャレンの拡大=成長ビジョンのご説明) 

5 チームの現状 〜愛されて勝つクラブへ〜(チーム準備状況のご説明)

6 リターンのご紹介 〜見に来てホームゲーム!〜(期間中にも多様なコラボリターンが実現!)

7 資金の使い道・実施スケジュール

8 本当にやりたいこと・やるべきこと 〜並行作戦〜(「今回のピンチをしのげればいい」ではない、行動方針のご説明)

9 最後に 〜生き残りから飛躍へ〜(アスルの夢、とは何かのご説明)

 

1 はじめに ~クラブの岐路~

アスルクラロ沼津を運営するアスルクラロスルガ株式会社、代表の渡邉です。私たちアスルクラロは子供向けサッカー教室から始まり、今では新体操、チア、テニス、陸上、最近ではフェンシングなど多種目を展開し30年以上、静岡県沼津市・県東部の地域スポーツの一翼を担ってまいりました。地域の多くの皆様にご支援をいただき、2017年にはトップチームがJリーグに参入し、静岡県東部初のJリーグクラブとなりました。

Jリーグ参入にあたっては本当に多くの方々のご支援をいただき、またJリーグでの5シーズンもホームゲームにご来場の多くの皆様、企業・団体の皆様の数えきれない応援・ご期待をいただいております。

そしてサポーターの皆様にはホーム・アウェイ問わないご声援をいただき、また、サポートスタッフの皆様にはいつも笑顔でホームゲーム運営を支えていただき、心から感謝を申し上げます。

しかしながら、現ホームスタジアムである静岡県営愛鷹広域公園多目的競技場(以下、愛鷹(あしたか)競技場)の夜間照明は現在500ルクスの明るさであり、Jリーグ基準1,500ルクスを満たしておらず、早期の改修が実現できなければ2023シーズン以降はJリーグライセンスが発行されない見通しです。


2 スタジアム問題の経緯 ~現状打破・決断~

2017年以降、この問題の解消に向け、ホームタウンである沼津市様により複数回にわたる愛鷹競技場改修のハード調査が行われ、所有者である静岡県様との協議を経て、昨年2021年秋、最終的に残っていた技術的課題に何とかめどが立ち、改修の道筋が開かれました。

スタジアム問題の検討推移や沼津市調査の結果については沼津市ホームページに掲載されています。


Jリーグの照明基準である明るさ1,500ルクスは、愛鷹競技場の想定している用途をはるかに超える水準です。Jリーグスタジアム基準・照明整備期限が迫る中もはやこれ以上の猶予はなくなったため、興行上の都合で必要としている当クラブ自ら改修を行い、完成後の照明設備は静岡県へ譲渡するという決断に至りました。

改修費用は約1億円です。


愛鷹競技場は建設から25年以上が経過している施設であり、屋根・既存照明塔・配線の状況、また、改修後の関係技術基準への適合等が可能かについても専門的な調査を行う必要がありました。改修自体が可能か見通せなかったこともあり、これまでサポーター、スポンサーをはじめご支援いただいている多くの皆様に状況をお伝えすることができませんでした。

昨年2021年12月17日のスポンサー様・支援団体様対象「2021シーズン報告会」においてクラブの状況を明らかにしたところですが、本クラウドファンディングの公開をスタートとし、状況を皆様にご報告しながらアクションを加速化させていきます。

2021シーズン報告会での発表は当クラブリリースをご覧ください。


3 愛鷹競技場照明改修の準備状況 ~始動~

昨年末から当クラブホームページで公開していました改修工事受注事業者の公募ですが、先日1月21日に入札を行いました。

今後、受注者様での設計やシミュレーション検討を経て、①静岡県様及びJリーグの改修設計内容の内諾、②改修資金の調達、という2要件を整え施工契約に移ります。工事のおおまかな流れはイメージ図のとおりです。

なお、令和2年度沼津市様の委託調査での改修案は概ね両機関に了承いただいています。


4 照明問題を乗り越えた先に目指すもの ~今後の30年とクラブの価値拡大~

われわれが現在直面している問題は、今後クラブがもう一段階成長していくために乗り越えなければならない一過程だと考えています。


【アスルクラロ・クラブアイデンティティとその拡大】

本クラウドファンディング公開に際し、われわれは何のためにクラブ事業を営んでいるのか、その存在意義は何なのか今一度考え、クラブアイデンティティとして表現しました。30年に渡り様々な事業を行ってまいりましたが、気持ちはたった一つだけ、発祥の沼津・静岡県東部を誰もが体を動かしてスポーツが楽しめる地域にしたい、このふるさとをよりよくしたいという思いです。

① スクール会員
当クラブは1990年の法人設立以後、スクール事業を通じて沼津市・静岡県東部から多くの人材を輩出してきました。現在クラブには約1,600人の会員がいますが、OB・OGも含めれば大変大きな人的ネットワークであり、私たちの資産でもあります。今後もスクール出身者など多くの方が今後30年の静岡県東部を盛り上げていく人材になられるものと考えております。

また、学校・部活のみではない、地域で支える多様なスポーツ文化へと日本全体が模索する中、アスルクラロは次の30年を見据え静岡県東部に住む方が生涯楽しめるスポーツの場づくりや仕組みづくりを行ってまいります。

② トップチーム

「沼津」を背負いJリーグチームとして全国を戦うことでクラブや地域を代表する存在になっていく、まさにアスルの象徴です。チームの活躍・変遷が静岡県東部のまちの歴史に重なり、地域の記憶となっていきます。

今回のクラウドファンディングからのアクションによりJ3の基盤は整えつつ、チームはあくまでもJ2以上への定着を目指します。

③ ホームゲーム

白熱した試合観戦はもちろん、たくさんの企画、グルメを楽しめるアスルクラロ・ホームゲームは、地域愛が集まる場です。個人団体含め「アスル」をテーマに多くの方々が集まる場・交流の起きる場・波及や発信の場として大きな可能性があります。少しずつではあっても将来に向け大きく育てていきたいと考えています。

静岡県東部の食を楽しめるグルメエリア「アスルキッチン」はコロナ禍であっても年々進化してきました。定番のお祭りグルメから地元有力店、スイーツまで幅広い年齢層が楽しめる、J2クラブにも引けを取らない多彩さです。


④ シャレン

複数主体で地域課題を見据えて価値を作っていく「Jリーグ社会連携活動(通称:シャレン)」はまだ始まって数年ですが、アスルクラロでは、障害のある方が楽しんでスポーツのできる機会づくりや災害時に活躍する地域人材を育てる「全力防災隊」などを展開しています。

アスルクラロでは、2003年から始まった自閉症児サッカー教室「みんななかま」はすでに参加ご家庭のコミュニティとなっているなど長い取組みもある中、今後は様々なご賛同主体の参画を得て、次の30年を目指して着実に進めていきます。 

シャレンはそのコンセプト「Jリーグを使おう」のとおり、地域がクラブと一緒に、またはクラブを使って行う課題解決型アクションです。


【アスルクラロ・成長ビジョン】

クラブアイデンティティの4要素は、クラブのJ3上位を盤石なものとした上でJ2・J1へステップアップしていくことで、より大きな社会的価値になっていきます。

照明問題とコロナ禍が眼前に立ちはだかってはいますが、これを乗り越えた先「まちなか新スタジアム」と例外規定2によるJ2ライセンス申請の議論を開始できるようアクションを起こしていきます。クラブビジョンの上では、この壁は高くともあくまでも乗り越える通過点と捉え本クラウドファンディングから勢いを持って臨みます。

【J2ライセンス取得への道】

【成長に必要なクラブ基盤の底上げ ~コロナ禍での減収を乗り越える~】

最近の2シーズンでは、コロナ禍による無観客試合や観戦自粛によるホームゲームチケット収入の落ち込みとこれに伴うグッズ収入減少、スクール事業の停止・自粛等による収入減少、主要スポンサー撤退等により、収入面でも厳しい状況が続きました。2022年度は、2019年度約4億円だったクラブ収益が約3億円に減少する見通しです。

2020年度J3クラブ平均は約4.6億円となっており、4億円は最低収益ラインと考えています。これを早期に回復するため複数のアクションを実施し、上昇気流を作っていきます。


5 チームの状況 ~愛されて勝つクラブへ~

多くの選手が2022シーズンもアスルの一員として戦い抜くことを選択してくれました。先日1月18日にチーム練習が始まりましたが、本クラウドファンディングから始まる新たなステージへの挑戦にチームの士気は今までにないほど高まっています。クラブの節目となる2022シーズンこそみなさまと勝利を分かち合う日々とするため選手は一丸となっています。

チームの顔となるベテラン選手の統率力、2年目3年目となり主力となっていく選手、そして新加入選手のチャレンジなど一人ひとりのプレーにご注目ください。クラブビジョンのもと戦ってくれる選手たちのはクラブの財産です。

今年以降数年でのJ3上位定着、J2を狙えるチーム力としていくため、ワンプレーにもクラブの思いを体現していく選手によるチームビルディングを継続します。


6 リターンのご紹介 ~見に来てホームゲーム!~

各リターンメニューにはご提供をアスルクラロ沼津ホームゲーム会場とするものがあります。Jリーグクラブの核でありすべての発信地となるホームゲームに少しでも多くの方にお越しいただき、直接お手渡しをしたいと考えています。

リターンは基本の3点セットをベースに金額に応じ希少なものとなります。

ホームゲームの観戦前後は、ぜひ美しい沼津のまち・自然・食をお楽しみください。感染症対策を守りながらも、皆様の観る・体感する・周遊する、がまちの力になります。

観光・見どころ情報は沼津市ホームページ「観光ポータル」をご覧ください。

なお、参加権利等リターンメニューの一部は新型コロナウイルス感染症拡大の状況などによっては代替品とせざるを得ない可能性があります。この場合は事前のご連絡を徹底し、その上での対応とさせていただきます。

ラブライブ!サンシャイン‼︎ 本クラウドファンディング限定コラボグッズがリターンに登場

詳しくはリターン個別メニューをご覧ください!

7 資金の使い道・実施スケジュール

集めた支援金は本クラウドファンディングサイト・キャンプファイヤー手数料を除く全額を愛鷹競技場の照明改修費に充てさせていただきます。
また、本クラウドファンディングのみでは改修費1億円には不足する見込みですので、これを契機に大きな流れを作り、法人様からの沼津市企業版ふるさと納税などあらゆるご支援を合わせて照明改修を実現します。

支援金が改修費を上回った場合は、コロナ禍により厳しい状況の続いているトップチーム運営費に充てさせていただきます。

沼津市企業版ふるさと納税については沼津市ホームページをご覧ください。


8 本当にやるべきこと・やりたいこと ~並行作戦~

本クラウドファンディングやその他のご支援金はまず直近の照明改修に充てさせていただくものですが、一方で、「今回のピンチをしのげればいい」という考えでは、また、「静岡県東部からJリーグの灯をなくすな」というスローガンだけでは、事業体として早晩立ち行かなくなるのは明らかです。

Jリーグという素晴らしい、あらゆる可能性を秘めた現在の立場を活用しながら、今後の地域に真に必要とされる事業展開を行っていきたいと考えています。正解があるわけではありませんが、本クラウドファンディングの終盤、3月にはアクションマップを公開したいと考えています。

以下は事業案として実現したいと考えているものです。これから枠組みを構築していくため実施の確約されたものではありませんが、チームの思いのこもったワンプレーによる得点・勝利と同じく、小さくても一つ一つの事業実現こそがワクワク感とクラブアイデンティティの拡大につながります。この危機を乗り越えた先を見据え、前進してまいります。

【企業と人材マッチング機会】… 大都市部とは異なる人材獲得の難しさに対しクラブの持つ法人様ネットワークやクラブ固有のリソースを生かしたい

【育成クラブとしての選手パラレルキャリア形成の取組み】…JFL選手や大学経由選手にキャリア形成面で魅力的なクラブとなり、同時にセカンドキャリアとしての活躍の舞台に静岡県東部が選ばれる循環を作りたい


9 最後に ~生き残りから飛躍へ~

2021シーズンの最終戦となった12月5日ホームゲームは、目の前でいわてグルージャ盛岡様が昇格を決めた試合となりました。試合終了後、アスルクラロ沼津・菅井キャプテンはチームを代表し「勝って愛されるクラブではなく地域から愛されて勝つクラブを目指しています。選手はもっと地域を愛し、地域のためにやっていく、これがライセンスと昇格につながると信じてがんばっていく」と思いを言葉にしました。

選手はいつだって「全力アスル!」のもとひたむきに戦い走ってきました。30年後に「やっぱりアスルがあってよかった」と言われる未来を確信し、クラブは新たなステージに挑戦します。

これからは大都市圏ではない地方だからこそ存在している地域の力を結集し、魅力ある地域を作っていく時代になります。そこには共有する・連帯するための「夢」が必要です。我々は地域みんなの夢を背負う存在でありたい。私たちは現実を見据えながらも決してあきらめません。

このクラウドファンディングはクラブの変化・進化の第一歩です。停滞を打ち破る始動です。ワクワクする変化を進化につなげていきます。愛されて勝つクラブへ向け、信じる未来へ向け、クラブエンブレムに恥じぬよう、アスルは総力を挙げ、明るく前向きに全力で進んでいきます。ご支援お待ちしています!


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2023/10/27 14:31

    アスルクラロ沼津 愛鷹競技場照明改修クラウドファンディング支援者各位 日に日に寒い日も増えて参りましたが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。さて、先日10月24日、公益社団法人日本プロサッカーリーグより、2024シーズンライセンス判定結果について発表があり、弊クラブに対してはJ2ク...

  • 2022/03/27 09:31

    この度は本プロジェクトへご賛同、ご支援をいただき、本当にありがとうございます。本プロジェクトのリターンについては、期間終了後に集計を行い、参加型のものも含め 5月にリターンを開始できるよう準備を進めておりましたが、写真撮影やキックインセレモニー、スペシャルマッチなどに時期のご説明がありませんで...

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