はじめに・ご挨拶

私たちは高砂KIDS夢PARKという任意の団体です。子どもたちが遊ぶ子どもの公園を、子どもたちが自らの発想で創造する事を通して、地域への愛着の醸成と、地域社会の一員である自覚を養う事を目的に活動しています。

Facebookページ
https://www.facebook.com/Takasago子ども公園部-100788895558670/

今般、せっかくの自然あふれる広大な土地ながら、その魅力を十分に活かしきれていない鹿島・扇平自然公園の活用について、高砂市内の小学生を募集し、応募のあった子どもたちと共に考えました。

子どもたちは、活動をとおして「公園は自分たちだけのものではなく、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、小さな弟や妹も利用するから、遊具だけでは皆が快適に過ごせない」ということに気づき、また「この公園を実現することで、高砂市をもっともっと好きになってもらいたい」という感情も芽生えました。



行政職員の皆様にもご協力いただきながら、子どもたちが創りあげた希望の公園プランを実現し、子どもたちの夢を叶えてあげたいと思っています。どうぞ、皆様のご支援をよろしくお願い致します。


このプロジェクトで実現したいこと

兵庫県高砂市にある鹿島扇平自然公園。

緑あふれる自然豊かな広大な土地は、残念ながら、あまり活用されていません。

せっかくの、この公園の魅力を最大限に引き出し、もっともっとステキな場所にしたいと、子どもたちが活用案を考えました。

高砂市の特産品である松右衛門帆をはった船の形のツリーハウス。
お父さん、お母さんが寛げるカフェスペース。
小さな子も利用できるブランコ型のジップライン、巨大迷路等々。

子どもたちが自分の夢と、訪れる全ての人が笑顔で過ごせるように、そして私たちの街をもっともっと好きになってもらいたいという想いを詰め込んだ希望の公園プランを、ぜひ実現したいと思っています。


私たちの地域のご紹介

高砂市は兵庫県南部播磨平野の東部に位置しています。南に瀬戸内播磨灘をのぞみ古くから白砂青松の風光明媚な泊として栄えてきました

加古川の豊富な水と大阪、神戸に近いという地理的条件が企業立地に絶好の条件であり、
三菱重工業株式会社 高砂製作所、株式会社カネカ 高砂工業所、三菱製紙株式会社 高砂工場 等々
ものづくり産業の大企業が立ち並ぶ近代工業地帯としても栄えています
(※掲載企業については当プロジェクトと一切の関わりは無いことを申し添えます)

江戸時代に帆布の発明や築港で名を馳せた工楽松右衛門の出生地としても有名で、工楽松右衛門旧宅が改修、公開されたのをはじめ、日本遺産「北前船寄港地」として追加認定されました

工楽松右衛門が発明した帆布を再現した「松右衛門帆」のバッグは高砂の特産品として人気の高い商品となっています

そのほか「日本三奇」の一つとして称される「石の宝殿 生石神社」、一願成就の「鹿嶋神社」、夫婦和合として名高い「高砂神社」など、人気の高い神社仏閣を数多くあります。

播磨アルプスと称される「高御位山」も登山客に大変人気があり近代産業、歴史文化、自然が融合した魅力あふれる町です。


プロジェクトを立ち上げた背景

高砂市は、海にも山にも囲まれた自然豊かな地域であるにもかかわらず、子どもたちが自然の中で身体いっぱい使って遊べる場所には乏しく、高砂市民は休日にアスレチックや遊具を求めて市外の公園へと出かける事が多い状況です。
一方で市内に目を向けると鹿島・扇平自然公園という2千本の桜ほか多くの自然木に囲まれ新緑や紅葉によって四季の彩を楽しめる広大な土地があり、少し手を加えることで子どもたちも楽しめる公園として活用できる可能性がじゅうぶんにあると考え、プロジェクトを立ち上げました。

更に、この魅力ある公園づくりに実際に公園で遊ぶ子どもたちの意見を反映させるため、自由な発想で考え、意見を交換できる場を設ける事としました。
子どもたちの豊かな発想を公園づくりに可能な限り活かし、具現化する事で、子どもたちが自己表現としてのものづくりを楽しむと共に、地域への魅力を感じてほしいと願い、このプロジェクトが始まりました。


これまでの活動

令和3年度 高砂市「夢の代」補助金交付対象事業として「自分たちの公園は、自分たちで創るんだ」というコンセプトで市内小学生を募集しました。

11名の小学生が集まり、初回の活動は鹿島・扇平自然公園の現地視察から始まり、ファーストインスピレーションからのアイディア出し、意見交換を行いました。

その後、回を重ねる中で、他地区の公園視察や、事例研究、行政職員さんとの交流、アイディアのブラッシュアップ等を行いながら、自分たちの意見をまとめ上げ、一つの絵図が完成しました。


この活動の中で、多くの人が訪れる場所を、色々な状況を想定しながら、快適な空間を創り上げるということを考え「公園に必要なのは遊具だけじゃないんだ」との気づきを得た子どもたちの成長は素晴らしいと感じています。

また、この公園を完成させて「高砂市をもっと好きになってもらいたい」との想いは、まさに地域社会の一員である自覚の芽生えを感じました。

そして、子どもたちは、この想いを胸に、完成した絵図を提示し、高砂市長及び、公園を管轄する高砂市都市創造部長に、自分たちが考えた鹿島扇平自然公園の活用案についてプレゼンテーションを行いました。

子どもたちの想いは市長にもしっかりと伝わり、「一緒に進めましょう」との言葉をいただきました。


資金の使い道・実施スケジュール

今般、クラウドファンディングで500万円のご支援をお願いするものです

そのうち、85万円はキャンプファイヤー手数料となります

事業費は手数料等を差し引いた全額を、子どもたちが考えた公園活用案を実現するために使用します

具体的には、完成絵図の中にあるツリーハウス、ジップライン、cafeスペース、巨大迷路の設計費用、設置工事費として使用します

実施スケジュールは

令和4年度 高砂市との設置協議及び実施設計

令和5年度 設置工事、完成

を目指しています


リターンのご紹介

先着100名様に、高砂市の特産品である松右衛門帆のマスクケースをお送りします!!

ご支援いただいた皆様に、子どもたちからのサンクスレターをお送りします


最後に

これまでの活動の中で

様々な場面を想定して「公共の空間」について考えること

公園づくりをとおして「地域の魅力」に想いを馳せること

が出来たと、参加した子どものたちの様子を見て実感しています。これから社会の一員として、成長していくであろう子どもたちにとって貴重な体験になったと思います。

あとは、是非とも、子どもたちの活用案を具現化し、一つの成功体験を味わうことで将来に向けた社会参画の足がかりとしてあげたい、自分たちが考えた公園での遊びをとおして、豊かな情操を養い、地域への愛着をもった大人へと成長してほしい そう強く願っています。

皆様のご支援をよろしくお願い致します。



<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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