はじめに

 サンショウ株式会社の北⽥と申します。

 弊社は⽇本国内の閉校した学校を取材、撮影して紹介するYouTube上の動画シリーズ「⺟校~仰げば尊し~」を企画しています。

 閉校した学校の歴史を紹介しつつ、現在の姿を映し出し、BGMとしてその学校の校歌のピアノ演奏が流れる、「3分間の学校の伝記映画」です。

 昨年、その第1弾として埼⽟県川越市の古⾕東⼩学校を製作させていただきました。

【参考:『母校~仰げば尊し~』川越市立古谷東小学校】


 今回は第2弾として、埼⽟県のさいたま市⽴⼤宮⻄⾼等学校の動画を作成させていただくべく、再度クラウドファンディングを⽴ち上げさせていただきました。

 皆様のご⽀援をよろしくお願いします。


本クラウドファンディングについて

 皆さんは今でも、ご⾃⾝の⺟校やその校歌を覚えていますか︖

 現在の⽇本では、毎年200~500校の学校が閉校していると⾔われています。これは、それだけ⺟校を失う⼈々がいるということです。

【参考:⽂部科学省 平成30年度 廃校施設等活⽤状況実態調査の結果について】


 学校は存在そのもの、そして校歌に代表される構成要素が地域の宝であり、⽂化です。

 これらを記録し、保存することは価値ある⾏為だと私は考えています。

 弊社は主に学校の卒業アルバムを作る会社として、⻑年、様々な学校とお取引きをさせていただいてきましたが、中には残念ながら閉校された学校もありました。

 しかしそれらの中には、閉校後も名前や役割を変えて⼈々に使われ続けている学校が数多くあります。これは⼈間に例えるならば、学校が新たな⼈⽣を歩んでいると⾔えないでしょうか。

 そうした学校の⼈⽣をご紹介する「学校の伝記映画」があっても良いと思いました。

 これは⽇本中で卒業アルバム制作を通して、学校の思い出作りをお⼿伝いさせていただいてきた弊社ならではの社会貢献、⽂化貢献であると思っています。

 また校歌は「学校のオーダーメイド曲」であり、卒業⽣にとっても⼤切な歌です。

 しかし閉校から年⽉が経った学校では、⾳源が失われてしまう可能性があります。

 卒業⽣の⽅がいつでも聴いて思い出せるように、校歌の記録としても価値あるものを⽬指したいと考えています



このプロジェクトで実現したいこと

・本クラウドファンディングでは、番組製作に必要な動画の撮影および編集費⽤、ピアニスト

様への依頼料、取材先とのやり取りで⽣じる⼿紙や資料の送料などの調達を⽬的とします。

・本企画第2弾として、埼⽟県のさいたま市⽴⼤宮⻄⾼等学校(令和2年閉校)の紹介動画を制作

します。※このページ内で使⽤されている画像の学校です。

今後も各地の学校へ取材・撮影を続けていき、動画をシリーズ化したいと考えております。

※対象地域は主に関東地⽅(対象地域:東京都、神奈川県、埼⽟県、千葉県、群⾺県、栃⽊県、茨

城県※離島を除く) を想定しております。



資金の使い道

撮影費:約4万円
編集費:約2万円

サイト手数料:約3万円
その他、取材先である学校様とのやり取りに発生する送料およびピアニスト様依頼料などが加わります。

実施スケジュール

3月中旬 クラウドファンディング終了~動画編集、ピアニスト様演奏依頼
2022年3月末日 動画完成
2022年8月以降 リターン発送

※学校様への取材および素材となる動画の撮影は2022年2月現在、完了しております。

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。

リターン

 PDF添付形式にて、感謝の気持ちを込めたメールまたはお手紙を2回(クラウドファンディングサクセス時と動画完成時)の2回、送らせていただきす。


 また10万円以上のご支援をいただいた方には、弊社スタッフによる撮影またはご希望の学校様への取材をリターンとしてご用意いたしております。(条件有。詳細は【リターン】をご確認ください。)



最後に

 先⽇、とある中学校のホームページを⾒た時のことです。

 ホームページには、その学校の校歌以外にも、いくつかの他の学校の校歌が紹介されていま

した。

 ⼗数年前にそれらの学校は全て閉校し、ホームページの中学校へ統合されたそうです。

 あくまで私の勝⼿な推測ですが、閉校した学校の関係者の⽅々や、地域の⽅々が最後の最後まで残したかったものは「歌」だったのではないでしょうか。

 私はこの番組を、かつて地域の宝として、そして⼦どもたちの⺟校として存在した学校へリスペクトを込めつつ、記録としても価値ある動画にしたいと思います。

 残念ながら全ての学校が閉校後も活⽤され続けているとは限りません。

 だからこそ、閉校後も校舎が何らかの形で使われ続けている学校についてはその点に触れ、学校が今も誰かの役に⽴っていることをポジティブに伝えていきたいと思っています。

何とぞご⽀援のほど、よろしくお願いいたします。

サンショウ株式会社 北⽥和也

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