クラウドファンディングに挑戦して…

初日に沢山のご支援をいただきましたが、先日ついに第三目標の１５０万円を突破しました！

クラウドファンディング終了まで残り４日となってまいりました…残り期間は少ないですが最後の目標２００万円に向けてがんばりますのでよろしくお願いします！

１階（カフェ）の工事も順調に進んでおります！

目標金額を変えた理由はこちらに↓

「金額設定のミス」

最終日を迎えるその日まで僕たちの活動が止まることはないし、むしろ最終日を迎えたその時からが 八木山展望台の第二章のはじまりだと思ってますので

最後までよろしくお願いします。

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はじめに ご挨拶

初めまして。

突然ですが、現在「八木山展望台」史上例をみない、緊急事態です。

▼八木山展望台とは？

福岡市と飯塚市をつなぐ国道２０１号線八木山峠の中腹（標高２００ｍ）に１９６１年（６２年前）に設立された元民宿が八木山展望台です

当時はトラックの運転手が寝泊まりしていたそうですが、その後は食堂となり、１０年前にカフェが始まり、その後色々な店舗が集まった複合施設となりました。

過去には、元天皇陛下が皇太子殿下の時代に立ち寄った由緒ある場所です。

（天皇陛下が皇太子殿下の時代に立ち寄った際の貴重な写真）

▼１０年前の八木山展望台

僕が１０年前に八木山展望台に足を踏み入れた時は廃墟の状態で、駐車場にはゴミが散乱し、外灯も消え地元の方は誰も立ち寄らない不気味な建物でした。

そんな、廃墟のような建物でしたが "何かしたい" そんな欲にかられてた時期でもあったので,この無謀とも言える状態の建物を使いたくて当時の地主さんにプレゼンをしてどうにか使用する権利を得ました。

後から聞かされましたが、僕以外にもこんな廃墟を使いたかった方が別に５名程いたみたいです

使える状態にはなったものの、僕は地元でもない、知り合いが１人もいない、こんな山の上の２階建ての元民宿をどうしよう？と悶々と考えてました…

まずは、元々飲食店で修行をしていたので「山の上のカフェ」これで行こう！と決めました

▼オープンに至るまで

準備期間は３か月

ちょうど１０年前の３月に工事をスタートさせましたが、立ち上げ当時はズブズブの素人集団だったので

※本当は４月にオープンさせろ！と地主さんには言われてました

何をしたらいいのか？

どこに連絡したらいいのか？

なんの道具がいるのか？

本当に手探り状態の日々でした。

ですが、やはり人目に付く場所だったので何かしてるのか？っと気になってくれた方も多く、沢山の方に声を掛けられ、沢山の方に協力していただき、徐々に工事も形になり始めました！

そうこうしているうちに、少しずつ形になった建物は６月１日ようやくオープンを迎えました

▼オープン後に待ち受けていた現実

オープンして直ぐに軌道に乗ると思い込んでいた安易な考えから、一瞬で現実を叩きつけられました。

そうです！

誰も来ないんです…

待てど暮らせど、建物の中にお客さんはいなくて、広い駐車場（約５０台ほど停めれる）には車はあるけどみんな寝ていたり休憩されてる方ばかり…後は、野良猫が８匹

こんな毎日だったので、あの手この手で宣伝をしてました！

当時は今みたいにSNSもまだなくて、段ボールに手書きで「カフェ始めました」と書いて道路に立ってたり、休憩中の車１台１台ノックして珈琲の押し売りしてみたり…下山して片っ端からマンションにポスティングしたり。

色々動いていると、徐々にお客様も増えていきました

部屋数も多い民宿だったので、改装も並行して行っておりました

早朝から夜中まで、時には徹夜でトントンカンカン　

（１１年前の携帯の画質の悪さ）

（洗濯物を干すためだけの２階の部屋）

（荷物やゴミを片付けて初めて２階に上がれた日）

（今では沢山の方が写真を投稿してくれる場所になりました）

そうして、元々廃墟の状態だった「八木山展望台」に人が集まり、それを見た人達の中からこの場所で一緒に働きたい！って言う同志が１人また１人と増え、現在は

カフェ、ネイルサロン、マツエクサロン、ポーセラーツ、手相鑑定、焼き菓子工房、雑貨屋、ソフトクリーム屋　計８店舗が共に八木山展望台で働いてます

１０年間この場所にいるので、楽しい事も、苦しい事も経験し、時には怖い思いもしました…

それでも僕はこの場所が好きで、この場所の事を好きな人がいてくれて、なのでこの場所を守りたい一心で１０年間様々なトラブルにも対応してきました。

10年間と言う月日は決して短くなく、様々な使用用途で色々な方が訪れてくれました

１階キッズスペース

２階席のカフェスペース

ドッグカフェスペース

カフェウエディング

屋根付きBBQ

フリーマーケット

マルシェ

ライブ

サプライズプロポーズ

など、例を挙げきれないほどです。

元々廃墟と化してた場所は沢山の交流の場として再生し、それを各メディアで

取り上げていただきました。

極めつけは、全国紙(Day tona）の１ページに八木山展望台が登場した事です

昨今では「コロナウイルス」とも戦い、緊急事態宣言中などはどん底まで落ちましたが、それでも沢山のお客様に支えられて今日までだれ一人かけることなく営業を続けることができました

理由は「建物の老朽化」とされてます。

ですが、理由を言われたからと言って「ハイ！そうですか」と納得できる状態ではないので

独自でいろいろな方に協力していただき、土地の事、建物の事、様々な所に出向き八木山展望台について調べつくしました。

そして、この建物が「登記されてない建物」で「違法な建築物」で「がけ条例に引っかかる」などなど…色々な事がわかりました

その状態で６２年もの間使用されていたし、１０年前に僕が使う際に上記のような事は聞いてませんでした…

にもかかわらず、退去にかかる費用も出してもらえず、営業保証もいただけない状態で、次の場所もない

昨年契約を更新したばかりなのに…

退去の話をされたのが２月の頭で、当初は退去までの期日は２８日！！！

退去までの日数が１か月もない…

※現在、すでにわかっている退去にかかる費用（カフェの一部ですが）はすでに２００万円を超えてます

今日まで、様々なトラブルを乗り越えてきたけど、この話をされた時はあまりの期限の短さで頭が真っ白になりました

契約書を見直したり、弁護士の方に相談したり、今回ばかりは本当に様々な方に協力してもらいましたが「退去」を言い渡され、あれこれと動き回った日数がおおよそ２週間…

ですが…結果は変わりませんでした

唯一、考慮していただけたのは退去までの日数です

４月３０日まで延長していただきました。

なので、残りの期間でこの建物に入っている８店舗と、この店舗数の駐車場をカバーできる土地を探さないといけない？

普通に考えて、そんな都合がいい土地も、物件もあるはずがない…

最後まで八木山展望台に残りたい意思は全店舗にあり、本当に…本当に様々な角度から様々な提案をさせていただきましたが…ここで続けさせてもらえる可能性が「０」になり、さらにこの建物は既に5月には解体される段取りが組んであると言われ、悔しくてたまりませんが僕たちは退去せざるを得ない状況となりました。

そして、６月には更地になります。
この建物を作り上げる１０年間は凄く大変だったし、現在も各店舗に本当に沢山の方が訪れてくれます
そんな状況ですが、僕たちは出ていく準備を進めないといけませんし、下を向いてる時間も余裕もお金もありません。

でも、こんなことであきらめるつもりはありません！

残り僅かの期日でしたが、あきらめずに行動した結果　
やっとの思いで１箇所だけ、僕たちがバラバラにならずに生き残れる場所を見つけました！

不動産屋さん、ビルのオーナー様にも僕たちの現状を知っていただき、またご理解をいただいた上で

快くお話を進めさせていただきました。

ですが、当然改装工事をしなければ入居は出来ません…

特に２階、３階に関しては水漏れなどあったためとてもじゃないけど人が入れる状態ではありません

▼プロジェクトで実現したいこと

新たな地での再スタート！！今回のクラウドファンディングで実現したいことは１つです！
１０年間「八木山展望台」に足を運んで頂いたすべてのお客様が、また足を運んでいただける場所を一から作り上げる事です。
場所や条件が変わってしまうし、今までと全く同じ状況、同じ空間は作れないかもしれませんが、思いは今まで以上に再スタートを切りたいと思っております

▼現在の八木山展望台メンバー

カフェ

ネイルサロン

マツエクサロン

アトリエショコラ

手相鑑定

雑貨屋

アトリエココカラ

※但し、事情により「アトリエショコラ」「雑貨屋」は新店舗には移りません。

スケジュール

R４年　４月１８日　物件契約完了
R４年　４月２５日　クラウドファンディングスタート
R４年　５月２５日　クラウドファンディング終了
R４年　６月１日　　新店舗オープン予定
R４年　６月上旬　　リターン発送

資金の使い道

主に新店舗の改装費用に使わせてください。

◼︎改装費用   ◼︎手数料   ■リターン

八木山展望台を作った時と同様に、すべて自分たちで解体作業を行い、カタチを作っていきます。
できる限り手作りで、尚且つ今までの経験を生かして極力お金をかけずに準備を進めます

▼最後に▼

八木山展望台をいつも応援いただいている皆様、今回のクラウドファンディングがきっかけで知って頂いた皆様、このご縁に感謝すると共に、お読み頂き、そして、ご理解いただき本当にありがとうございます。知り合いが１人もいない土地で始まった八木山展望台での挑戦でしたが…4月１０日を持ちまして全店舗の営業が一旦終了します。

本当に悔しい思いを胸に抱えており、このような急な立ち退きがなければ今までどおりこの「八木山展望台」と言う場所で誰一人かける事なく仕事を続けることが出来たのに…
それでも、前に進むしか手段がなくて 次の場所に行きたいです！
新たな地での活躍を期待していただける皆様！
1人でも多くの方からのご支援をお待ちしております。
応援してくださるすべての方々と末長くおつきあいをさせていただき、新たな場所で少しずつお返しをしていければと考えています。
どうぞ、よろしくお願い致します!!

＜募集方式について＞

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。