はじめまして
chojyuji です

昭和47年4月8日生まれ。湖南市長寿寺で生まれ育つ。北海道大学卒業後、20年間は県立高校教員と僧侶を兼務。平成28年、先代住職であった父の死去を機に教員を退職し、第58代長寿寺住職となる。

はじめに・ご挨拶

滋賀県湖南市にある長壽寺の住職、藤支良道と申します。

昨年には、剥落が激しく修復を急いでおりました寺宝の「地蔵曼荼羅」を、多くの支援者の方々に助けていただき、無事に修復を済ませていただくことができました。

修復の立ち合いの際には、時空を超えて歴代の修復士の想いが伝わり、後世にしっかりと引き継いでいこうと身が引き締まる想いと、仏さまのお姿を皆さんに感じていただくことが、私の使命だと思っています。

◎修復後の地蔵曼荼羅一般公開の様子(2021年11月湖南三山紅葉巡り)

室町時代初期の作。中央に六本の腕があり錫杖と宝珠を持った地蔵菩薩が描かれ、一万千八百五十一体もの小さな地蔵が並ぶ、世界に一つしかない地蔵曼荼羅。


誰もが気軽にお参りいただける開かれたお寺を目指しています

当山では、誰もが気軽に訪れたいと思っていただけるような開かれた寺を目指しており、地域の皆さんにご協力をいただき、創意工夫を凝らしながら新しいことにチャレンジしています。

そのことがきっかけで訪れていただける方もおられ、多くの参拝客の皆さまに安置する仏さまを見ていただくことはもとより、湖南三山の紅葉をはじめ春先の青もみじなど四季折々の自然に映える山門からの風景や、国宝の本堂を見ていただけるよう視覚的に楽しんでいただいています。

◎敷居が高いと敬遠しがちな若者にもお参りいただけるアートを取り入れた参道

◎和傘のライトアップとと鏡床のリフレクション


藤支照子(住職の母)

五十数年前、先代住職の妻として長壽寺に寄せていただいた頃は、お寺は荒れ果て草が生い茂り訪れる人もない寂しい寂しいお寺でした。

そんなお寺で一人で留守番するのが若い私には怖くって(笑)

「花を植えたらだれか来てくれるかしら?かわいい置物で参道を飾ったら楽しんできてくれる人がいるんじゃないかしら?」

そんな思いから参道に置物をおいて花を飾ってきました。お参りに来られた方が喜んで下さることが私のやりがいになりました。息子である住職が開かれたお寺を目指すのもお参りの方の喜んで下さる姿を見たいからかもしれませんね。

◎参道のかわいい置物

このプロジェクトで実現したいこと

僧侶としての思いですが、仏像の荘厳さを目の見えない人にも伝えられないかと常々感じていました。なぜなら、本堂や仏像を含め、お寺は視覚に頼って成り立っています。

目の見えない方は、仏さまのお姿を実感していただくことができない・・・。

本山で目の不自由な方への案内のお手伝いをしていただいている古谷あや子さん。古谷さんはJBOS(全国視覚障害者外出支援連絡会)に所属され、お参り客に寄り添った気配りのある案内で、安心してお参りをしていただけます。古谷さんを頼ってお参りに来られる方も多くいらっしゃいます。

時には、お参り客の方から私が感じたことのないお寺の気づきを教えていただけることもあります。

陽光や雨、風など天気、花や木々などの香りや四季が織りなすさまざまな自然によって本堂や参道など本山が構成される様相の変化は、「あらゆる事象は常ではない」と再認識する機会となります。

多様なお参り客の皆さんから本山の新たな価値を教えていただけることは、非常に尊いことと感じています。

冒頭にも申し上げましたが、私の使命は、

 ・後世にしっかりと引き継いでいくこと

 ・仏さまのお姿を皆さんに感じていただくこと 

このことを体現するために・・・

感じたことのないお寺の気づきを、「地蔵曼荼羅」を介してさらに皆さんと共有したい。
触れて感じていただける「陶板」による創造品を作りたいと決意しました。

本山には多くの文化財指定を受けた仏画はありますが、修復を助けていただいた「地蔵曼荼羅」は多くの方の想いが込められており、みんなの願いが一番叶うものであると感じています。 

◎文化財指定の仏画


触れられる「陶板」により、朽ちない曼荼羅図として新たな価値の創造に初挑戦

大塚オーミ陶業株式会社 - 心を動かす焼きものづくり -

◎信楽工場 外観

陶板は、半永久的な耐久性を持ち、約2000年以上色褪せず劣化する心配がありません。

熱や湿度、紫外線などに焼き物は強い特性があり、半永久的な耐久性を有する新たな記録保存方法 (セラミックアーカイブ) として、高い表現力が特徴の陶板で、大切な文化財をそのままの姿に、後世へ伝え続けるため、「陶による文化財の複製」等にも使われています。

陶板による複製は、文化財に「触れる」ことを可能とし、貴重な文化財をより身近に感じるための新しい展示方法として期待されています。

【陶板絵画の制作工程】

 原画>色の分解>転写紙に印刷>陶板に転写>焼成>レタッチ>焼成>検品>陶板名画

◎技術者による色彩のレタッチ(補色)

◎長さ50mの窯で焼成

(大塚オーミ陶業株式会社コメント)

「昨年の地蔵曼荼羅(現物)の修復をテレビや新聞で拝見したことがきっかけで、我が社で貴重な地蔵曼荼羅図を陶板(toban)を活用して後世に残すお手伝いをしたいと思い、藤支住職に高耐久な陶板(toban)で復刻して公開することも一つの手段であるとご提案させていただきました。目の不自由な方は、手指での感じ方にとても繊細なものをお持ちであり、ほんの少しの凹凸でも感じ方が違うとお聞きしています。陶板にすることで、分け隔てなく多様な人々に、この貴重な曼陀羅図を身近に感じてもらいたいと思います。大塚オーミ陶業の培った焼物の技術で、しっかりと仕上げてさせていただきます。」

◆ いろいろなリターン品をご用意しました。

○長壽寺拝観券

○東寺献上ごぼう茶

○御朱印帳(長壽寺御朱印入り)

○本堂内陣の住職案内

○林檎蜂蜜と蜜柑蜂蜜〇「寺宝虫干し」ご招待〇奉納札のお名前記載し地蔵堂にて永年掲示・保管

資金の使い道

地蔵曼荼羅の陶板創造費用 300万円

実施スケジュール

2022年7月~9月頃に陶板試作を行い、11月の湖南三山紅葉巡りで公開する予定です。


最後に

多くの支援者の皆さんに助けてもらって修復していただいたご縁を大切にし、地蔵曼荼羅で触れていただく機会をつくることが一番いいと思い更なる支援を呼び掛けることにしました。 

このプロジェクトをきっかけに様々な方々と関わることにより、新たなご縁ができることを期待しています。

温かいご支援よろしくお願いいたします。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2022/07/01 02:12

    陶板地蔵曼荼羅の試作第一号が出来上がったとのことでしたので、製作をお願いしている大塚オーミ陶業株式会社さまにお邪魔しました。想像以上の出来栄えに大感激!試作品は現在、JBOSSの古谷さんを通じて試験的に目の不自由な方に触れていただいております。いただいたご意見を基に陶板の製作に取り掛かっていた...

  • 2022/07/01 02:07

    6月20日、6月27日の朝日新聞さんの朝刊に長寿寺を取り上げていただきました!6月20日の記事では陶板地蔵曼荼羅にも注目していただいたんですよ^^

  • 2022/06/22 10:07

    視覚障害者向けに陶板の地蔵曼荼羅を 湖南・長寿寺が制作費募るCF:中日新聞Web (chunichi.co.jp)中日新聞さまにこのプロジェクトを取り上げていただきました^^ありがとうございます!

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