ご挨拶
はじめまして。NPO法人栃木おやこ劇場です。良質で生の舞台鑑賞の機会をここ栃木でつくりたいと、地元の母親たち8名で1989年に創立。その後32年にわたり、地域の子どもたちに向けて舞台鑑賞の場を150回以上届けてきました。多いときには400名近く会員がおりましたが、現在は約100名の会員で活動しております。
一昨年の春ごろから、舞台鑑賞の場をつくることが難しくなってきました。3密を避けるということは、今まで私たちが当たり前のようにやってきた、ひとつの舞台作品を肩を寄せ合って見ることができないということ。ディスタンスをとる、公演回数を増やすなどしてどうにか鑑賞の機会をつくってきました。しかし、鑑賞できる子どもたちの人数は限られ、たくさんの子どもたちに舞台鑑賞の感動を届けられないことに悔しさともどかしさが募っています。
今年2月、栃木市と共催で舞台鑑賞会『びりとブッチィーのクラウニングシアター』の公演を大ホールで開催できることを大変待ち望んでいたところに、感染症拡大の状況を受け中止の要請がありました。昨年度も同じタイミングで中止となり、このまま開催を中止にしてよいのか自問しました。
【今こそ、子どもに必要な事】
今、子どもたちの70%がストレスを感じているとの報告があります。ある小児科のドクターは、その心に必要なことは「感情のゆれ幅を大きく。ワクワク、ドキドキ体験」だと言います。この舞台作品「びりとブッチーのクラウニングシアター」は、笑いだけじゃなく、ほろっとしたりドキッとしたり、オーッと声が出たり、こんなにいろんな感情が動く事って、ここ最近ないのではないでしょうか?その空間の作り出す空気をいっぱい吸い込んで、吐き出すことで心の中がスッキリする体験は何ものにも代え難いものです。
パントマイムは古代ギリシャ語の「panto」すべてを「mimos」まねる=pantomimosから出来た合成語が語源です。言葉を使わず身ぶりや表情によって表現する黙劇。「この人何してる?」って、シンプルに集中出来て、想像力をフル回転するから、より内面の感情が伝わるから楽しめるんですね。
そして子どもは、"面白く"、まねる天才
「びりとブッチィー」を観たあとは、おうちに帰ってもそのユーモラスに感化されて毎日が倍も楽しくなることでしょう♪
生の舞台鑑賞は、一期一会の場であり、見ず知らずの人と感動を共にできる奇跡の場です。
【老若男女♪そして多国籍の人たちとも】
パントマイムだから、言葉がわからなくても一緒に楽しめるんです!それもこの作品を選んだ理由の一つ。
【開催に向けて】
「中止とはせず延期しよう!」「ホールで開催してたくさんの地域の子どもたちに来てもらおう!」と気持ちを新たに4月2日に開催を決めました。子どもチケットは低価格で設定、経済的に困難な世帯の子どもたち50名を招待することとし、クラウドファンディングから支援をいただくことにしました。
〈スケジュール〉
〜3/20 栃木県「子どもの居場所」として展開している近隣の児童養護施設に案内を送る※施設に確認済み
・シリウス(小山市)
・おひさま(小山市)
・こどもの部屋たんぽぽ(栃木市)
・児童養護施設アリスとテレス(野木町)
他、経済的に困難な世帯に案内を送る
〜3/31 招待者の名簿作成完了
当日は感染症対策(検温、体調チェック、換気、手指消毒)を行います。来場者の名前、連絡先をその後2週間に渡り保管し、来場者の中で感染が判明したときには連絡体制をとります。
【資金の使い道】
〈支出内訳〉●公演経費40万円(公演費23万 交通費7万 会場費3万 著作権料2万 雑費5万) ●手数料・送料等5万円
〈収入内訳〉 ●チケット売上15万円 ●クラウドファンディングより 20万円 ●運営費より10万円
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
〈リターンについて〉
募集期間から公演当日までの期間が短い為、公演チケットは当日会場にてお渡しします。年間有効のチケットをご希望の方は郵送いたします。
【スケジュール】
2月初旬 「びりとブッチーのクラウニングシアター」公演決定
チラシ・ポスター制作・プレイガイドの手配・新聞告知
会場打ち合わせ・広告協賛依頼・パンフレット制作
3月初旬〜下旬 クラウドファンディング 募集期間
4月2日 公演当日
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