◆ご挨拶

初めまして。フリーランスで映像などの撮影をしています、松浦と申します。
私は子どものころから写真やビデオでの撮影が好きで、映像関係の仕事に就職しました。
職場での生放送などの経験を活かし、現在は地域のイベントなどをインターネットで生配信をしたり、記録映像の撮影などを行っています。


◆日本の灯台について

海上保安庁によると日本には大小合わせて3000基以上もの【灯台】が全国に設置されています。
その中には登れる灯台(参観灯台)もいくつかあり、その数は日本中に16基あります。
見方を変えると「16基しか」ありません。

灯台の光は船の航路を示すために非常に重要な役割を持っており、ただ明かりを灯している訳ではなく1基ごとに点滅の仕方が違います。
灯台ごとに違う光り方をすることで、航海士は見ただけでどこの灯台かが分かる様になっています。

兵庫県にある余部埼灯台は、なんと44Kmも先まで光が届きます!
この航路標識である灯台が無ければ外国船も入港できずに座礁してしまう危険があります。

灯台は海上を照らすために建てられているので海岸にあると思われがちですが、遠くまで光を届けるために高いところに設置されていることが多いです。
そのため灯台に行くために丘を登ったりすることもよくあります。

日本で一番古い洋式灯台は明治2年1月1日に初点灯した、神奈川県にある観音埼灯台です。
その後、周囲をぐるりと海に囲まれている島国日本には灯台がいくつも建てられ、現在の3125基になりました。

(三重県・大王埼灯台)

(愛知県・野間埼灯台の星空グルグル)



◆灯台と星空撮影プロジェクトについて

灯台は夜に点灯し光を放つので、星空と一緒に眺めていると幻想的な気分になります。
波の音を聞きながら灯台の放つ光と夏の天の川を眺めていると、時間を忘れてしまいすぐに朝がやって来るような気がします。
暗い夜空には流れ星や人工衛星がいくつも見られ、写真にも写り込むことがあります!
昼間には青空の中に優雅にそびえ立つ姿を見ることができるので、癒され写真も撮れるといいですね。

(三重県・大王埼灯台)

私のプロジェクトでは、昼間の白い灯台・夕日に照らされたオレンジ色の灯台・
夜になり光を放ち航路標識となった灯台・その灯台とともに眺める満天の星空(天の川)を連続撮影し、タイムラプスという方法で動画制作をしています。

(愛知県・野間埼灯台のタイムラプス。天の川が見れなかったのが残念です。)

カメラ1台で定点撮影をしたタイムラプス映像はとは違い、
私の撮影方法はカメラを複数台使用し夕暮れから翌日の朝までを連続して撮影します。
それを編集し1つの映像として完成させています。


◆灯台と星空プロジェクトをやろうと思った理由

明治時代以前より航路標識として利用されてきた灯台ですが、近年ではGPSにその立場を受け渡しています。
そのため今後大型の灯台が新規に建設されることはまずありません。
現存する灯台が寿命を迎えたら取り壊されて終わってしまうかもしれません。

建設されて100年近くになる灯台の魅力を、現存するうちに映像や写真で残したいと思い、インターバル撮影と言う手法でタイムラプス映像を制作することにしました。
海・星空・灯台と言う幻想的な映像をお届けしたいと思います。愛知県・伊良湖岬灯台と天の川


◆演劇集団Cブレンド 相原千景さんとのコラボ企画も検討中!

灯台とのコラボ撮影は、なかなか難しい撮影になります。
遠方への撮影ロケのためスケジュール調整もあり、しかもかなり狭い条件で天候に恵まれる必要があります。
タイムラプス撮影のため雲が切れた一瞬を狙って撮影するというわけにもいきません。
技術的にも難しく現時点ではハードルの高いコラボ撮影ですが、皆様のご支援によって実現できるかもしれません。今後に向けて皆様のご支援を賜りましたら幸いです。


モデルの相原さんとコラボし【灯台とのポートレート写真】テスト撮影の1コマです。


◆これまでの灯台撮影活動について

灯台と星空撮影は簡単そうに見えて簡単ではありません。
明るい灯台と暗い星空を同時に撮影するには経験とテクニックが必要です。
朝までインターバル撮影をするため、途中でカメラを移動させたり撮影を止める事は出来ません。
一晩の星の動きを先読みし、最初にどこにカメラを向けるのか、構図決定が重要になってきます。

それに加え複数台のカメラでインターバル撮影をするとなると難易度はかなり高くなります。
カメラにもそれぞれ癖があり特徴を理解してあげることが大切です。
何度もテスト撮影を繰り返しやっと形にできるようになりました。
これはまだテスト撮影中の【伊良湖岬灯台】のタイムラプス映像です。
試行錯誤しましたが天の川も写すことが出来ました。


◆撮影当日の流れ

1日目の昼頃に現地に到着し撮影ポイントの下見をします。
夕方までにポジションを決め撮影を開始し、夕日 → 夜景 → 星空 → 深夜 → 翌朝の日の出までを撮影。
昼ごろまで仮眠などをして次の現場へ向かう、というスケジュールになります。


◆資金の使い道

1.撮影に掛かる費用に使用させて頂きます。
2.撮影中は機材の面倒を見ながら徹夜になるため、アルバイトを雇います。
3.星空の撮影は天候に左右されますので、現地での活動費等に使用させて頂きます。
4.その他、撮影・編集の必要経費として大切に使用させて頂きます。
5.CAMPFIREの手数料やリターンに使用させて頂きます。

◆内訳(潮岬灯台という撮影条件)

1.撮影運用費   10万円
2.機材設備費   5万円
3.広告宣伝費   5万円
4.CAMPFIREの手数料・リターン品等   10万円


◆リターンについて

【灯台と星空】を撮影したグッズを複数用意いたしました

※ご注意
1.各灯台、撮影できるアングルや構図は様々です。
2.印刷をすると星空は潰れて見えなくなる可能性があります。
3.どんなデザインが届くかは指定できません。
4.DVDは星空が潰れて見えなくなる可能性があります。ブルーレイはHDの高画質で見る事が出来ます。
5.作成した映像はYouTubeにも公開する予定です。
6.映像や写真の二次利用は禁止します。
7.一度映像内に入れたクレジット、お名前、社名などは後から削除できません。ご理解ください。


◆実施スケジュール(天候などにより前後することもあります)

2022年5月頃  プロジェクト終了
  5月~6月  撮影・編集予定
  7月~8月  リターン品発送予定


◆最後に

日本中にある登れる灯台(参観灯台)16基全ての撮影と、代表的な灯台100基の撮影を目指します!
今後も応援よろしくお願いいたします。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2022/09/05 08:21

    夏休みが終わろうとする8月の末に撮影に行く事ができました。月が明るくないタイミングで晴れの日を狙ってチャレンジしました。深夜過ぎから明け方にかけて雲が出てきてしまいましたが天の川の撮影は成功しました。ただ今絶賛編集中です!

  • 2022/08/20 17:37

    ご支援いただきました皆様へご連絡です。今年は梅雨明けが非常に早く、仕事との兼ね合いもありまだ撮影に行けておりません。8月に入ってからは撮影に行くため仕事をセーブしていたものの、天候不順であったり晴れていても満月であったりで、まだ撮影に行けておりません。予備日含め2日間くらい晴天であり、満天の星...

  • 2022/04/21 09:43

    本命のタイムラプス動画が完成いたしました!なんとか間に合ってよかったです。これが無いと趣旨に合いませんからね!撮影は徹夜で18時間。編集は集中してやって2週間強かかってしまいます。和歌山県、潮岬灯台までは遠いです。撮影を続けていくにつれまだまだ遠くへ行くことになります。皆さまのご支援で助かって...

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