はじめまして!代表の中村榛花です。2022年、パンとコーヒーを楽しめる小さなお店「はるぱん」を群馬県前橋市の広瀬川沿いにオープンします。私、中村(通称はるちゃん)がパンを焼き、同い年で友人の羽鳥かすみ(通称かすみん)がコーヒーをいれます。

来る人も働く私達も居心地がよい、誰かに教えたくなるような場所を作りたい。そんな思いで準備を進めています!

この場所をきっかけに前橋をもっと多くの人に知ってもらえたら嬉しいです。



今回店舗となる建物は元空き家だった建物です。そんな空き家をリノベーションし、新たな場として生まれ変わらせることにより前橋地域の活性化・そこに暮らす人の生活に寄り添うパン屋を目指します

様々な繋がりが生まれるきっかけの場としても活躍していきたいです。


 私、中村は製菓・製パンの専門学校に通い、パン科に所属していました。最初に名前が出たかすみんとはここで出会いました。



(左 はるちゃん / 右 かすみん)


彼女はカフェ科に所属し、お互い別々の知識・技術を学んでいました。卒業後はそれぞれ違う場所に進み、頑張っていました。そんな私たちが今回パンとコーヒーのお店「はるぱん」を開業するに至った経緯をお話しします!




 私は現在パン屋で働き始めて6年目になります。最初の4年間は従業員が20名程いる個人店に勤めていました。パンの種類が多く、常に100種以上の商品が店頭に並ぶお店です。ここではパン製造から接客、販売まで幅広く仕事を教えてもらいました。

 そこに就職して3年目のある時、「CM2CAFE」というカフェのオーナーさんと話す機会がありました。そこは元々パン屋が店舗に併設されていて、前の方が独立されてからは使っていないとのことです。「うちでパン屋さんやってみない?」と声をかけていただきました。将来自分のお店を持ちたいと思っていた私にとってこれはチャンスだ!と思い、勢いのままに飛び込んでみました。

ここが「はるぱん」のスタートです。CM2CAFE併設の敷地で始めたはるぱん 

 「はるぱん」に雇われ店長という形で転職し、仕事をほぼ1人でやることになりました。パン生地の仕込みから成形、焼成、店舗に並べて販売し、終えたら片付け、次の日の準備、新商品の開発・名決め・値段決め…等々。1人というのはこんなにも大変な事なのかと実感するとともに、パンを含めお店作りの面白さを感じました

そしてお客様の声が直に聞けるというのも小さなお店ならではでとても新鮮でした。

SNSに寄せられたお客様の声一部抜粋


偶然にも同時期、かすみんも私と似た境遇で働いていました。それをきっかけによく連絡をとるようになり、パンの事、コーヒーの事、今後の自分たちの事、将来やりたいこと…雑多に話をしました。特に「2人でお店を開いたらどんなだろう」とよく話しました。焼きたてのパンと一緒に本格的なコーヒーやラテが楽しめたら素敵だな。話すほどに可能性が広がりました

そんな私たちの話が実現した第一歩が、「OTA CITY MAKET」というイベントへの出店です。

かすみんが太田のカフェに勤めていた繋がりから声をかけていただきました。

初めてのイベント出店で、右も左も分からず多くの人に助けていただきました。

そして私たちの想像をはるかに越えるお客様の多さに圧倒されながらも…なんとか全てを売り切ることができました。

忙しさに追われながらあっという間に過ぎ去ってしまったイベントでしたが、それでも私の焼いたパンとかすみんのいれたコーヒーが並んでいるのを見て、とても嬉しかったことを覚えています。

反響も大きく、その後から様々なイベントに声をかけていただけるようになりました。




 


 はるぱんを続けて1年経つ頃またも転機が訪れます。

前橋でコーヒー屋さんをしていた友人が「今度知り合いが前橋の広瀬川沿いに設計事務所を作るのだけど、そこの一階にカフェ系統のお店をいれたいそう。素敵な場所だし見に行くだけでもどう?」と声をかけてくれました。そこがのちに「私たちのお店」になる場所です。

そこは道沿いに川が流れ、近くに大きな公園があり、目の前は近所の方の散歩道…長閑でローカルな雰囲気です。

私たちが見学していた数分の間にも散歩をしている方や、帰宅途中であろう学生さんとすれ違いました。

静かすぎず、かといって騒がしいわけでもない穏やかに時間が流れる心地が良い場所だと感じました。


同じ志を持った友人と面白くなりそうな場所、こんなタイミングはきっとそうそうない!やりたい!!

と思い、開業を決意しました。


 日本の食材を使って安心・安全・素材の味を生かしたシンプルなパンを作りたいと思います。そしてできるなら地元群馬の食材をふんだんに使って、作り手・売り手として地元農家さんの顔が見えるようなそんなパンを沢山焼いていきたいです。また、色々な味を楽しんでほしいという思いから少し小ぶりに作ろうと思います。小さい見た目ですが具はぎっしり詰められたパンです選ぶ楽しさも感じていただけたらと思います。


片手サイズの小ぶりなはるぱん


季節とともに変わりゆく川沿いの景色を眺めながらパンとコーヒーをお楽しみください!


○はるぱんからの感謝メッセージ

はるぱんの2人から心を込めた感謝のメッセージをお届けします!


○はるぱんオリジナルタンブラー


白地にオレンジ色ではるぱんのロゴが入ったシンプルなタンブラー。

ご来店時にこちらのタンブラー持参で、ドリンクを毎回30円割引させて頂きます!

※他の割引と併用不可

素材 : PP樹脂、シリコーンゴム

容量 : 320ml


○はるぱんオリジナルマルシェバック


はるぱんのパンが5個ほど入るサイズ感の

はるぱんのロゴ刺繍入りマルシェバッグです。

刺繍は桐生にある「ふふふ」さんにご協力いただきました。

刺繍の色ははるぱんのイメージカラーでもあるオレンジ色です。

素材 : 綿100%

サイズ : 20✕28✕15cm


○はるぱんオリジナルマグカップ


白地のカップにオレンジ色で表にははるぱんのロゴ、裏にはこのために描き下ろしたバケットとコーヒーカップのイラスト入りです!

素材 : 陶器

容量 : 310ml

○オリジナルTシャツ


はるぱんオリジナルTシャツ
白地にオレンジの文字とバケットのイラストが描かれた
はるぱんオリジナルTシャツです!

全てはるぱんオーナーの手書きのデザインです。

素材:綿100%

サイズ:S .M.Lサイズ(男女兼用サイズ)


○ドリンクチケット


はるぱんのドリンクを400円✕3枚

コーヒーやカフェラテ、季節のドリンクを提供する予定です!

※他の割引との併用不可


○はるぱんのパン詰め合わせ


ランダムではるぱんのパンを5個詰めて

お送りします。店主おすすめのものを厳選します。ぜひお家でもはるぱんを楽しんでください!

食品表示 : 小麦粉 塩 イースト 水

※その時によってお届けするパンの内容が変わります。ご了承ください。


○はるぱんスタッフ体験


はるぱんのOPEN後の2022年11月頃を予定しております。

一緒に楽しく働きましょう!スタッフが丁寧にお教えします。

はるぱんの店舗にて実施

住所 : 前橋市千代田町1-14-8

体験時にはるぱんのパンをお土産として

お渡しいたします!

※約2時間

※交通費はお客様負担となります。ご了承ください。


○パン作りワークショップ


はるぱんの店舗にて実施します!

住所 : 前橋市千代田町1-14-8

パン作りを一緒にしませんか?ちょっとした雑談も交えつつ楽しく作りましょう!

そして焼き立てのパンとはるぱんのドリンクを飲んで、ゆっくりお茶会をしましょう。

※約3時間

開催時期 : 2022年12頃を予定しています。

詳細は別途ご連絡させていただきます。

※交通費はお客様負担となります。ご了承ください。


○ひと足先にはるぱんへご招待


開店前のはるぱんにひと足先にご招待いたします!

店主の説明付きで店内をご案内します。また、開店に至るまでの経緯や思い等もお話させていただきます。

はるぱんの店舗にて実施

住所 : 前橋市千代田町1-14-8

開催時期 : 2022年9月下旬〜10月上旬予定

※交通費はお客様負担となります。ご了承ください。


○はるぱん出張します!

はるぱん自慢のパンをたくさん持ってあなたの街に2人で出張いたします!

日程は後ほど相談させていただきます。

パンの品質上、関東圏内のみに限らせていただきます。

※交通費は別途頂戴いたします。

※群馬県内のみ交通費無料です。




プロジェクト後のスケジュール

2022年 5月27日 プロジェクト終了

2022年 6月中旬 リターン製作開始

2022年    9月 はるぱんOPEN



解体作業中の風景資金用途

○リターン製作費 

○内装・外装工事費 約420万円

○機械類購入費 約300万円

○クラウドファンディング手数料 17%

こちらの一部にご支援いただいた資金をあてさせていただきます。


協力者のご紹介

○木暮 勇斗(コグレ ユウト)

Llemo design studio 

今回はるぱんの設計をしてくださる前橋を拠点とし、住宅や店舗設計を中心とするデザイン事務所です。

建築だけでなく道具や家具、プロダクトのデザインワークも担います。素材の背景や手仕事を尊重したものづくりを大切にしています。

山を建築や文化の根源とし、

「山と人」にフォーカスした事業を展開していきます。



Llemoさんにはるぱんの店舗のこだわりを説明して頂きました。

テーマは

「日常に多様な交点を」

広瀬川沿いの閑静な住宅街であり、前橋のまちなかと前橋公園をつなぐ道の途中にある場 所です。

 朝はジョギングをする人や犬の散歩をする人が行き交います。昼間は子供連れや老夫婦が 歩いている姿があります。夕方になると学生や外国人の方が自転車で通ります。 はるぱんの前の川沿いの遊歩道は、時間帯や、季節によって多様な人たちが行き交う場所で す。 人やモノが直線的に動く日常の道の途中に、気軽に立ち寄れる場所をつくりたいです。 パンの匂いや店構え、灯りに誘われてふらっと寄ってほしいです。 みんなの日常に、はるぱんやこの場所に訪れた人、まちの人との小さな交点が生まれるとう れしいです。

建築的な面白さもあります。 今回は2棟の隣り合わせの空き家を同時期にリノベーションします。 特徴とすると、複数の用途が混在する場所になります。 パン屋さん、コーヒー屋さん、建築設計事務所、レンタルスペース、小売店(未確定用途も あり)など、普段交わらないような空間やお店、人が、集まります。 人やモノの新しい交点が、日常的に生まれる場所にしたいです。 吹き抜けや窓越しに違うお店や人が見え、視線も交差します。 ちょうど良い距離感で、会話が生まれ、日常が少しでも鮮やかになるとうれしいです。

はるぱんのみんなの日常に彩りを添えたいという想いを、 この場所が交点となり、実現できるよう考えています。

はるぱん完成イメージ



上でも少し触れましたが、今回店舗となる建物は元空き家です。

現在全国で増加している「空き家」群馬県でも例外ではありません。

5年毎に行われる「住宅・土地統計調査」によれば群馬県の空き家率は年々増えています。

【 前橋市都市計画部建築住宅課:前橋市空家等対策計画参照 】


全国規模で見ても群馬県の空き家率は12位となかなか上位に位置しています。

そんな群馬県中でも今回店舗となる場所、前橋市の千代田町は「最重要地区」として定められています。

空き家問題は防犯・防災・衛生・景観を損なうことに繋がり、結果地域の活力を失う事にも繋がります。

こう書くと空き家にマイナスなイメージを持ちますが、裏を返せば活用次第で大きな資産と可能性を秘めています。

今回「空き家」を「パンとコーヒーのお店はるぱん」に生まれ変わらせる事により少しでも空き家問題に貢献できたらと思います。

また、私達のように空き家を再活用して、楽しい場所を作る人が今後沢山出てきたら嬉しいです。










色々と書いてはきましたが、私たちはパンが好きでコーヒーが好きなふつうの女の子です。

立派な理由や志があるわけではなく、ただただ好きだから続けてきました。

「好きだから」「楽しいから」が根っこにあります。

シンプルですが、1番大事な気持ちだと思っています。

続けられる環境があることに感謝をしつつ、これからも突き進んでいきます。

そんな私たちの挑戦を周りの皆さまも楽しみながら見守っていただけたら幸いです!!













  • 2022/08/23 23:24

    こんばんは!お久しぶりの投稿になってしまいました。皆さまいかがお過ごしでしょうか。最近のはるぱんは、リターン品の箱詰めを一つ一つ感謝の気持ちを込めて行っています。本日から発送も始まりました!早い方だと明日中にはお手元に届くかと思います。そして箱の中には新しく作っていただいた可愛いチラシも一緒に...

  • 2022/06/02 10:36

    おはようございます!6月1日23時59分をもちまして、はるぱんのクラウドファンディング期間が終了しました。そして、目標金額を達成することができました!!364人というたくさんの方にご支援をいただきました。本当にありがとうございます!!不安の中はじめたクラウドファンディングでしたが、多くの人に助...

  • 2022/05/25 21:13

    本日ではるぱんのクラウドファンディングが残り1週間をきりました!!後7日間、6月1日(水)23時59分までです。引き続き一緒に盛り上げていただけたら嬉しいです。応援コメントも一つ一つしっかり読んで日々の活動の力にしています。ありがとうございます!最後までぜひ、よろしくお願いいたします!!

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