はじめに・ご挨拶

 こんにちは。映画プロデューサーの市川徹です。

★市川 徹 ICHIKAWA TORU プロフィール★
  昭和23年7月横浜生まれ。74歳。浅野学園、日大農獣医学部卒。
  座右の銘:「九転十起」
  好きな言葉:「この道も、あの道も、想い出残る、人の道」
 昭和47年、テレビ神奈川入社。編成部、制作部、営業部などで番組、イベント企画を担当。昭和62年、音楽・映画のプロデューサーとして独立。音楽では清水宏次朗、KATSUMI、米倉利紀等を世に出し、映画では「斬殺せよ」(東映=若山富三郎)「撃てばかげろう」(東映=川谷拓三)等をプロデュース。平成5年、日本映画に笑いの新風を吹き込もうと、自ら「ファンキーモンキーティチャー」(主演:間寛平)の新シリーズにて初監督を務め、以来監督作品90本、プロデュース作品42本、脚本作品31本と、幅広いエンターテーメントの創造を行い、今日に至る。


  一昨年、90本目の「SWANEE~野毛探偵事務所」完成を機に、監督業を引退しました。コロナ禍という未曽有の事態に加え、肝臓がんの再発という人生の一大事にも立ち向かう中で、これから先は今までの監督人生で培った経験・人脈・知力・体力・人間力を、映画製作を志す後進の方々のために使いたいと考えたからです。その後、応援してくださる方々の温かい応援とご支援により奇跡的にがん細胞の活動はみるみる弱まり、気力・体力ともに戻ってくるにつれて、また仲間たちの助けを借りながら、未来の映画人のために、もうしばらくこの身をささげたいという気持ちが高まってきたのです。
 2023年、私は75歳を迎えます。これまでプロデュースを含め99本の映画製作に携わってきましたが、100本目は、私が長年温めてきた春画師の物語を製作したいと思っていました。R18の映画になるよ、と当初は『絶対に無理!』と思われてきましたが、作家の綿貫明くんや製作チームの仲間たちと話しているうちに、日本のお伽噺のアナザーストーリーに絡めた奇想天外な企画が生まれました。また、いくつかの奇跡が起き、この独特で稀有な世界を映像化するために必要な、才能あふれる魅力的な俳優の皆さんとも出会うことができました。多くの人々の心を突き動かすであろう最高の映画が、昨年12月前半に撮影が終了、12月28日には関係者向け試写も終わり、現在いくつかの修正に入っております。
 皆さんのご協力でぜひこの映画を完成させ、劇場でも公開させていただきたいと思い、このクラウドファンディングを立ち上げました。仲間たちの叡智を集めたこの映画は、海外にも積極的に発表してまいります。この長引くコロナ禍において、人と人との距離が遠くなってしまったなと感じる今日この頃、日本全国津々浦々、多くの方たちに観ていただきたい。独特な日本文化の美しさ、はかなさを世界にも大きくアピールしたい。どうか皆さんで応援していただけないでしょうか。
 以下に、映画について詳しく紹介します。     


「月の道」について

【あらすじ 】
 絵師の呉羽堰衛門(くれはせきえもん)は、かつては隆盛を誇ったが今は没落寸前の呉羽家を再興させるために、家人の夜絵(やえ)を御伽話の姫に見立てて春画を描いている。堰衛門の語る『耳なし芳一』や『竹取物語』は、人々がよく知るそれとは異なり、夜絵の心を大きく揺さぶる。
  妖しい月の光に映し出されて浮かび上がるのは、歴史の闇に埋もれて決して語られることのなかった悲しい物語。そのヒロインたちの声なき叫びに耳を傾ける堰衛門と夜絵はいつしか‥‥

【キャスト】
HAMACHI 矢口凛華 
川勝折れ木 銀次郎 中川和恵   
福本翔 高山凌 本多正憲 松田幸樹 前橋佑樹

【スタッフ】
監督:神津麗子 市川紫雲
脚本:綿貫明
助監督:髙橋基史
録音:植田中
撮影:真弓雅之
ヘアメイク:伊藤里香 田実紗和 梅北紗椰
衣装:大森茂雄 加藤友美
美術制作:高田幸俊
制作:前橋佑樹 杉山尚子
プロデューサー:神津麗子 小澤幹人 市川徹 
製作:キープラニング合同会社

HAMACHI(耳なし芳一役)

W主演の矢口凛華(夜絵役)。ロケでの一コマ。

富士五湖(西湖)での撮影風景。平安時代の扮装での主演の二人。印象的なシーンが撮れました。

春画師の堰衛門(HAMACHI)と下女の夜絵(矢口)

初共演の二人ですが、息はぴったりです。素敵な二人のシーンに、乞うご期待です!


資金の使い道

今回ご支援いただきました資金は、映画製作費の他以下の通り、大切に使わせていただきます。
・公式HP、予告映像制作など、全国公開に向けての広告宣伝費
・リターンであるオリジナルグッズ制作費
・リターン商品の梱包
・発送に掛かる費用
・海外映画祭出品費
・試写会、イベント等の費用など
(クラウドファンディング手数料も含む)


 今後のスケジュール

 ・2023年3月頃:追加撮影/編集予定
 ・2023年3月24日・4月3日・4月4日:完成披露上映会及びパーティー(予定)
 ・2023年4月8日~:一般公開予定(横浜シネマノヴェチェントにて先行公開、その後順次全国公開を予定)


 リターンについて

支援者の皆様には、より映画をおたのしみ頂ける限定グッズや、映画制作現場の独特な雰囲気を体感していただけるようなリターンを中心に用意させていただきました。
【個数制限なし】
  5,000円/10,000円/20,000円/30,000円/50,000円/100,000円
  ・エンドロールや公式サイトに支援者様のお名前を掲載
  ・上映会チケットのご提供
  ・完成披露パーティーへご招待
  ・メイキング特典映像をデータ配信
  ・本編DVDのご提供
  ・オリジナルTシャツのご提供(白・フリーサイズ・監督によるオリジナルデザイン)
【おひとり様限定】  50,000円/100,000円
  ・映画に登場する小道具や衣装などのご提供
  ・2023年1月~2月に追加撮影予定シーンにご出演
  ・オリジナル曲を映画挿入主題歌として使用させていただきます
★詳しくはリターンの詳細をご覧ください!!★
映画「月の道」オリジナルTシャツ

映画で登場した「行燈」

ヒロインの衣装「十二単」

 








 最後に・・・

ここまでお読み頂き、本当にありがとうございました。
私の長い映画人生の最終章は、映画を心から愛する才能あふれた若き映画人たちとともに再スタートしました。今後は、これまでに得た経験や知識を、将来の日本の映画界を背負って立っていくであろう、彼らのために使いたいと思っています。私の携わる100本目の映画「月の道」、ぜひ皆様のお力で全世界に届けさせてください。一人でも多くの温かいご支援を、どうかよろしくお願いいたします!!

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2023/03/22 07:31

    映画「月の道」製作クラウドファンディングにご支援いただき、本当にありがとうございました。たくさんの方から暖かい応援をいただき、ますます勇気をもって完成に向けての作業を進めてまいりました。本日は、皆様にご報告させていただきたいことがございます。クラウドファンディング募集終了後、映画公開に向けての...

  • 2023/03/04 12:04

    皆さん、こんにちは。映画「月の道」クラウドファンディング事務局です。主演のおひとり、HAMACHIさんより、応援メッセージをいただきました。ご自身のこの映画に対する思いだったり、監督への思いなどを熱く語ってくださいました。HAMACHIさんの優しいお人柄がよく伝わってきて、撮影させていただいた...

  • 2023/03/04 11:26

    映画「月の道」クラウドファンディング事務局です。これまでに、この企画に興味をもって下さり、ご支援くださった皆様、本当にありがとうございます!毎日、応援してくださる皆様に励まされて、スタッフたちは目下完成に向けてラストスパート、頑張っております!現在、来月の公開に向けて目下、編集の追い込み中です...

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