初めまして!この度は本プロジェクトページを訪問いただき誠にありがとうございます!
私は沖縄県宮古島で、
①サトウキビとバナナを栽培し、
②黒糖製品を製造し、
③黒糖&島バナナスイーツ作りの体験型・食育プログラムを運営している
「農業生産法人株式会社オルタナティブファーム宮古」の松本 克也と申します。
オルタナティブファーム宮古は宮古島空港から車で約15分のところにあります。
体験型・食育プログラムは、
①現地・観光農園での「リアル体験」の他、
②事前送付する体験キットを使ってご案内する「オンライン体験」、
③ガイドが開催地に出向いてご案内する「出張型体験」も行っています。
現物を「見て・触れて・食べる」5感を通じて話題豊富に案内するので、幼児から大人までが、それぞれの観点で「美味しく・楽しく・学べる」プログラムになっています。
この度、大変光栄なことに農林水産省の第6回 食育活動表彰において消費・安全局長賞を受賞しました!
コロナ禍で移動自粛が求められる中、オンラインでの体験型の食育プログラムを開始し、距離(遠路宮古島に来るための予算・時間が不要)・会場(大会場が不要)・参加人数などの制約を受けず、広く食育活動を普及できるツールとして実績を上げたことが評価に繋がった理由であろうかと思っています。
【活動紹介のYoutube動画】
体験参加者からも嬉しい評価を頂いて、沖縄宮古島の紀行・文化を知る「地域学習」や畑(サトウキビ)~食卓(お砂糖)までの「食育」のプログラムとして、今後さらに多くの子供たちに向けてこの活動を広めて行きたいと思っています。
ただ、私だけの力で広く子供たちに向けて機会を提供することは難しいのが現状です。この度の受賞を機会に、初めてクラウドファンディングへのチャレンジを決心しました。
どうか皆様のお力を貸して頂けませんでしょうか。
実は前職は自動車会社で8年半、車体の軽量化〜環境負荷低減の為の接合技術開発に取り組んでいました。社会的貢献度の高いチャレンジングな仕事を誇りに思う一方で、自己矛盾或いは限界のようなモヤモヤした思いを抱えていました。
いかに環境技術が進化しても、生活の便利さ・快適さの享受の背反として、結果的には地球環境負荷を高めてしまうのではないか?と。
そんな矢先、宮古島で循環型農業の実践を基礎とした農産事業立上のスタッフを募集するという情報をみつけました。地球環境負荷を低減する循環型農業に強い興味関心はあっても農業経験はゼロな一方で、旅行者として宮古島が大好き!だった私にとって、『これは偶然ではなく必然のチャンス!』と思ってすぐに飛びつきました。そうして家族と共に宮古島に移住し、農産事業を始めることになりました。
「宮古島ならでは」のものにチャレンジしよう!という想いでサトウキビ栽培と黒糖作りを始めました。知識も経験も全くない状態からのスタートだったので、先輩農家や黒糖職人に教えを請い、支援も頂きながら、沢山の失敗と改善の実践経験を積み重ねてきました。
サトウキビ栽培では「100人に聞いたら100通りのやり方を教わることになる」と言われましたが、各人がそれぞれの実践努力を重ねきている様子を知り、自身でも様々の作柄(春植え・夏植え・株出し栽培)や品種の栽培にチャレンジしてきました。
黒糖作りでは、複数の黒糖職人さんを訪ねて技術を学ばせて頂き、様々の黒糖を買い漁って味比べして、自分でも何度も焚いてみて、地元の方が「この黒糖は塩っぱい/苦い」などと表現する黒糖作りの奥深さを知りました。
一般には「お砂糖の原料」くらいにしか思われていないサトウキビも、やはり土の上で育つ生鮮の作物で、鮮度も大事だし旬もあります。ビタミンやミネラルが豊富で、茎をかじってみると、よく梨やスイカみたいと表現されるようにフルーティーでジューシーな美味しさです。
代表商品「美ら蜜ナッツ&フルーツポット(ナッツとフルーツの黒糖蜜漬)
など様々な黒糖製品の開発も進めてきました。
サトウキビの魅力を一番よく知ってもらえる方法として、試行錯誤した結果たどり着いたのが、「黒糖&島バナナスイーツ作り」の体験型・食育プログラムでした。
サトウキビの特徴や栽培方法、黒糖やお砂糖ができるプロセスや歴史の紹介など、90分ほぼ喋りっぱなしで様々な話題提供をしながら、サトウキビの収穫から黒糖作りまでの工程を美味しく・楽しく・学べる体験をご案内しています。
これまで5,000名様ほどの方にご参加頂いて、お客様の応援メッセージが大きな励みにもなっています
2020年8月、宮城県の小学校の先生から、社会科授業の地域学習で沖縄のことを学ぶ際に、リアルな教材があると嬉しいということで、サトウキビを提供してもらえないかというご相談を頂きました。私自身が初めて生のサトウキビをかじった時の衝撃を覚えているので、「是非どうぞ!」と引き受けて、どうせならサトウキビの栽培もしてみませんか?とご提案し、現場撮影した動画と共にサトウキビの苗もお送りしました。その後、先生や生徒方々から頂いたメッセージから、リアル教材がお役に立てた様子を知り、大変嬉しく思いました。サトウキビは校庭で大切に育てられ2021年12月に無事に収穫を終えています。その次年度には宮古島の観光農園と小学校をZoomで繋いで、オンライン体験授業を開催しました。
体験案内に先立って、
①サトウキビの栽培キット(サトウキビの苗、ビニールポットなど)
②収穫キット(かじる用のサトウキビの茎)
③黒糖作りキット(サトウキビジュースを焚き詰めたシロップ)
などが入った体験キットをお送りします。
体験当日は、導入部分の宮古島の紀行・文化の紹介から始まって、動画・写真を含む50枚以上の資料を使って、クイズも交えた全員参加で、体験キットを使いながらサトウキビの苗の植付~黒糖焚き上げまでを体験します。体験授業の行程は全部でおよそ1.5時間です。
~体験学習の内容と流れ~
ご自宅でもオンライン体験授業を受けて頂くことも可能で、こちらはその様子のお写真です。
その後、東京や沖縄の小学校、東京の高校、大阪の大学に向けて、対象とする年齢や目的に応じた内容のオンライン体験を開催してきました。
日本列島の南端に位置する沖縄には、亜熱帯環境ならではの独特の植生や文化の魅力があります。「今週末行ってみようか」とは中々いかないですが、現地宮古島と小学校をオンラインで繋いで、リアル教材も使いながら子どもたちに地域学習・食育の機会を提供することは、比較的簡単に実現可能です。
先生や生徒方々から頂いたメッセージからお役に立てた様子を知り、出来るだけ沢山の小学校の子どもたちに体験学習の機会を提供したいと思う様になりましたが、1社の財力では広く実施することが難しいのが実情です。
子どもたちの地域学習・食育の機会提供に共感頂ける方にご支援をお願い致します。
今回の試みは、社会科の地域学習*に合わせて小学5年生に対象を絞りました。
*地形や気候などに着目して,国土の自然などの様子や自然条件から見て特色ある地域の人々の生活を捉え,国土の自然環境の特色やそれらと国民生活との関連を考え,表現する(文部科学省・小学校学習指導要領・第5学年の目標及び内容より抜粋引用)
今回の試みがうまく進められれば、中学生や高校生など、より広い対象に向けて、各様の学習機会を提供できるようにしたいと思っています。
このプロジェクトを通じて、子どもたちに美味しく、楽しく、学べる体験型の食育の機会を広く提供すること!初めてかじる生鮮のサトウキビや出来立てアツアツの黒糖の美味しさには問答無用の説得力があります。大きく育ったサトウキビから苗を取って新しいサトウキビを育てること、すなわち、前の学年から次の学年の子どもたちに命を繋いでいくこともできます。水や土を守る循環型農業を実践学習できるSDGsの観点としての学びも含んでいます。
そうして、末永く続く取組として食育活動を継続していきたいです。
◆体験授業の実施費用◆
15,000円×20校 30万円
●体験授業に使うキットとその送料
●オンライン講義
●通信費、機材・教材費、人件費
その他経費はオルタナティブファーム宮古が負担
◆リターンに関わる費用 ◆
約5万円
◆クラウドファンディングに関わる手数料◆
約15万円
《募集方式について》
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
■全てのリターンにお礼メールと活動報告書(eメール添付)がつきます。
5月~7月 クラウドファンディングに初挑戦!
随時近況報告もさせて頂きたいと思います。
同時に参加希望の小学校を募集いたします!
《体験型・食育プログラム実施希望校さま》
・学校名
・都道府県
・参加人数
・希望日(第一希望~第三希望)
・ご担当者様連絡先(お名前・電話番号・メールアドレス)
をこちらのメールアドレスまでご連絡下さい。
info@alternative-farm.com
8月 クラウドファンディング終了。
随時お礼のご案内とリターンの発送を致します。
9月~ 小学校への体験授業の提供開始。
※学校のカリキュラムの進行などご希望によってはプロジェクト進行中であっても授業の提供を致します。是非ご相談下さい!
最後までお読みいただきありがとうございます。
これまでは、現地宮古島の観光農園に皆様をお迎えして、体験型の食育プログラムの提供を続けてきました。しかし、コロナ禍で移動自粛が求められる中、オンラインでの体験案内を始めてみた所、距離(遠路宮古島に来るための予算・時間が不要)・会場(大きな会場が不要)・参加人数などの制約を受けず、広く食育活動を普及できるツールとして、オンラインならではの多くのメリットがあることに気づき、大いに活用していきたいと考え直すようになりました。事前にお送りする体験キットも併用して、五感を使って「美味しく・楽しく・学ぶ」をモットーに、食の循環を沢山の子どもたちに提供していくために今後も活動を続けて参ります!
最新の活動報告
もっと見る無事終了を迎えました!感謝申し上げます!
2022/08/01 20:007月31日23:59をもちまして無事プロジェクトが終了しました。最後までご支援頂きまして誠にありがとうございました!集まった支援金は子どもたちに美味しく、楽しく、学べる体験型の食育の機会を広く提供するために大切に使わせて頂きます。ご支援頂きました皆様、本当にありがとうございます。活動の報告は随時こちらの活動報告でお知らせしてまいりますので是非引き続き見守って頂けますと幸いです。また、リターンの配送も準備が整い次第順次発送を致しますので楽しみにお待ちください。そしてこのオンラインでの食育体験授業まだ実施枠に空きがございます!うちの学校でも実施したいな、子どもたちに体験してもらいたいななどございましたら是非お気軽にお問い合わせください。詳細はこちらから⇓https://camp-fire.jp/projects/569516/activities/396211どうぞよろしくお願いいたします。 もっと見る
【本日最終日!!】
2022/07/31 09:00サトウキビの魅力丸かじり!全国の小学生にオンライン体験学習で食育を届けたい! ついに本日で最終日となりました!約2か月半に渡り皆様の温かいご支援誠にありがとうございます!この体験型・食育プログラムは、(1) 現地・観光農園での「リアル体験」の他、(2) 事前送付する体験キットを使ってご案内する「オンライン体験」(3) ガイドが開催地に出向いてご案内する「出張型体験」も行っています。現物を「見て・触れて・食べる」5感を通じて話題豊富に案内するので、幼児から大人までが、それぞれの観点で「美味しく・楽しく・学べる」プログラムになっています。コロナ禍で移動自粛が求められる中、オンラインでの体験型の食育プログラムを開始し、距離・会場・参加人数などの制約を受けず、広く食育活動を普及できるツールとして実績を上げたことが評価に繋がり、この度の農林水産省の第6回 食育活動表彰において消費・安全局長賞を頂けた理由でないかと思っています。出来るだけ沢山の子どもたちに体験学習の機会を提供できるよう努めてまいります。本日23:59まで実施しております。どうぞ最後まで引き続き応援をよろしくお願い致します。プログラム実施ご希望の方、まだ枠に空きがございますのでぜひお問い合わせください!詳細はこちらから⇓https://camp-fire.jp/projects/569516/activities/396211周りの方へfacebookやtwitterなどSNSでのシェア拡散も最後までご協力頂けますと嬉しいです!https://camp-fire.jp/projects/view/569516どうぞ宜しくお願い致します! もっと見る
【残り1日!!】
2022/07/30 09:00サトウキビの魅力丸かじり!全国の小学生にオンライン体験学習で食育を届けたい! プロジェクト終了までラスト1日となりました!サトウキビ農家・黒糖加工職人がガイドとして直接案内する「美味しく・楽しく・学べる」体験として、宮古島での体験型観光4,700人の実績が基礎になっています。一般の観光客の他、教育機関に対しても、幼稚園・小学校・高校・大学向けに多数の実施実績があります。複数小学校へのオンライン体験実施を通して、社会科の地域学習と合わせた食育プログラムとしてお役に立てる様子を知り、また、農林水産省 第6回食育活動表彰でも授賞・ご評価いただいて、出来るだけ沢山の小学校の子どもたちに体験学習の機会を提供したいと思う様になりました。1社の財力では行動範囲が限られますが、広く活動実施することを目指して、クラウドファンディングを活用して資金調達し、無料開催できる枠組みを整えたのが今プロジェクトです!7月31日23:59までどうぞ引き続きよろしくお願い致します。プログラム実施ご希望の方、まだ枠に空きがございますのでぜひお問い合わせください!詳細はこちらから⇓https://camp-fire.jp/projects/569516/activities/396211周りの方へfacebookやtwitterなどSNSでのシェア拡散も最後までご協力頂けますと嬉しいです!https://camp-fire.jp/projects/view/569516どうぞ宜しくお願い致します。 もっと見る
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