はじめに・ご挨拶

今回のプロジェクトの課題ですが、2025年問題(75歳以上の人口が日本総人口の25%に達するために認知症患者が増大すると予想されている)をeスポーツを使って解決したいというものです。eスポーツは現在は40歳以下がほとんどのユーザーですが、50歳以上のシニア世代もゲームの黎明期を子供のころに経験してきた世代です。フレイル予防のためにeスポーツに取り組もうというムーブメントを広げて(それはつまり日本総人口のの50%をしめる50歳以上に広げるということですが)、eスポーツ総人口の底上げをしていきたいのです。そうすることで関連産業の活性化や現役選手へのスポンサー増加などが見込めると思っております。

当社はMOT(多対象物体追跡システム)による認知トレーニングアプリ、ニューロトラッカーを普及する活動を行っており、こちらを利用した認知機能改善を運動とともに提供するデュアルタスクトレーニングメニューを開発しています。先日会員数5000人のフィットネスクラブより依頼がありました。フィットネスクラブも高齢化の波が押し寄せ、50歳以上の会員が60%以上、90歳の会員の方もいるとのこと。こちらの会員様の望むサービスを提供したいということで平均年齢63歳のeスポーツチーム浜田山shootersの活動にご興味をもたれ、当社に白羽の矢をたてていただきました。

脳トレサロン 浜田山

運動の認知機能改善効果がベストセラーになっている”運動脳”の中で紹介されています。心拍数が増えるくらいの軽い有酸素運動(早歩きくらいのレベルでも心拍数が増えればOK)を数か月続けると記憶をつかさどる海馬が活性化するという実験結果を著者のアンディッシュ・ハンセンさんは紹介しています。

それでタブレットにインストールされたニューロトラッカーをエルゴメーター、トレッドミルなどの有酸素運動と同時に行うことを提言しています。ニューロトラッカーは80歳の方が短期記憶力が向上するというデータもありますし、非言語で右脳を活性化し、クイズなどの問題を読まなければならない脳トレより運動と一緒に行うデュアルタスクトレーニングにむいています。実際リハビリ機器会社の方がニューロトラッカーのほうが自転車こぎやすい。問題を読むときに足が止まるということがない。とおっしゃっていただきました。高齢者の運転技術が向上するというデータもあり、運転リハビリのツールとしても有効だと思います。これらデータはニューロトラッカーHPより確認することができます。

中高年の特に男性のコミュニティーを作りたいというフィットネス施設側の希望とeスポーツを用いたフレイル予防は合致しています。またFortniteやApexなどのゲームを教えるという通常のeスポーツジムと違うのはという20年以ニューロトラッカーという20年以上研究されてきたアプリを足すことでeスポーツだけより高い認知機能向上効果を期待できるという点があります。MOTシステムは一種のゲームのような側面もありますが、ゲームがやり始めたら止まらなくなるのとは反対でむしろメンタルは沈静化しゲームとゲームの間に行うことによってゲーム依存症の軽減効果も確認されています。

株式会社スポーツシンギュラリティー研究所

eスポーツは高齢者でもチーム作りを通してフレイル予防(社会的な活動を維持できる、活動性を高めることで知能低下防止、筋力低下防止をはかることができる)になり、eスポーツ大会などをおこなっていくことで全国の方としりあったり、新たなコミュニティーをつくることができます。

当社はeスポーツチームとスポンサー契約もしているのでメンバーがゲーム指導をしてくれることを確約してくださっているのでニューロトラッカーとeスポーツで効果的で楽しいメニューを一緒につくってまいります。

ゲーミングチーム WISP

2023年1月27日から29日までビックサイトで開かれる東京eスポーツフェスタでも浜田山shootersは招待うけました。シニアのeスポーツチームが注目されています。当社はブース出展もしています。

東京eスポーツフェスタ


このプロジェクトで実現したいこと

シニア・シルバー層にeスポーツを普及する活動とeスポーツ選手のセカンドキャリアの開拓を応援してもらいたいのです。

eスポーツ選手に認知トレーニング・脳科学・認知症予防の骨子を教え、また福祉事業者はeスポーツを覚えたいという希望をもっているのでそれぞれのニードにあった資格養成をおこなっていきたい。そしてフィットネスクラブなどに派遣できるeスポーツ選手を養成していく。eスポーツ選手にあらたな職域を確保できるようにしてあげたい。いままでは選手を引退後はストリーマ、Vtuberなどが主な転身先だったと思うがこれからはeスポーツ脳トレ講師という職種をつくっていきたい。

西東京市で取り組んでいるような健康デジタル指導士ような資格をつくり高齢者でも今から勉強してeスポーツ脳トレ講師になっていただきたいと思っています。若宮正子さんをご存じですか?彼女が70歳をすぎてからアプリ開発を行い、現在世界最高齢のアプリ開発者としてギネス登録され、国連でも演説されたことは有名です。始めるのにおそすぎることはない!いくつからでも始められます!そして自宅でeスポーツ脳トレサロンを開業していくサポートも行っていきます。

また福祉事業者や自治体がeスポーツをとうして認知症予防などの活動をおこなっていますがもっと科学的な裏付けがあるプログラムを提供できるのではないかとおもっています。

こちらのeスポーツ向け・福祉事業者向けプログラムはほぼ完成していますが、リモートで学べるようにシステム設計しなくてはならないのでそちらの経費100万円を応援いただきたいのです。


プロジェクトをやろうと思った理由

東京eスポーツフェスタで浜田山shootersの活動報告が求められるなど、ゲームを若い世代だけのものとせず、中高年のフレイル予防に役立てようとする動きが去年より広がりをみせています。今回のeスポーツ選手派遣事業をとうしてeスポーツを用いた認知機能向上メニューが求められていることを実感した次第です。

浜田山shootersメンバー結成たった2カ月でビクロイをとるまでに!ゲームの世界では年齢も性別も障害の有無も関係ありません。50歳以上の世代にeスポーツを広めよう!

これまでの活動

2年にわたってeスポーツ選手への啓もう活動、50歳以上シニア、シルバー向けのeスポーツ大会開催、eスポーツチームの育成活動をおこなってきました。ニューロトラッカーを行うことで高齢者でも動体視力が鍛えられ、ゲームを足すことで単調なトレーニングを楽しく続けられます。

資金の使い道

資金は資格養成事業のシステム作りに使わせていただきます。webで受講して単位を取得できるようにしていくのでプログラムはありますが、それをシステム化するのに100万ほど必要となっています。

①プログラム開発費 監修をお願いしている医学博士やその他eスポーツ関係講師の方への謝礼料を含む 約50万

②Webシステム開発費 web上で単位を取得してもらうのでこちらを開発する資金 約50万


リターンについて

ニューロトラッカー3か月 初回指導つきでアカウントアクセス権をリターンにします。

また資格取得リターンもいれました。資格取得の後にはご自宅でeスポーツ脳トレサロンをひらいてもらったり、当社が開拓するフィットネスクラブでのeスポーツ脳トレ講師派遣事業に登録できます。


実施スケジュール

①1月の末にプロジェクト終了

②4月中にをアカウントに送付

③資格取得リターンのためのシステムづくり

④6月までに資格取得のリターン送付



最後に

超高齢社会の日本に必要なeスポーツ事業にご支援を!


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください