はじめまして。南畑義明(みなみはたよしあき)と申します。

父の跡を継いで、2014年から和歌山県串本町で『リゾート大島』というキャンプ場の経営をしています。


2022年6月、和歌山県白浜町でグランピング施設『 In the Outdoor白浜志原海岸 』をオープンします! さらに、地元の写真家・丸山由起さんとともに志原海岸を主役にしたアート写真集『志原海岸 SHIHARA COAST(仮)』を発行することになりました。


アート写真集 表紙 1 (仮)

 南紀の素晴らしい自然の中で 
 アウトドアを楽しんでもらいたい 


その一心で、物件の取得から設計・運営準備および出版準備を進めてきました。

このクラウドファンディングを通じて、地域内外の方に「南紀にはこんなにも素晴らしい自然があるんだ!」ということを知っていただき、もっと南紀を好きになってもらったり、南紀を訪れるきっかけになると嬉しいです。



僕はこれまでキャンプ場スタッフや自然ツアーガイドとして働いて来ました。10年以上働いた中で強く感じたのは、同じ自然でも人によって適切な「難易度」が違う、ということです。

次第に、その難易度を適切に保つ調整役こそが自分の仕事だ、と思うようになりました。


8年前の2014年に父からキャンプ場経営を引き継いで間もなく、アウトドアブームが始まりました。キャンプをする方は着実に毎年増えてきています。

しかし、キャンプを始める方が多い一方で、「ここまで本格的なものは求めていない」と考える方も増えているように思います。


爆発的に広がるアウトドアブームの中で、業界全体を見渡し、キャンプの入り口を調整する役割も必要ではないか。そう感じるようになりました。


自分自身がキャンプやアウトドアが好きだからこそ、キャンプに対してハードルの高さを感じている方に向けたサポート拠点としてのグランピング施設が必要ではないか。

そして、もし自分がやるなら、より地域の自然やアウトドアの魅力に触れられて、好きになってもらえる施設にしたい。そんな想いを抱いていました。



2021年4月、WEB上で偶然にも情報を目にした土地を不動産業者さんに案内していただきました。これまでキャンプ場を運営していた拠点からは二つ隣の町だったこともあり、あまり注目していなかったエリアでした。

しかし、そこにはひと目見て感動する「海と岩が織りなす絶景」がありました。


それが僕と志原海岸との出会いであり、初めて訪れたその日に「ここでグランピング施設をする」と決意しました。


それから約1年間、開業に向け準備を進め、多くの方の協力の元で構想が形になっていきました。



グランピング施設『 In the Outdoor白浜志原海岸 』の宿泊棟は、テント型・トレーラーハウス型・キャビン型の3種類。アウトドアへの慣れの段階に合わせて選べるようにしました。

食事は料理長が味付け調理した状態で食材をお渡しし、お客様に最後の仕上げをしていただく「グリルBBQ方式」を採用。朝食ではケータリングでお渡ししたものを、浜辺や展望台などでピクニック感覚で食べていただくこともイメージしています。


メイン施設には、運営に必要な受付やシャワー・トイレなどに加え、女性用パウダールームや、あらゆる天候でも食事ができる「ロングハウス」を建設。このログハウスでは50人くらいまでのイベントを開催することもできます。


そして、「自然の中にいることを感じて欲しい」という思いを込めて


 In the Outdoor白浜志原海岸 


と名前を付けて、2022年6月のオープンに向けた準備を進めています。


今回のプロジェクトでは、ただグランピング施設を作るだけでなく、とても奥深い「志原海岸の魅力」をさらに多くの人に伝えるにはどうしたらいいか、ということも考えました。

そこで頭に浮かんだのが、南紀の魅力を写真で発信する紀南フィルムのリーダーの写真家・丸山由起さんです。


丸山由起さんは、2021年6月に刊行された熊野のフォトブック『南紀熊野ROUTE42』でアート性の高い写真を多く発表されるなど、すでに和歌山を代表する写真家として注目されている方です。

ストリートスナップや人物撮影も得意とされていて、2021年からは『和歌山美少女図鑑』の撮影も手がけていらっしゃいます。


今回のプロジェクトでは、そんな丸山さんとタッグを組み、ただ「景色を見る」以上の魅力を伝えるためのアート写真集『志原海岸 SHIHARA COAST (仮)』を作ることになりました。

※ なお、写真集はこのクラウドファンディングのリターン限定での販売となります



今回のアート写真集では、あえて志原の自然「だけ」を主役にしました。

ここにはおよそ十万年かけて生み出された造形美と、今も続く自然の営みがあります。押し寄せる波は海が誕生してから途切れることなく続き悠久の時を思わせ、古代生物が残した生痕化石は目の前の景色の成り立ちを想像させてくれます。

写真集を通して、ただ「見る」だけでは見えない景色を見て欲しい。イメージを膨らませ「見えないものが見える」経験を現代に生きる大人や子供たちにしてもらいたいと思っています。


アート写真集表紙 2 (仮)




多くの人の助けがあり、グランピング施設は2022年6月ごろのオープンに向けた準備が進んでいます。アート写真集についても、丸山さんが素晴らしい写真を撮ってくださり、発行に向けて順調に進んでいます。

ただ一点。資金の部分でつまずきがありました


お客様の満足を考えプロジェクトを進めたことで、当初考えていた以上に予算が膨張。さらに、新型コロナウイルス感染症の影響でキャンプ場の売り上げも想定よりも減ってしまったことで、アート写真集を発行する予算に黄色信号が灯りました

しかし、それでもやはり「南紀の自然の素晴らしさを伝えたい!」「写真集を通じて志原海岸の魅力の深さを伝えたい!」という想いを叶えたいと、今回のクラウドファンディングに挑戦しています。


集まった資金は、アート写真集200冊分の製作費用として活用します。

ページ数は30p〜40pを予定しています。

製作費用の内訳は下記の通り。


写真集の印刷                       ¥638,000-
装丁デザイン         ¥165,000-
国立公園に緑を増やす苗木代 ¥700,000-
————————————
  合計  ¥1,503,000-


※ 本プロジェクトはAll-in方式で実施します
※ 目標金額に満たない場合でも計画を実行してリターンをお届けします
※ 写真集の著作権に関しましては、製作者が所有するものとし、複製、転売、改変などの行為を禁止致します



なお、アート写真集はクラウドファンディングの限定販売となります。余った分については、宿泊施設で読んでいただく専用とさせていただきますので、販売するのは今回のみとさせていただく予定です。


また、今後の実施スケジュールとしては

2022年5月31日
 クラウドファンディング終了
2022年6月頃
 グランピング施設『In the Outdoor白浜志原海岸』オープン(予定)
2022年7月末
 アート写真『志原海岸 SHIHARA COAST (仮)』発行&発送開始(予定)

を予定しております。




「光栄にも私の写真を信じて志原海岸と向き合い思いのまま撮らせていただく機会に感動と感謝をしています。また写真に向き合う者として、新しい視点をもつに至る大きな機会になりました。ご興味持っていただいた方にはぜひ写真集を手に取っていただきたいです。」(丸山由起)


「南紀熊野には橋杭岩や那智の滝や瀞峡などの素晴らしい自然景観があります。ですがそれらと比べても志原海岸は主役級の魅力がある場所だと感じています。ぜひ丸山由起さんの素晴らしい写真集を手にとっていただき、また現地にも足を運んでいただけると嬉しいです。」(南畑義明)







Q1. グランピング施設『In the Outdoor白浜志原海岸』の住所を教えてください。

住所は下記の通りです。

住所:和歌山県西牟婁郡白浜町日置1875


Q2. キャンプ場『リゾート大島』の住所を教えてください。

住所は下記の通りです。

住所:和歌山県東牟婁郡串本町樫野1035−6




  • 2022/06/16 21:41

    写真集「志原海岸」の編集作業中です。こちらは色校正の様子。細かい色味が丸山由起さんの意図通りかの確認をしております。※結構重要な部分について再度検討に入りました。再見積もりをお願いしています。7月末には皆さんにお届けしたい。でも重要な部分で妥協もできない。

  • 2022/05/20 09:23

    正式なホームページが公開されました!https://intheoutdoor.co.jp/多くの方の協力で、とても素敵なホームページができました!応援いただいているみなさんに是非見ていただきたいです♪通常のグランピング施設と違う工夫を盛り込んだのですが、それは「Location」のページ。こち...

  • 2022/05/05 11:01

    クラウドファンディング「新グランピング施設『In the Outdoor白浜志原海岸』から写真集を届ける」、お陰さまで100%達成しました!お一人お一人のご支援に心から感謝いたします。クラウドファンディングは、やったことのある方ならご存知かもしれませんが、「集まらなかったらどうしよう」と向き合...

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