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はじめまして!方言伝言ゲームプロジェクトです。この度は閲覧いただきありがとうございます!

このボードゲームの企画・デザイン・プロトタイプ制作など全般を行っているかいえだと申します。


今回制作したボードゲームに触れてもらうことで、北九州弁を全国的に知ってもらいたいと考えています。

このプロジェクトが成功した後には北九州弁のみならず、津軽弁や関西弁など他の方言でも展開して「方言」を広めていきたいです!!




このプロジェクトのきっかけは大学の卒業研究です。

福岡県北九州市から上京した私は方言が通じないことに非常にショックでした。

例えば、「この書類なおしとって〜(元に戻しておいて〜)」「そのリュック良いやん!試しにからってみたら?(背負ってみたら?)」のように北九州弁の語を含む言葉を投げかけると聞き返されることが多いのです...

この会話から発生するストレスをどうにか解消できないか?と考え、北九州弁話者が「方言を使うこと」と「知ってもらうこと」を両立させることを目標としました。



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以下に論文の調査で得られた知見を記述するので、堅苦しい文章がイヤダ‼︎な方は「内容物」まで読み飛ばしてください!(大学の発表で使用したスライドを流用しています)

先行研究の調査


この論文を一言で言うと、20歳以上の男女約1万人に調査した全国の方言意識調査です。


この調査での質問内容は以下の通りです。

この調査結果から、このプロジェクトに関係があるものだけピックアップします。


1つ目は「生育地の方言が好きか共通語が好きか」の質問に対しての結果です。

赤で線を引いているのは、「生育地方言が好き」と回答した割合が最も多かった近畿(61.5%)、次いで九州(59.5%)の部分です。


近畿(大阪や京都など)が生育地の方言が好きなのはなんとなく理解できます。

ここで驚きだったのは、2番目が九州だったことです!



2つ目は「共通語と方言を使い分けるか」です。

緑で示している部分は「方言を使い分けている」と回答した近畿と九州です。

なんと「方言を使い分けている」と回答した割合が最も多かったのは九州だったのです!

先程「生育地方言が好き」の質問でトップだった近畿は7番目でした。


以上の2つから「九州の人間は生育地の方言が好きではあるけど、共通語と使い分ける傾向がある」ことがわかります。



その原因まではこの先行研究では言及されていませんが、私は方言が伝わらず、聞き返されることから共通語と使い分けているのではないか」と考えています。




以上が、論文の調査です!これらを元に制作物を作成しました。

このほかにも参考文献はあるのですが今回は省略します。


引用:
①田中ゆかり・林直樹・前田忠彦・相澤正夫(2016).1 万人調査からみた最新の方言・共通語意識 :「2015 年全国方言意識Web調査」の報告,国立国語研究所論集, 国立国語研究所


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いっちょもわからんに含まれている内容物は以下の通りになります!


カード4種類

場所カード:日本全国の観光名所が書かれたカード。この中から1ヶ所が「お題」になります。

数字カード:1から8までの数字が書かれたカード。「お題」を決めるために使用します。

状態カード:観光名所を形容している語が書かれたカード。「お題」を伝言するために使用します。

語尾カード:語尾と効果が書かれたカード。効果を使用することでゲームを有利に進めることができます。

プレイマット2枚

遊び方説明書2枚

共通語と北九州弁、それぞれの語で書かれたものがあります。(画像は「どうやって認知させるのか?」の最後で掲載します!)



※現在改良しているので、リターン品は上画像とは異なる場合があります。




ここでは「いっちょもわからん」のルール説明を行います!

ゲームの大まかな流れは以下の4つになります。


1.ゲーム内でのお題・親を決める

2.親と伝達者は決められた「お題」を状態カードを使って伝言する

3.語尾カードに書かれた効果を使いゲームを有利に進める

4.回答者は状態カードを受け取って「お題」を当てる



1.では、このゲームの親を任意に決めます。

その後、場所カードを4-8枚プレイマット上に置き(枚数が増えるほど難化)、数字カードの山札からランダムに1枚引きます。プレイマット上に対応している場所カードが今回の「お題」になります。

以下の画像の場合、赤の親が数字カードの「1」を引いたので、「浅草寺」がお題になります。


2.では、このゲームの醍醐味である伝言を行います。

状態カードの山札から5枚引くことからゲームは開始します。

先程決まったお題(浅草寺)を伝言できそうな状態カードを選択し、次の人へ渡します。

以下の手札の場合は「いっちゃん日本を感じる」を選択したとします。


このように、お題に近しい状態カードを次の人に渡していき、伝言を進めます。



3.では、伝達者に手番が回ってくるたびに行うことができます。

例えば、語尾カード「じゃん」を引いた場合、効果は以下のようになります。

『状態カードの山札から4枚引いて、その中から1枚だけ選び他の3枚は戻す』


この効果で、手札の状態カードの枚数を増やし、伝言するための選択肢を増やすことができます。



4.では、回答者が「お題」がどこなのか答えます。

回答者は、最後の伝達者から受け取った状態カード・伝達者が使用して得られたヒントなどを元に、回答します。

以上、ざっくりと説明しました〜!いかがでしたでしょうか?雰囲気だけでも伝われば幸いです!


詳細なルールは以下の遊び方説明書をご覧ください!


共通語.ver



北九州弁.ver




目標金額:¥250,000


CAMPFIREへの手数料17%:¥42,500

本作品の印刷費用(100ロット):約¥180,000

発送費用:約¥20,000


目標金額を超えた場合はリターン品の品質が向上します!

具体的には、カードの厚みが増し(標準→厚口)、カードと化粧箱の加工が光沢からマットに(ツルツル→しっとり)なります。




本プロジェクトのリターンは3通り用意しています!

それぞれ送料込みです。


【個人用】いっちょもわからん ×1 2,500円

【布教用】いっちょもわからん ×3 7,000円

【パーティ用】いっちょもわからん ×10 22,500円




2022年2月 クラウドファンディング開始

同年3月 クラウドファンディング終了

同年4月 データ入稿・印刷

同年5-6月 リターン発送開始




プロジェクトリーダー

かいえだ

「このプロジェクトの進行を務めました!」


企画

かいえだ

「このプロジェクトのゲームルール・世界観の設定を行いました!」


ビジュアルデザイン

かいえだ

「このプロジェクトのパッケージ・カードデザインを行いました!」


キャラクターデザイン

かいえだ

「このプロジェクトのキャラクター(ジレモくんとデンショキジ)を描きました!」


プロトタイプ制作

かいえだ

「このプロジェクトの前段階となるプロトタイプでテストプレイの試作を行いました!」




みなさんが楽しみながら北九州弁を知っていただけるボードゲームを制作しました。

このプロジェクトが北九州弁を話したいと思っている人の後押しになることを願っています。

支援者様のご家族・ご友人・大切な方と心から笑って遊んでいただければ幸いです。

最後になりますが、この場を借りてテストプレイを手伝ってくださったみなさんに感謝申し上げます。本当にありがとうございました。



<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2022/03/31 19:16

    【本日最終日】ご支援いただいた皆様のおかげで、ついに最終日を迎えることができました!!これもひとえにご支援・情報の拡散いただいた皆様のおかげです。本当にありがとうございます。プロジェクト終了まで残り4時間となりましたが、あと少しだけお付き合いください!ラストスパートもTwitterにて情報発信...

  • 2022/03/18 22:45

    現在、Twitterにて語尾カードの詳細を発信しています!!語尾カードには①語尾②効果の2つが書かれているカードになります。北九州弁と共通語の語尾をそれぞれの良さを存分に引き出し、効果を加えることでゲームに流動性を与える役目のカードです。Twitternでは語尾カード1枚1枚、効果の使用例を解...

  • 2022/02/07 19:42

    みなさんこんにちは!!いっちょもわからん公式Twitterにて、リターン品である「いっちょもわからん」が待ち遠しくなるような情報をこれから発信していきます!!(プロジェクト紹介の本文と一部重複する部分があります)発信内容は・いっちょもわからんとは?・起源は?・どんなときに遊ぶ?・ゲームルール・...

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