こだわりを詰め込んだ天然素材のヘアブラシが完成しました。
詳しい特徴は下記に掲載しています。ぜひご覧ください。
CAMPFIREをご覧のみなさま、初めまして。VeSS(ベス)工業株式会社と申します。
私たちは1928年に創業したメーカーで、年間150万本以上生産しているヘアブラシを中心に美容・健康に関する商品を企画・生産・販売しています。
長年の開発経験から、OEMメーカーとして他メーカー様の企画を商品化するお仕事も多数お受けしております。
そんな私たちが今回、使いやすさと心地よさ、健康的な髪を育てることにこだわり抜いて作ったのが、「天然素材ヘアブラシ」です。
髪をきれいにしたい、ケアしたいという時に、まずクリームやオイルなどのヘアケア用品を選ぶ方も多いのではないでしょうか?もちろんそれも大事ですが、さらなる選択肢として、「ヘアケアのためのヘアブラシ」を追加して頂きたいと私たちは考えています。
天然素材のブラシは、お手入れすることで長く大切に使い込むことができます。消耗品のヘアケア用品を新しく使い始める前に、「毎日行っているブラッシングを質の良いブラシでやってみる」という新しいヘアケアの形を提案させてください。
【美しい髪を育てるために使い続けたい、一生モノのヘアブラシ。】
そう思って頂けるような商品を作りました。
天然素材ヘアブラシとは、「天然毛のブラシ×天然木の持ち手」のヘアブラシです。
90年以上のヘアブラシ開発で培ったVeSSのノウハウを天然毛のブラシ部に詰め込み、
木材加工技術のスペシャリストであるカリモクグループ豊明木工さんに天然木の持ち手を作って頂いたコラボ商品になります。
初見の方も多いと思いますが、実はこの商品は前回他社のクラウドファンディングでSUCCESSした『天然素材 熊本製ヘアブラシ 』のリニューアルです。
前プロジェクトのサポーター様から頂いた意見をもとに、より使いやすいブラシにするために改良したことで、ブラッシングするたびに髪のコンディションを整え自然なツヤを生む、本格派ヘアブラシが完成しました。 ※具体的な改善内容は後程ご紹介します。
※改良版は当プロジェクトのみ購入可能です。(一般販売未公開)
▼以下、ヘアブラシの詳しい特徴です▼
天然毛は人の髪と同じように様々な栄養素で作られているため毛髪と相性が良く、適度な油分を含んでいるため、ブラッシングすることによって髪のキューティクルを整えて保護することができます。これにより、髪のツヤを持続させる効果をもたらすのです。
更に天然毛は、ブラッシング時に髪についているホコリやフケを吸着しやすいという性質もあります。そのため、サッととかすことで毛流れを整えたり絡まりを防いだりするのに最適です。
そんな効果から特におすすめする使い方は、「入浴前のブラッシング」です。
お風呂でシャンプーする前にブラッシングすることで、髪の毛に付着している汚れを事前に落とし、毛絡みをほどいた状態で洗うことができます。こうすると、何もせずに洗うよりもシャンプーが少量で済むうえ、泡立ちが良くなるので洗浄効果も高まります。
ブラッシングの際、ヘアブラシと髪との摩擦でパチパチッと発生してブラシに髪をくっつける静電気。静電気は髪の「パサつき」「枝毛」「切れ毛」を引き起こしてしまう原因の一つであり、ヘアケアの大敵です。
そんな静電気は、プラスチック製のブラシを使用すると、10回のブラッシングで約7kv発生すると言われています。朝晩で1日2回ブラッシングすると年間で7300回、静電気を髪の近くで発生させてしまっているということです。
今回のブラシで100%使用している猪や豚の毛のような天然毛は、人の髪の成分と似た帯電しにくい素材のため、プラスチック製ブラシと比べて静電気が起きにくく、髪に優しく使うことができます。
そのため特におすすめしたい使い方が、「朝のスタイリングでのブラッシング」です。
忙しい朝、髪を整えるためのブラッシングで静電気が起こってパチパチしたり髪がフワつくのはストレス感じますよね…ブラッシング後、さらにスタイリングする時も、静電気を帯びた髪は扱いづらく面倒です。乾燥する冬の季節は特に良くある状況かと思います。
そんな時は、静電気の起きにくい天然毛のブラシで、髪を守りながらスムーズなスタイリングをしましょう!スタイリング前に毛流れを整えるブラッシング用としても使いやすいブラシなので、男女問わずオススメできます。
髪通りと頭皮への程よい刺激を実現するには、2つの技術の掛け合わせが必要不可欠です。
まずは猪毛と豚毛を混ぜ合わせる「2種混毛」技術。
猪毛は硬い毛質のため、それだけでブラシを作るとどうしても頭皮に痛みを感じやすいです。逆に、柔らかい毛質の豚毛だけのブラシだと髪の間にブラシが入っていかず、髪の表面をブラシが撫でるような使い心地になってしまいます。
これらの課題を解決するため猪毛と豚毛を絶妙な配分で混合し、程よい刺激での頭皮ケア・髪通りを実現しています。
「2種混毛」された天然毛をさらに活かす技術、それが「段差植毛」です。
「段差植毛」とは、猪毛と豚毛それぞれの長さを変えることで毛束の中で段差を付けて植毛する技術のこと。こうすることで髪一本一本の間にスッと入りやすくなるため髪どおりが良くなり、しっかりと毛流れを整えられるようになるのです
実はこの段差植毛の「段差」こそ、前回プロジェクトから大きく改良した箇所の1つ。
毛束の中の段差をこれまでよりも大きくつけることで、より髪どおりが良くスムーズに使えるようになりました。従来品では、髪の量が多い方、髪の傷みがある方からは、少し引っ掛かりが気になるという意見がありましたが、このフィードバックを改善しています。
また、これら「2種混毛」や「段差植毛」に代表される高い技術が必要な作業は、専門の職人がすべて手作業で行っています。
VeSSのヘアブラシ生産では職人が手回し式の植毛機を使って植毛する商品が多いです。
大量生産の歯ブラシ植毛などに使われている全自動の高速機と比べ、手植え機ではどうしても時間がかかってしまいます。しかし、植毛した後の毛の長さを数ミリ単位で調整することができるため、理想の使い心地を追求することが可能です。
さらに、列ごとに異なる素材の毛を植えたり、カーブや湾曲した面などの複雑な形状にも対応したりできるため、ヘアブラシの細部形状にまでこだわって作ることができます。そのため、あえて時間と手間をかけてでも手作業で行っています。
もちろん、持ち手部分にもたくさんこだわりポイントがあります。
日本人に馴染みのある「しゃもじ型」を採用し、持ち手部分は全てなめらかな曲面で構成しています。ずっと触っていたくなる、やわらかな形を目指しました。また、持った際に指が添えやすいよう持ち手をほんの少し湾曲させ、手におさまりやすいサイズに仕上げています。
このような「持ちやすく心地よい形状や表面」を叶えるため、国内家具メーカーであるカリモクグループ豊明木工さんとコラボ。
木材加工のノウハウが豊富な豊明木工さんと試行錯誤を重ねられたからこそ、理想の形状にすることができました。
そもそも、天然木はとても加工が難しい素材です。天然毛を植毛してヘアブラシを作るためには植える箇所に穴を開けておく必要がありますが、穴の大きさが揃っていないと、毛が植えられなかったり、抜け落ちやすくなったり… 木工技術の熟練の職人によって均一な穴あけがされているため、安定した生産をすることができています。
ヘアブラシの「持ちやすさ」は見落とされがちですが、私たちはすごく重要な要素だと思っています。
どんなにブラッシングできれいな髪になるブラシでも、持ってみて違和感があると残念ですよね。それで使用頻度が減ってしまうのは、ブラシにこだわるメーカーとしては大変悲しいことです。
だからこそ今回のブラシは、持ち手部分の「つい手に取りたくなる触り心地の良さ」を追求しています。
すべすべで手にしっくり馴染む天然木の質感を、ぜひ体験して頂きたいです…!
今回採用した天然木は3種類。愛知県産のヒノキ、宮崎県産のカシ、北米産のウォルナットです。前回プロジェクトではヒノキ、ウォルナットの2種類でしたが、新たにカシを追加しています。
前回プロジェクトをたくさんの方にご好評頂いたため、新たに使用する木材の種類を増やす検討をした際、偶然このカシ木材と出会いました。VeSSの生産工場は熊本県にあり、同じ九州で生まれ育った木にご縁を感じ、風合いも良いためこの木材を採用しています。
また、持ち手部分に箔押しのロゴを追加したのも、前回プロジェクトから進化した点です。
表面のすべすべした質感はどれも同じですので、インテリアや好みの雰囲気に合わせてお選びください。
上でも書きましたが、天然毛のブラシはホコリやフケを吸着しやすいため、繰り返し使う中でブラシにゴミがたまってしまいます。髪にあたるブラシ部分にゴミや抜けた髪の毛が溜まり、ヘアブラシを使うこと自体が億劫になってしまうなんてことも。
ですが、基本的に水洗いはNGです。
水やシャンプーでごしごし洗ってしまうと、せっかく天然毛が持っていて髪に良い効果がある油分が流れ落ち、天然毛ブラシを使っている意味がなくなってしまいます。また、乾かすときに脂っこいにおいもしてしまうんです。
なので、ゴミが気になったとき、ブラシ専用クリーナーなどブラシの間に入る細いものでゴミを取り除いてあげることがオススメです。
VeSSで生産しているブラシ専用クリーナーは、3種類の掃除方法ができる多機能クリーナーです。
ブラシに絡まった髪の毛やホコリをかき出したい時は、コシの強い黒色のナイロン毛を使ってください。長くて硬い毛で、ブラシに絡まった髪の毛をかき出してくれます。
ブラシの根元に付着した髪の毛やホコリを取り除きたい時は、しなやかで細い白いナイロン毛を使います。その細さで天然毛の間にサッと入り込み、根元の小さなところに付着している汚れをかき出すことができます。
また、2種類のナイロン毛で取りきれなかった髪の毛やホコリをかき出したい時は、二股のピックを使ってみてください。一気に汚れを取り除くことができます。
良いヘアケアのためには、ブラシを最適な状態で使うことも大切です。長く良い状態でブラシを使うためにも、ぜひ専用クリーナーでお手入れしてみてください!
このページの始めにも書きましたが、私たちは1928年に創業してから現在まで90年以上ヘアブラシを生産しています。
もともとヘアブラシと言えば、毛の部分には天然毛を使い、持ち手部分には天然木が使われていました。ですが、大量生産ができるプラスチック製ヘアブラシが市場に安価で出回るようになり、天然素材ヘアブラシは激減。
現在では、ヘアブラシ全体のシェアのうち7割がプラスチック製を占め、天然素材はたった3割程度にとどまっています。
天然素材のヘアブラシはプラスチック製の物よりも高価ですが、静電気が起きにくく髪や頭皮に良い効果がたくさんあります。昨今、プラスチックによる環境への影響も問題視されており、会社として「脱プラスチック 」に取り組む中で改めて天然素材のすばらしさに気付き、今よりもっと多くの人に使って頂きたいと思うようになりました。
こういった経緯で、使い心地と髪への良い効果にとことんこだわった天然素材ヘアブラシの開発に至りました。そのため、多くの人が使いたいと思うブラシになるよう様々な検討をし、私たち自身も胸を張って「使って頂きたい!」と思える商品になったと自負しています。
また、熊本は2020年7月に集中豪雨が発生した場所です。
生産工場がある熊本県芦北町は、大きな被害となりました。幸いにも工場の建つエリアは浸水こそしませんでしたが、従業員全員が近隣の方であったため住宅が被災した方も多数となりました。
そんな深刻な状況の中、VeSS熊本工場では、被災された方がずっと避難所にいて気が滅入らないよう、水害の2日後という早い段階で、被害を免れた建物で製造を再開させました。
今もなお、豪雨被害によって生活に苦しんでいる方々がいらっしゃいます。
そういった方々のためにも、熊本における人材雇用の創出や、熊本所在の他企業も含めて仕事が生まれる流れをつくるなどして、熊本を盛り上げていきたいと考えています。
クラウドファンディングによって集まった資金はCAMPFIRE手数料を除き、以下の用途に使用させていただきます。
●新商品開発、資材の仕入れ、販促、支援者の皆様への配送の費用
●新規プロジェクト立ち上げの費用
このプロジェクトを成功させて、さらなる商品開発に役立たせていきたいと思っておりますので、応援よろしくお願いいたします。
【天然素材ヘアブラシ】
サイズ:210㎜×45㎜×30㎜
重さ:ヒノキ→41g カシ→70g ウォールナット→52g
カラー:ヒノキ、カシ、ウォルナットの3種類
材質:豚毛、猪毛
愛知産ヒノキ/宮崎産カシ/北米産ウォルナットのいずれか
表面加工:トップコート
使用上の注意点:ドライヤーの熱風を長時間ブラシに当てないでください。長時間水気の多い場所での保管、水没は避けてください。
製造:日本製
【ブラシ専用クリーナー】
サイズ:120mm×61mm×10mm
重さ:15g
材質:ナイロン毛・ナイロン樹脂
製造:日本製
※ご注意頂きたい点※
・天然木の持ち手を削って形状を作る作業、天然毛を植毛する穴の穴あけ作業、天然毛の植毛作業など、ほとんどの工程を手作業で行っています。 天然素材であることも含めて商品ごとに形状などの若干の違いがございます。手仕事でつくられた世界に一つだけの商品としてご理解ください。
・天然毛のため、色がまばらであったり毛先の色が違ったりすることがございます。まれに動物の毛根が混じることもありますが、使用上は影響はありません。
・ブラシ部分の天然毛が、使用中に数本落ちることがございます。「切れ毛」と言われる現象で、人間の髪と同様に天然毛ゆえに発生する、ブラッシングの圧力で動物の毛が切れる現象ですので使用上には問題ございません。(天然木を使用しているため湿気/乾燥などによる穴の収縮も計算に入れて、丁寧に植毛し検査しておりますが、まれに穴から天然毛が『束』で抜け落ちるケースもございます。その際はご相談ください。)
・天然木のため木目も1本1本違います。強度に問題ある「節」は除いてますが節がある商品もございます。あらかじめご了承ください。
・商品劣化につながりますので、水につけたまま放置するなどの取り扱いは避けてください。
・天然毛の持つ油分をできる限り長く保ち、最適な状態で使用して頂きたいので、出来る限り水洗いは避けて、ブラシ専用クリーナーなどでお手入れをしてください。どうしてもニオイや汚れが気になる場合は、人体に使用できるシャンプーやせっけんなどを薄めて洗い、乾かす際はタオルの上にブラシ部を下にして陰干ししてください。ドライヤーなどの熱風で一気に乾かすと動物特有のニオイが発生しますので、使用しないでください。ニオイが発生した場合は、時間経過により徐々にニオイは減少します。
4月 CAMPFIREでプロジェクト開始
5月末 CAMPFIRE支援募集の終了
7月末~ リターン品の出荷
ここまで、長いページを見てくださり本当にありがとうございます。当プロジェクト担当者です。
このブラシと弊社のモノづくりへの思いを詰め込んだ濃い内容にしたつもりですので、少しでも伝わっていれば嬉しいです。
私たちはこれからも、皆様に使いたい!と思って頂けるような商品を世に送り出せるよう、日々企画や生産、販売に取り組んでいきます。
今後の開発にあたって、製品お届け後に使用感やご意見などお伺いすることがあるかもしれませんが、その時はご協力いただければ幸いです。
これからも末永くVeSSのサポーターでいて頂けるよう、当プロジェクト担当者はじめ社員一同努めて参ります。ぜひ、応援をよろしくお願いいたします!
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る【リターン発送】来週より順次発送!
2022/07/22 17:21こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
支援総額20万円突破!&終了まで残り1週間
2022/05/30 09:25お世話になっております。VeSSの当プロジェクト担当者です。おかげさまで、支援総額が20万円を突破しました!多くの方にご支援いただき、本当に感謝しております。また、募集終了まで残すところ7日となりました。残り1週間、ラストスパートをかけて目標達成できるように頑張りますので、引き続き応援頂けると嬉しいです。 もっと見る
【ページ更新】ブラシの特徴まとめ追加しました!
2022/05/12 09:13お世話になっております。VeSSのプロジェクト担当者です。公開中プロジェクトの「天然素材ヘアブラシ」について、おすすめポイントを簡単にまとめた項目をページ初めに追加しました!こだわりのヘアブラシのため、お伝えしたい点が多くページが長くなっていましたが、まとめ画像を見て頂ければ概要をお伝えできるかと思います。詳細は画像以下のページ本文にしか載っていないので、そちらも是非ご覧いただけると嬉しいです。 もっと見る
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