日本初!闘牛場でのオペラ「カルメン」の公演

キャンプファイヤー ふるさと納税のバッヂ

1 【やること】日本で初めて、世界でも類を見ない「本物の闘牛場」で行う野外オペラ公演です!  闘牛場が舞台となるオペラ「カルメン」。そして闘牛のまち小千谷。当地だからこそ成しえる異文化のコラボレーションです。2 【きっかけ】平成30年4月に行なった「市民オペラ」を契機に、大人数で創り上げる総合芸術オペラの意義・必要性を強く感じたことにあります。3 【もくてき】この公演はただ見る・聴くものではなく、皆さんの応援によって創られるものです。  公演にいたるまでのプロセスで市民・地域が力...

現在の支援総額
2,285,000円
支援者数
189人
募集終了まで残り
終了

現在57%/ 目標金額4,000,000円

57%
このプロジェクトはふるさと納税ポータルサイト「さとふる」に掲載されている、CAMPFIREがサポートしたプロジェクトです

※このプロジェクトの決済は、さとふるへ移動します。

このプロジェクトは、All-In方式です。
目標金額に関わらず、2022/03/22 23:59:00までに集まった金額がファンディングされます。

このプロジェクトは、2022-01-19に募集を開始し、189人の支援により2,285,000円の資金を集め、2022-03-22に募集を終了しました

プロジェクト本文

実施理由/背景

オペラと闘牛! 文化の力でまちを元気に!!

【歴史にまつわる背景】
新潟県小千谷市は国指定重要無形民俗文化財「牛の角突きの習俗」という闘牛の文化を守り育む地域です。この文化は人や牛が戦いあう西洋の闘牛とは異なり、勝ち負けがつく前に引き分けで終わらせるという伝統があります。これは牛の気持ちを尊重したもので、地域の人々は家族のように愛情をかけ牛を育て、闘牛の晴れの舞台で家族の一員である牛を見守るのです。ここにこの地域特有のやさしさや人間性、そして牛とともに創りあげる文化を守る心を感じます。この舞台こそが今回公演を行う闘牛場なのです。私たちは闘牛とともに、この背景を新たに生まれるこのプロジェクトの可能性とともに、継承していく必要があります。
【音楽にまつわる背景】
きっかけは平成30年4月に行なった「市民オペラ」を契機に、大人数で創り上げる総合芸術オペラの意義・必要性を強く感じたことにあります。当時、この市民オペラを考案・実施した小千谷市出身のオペラ歌手 品田広希が音楽の力で、「地域を元気にしたい」という熱い思いと当時の参加者の思いが結実することで、このプロジェクトを実施することにいたりました。

プロジェクト内容説明

まちを元気にするための3つの要素

第1の要素は「プロの演出家、第一線で活躍するアーティストによる市民への指導・交流」です。
市民オペラ合唱団は、市民に参加を募りました。20代~80代の約40名が参加を決意し、その他児童合唱団として、未就学児~中学生の子どもたちが、一生懸命に練習しています。プロからの指導をいただきながら共に1つの公演を作り上げることで、市民の芸術文化活動への意識の醸成も可能だと考えています。

第2の要素は「地域と協力しての運営」です。
小千谷市東山地区の住民が地域の宝としている「闘牛場」を使わせてもらい、地域の皆さんと一緒に公演を作り上げていくことが大切だと考えています。東山地区を中心とした小千谷市全体で関わり、刺激しあって元気な地域づくりのお役に立てれば幸いです。会場でのおもてなしや舞台の演出など様々な面で関わり合って、地域と一緒に公演を成功させていきたいと考えています。

第3の要素は「情報発信」です。
日本国内において闘牛場でオペラを行うことは初めてであり、関わりをもつ市民も初めての挑戦です。このことを広く皆さんから知っていただき、ご支援をいただきながら公演を成功させ、地域文化の火種として灯していきたいと考えております。皆さんからの応援が励みになります。

・開催年月日/令和4年5月14日(土)
・会場/小千谷闘牛場(雨天時/小千谷市総合体育館)
・【出演者】
指揮:河原忠之さん、コンサートマスター:風岡優さん、演出:飯塚励生さん、舞台監督:幸泉浩司さん、公演監督:品田広希
出演:清水華澄さん(カルメン役)、村上敏明さん(ドン・ジョゼ役)、盛田麻央さん(ミカエラ役)、ほか、松中哲平さん、宮本史利さん、高柳圭さん、関萌子さん、実川裕紀さん、竹内利樹さん、品田広希などを予定。

目指すところ

芸術の力で文化を世界に発信!!

■芸術文化の総合体であるオペラ。地域固有の歴史文化である闘牛。この二つを融合することで小千谷、そして日本の魅力を世界へ発信!!
『ひと』×『こと』×『もの』=『魅力』
1 『ひと』
   国指定重要無形民俗文化財である「牛の角突き」、その守り手の思い、音楽を愛する市民
   の思い、まちに住み、愛し、誇りを持つ市民の思い。この一人一人の思いを小千谷の文化
   として広く発信し、対外的にPRすることで交流人口の増加につなげたいです。

2 『こと』
   特異な環境でオペラを実施することにより、日本全国で新たな芸術文化活動、イベントの
   可能性を広げるきっかけとなります。
   今後も継続してそれぞれに工夫したイベントを開催することで、市民の音楽活動をはじめ
   とした芸術文化の普及促進につながります。

3 『もの』
   ひと・ことがつながることで、新たな文化や産業などのものを創り出す力になることを期待しています。
   豊かな芸術の輪が広がり、感染症による不安から失いかけ、必要性すらも忘れかけてしまった笑顔や活気を取り戻すきっかけとしたいです。

   ★ご支援くださる方の思い、お気持ちを形にし、地域や芸術文化を愛する人、そして多くの子どもたちの感性が育まれることを願っています。

寄付の使い道

夜間に通常の音楽ホールとは異なる闘牛場でオペラ公演を行なうため、音響や照明機器、字幕スクリーンなどの舞台費、仮設トイレの設置、お客様のシャトルバスによる送迎費、会場周辺安全対策費用の一部に充てさせていただきます。

プロジェクト関係者からのメッセージ

指揮 河原 忠之(かわはら ただゆき)先生

少し堅苦しい話になりますが、良くも悪くも世の中がどんどん変わってきています。
プラス面としては「利便性の追求」です。情報を入手することが戦後の日本で追及され、その結果、便利な世の中になりました。
マイナス面としては「浅い」ということです。スマートフォンなどで検索すると一発で情報が手に入りますが、わかったつもりになっているだけで、身体には残りません。
そう考えると、音楽をすることは利便性追求社会とは逆行していることだと思います。
音楽の良さを表現するときに「立ち戻る」という言い方を僕はよくしますが、時間をかけすぐに結論を出さないことの意味を見出すということです。その点でオペラはいい例です。小さいことを積み重ね、苦労の末本番を迎えれば、自分に返ってくるものは必ずあります。この返ってくるということが今の世の中に足りないことだと僕は考えています。
ぜひ公演を観て、時間をかけて物事を考えること、行うことの意味を今一度考えていただきたいです。また、手放しで聞いて感動したり、泣いたり、笑ったりできることが、コロナで閉鎖的になった社会の中でいかに幸せなことなのかを実感して欲しいと思っています。
ご支援をよろしくお願いいたします。

演出 飯塚 励生(いいづか れお)先生

「オペラ」という言葉はラテン語で「仕事」という意味です。今回のオペラは小千谷市民による合唱団やスタッフなど地域のコミュニティーが力をあわせて仕事をし、作りあげていくものです。オペラは演者と裏方からなる総合芸術であり、携わる誰一人が欠けても成り立ちません。私自身祖母が長岡生まれというルーツをもち、地域のコミュニティーの一員である自覚があります。だからこそ小千谷市の皆さんとともに仕事をすることを非常に楽しみにしています!
一緒に素晴らしいオペラを作りあげ、オペラの文化を広めていきたいと思っています。
ぜひご支援をよろしくお願いいたします。

出演者 関 萌子(せき もえこ)さん (小千谷市出身)

フラスキータ役の関萌子です。私の闘牛の思い出といえば、2004年の中越大震災で近所の人たちと避難所の公園にいた時のことです。空を見上げると、なんと一頭の闘牛がヘリコプターに吊るされて飛んでいくではありませんか!孤立してしまった闘牛たちを安全な場所へ避難させていたようです。
オペラ「カルメン」の舞台であるスペインの闘牛は牛対人ですが、小千谷の闘牛では牛対牛が激しく角突きをします。その力強さは、震災を乗り越え大雪に耐え抜く小千谷の人々と重なります。
小千谷市民が挑む、闘牛場オペラ「カルメン」にご支援賜りますようお願い申し上げます。

小千谷コミュニティーオペラ合唱団 永見 街子(ながみ まちこ)さん

カルメンの楽譜を頂いた時に前回の市民オペラの感激が甦りました。再びプロの方や合唱団の方とオペラができることが嬉しいです。今回はフランス語で不安でしたが、合唱練習を重ねて有名な曲を歌えるようになったのは大きな喜びです。伝統ある闘牛場の舞台で歌うことにワクワクしています。
大変な時代だからこそ小千谷の魅力がいっぱいの市民オペラ「カルメン」が、勇気や希望となるように気持ちを込めて精一杯声を響かせたいです。

小千谷コミュニティーオペラ児童合唱団 柳田 純直(やなぎだ すなお)さん

オペラとかにチャレンジするのは初めてだけど、「歌」という自分のやりたいことができると思ったので、参加してみたいと思いました。歌うことが好きなので、たくさん歌える練習はとても楽しいです。だけど、歌詞がフランス語だから覚えるのがすごく大変でした。
練習は大変だけど、みんなで一生懸命練習しています。ぜひたくさんの人に見てほしいです。

自治体からのメッセージ

平成16年の中越大震災で大きな被害を受けた小千谷市東山地区では、国指定重要無形民俗文化財「牛の角突き」が地域の伝統として残っています。震災から17年がたち、整備した小千谷闘牛場では、毎年、多くの皆さんから牛の角突きを観覧いただくまでになりました。
ある年の牛の角突きの会場で、小千谷市出身のオペラ歌手である品田広希さんとお会いし、「新しくなった闘牛場で何かできませんか」とお話をしたところ、「闘牛場であれば、オペラ カルメン」と話したのがきっかけとなり今回の公演になりました。日本国内では、闘牛場でオペラを公演した記録はなく、この日本で初めての挑戦に地元東山地区や小千谷闘牛振興協議会の皆さんからご協力をいただき行います。
品田広希さんをはじめ、指揮者の河原忠之先生や演出家の飯塚励生先生、そして、市民合唱団が当日の公演に向け、準備を進めております。
「闘牛場でのオペラ」という日本初の挑戦に、どうぞ温かいご支援をよろしくお願いいたします。

小千谷市長 大塚昇一

事業スケジュール

平成31年4月:オペラ「カルメン」小千谷公演事業の決定
令和2年2月:プレスリリース。その後、新型コロナウイルス感染拡大により、実施時期を「令和4年5月14日」へ延期
令和3年5月:延期していたオペラ「カルメン」プレス公表。その後、市民合唱団練習開始。関係者会議により連携開始
令和3年11月:企業等の協賛金募集開始
令和4年1月:クラウドファンデイング開始
令和4年2月:チケット販売開始
令和4年5月14日:オペラ「カルメン」公演

【寄付に関する注意事項】
目標金額に到達しなかった場合の寄付金の返還はございません。
目標金額に到達しなかった場合、お預かりした寄付金は自治体内で使い道を検討し、自治体が取り組む各種の事業に活用させていただきます。
目標金額を超過した寄付金の取扱いについては、各自治体の判断となります。
また、クラウドファンディングの目標金額到達前に、自治体またはさとふるの判断により、寄付の受付を停止する場合があります。あらかじめご了承ください。
お礼品をお受け取りいただける金額以上の寄付であり、且つ、お受け取り辞退のご希望がない場合は、目標金額到達の如何を問わずお礼品をお受け取りいただけます。
サイト上で表示される寄付金額の数値は、入金が確認できた寄付金の合計となりますため、即時反映されるものではないことをご了承ください。
受付終了後に入金が確認できたものについては、受付終了後に数字を更新いたします。

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