はじめに

アナログレコードを聴いてみましょう！

70年代の音楽シーンで伝説になったキャロルのギターリスト内海利勝をはじめ、

人気バンドのミュージシャン達と、寺山修司が送りだしたロックボーカリスト

万琳はるえのアコースティックバンド「PEACH BLUE」。

活動を休止してから二十年を迎えた今、アルバムタイトル「Beach Combing」

（海辺の貝ひろい、宝探し）のイメージにたどり着きました。

日本のマスタリングエンジニアのパイオニア小鐡徹氏がアナログカッティングする

ピュアでデラックスな音世界と、

世界的グラフィックデザイナーの永井一正氏による、

レインボーの歌声が広がるジャケットデザインの限定版レコード。

CDと合わせて聴き比べができる今回のプロジェクトに、

是非とも皆さまのご協力をいただけると幸いです。

ご挨拶

こんにちは。

PEACH BLUEのヴォーカルを担当しております、万琳はるえと申します。

私たちPEACH BLUEのネーミングは70年から90年代までの時代の色をイメージした、

空色を現すことからつけられました。

時代の変化や移り変わる風景は空の色が変化してゆくように、

いつの時も美しい音色でありたいと思いました。

私たちの音楽はシンプルであり素直な歌詞とメロディーを、

そのままワンシーンを想像してもらえるように心がけています。

ロードムービーを楽しむように、一人旅で出会った物語を感じてもらえたら嬉しいです。

PEACH BLUEの活動は休止して、それぞれの活動から20年の歲月を迎えた今、

新たにメンバーが集まり再レコーディングに踏み切ることにしました。

長い時間に移り変わった空の色を今こそ演奏して、

皆さまに聴いていただきたいと思ったからです。

今回は新しいチャレンジとして、

アナログレコードとCDの聴き比べができるプロジェクトにしました。

レコードを知らない若い世代、また、

こよなくレコードを愛してきた世代の皆さまに今、

２０２２年の空気感に漂う音を聴いてほしいと願っています。

そして、それを叶えてくださる音楽エンジニア技術の仕事、

素晴らしさも知っていただきたいと思いました。

どうぞ私たちPEACH BLUEのプロジェクトにご賛同ご協力のほど、

何卒よろしくお願いいたします。

このプロジェクトで実現したいこと

このアルバム制作が決定したのは昨年の2021年4月頃ですが、

コロナウイルスの急速なまん延、それに伴う緊急事態宣言等の影響により、

打ち合わせやリハーサル、レコーディング等、なかなか思うように進みませんでしたが、

様々な方のご協力もあり、今なんとか道筋が見えてきました。

しかしコロナウイルスの脅威は2年経った今でも変わらず続いており、

ライブツアーや直接の物販を行うこともかなり難しい状況です。

そのような中でもなんとか多くの方に『PEACH BLUE』を見つけ、知って欲しい、

そして楽曲を届けたいという思いでこのプロジェクトを立ち上げました。

音楽視聴の仕方は多様となり、すべてデジタルが基本となり、

音楽はネットの中で広がっていくようになりました。

でも、ここら辺でもう一度アナログにできるだけ戻り、

高音質な音世界を再現してみたいと思いました。

今では手に取る機会が少なくなったレコードです。

それをあえて作ってみようと思いました。

針を落として、スピーカーから現れる音。

振動して音の細部が私たちの五感に何かを語りかけ、

新しい音世界の再発見になれればと願っております。

できれば、私たちはこのプロジェクトでレコードを聴くイベント

（かつてあったレコードコンサート）をやってみたいとも思っています！

プロジェクトをやろうと思った理由

PEACH BLUE結成後、メンバーそれぞれブルース、ロックンロール、ロック、

プログレ等、様々なジャンルで活動してきた中で、

空間系の新しいアコースティックスタイルの音楽を今の時期に録音しておきたいと思い、

メンバーが二十年振りに集まって制作をしました。

アコースティックを基本に、ムーグやプログレッシブな要素も加え、やさしさを基調に、

親しみ易く耳に残るような音楽にしたいと思いました。

コロナ禍により皆様の前で直接演奏する機会は難しいかもしれませんが、

音楽活動を続け辛い状況の中でも本アルバムをより多くの方々に届け、

いつか皆様の前で演奏できればと思っています。

これまでの活動

PEACH BLUEは、ヴォーカルの万琳はるえを中心とするアコースティックバンドで、

キャロル(CAROL)の内海利勝や長洲辰三、永本忠の4人で構成している。

これまで2枚のアルバムをリリースしており、日本各地でライブ活動を行なってきた。

それぞれの活動を経て、この度二十年振りに再会し新作を制作。

コロナ禍の現在だからこそ、アコースティック感のある暖かい音楽を残しておきたいと、

制作に取りかかった。

PEACH BLUE メンバー紹介

-万琳はるえ (Marin Harue)l- Vocal

18歳の時に、天井桟敷を主宰する寺山修司氏と出会い、21歳で氏の演出による

ソロコンサートを開催。

ファーストアルバム『airplane』をリリース後、キャロルのギタリストの内海利勝等と

Peach Blueを結成。

アコースティック楽器の響きがつくり出す空間に透明感溢れる歌声。

-内海利勝- Guitar

1972年に矢沢永吉、ジョニー大倉、ユウ岡崎と共に「キャロル(CAROL)」

にリードギターで加入。

一時代を築いたのちオリジナルアルバム5枚を残し1975年に解散する。

万琳はるえ、長洲辰三、永本忠、吉岡貴志らと「PEACH BLUE」を結成し、

2001年までにアルバム2枚を発表する。

2018年12月には約10年ぶりとなるソロアルバム ≪mujun≫ をリリース。

音楽活動以外では、かわさきFM「内海利勝 LOVE & PEACE 同じ空の下から」において

パーソナリティーを務めるなど、多方面で精力的な活動をしている。

-長洲辰三- Guitar

1969年に「カーニバルス」（ジョニ－吉長、ラッキー川崎、蜂谷ヨシヒロ等）に加入。

その後様々なバンドでギターリスト、ベーシストとして活動し、

81年には宇崎竜童ソロアルバム『ブロッサム３５』にベーシストとして参加。

83年にも原田芳雄『ｏｈ！ｙｅｒｈ！ブルース・パラダイス』にベーシストで参加。

86年にはMoony等と『ムーニーゴーラウンド』を結成。

87年には内海利勝、永本忠、相原誠と「MIRROR」を結成。90年代の後半からギター、

ヴォーカルでの活動が主流になる。

PEACH BLUEのギターとして２枚のアルバムをリリース。

2018年にはソロアルバム「路地裏」をリリース。

-永本忠- Bass

Sooo Baad Revueを結成しベーシストとしてのキャリアをスタートさせる。

当時は東のWest Road Blues Band、西のSooo Baad Revueと呼ばれ、一時代を築いた。

在籍中２枚のアルバムを制作。ジョー山中のマキシシングルの制作も担当。

2001年、Harue Malin & PEACH BLUEのベースとして2枚のアルバムをリリース。

その他レコーディング、ライブ等ジャンルにとらわれず幅広く活動中。

〈サポートメンバー〉

-ヨコタロウ- Percussion

今回の録音のサポートメンバーとして、ヨコタロウ氏が参加。

EMIミュージックからデビューした清家千晶や、オリエンタのライブツアーやレコーディングを担当。

本職はギターだが、今回はパーカッションとして参加。

資金の使い道

レコーディングスタジオ費用

エンジニア費用

LP 、CDマスタリング費用

LP、CDプレス費用

LP,CDジャケット、エコバッグデザイン費用

営業経費

リターン製作費（LP、CD、オリジナルエコバッグ、ステッカー等）

MV製作費

発送費用、その他

合計：¥1,500,000（概算）

リターンについて

全てのリターンについて、2022年4月中旬以降の発送を予定しております。

今回は全6種類のリターンを用意しております。

商品盤CD、アナログレコードを中心にご用意しております。

日本マスタリング界のパイオニア、小鐵 徹氏にマスタリングを依頼。

商品盤CDには、ビクター独自の高音質マスタリング技術である「K2HDマスタリング」

という特殊技法を採用し、

44.1kHz/16bitのCDマスターに192kHz/24bitの音楽情報を収めた高音質CD。

中でもオススメは、世界的デザイナー永井一正氏のグラフィックを用いた

オリジナルエコバッグをご用意させていただきます。

CAMPFIRE限定ですので、ぜひご検討頂けると幸いです。

その他メンバーのサイン色紙や、特設HPにクレジット名を記載などご用意しております。

イメージ画像（変更の可能性あり）

実施スケジュール

2022年3月上旬頃〜　レコード、商品盤CD、入稿

2022年3月中旬頃〜　オリジナルエコバッグ入稿

3月下旬頃　レコード、商品盤CD完品

2022年4月上旬頃　オリジナルエコバック完品

2022年4月中旬頃〜　各種リターン発送開始予定

（変更の可能性あり）

最後に

先が曇ってよく見えないこの状況下に、

このクラウドファンディングを通じて多くの方々と知り合い、

一人でも多くの方々にPEACH BLUE（ピーチブルー）の

音楽を聴いていただきたいと思います。

そしてまた雲ひとつないブルーの青空を見たいと思います。

是非とも一緒に新たな挑戦にご協力頂けると幸いです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（万琳はるえ）

＜募集方式について＞
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、

計画を実行しリターンをお届けします。