連日、テレビやSNSで発信されている、ロシアのウクライナ侵攻。

一方的な暴力や、それによる悲惨な犠牲に、心を痛めている方も多いのではないでしょうか。

しかしミャンマー支援を続けている私たちは「ウクライナでも起きたか」という目で見ています。2021年2月1日に起きたミャンマー軍によるクーデターとその後の「虐殺」を国際社会は「どこも止めなかった」。そのことはロシアの背中を押したのです。「ウクライナ侵攻ぐらいなら大丈夫だ」と。

 今こそ、ミャンマー民主化を支援する声を上げ、支援物資を届けることで、

・ミャンマー民主化支援の意志を示し続けること。特にミャンマーの人々に「忘れてないよ」というメッセージを届けること。

・軍政と暴力そのものに反対する意志を、日本から発信すること

ができます。

ミャンマーにメッセージと支援物資を届けよう!

軍のクーデターから1年以上経った今も、民主政治を求め軍への反抗を続けるミャンマー市民。

彼らに、「応援し続ける」メッセージと、長期保存できる食品を届けましょう!

支援団体:「ミャンマー民主化を支援する信州の会」

昨年5月から支援活動を続ける、長野県の有志団体。

県内外在住のミャンマー人、善光寺の僧侶や県議会議員、学生らが集い、勉強会やカンパなど、ミャンマーを知り、広め、支援する活動をしています。

資金の使い道

ミャンマー国内外で軍の暴力に苦しんでいる人々に人道的な援助を行います。軍事に転用できず、軍から没収されにくい長期保存の食品(おむすびころりん本舗の「水もどり きなこ餅」)を現地に郵送し、必要な方たちに配ります。


実施スケジュール

4月上旬: クラウドファンディング開始

4~5月: 参加してくださる皆さんにFacebookを通じて、ミャンマーの国内情勢をお伝えします。

5月末: クラウドファンディング終了

6月: リターンの発送開始

8月: 支援金の使途の報告

9月: 現地への食品の発送作業を開始

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。

リターンには、ミャンマーカレー「チェッターヒン」!

支援してくださった方には、ミャンマー料理研究家・保芦ヒロスケ氏が商品化した、「チェッターヒン」のレトルトカレーをお届けします。

ピーナッツオイルやスバイスの香り、さらに柔らかく煮込まれた骨付きチキンがたまりません。化学調味料、保存料、着色料不使用で体にも優しいこちらの商品、マツコ・デラックスさんの番組で「日本のレトルトカレー・ランキング 1位!」になったものです!今までに何回も取り上げてもらっています。

マイルドと激辛からお選びいただけます。

ミャンマーとクーデター

昨年2021年2月1日、ミャンマーでは軍が、民主的な政党(NUG)のメンバーを不当に拘束し、クーデターを起こしました。

大統領を選ぶ選挙に不正があったから、というのが軍の主張ですが、その選挙の正当性は、日本含め国際的な監視団が確認しています。

それにも関わらず、政治的な権力を掌握しようとする軍。長い歴史の中で、せっかく手に入れつつあった民主的な政治をないがしろにされた国民は、「二度と軍政には戻さない」という強い意志で、1年以上抗議の意志を示してきました。

そんな国民を、軍は残酷な方法で弾圧していきます。

暴行される、銃で打たれるなどして、クーデター後、軍により命を奪われた人は、判明しているだけで1600人を超えます。(2022.3.15日現在/AAPP通信より)

軍の放火、強盗なども相次ぎ、困難を強いられる一方、国際社会の注目はウクライナ問題に向いてしまっています。

軍とロシアとの関係

しかし、私たちが日本からミャンマーの軍に反対することは、ロシア軍に反対することにも繋がります。

というのも、ミャンマー国内においては、国軍がロシア側を支持し、NUG・国民側がウクライナを支持する、 という構造になっています。

なぜなら、ロシアは、ミャンマーの軍に武器を供給している主要国だからです。

軍が欧米から制裁を受けていた時も、ロシアのような独裁国家との癒着を強めていたとのことでした。

よって、民主政治を望む国民を支援することは、軍への反対、および軍を支えるロシアなどの独裁国家への反対の意思を示すことになるのです。

弾圧が続く中、民主政治を求める意志を、発信し続けるミャンマー国民。

彼らを「支援し続ける」ことを示し、ミャンマー支援はもちろん、軍政や独裁政治そのものに反対する声を届けていきましょう。

独裁に心を痛めるあなたの支援をお待ちしています!

                      *

賛同者のコメント: 危険があるため名前は載せられませんが、ミャンマー在住のミャンマー人のコメント

 ミャンマーではクーデターになって1年以上となり、政治囚支援協会の情報によると現在まで、1,687人が殺され、12,813人が拘束されて、指名手配されている人が1,973人います。カインやカヤ州、サガイン県等、地方での戦闘も変わらず続いています。どこの戦闘で何人亡くなったとか、どこの村が軍隊に焼かれた、誰が逮捕された、拘束後死刑判決を受けたとか、拷問されて死んだなどのニュースが毎日オンラインで流されています。特に、北部のザカイン県は軍のターゲットになって、多数の村が空爆などで焼かれて子供など含め村民が殺されたり、避難民として逃げたりしています。また、インターネットも広範に制限されて、実態がよくわからない状況で、日々 難民数も増えています。軍隊の残酷さを表す言葉もないほどです。

 また、国内では、外国投資が一時停止されて、失業率が上昇し、経済的にも厳しい状況の中、軍隊は「国民の生活は自分達次第だ」と考えており、電気代を払うか払わないかと関係なく、毎日6時間通電、6時間停電みたいな体制で、毎日停電が多いです。停電となると、オンラインでの仕事や授業などができなかったり、ヤンゴン等一般的な住宅では電動ポンプが動かないため水道水が出なくなっています。ウクライナ問題も重なって、発電機の稼働のための石油代も非常に上がっているから、一般家庭ではソーラーパネルを使おうとしたりしています。他、電話代やモバイルデータの料金を上がったりなどで、収入が悪い環境の中、国民の生活がいつもより大変な状況となっており、20年前に戻ったみたいに感じられます。

 生活が大変だから、治安がより悪くなってきて、自分の家族に何かあった場合でも助けてもらえる警察などがいません。子供や若者達の教育が止まっているのも1年以上となり、このまま軍隊の下になると、ミャンマーの未来は真っ暗いままで、教育的にも、経済的にも、ライフスタイル、インフラすべてに対して何の発展もないです。今は国民が生きていくためしょうがなく仕事したり、ストレス解消したりしていますが、心の中には不平、不安と悲しみ、悔しみばかりで、多くの国民が殺されたこと、人権が侵害されたことなどを忘れずに、国民の決意は以前と変わらないです。いくら軍隊が支配を強めたようにしても、国民の心は決して支配されず、出来るだけ反軍活動を続けています。

 避難民、CDM、PDF、民族武装グループなどを支えるため、国内や海外にあるミャンマー人達は国民統一政府(NUG)と協力して支援金集めたり、それぞれ地区やグループごとに支援金活動したり、ネット上でのユーチューブやウェイブなど技術を利用して支援したりしています。ただし、国内では、支援している人をつかまえたり、口座をブロックしたりしたケースも多くあるから、いろいろ考えて、工夫しながら支援してきました。

 国際社会から武器の支援等がなかったため、国民は自分達の力でやらないといけないと考えて戦い続けていますが、国内での国民の生活もどんどん厳しくなっているため、国際社会の支援が本当に必要となっています。

 私達ミャンマー人の未来のため、このクーデターのままではいけないから、国際社会からもミャンマーでの大変な状況を忘れずに応援し続けてほしい。

 皆様からの支援はミャンマー人のため非常に重要で、私達の希望につながってくれる力ともなっており、私達の未来を変えられるため支える光ともなります。

 今まで支えてくれたすべての方に感謝申し上げます。これからも引き続きよろしくお願い致します。

 2022年3月21日



  • 2022/05/28 07:01

    本クラウドファンディング、『ミャンマー市民に「忘れてないよ!」という声を届けよう!』はいよいよ本日までとなります!皆さまお一人おひとりに支援いただき、無事SUCCESSすることができました!また、SUCCESS後も寄付いただき、より多くの支援を届けることができます。ありがとうございます!寄付が...

  • 2022/05/20 17:13

    【本プロジェクトはSUCCESSしました!】支援いただいたみなさま5月19日夜、本プロジェクトは目標金額の100万円に到達しました!みなさまに支えていただいたおかげです。ミャンマーに物資を届けることができ、私どもも心より嬉しく思います。本当にありがとうございました!こちらのクラウドファンディン...

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