はじめまして。私たち一般社団法人アスリートメンタルサポートは”すべてのアスリートに自信と勇気を!”テーマに、スポーツ選手のココロをサポートするお仕事をしています。

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スポーツは「心・技・体」と言われますが、最近ではテニスの大坂なおみ選手やバスケットボールの八村塁選手を始め、メンタル面にトラブルを抱える選手が数多く存在します。実は現在の日本にはプロのアスリートでさえ、メンタルをサポートをする土壌がまだまだ整っていません。そこで今回、私たちメンタルコーチは多くのアスリート達と協力をして、メンタルノート&グリーンカードを作成しました。このノート&カードを小学生高学年、中学生のスポーツ現場へ広く普及させることで、日本全国にメンタルをサポートする文化を築こうと考えています。僕たちと一緒に日本の明るい未来へ種まきをしませんか?

これまでの日本のスポーツ指導は体(フィジカル)を鍛え、技(テクニック)を磨くことばかりに多くの時間を費やし、心(メンタル)に関しては指導者自身の経験や価値観、そして人間性に一任されてきました。また、ひと昔前までは勝利至上主義による”肉体的かつ言葉の暴力による指導法”が当たり前の様に横行していましたが、時代は大きく変化し、現在は行き過ぎた指導=パワーハラスメント(パワハラ)と認識され、大きな社会問題にもなっています。特に直近3年間では日本サッカー界の頂点であるJリーグでも3件ものハラスメント事案で監督が懲罰を受けています。
またスポーツ界に限らず、日本全国でハラスメント事例は年々増加傾向にあります。このハラスメント問題の最大の原因は”ココロのつながりの欠如”にあると私達は考えています。ココロのつながりとは、お互いの信頼関係のことです。

(引用データ:厚生労働省HPより)

2021年3月28日の朝日新聞の朝刊に掲載されていました、日本サッカー協会(JFA)のキッズプロジェクトリーダー皆川新一さん(60)の体験談をご紹介します。

このエピソードを聞いた時、これこそが本来あるべきスポーツ現場のあり方だと私達は感じました。中田英寿さんのように中学生年代から自分の信念や考えを持ち、それを指導者に伝えることはなかなか難しいかもしれません。しかし選手が指導者に対し、納得いかないことは「納得いかないです!」と素直に伝えられる環境、そして指導者も「選手に教えてもらうことが沢山ある」と反省を繰り返しながら成長していく姿が、本来あるべきスポーツ指導の現場なのではないでしょうか?その環境を作り出すために産声(うぶごえ)をあげたのが、今回ご紹介するメンタルノート&グリーンカードです。この2つをスポーツ現場で活用することで、3つの「つながる」を創造することができます。

①自分とつながる
思春期で不安定な小学生高学年や中学生年代は、自分の感じたことや考えたことを言葉にする能力=言語化能力を育む必要性があります。そのためには1日の終わりに、”今日はどんな1日だった?””明日はどんな1日にする?”などの簡単な質問に答え、それを書き出す練習を積み重ねることで、自分の心が”見える化”され、複雑な思考もシンプルに整理できる様になります。また”やらされる練習”ではなく自分の目標に向けた”意味のある練習”を自分で考える能力も身についていきます。これを60日間繰り返すと、徐々に自信が生まれ、”自分のココロとつながる”感覚が生まれてきます。

②指導者とつながる

神奈川県葉山中サッカー部を始め、全国12のスポーツチームにメンタルノートを試験的に導入しました。週に一度、指導者はノートを回収し「いつも見てるよ!」「よく頑張っているな!」などの承認の言葉や一言アドバイスを添えたところ、徐々に選手はノートを通じて自分の考えや意見を伝えられる様になりました。そして、指導者も選手の気持ちに寄り添った声かけや問いかけができる様になった結果、60日後にメンタル成長率が1.22倍もアップしました。この様にメンタルノートには、言葉にしたものをお互いに共有することで相互理解が深まり、”選手と指導者のココロのつながり”を作るという役割もあります。

③仲間とつながる

”人間には誰しも3つの才能の種が与えられている”という古くからの言い伝えがヨーロッパにはあるそうです。「足が速い!」「強いシュートが打てる!」「リーダーシップがある!」など明確な特徴がある選手は分かりやすいのですが、自分の才能、強みや武器を理解できている選手は少なくありません。そこで、グリーンカードの裏面に自分の素晴らしいと思うところをチームメイトに書いてもらうことで、自分では気づけなかった才能や能力を発見し、それを日々の練習で磨く努力をすることでチームスポーツに貢献できるようになります。またこのカードをチームメイトとお互いに交換し合うことで”仲間とのココロのつながり”が生まれる様になります。


日本全国の中学生でスポーツ活動を行っている生徒はおよそ190万人と言われています。その3.5%に当たる6.7万人の小学校高学年、中学生を中心にメンタルノート&グリーンカードをプレゼントすることで、日本スポーツ界にメンタルをサポートする礎(いしずえ)を築こうと考え、僕たちは当プロジェクトを立ち上げました。
2022年1月からこのプロジェクトを開始し現在、メンタルノートは関東、中部、関西、そして海外のドイツへと広がりを見せつつあります。ここまで自費で678冊のノートを配布してきましたが、更なる活動資金が必要です。まずは最初のステップとして3年間で10,000人のJrアスリートにプレゼントする目標資金として¥2,000,000を必要としています。

今年の4月20日、熊本県八千代市にある秀岳館サッカー部で指導者による選手への体罰動画がSNS上で拡散され大きな話題を呼びましたが、これはスポーツ現場の氷山の一角に過ぎないことが予想されます。

今、時代は大きな転換期を迎えようとしています。ひたすら強い選手が尊敬される勝利至上主義の時代から、自分らしさを表現しながら、スポーツを楽しむ選手が愛され、その姿に多くの人が感銘を受ける時代へと変化しようとしています。

サッカー・野球・バレー・バスケ・テニス・バトミントン・卓球・陸上・ハンドボール・ソフトボール…スポーツの世界からパワハラが消え、誰もが喜びを感じる未来を作るために、メンタルノート&グリーンカードを日本全国のJr.アスリート達へ届けませんかスポーツの世界に心のつながりを作るために、どうかあなたのお力を貸していただけないでしょうか?

●皆様からいただくご支援は、下記の費用に使用させていただきます。 

・メンタルノート10,000冊製本費  125万円
・グリーンカード30,000枚製作費 10万円
・スポーツチームへの郵送費 25万円
・支援者様へのリターン費 22万円
・CAMPFIREへの手数料9% 18万円

●10,000冊のメンタルノート&グリーンカードの寄贈先について

【寄贈先が決まっているチーム】
・セレソン明石
・THE RED ACADEMY
・THE RED ACADEMY横浜

①今後、弊社とご縁のあるJr.スポーツチームや部活動様へ寄贈いたします。
②そのスポーツチームの指導者様からの紹介を受けたスポーツチームへ寄贈いたします。
③またクラウドファンディングに共感、協力していただける皆様の中で「自分を育ててくれたスポーツチームに導入して欲しい!」「自分の子供が所属している部活動に導入して欲しい!」そのようなお気持ちがありましたら、スポーツチームの監督やコーチを弊社へご紹介いただけないでしょうか?リターン品の備考欄に「チーム紹介します!」というメッセージを記入いただけましたら、弊社からメールにてご連絡をさせていただきます。その後、先方様へ丁寧にご説明をさせていただきますので、先方様がご納得いただけるようであれば寄贈いたします。

●今後のスケジュールについて

2022年7月31日 クラウドファンディング終了
2022年8月中 購入していただいた皆様への物品のリターン品発送
2022年8月中 メンタルノート&グリーンカード寄贈先へのご説明スタート
2022年9月初め メンタルノート製本&グリーンカード製作
2022年10月〜 全国のJrアスリートチームへ郵送スタート
2025年10月 10,000人のJr.アスリートへ配布終了予定

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

⚽️石川 直宏さん(元サッカー日本代表)⚽️

サッカーはライバルや環境といった外的要因に支配されやすい、とても繊細なスポーツです。その中でも成長できる選手は、3つのことを常に意識していると感じています。①自分の長所と短所を理解している②過去を振り返り未来を創造しながら、今できることを積み重ねている③勝利するから幸せになるのではなく、成長している実感があるから喜びや幸せを感じられる、そんなことをメンタルノート&グリーンカードを活用して、実感してほしいです!

 ⚽️田鍋 陵太さん(元U22サッカー日本代表)⚽️

今回、メンタルノート&グリーンカードの作成に関わらせていただきました。私は現在、小中学生のサッカーコーチをしています。このカテゴリーは素直な自分の気持ちを伝えるのが苦手な年代です。そこでこのノートを導入することで、子供たちの「考える力」「ココロを整える力」を養うことができると実感しています。また指導者や親御さんにとっても、子供たちが「何を考えてサッカーをしているのか?」が見えることがとても大切かと思います。ぜひ、日本の未来のために、たくさんの子供たちに活用してもらえたら嬉しいです。

⚽️FOOTARTIST  JUNさん⚽️

サッカーを愛する人間として、このメンタルノートを通してサッカーを好きになる子供達が一人でも多く増えてほしいと願っています。心技体という言葉がありますが、心の部分をトレーニングすることは少なく、しっかりと言語化することのできる子供と指導者が増えることが日本のサッカー文化の構築に繋がると信じています。サッカー少年、サッカー少女を育てるために、メンタルノート&グリーンカードを多くの人に活用していただけたら幸いです。

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