▼はじめに

2015年時点で、世界では、安全に管理された水を使用できない人が21億人に上り、汚れた水を主原因とする下痢で命を落とす乳幼児は年間30万人以上と言われています。(ユニセフとWHOの共同監査プログラム報告書『衛生施設と飲料水の前進』より)。

さらに、安全な水を飲めないために、頻繁に体調を崩す人がとても沢山います。本人は勿論、看病など家族の負担も想像以上に大きく、更に高額な医療費は家庭を崩壊させるともいわれます。集落にとっても、多くの労働力を奪い、金銭的負担も大きいなど、経済的な自立を妨げます。

納豆のネバネバ成分を使用したポリグルの水質浄化剤は、そんな汚れた水を低コストで安全な水に変えることができます。最貧国と言われるバングラデシュやソマリア、そしてタンザニア、エチオピア、ケニア、タイなど、ポリグルは世界各国で500万人以上の人たちに安全な水を供給しています。

 > カンブリア宮殿(TV東京)でご紹介いただきました。

またポリグルが安全な水を供給し始めた地域では下痢が大幅に減り、生活が一変するといわれています。

 > 国連の国際移住機関(IOM)のレポートをご覧ください

ですが、私たちの活動はまだまだ小さく、世界には膨大な人たちが安全な水を飲むことができない人が沢山います。もっと多くの人々に安全な水を提供するためには、まず給水場を設置することが必要です。

▼このプロジェクトで実現したいこと

ポリグルの水質浄化剤を使う給水場は、例えば3000世帯向けで200万円弱で開設でき(地域や地形等によって異なります)、多くの集落が設置しています。しかし、辺境の貧しい集落にとっては、この初期費用はまだまだ高額です。

皆様のご支援で、給水場の開設費用を援助できれば、この初期費用を負担できなかったより貧しい地域の人々にも、安全な水を届けることができます。

ご支援金は、そうした給水場の開設費用の援助など有意義に活用させていただきます。是非、ご協力をお願いします。

▼給水場について

給水場を開設するときは、まず住民集会を開いて説明しています。はじめて浄化された水を飲むと、これまで濁った水しか飲んだことがない子どもたちは、「味がない」と、びっくりします。

ポリグルの給水場開設は、1週間ほどで完成します。これはメンテナンスでも同じで、現地の皆様が自分たちでメンテナンスしています。この簡単さが、こうした地域でたくさん使われている理由の一つです。

 > 給水場についてはこちらもご参考ください。

完成式典の様子

住民の皆様が踊りや歌をプレゼントしてくれました(タンザニア)。

勿論、水という大切な生活インフラですから、自ら水質検査を行っていますし、現地政府とも密接に連携し定期的な検査も受けています。

それでも、これまで色々なことがありました。ポンプは勿論、蛇口一つまで盗まれたことも、夜、給水場が襲撃され銃弾を浴びたところもあります。そうした時でも住民の皆様は、自分たちで穴を防いだり、寝ずの番をしたり…給水場を守って続けてくれています。

▼水質浄化剤について

ポリグルの水質浄化剤の特徴は、食品由来の製品で安全性が高く取り扱いも簡単、価格も安い点にあります。また凝集速度が速く、多くの水を確保できますし、現地にある資材を使って簡単に給水設備を建設することができます。

 > 水質浄化剤の詳細はこちらをご覧ください。

▼ポリグルは多くの雇用も生み出します

ポリグルは、一家族が一ヶ月に必要とする安全な水600リットルを2ドルで供給しています。つまり、ビジネスであり、ソマリアやバングラデシュなど最貧国といわれる国々の人々がポリグルのお客様です。

水質浄化剤を届けたり、水の指導を行ったり、代金の回収を行うポリグルレディ、ポリグルボーイは1000名を超え、日本人では届けることができないような地域でも活動し、更に他国に赴き技術指導を行うものもいます。そんなポリグルレディの一人、ニルファ・ヤスミンさんの活躍を安倍首相が国連総会で取り上げてくださいました。ニルファさんは、バングラデシュの若い女性で、2児の母です。「いつかお医者さんに」という夢を、貧しさからあきらめた彼女はいま、「水のお医者さんになった」と、誇らしげに話します。

▼給水場は現代のオアシスとなっています

給水場ができると、給水事業は勿論、水汲み、配送の仕事や食堂、売店などの仕事も生まれ、市場ができ、町へと発展します。給水場が町を生み出すのです。ビジネスだからこそ、こうした持続可能性、自主的発展性があります。

一年ほど経つと何もなかった場所に250を超えるお店が立ち並んでいました。

またポリグルは難民問題にも貢献しています。日本政府は勿論、国連機関や国際NGOなどからの要請も多くいただき、ミャンマーの少数民族ロヒンギャ難民のキャンプでの給水にも協力しています。

 > パリ、博覧会国際事務局(BIE)総会での万博誘致の日本政府のプレゼンテーション(3.1のオープニング映像をご覧ください:動画)で、ロヒンギャ難民キャンプの支援の様子を取り上げていただいています。

ポリグルは、大阪の小さな中小企業ですが、世界の最前線で水問題にビジネスとして取り組み、成果を上げてきました。しかし、世界が抱える水問題はとても大きく深刻で、援助とビジネスがともにそれぞれの役割を果たしていくことが必要です。私たちは、まだまだ力不足です。次の大きな一歩を踏み出すために、是非、ご協力ください。

 

▼学生サポーターについて

このクラウドファンディングは、ポリグルと、学生サポーターが協力して行っています。学生サポーターは順次現地を訪れてポリグルの活動に参加、そして、その体験を生の声で伝えていく予定です(渡航地域は安全性を十分考慮し選定します)。
※ ご支援いただいた資金の一部で学生の渡航も援助させていただきます。

ポリグルでは、学生の活動をとても大切に考えています。水問題、貧困問題はとても深刻で、大規模かつ根が深い問題です。その解決には長い時間が必要でしょう。だからこそ、今、実際に現地を目にし、活動を経験した学生を一人でも多く、社会に送り出していきたいと思っています。

また学生の柔軟な発想、行動力はとても貴重です。実際、タンザニアでは高校生たちが「私たちが世界の水問題を解決する」と、ポリグルの仕組みを活用し、小規模集落を中心に大きな成果を上げてきています。

 

▼リターンについて
> メールレポートコース:1口 500円(何口でも可)

=メールレポート+限定ビデオ動画配信

※ 500円は給水場開設費用の約1世帯分です。 

1.活動を記したメールレポートを差し上げます。

2.限定ビデオ動画をご覧いただけます。

> 感謝状コース:1口 3,000円(何口でも可)

  =感謝状+メールレポート+限定ビデオ動画配信

  ※ 3,000円は給水場開設費用の約5世帯分です。 

1.フォトカード感謝状をお送りします。

2.活動を記したメールレポートを差し上げます。

3.限定ビデオ動画をご覧いただけます。

> 記名コース:1口 10,000円(何口でも可)

  =給水設備に支援者の名前入れ+メールレポート+限定ビデオ動画配信

  ※ 10,000円は給水場開設費用の約15世帯分です。

1.給水設備にお名前を記名します。(サイズ小)
  * 給水設備に支援者一覧シール等で貼り付け、写真(デジタル)をお送り致します。
    (その後のシールのメンテナンス等は事業の性質上ご容赦下さい)
  * 法人名やペンネーム等の記載も可能です。
    (現地の宗教や慣習などにより、ご希望に添えないケースもございます)
  * 10口以上お申込みいただいた場合、大きいサイズの文字での記載も可能です。

2.活動を記したメールレポートを差し上げます。

3.限定ビデオ動画をご覧いただけます。

> 水質浄化剤コース:1口 10,000円(何口でも可)

  =水質浄化剤+メールレポート+限定ビデオ動画配信 

  ※ 10,000円は給水場開設費用の約15世帯分です。

1.水質浄化剤(粉末80g×3袋)をお送りします。100gで1トンの水の浄化が可能です。
  自由研究等にも活用いただけます。 ※未開封時3年間保存可能

2.活動を記したメールレポートを差し上げます。

3.限定ビデオ動画をご覧いただけます。

 

※ ポリグルはBtoBの小さな会社ですので、皆様からのご質問等に十分にお答えする体制がございません。その点、ご了承ください。

 

▼報告会について

なお、後日、活動の様子をお伝えする報告会(東京・大阪:事前申込制)を開催致します。日程は改めてご通知致します(報告会はリターンではございませんのでご注意ください)。

参加費

ご支援頂いた皆様:大人3000円・子供1500円
一口につき大人1名までご参加いただけます。
大人一人につき、お子様(6歳以上)2名までご同伴可能です。

通常料金:大人6000円・子供3000円
大人一人につき、お子様(6歳以上)2名までご同伴可能です。

 

▼会社概要

POLY-GLU SOCIAL BUSINESS 株式会社
〒540-0026 大阪府大阪市中央区内本町2-1-19
ポリグルグループCEO 小田 兼利 

TV東京 カンブリア宮殿”座右の銘”
TEDx Seeds 「きれいな水を飲む」

 

 

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください