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私たちは「メタセコイア・キョウマチボリ・アートフェア」実行委員会です。今年6月に大阪で新しい視点のアートフェアのために立ち上げた任意団体です。現在、3名のコアメンバーで運営しています。
まずはアートフェア実行委員の自己紹介をさせてください。
<写真左から>
谷口純弘 (chignitta founder ・アートディレクター)1963年生まれ。1990年より30年間、FM802若手アーティスト発掘プロジェクト「digmeout」プロデューサーとして、企業プロモーション、アートブックの発行、国内・海外での展覧会などを手掛け「街」と「人」と「アート」をつなぐ活動を行ってきた。2015年よりアートフェア「UNKNOWN ASIA」を企画・主催。2021年、笹貫淳子とアートプロジェクト「chignitta(チグニッタ)」をスタート。
笹貫淳子 (クリエイティブコーディネイター chignitta co-founder)ファッション分野の海外ブランドの日本展開ブランディングを経て、広告、ブランディング、マーケティングでクリエイターを起用した企画・進行管理を行うフリーランスのコーディネイター。日本語・英語領域に精通しており世界をまたいだ仕事多数。また、プロジェクトを通じて地方行政や大学とも取り組んでいる。2020年、アートプロジェクト「artgoeson」発起人。2021年、谷口純弘とアートプロジェクト「chignitta(チグニッタ)」をスタート。
下原亜矢(アーティスト)メタセコイア・キョウマチボリ・アートフェア2022発案者。京都嵯峨美術⼤学・デザイン科卒業後、アパレル業界でデザイナー・企画として勤務したのち、2017年よりアーティスト/イラストレーターとして独⽴。 美⼤在学中から現在に⾄るまで、⽇本のみならず、欧⽶やアジア諸国など様々な国で展⽰活動を⾏う。 「今」に対する問いや違和感をテーマの主軸とし、スマートフォンの形をしたパネルや、明るい⾊使いがポップなテイストではあるが、描く内容は時にアイロニックでシビア。そこに⼤きなコントラストを狙ってる。
メタセコイア・キョウマチボリ・アートフェア2022 開催概要
主催: メタセコイア・キョウマチボリ・アートフェア実行委員会
日時:2022年6月17日(金)~ 7月3日(日)
会場:チグニッタスペース、バイスリー、neji、JIKAN DESIGN ほか
ジャンル:不問
入場料:無料(イベント参加費は別途必要です)
公式サイト: https://www.metasequoia-art.jp/
最新情報はこちらをご覧ください
「メタセコイア」誕生秘話
<多種多様な独立系クリエイター事務所が軒を並べる京町堀ストリート>
クリエイター地区「キョウマチボリ(京町堀)」について
私たちはアートやクリエイティブを軸とした活動の中で出会い、現在は大阪市西区京町堀にあるカルチャーとコミュニケーション発信スペース「チグニッタ・スペース」でアートギャラリーやイベントの企画運営に携わっています。「チグニッタスペース」は、『みんながやりたいことを持ち寄れる場所』をコアメッセージとしてこのCAMPFIREのクラウドファンディングで合計408名の方々からのご支援をいただき2021年6月オープン以降、アート個展・音楽・本・コミュニケーションなど多様な企画やイベントを発信しています。
chignitta website
https://chignitta.com/
<京町堀 chignitta space>
<京町堀エリアのシンボル「靱公園」は界隈のオアシスとして存在しています>
この大阪市西区京町堀というエリアは、緑豊かな「靭(うつぼ)公園」がある一帯で、この地域は広告代理店やデザイン関連企業など、独立系の企業やユニークな発想を持つ人が多く集まり、クリエイティブの街として発展しています。特徴として、ローカルでありながら仕事や国内外まで及び、全国区の知名度の人材が多く集まる地域性があります。私たちは、その現場を目にして「何か一緒にやらせてほしい」と感じてきました。長年若手クリエイターの発掘や育成を手掛けてきた私たちにできることは、「面白いクリエイターをこの街に集めること」、「街とクリエイターをつなげること」。そんな折、チグニッタの仲間であり、アーティストでもある下原亜矢さんが、「クリエイターファーストなアートフェアをやりたい」と提案したことがきっかけで、クリエイティブの需要と受け皿としての受容がある京町堀を舞台にしたアートフェア、「メタセコイア・キョウマチボリ・アートフェア」のアイディアが生まれました。
すっくと伸びる単一種の樹木「メタセコイア」
アートフェアタイトルの「メタセコイア 」は、ヒノキ科メタセコイア属の落葉樹。古代種で靱公園のシンボルツリーでもあります。群を抜いて背が高く、雄々しい木です。単一種ってのもいい。この木のように、すっくと立って育つクリエイターを街で応援したいという気持ちが「メタセコイア 」って言葉に集約されて俄然やる気がでてきました。チグニッタの窓からも見えます。
「メタセコイア・キョウマチボリ・アートフェア」が目指すもの
これまでの「一等賞を決める様なコンペ型のフェア」よりも、応募者の才能、作品、クリエイションが広く様々な人と場所とにマッチングしていくことを目指しています。
応募者は参加料(一般5,500円、学生3,300円)を支払い、WEBで作品登録をします。(応募締切:4月15日)応募者の作品はWEBで全て公開され、全応募者を審査員全員で審査し、展示にふさわしいクリエイター20組(予定)を選び、京町堀界隈の会場で3週間にわたり作品を展示。フェア期間中は応募クリエイター、審査員が京町堀の会場に集い、様々なプログラムを通じて交流を深め、クリエイターに新しいチャンスを提供できる場をつくります。
グランプリは無く、審査員賞のみ。
審査員には優劣や順位を決めるためでは無く、新しい作家との出会いや発掘、そして出会った作家へ賞という形で何かしらのコラボレーションをお願いしています。
名前だけの賞では無く、作家の活動を後押しして頂きます。
ギャラリスト、アートコレクター、アートディレクターなど、クリエイティブな分野で活躍している方々を審査員としてお招きしています。
「お祈りメールで済まさない!」これは私たち運営の1番のこだわりです
従来のコンペ型アートフェアでは、ファイナリストに残らない限り、選考に漏れた応募者に対して「今後のご活躍をお祈りしております」といったテンプレートのメールが返信されるだけのものが数多くあります。これでは、何が理由で選考に漏れたのかが応募作家には分からず、今後の作品作り、コンセプトの組み立てなど成長する課題さえ分かりません。私たちは、エントリーフィーを出してこのコンペに参加していただいた皆さん一人ひとりが、何か持ち帰ることができて、さらに研鑽を積み、今後の活動に役立てていただけるように、クリエイター全員の作品をwebに掲載し、実行委員会がレビューコメントをを書きます。そしてそれを公式サイトで公開することにしました。
ジャンルを横断した多彩な審査員
起業家からデザイン、web、写真、編集、映像、出版など第一線で活躍されている多種多様なジャンルの方たちが「メタセコイア」の趣旨に賛同し、審査員として参加しています。
審査員一覧 [50音順]
井浦歳和(株式会社ロイドワークスギャラリー 代表/「ブレイク前夜〜次世代の芸術家たち〜」統括プロデューサー)、家入一真(CAMPFIRE 代表取締役社長CEO)、池田誠(フリーランスキュレーター)、石山健三(ケンエレファント 代表)、内田ユッキ(artgallery opaltimes 店主)、鍛冶周作(JIKAN Design 代表)、川口智士 (株式会社ZIZO 代表)、栗原里菜(株式会社バイスリー プランナー)、笹貫淳子(クリエイティブコーディネーター/chignitta co-founder)、塩谷舞(文筆家 Chief Editor of milieu)、庄野裕晃(株式会社ユビエス 代表取締役/有限会社ヴィジョントラック 代表取締役)、谷口純弘(chignitta founder)、寺田順三(イラストレーター)、新山浩児(株式会社アーバンリサーチ 事業本部SBU部 部長)、服部滋樹(graf 代表)、花岡 / 山根シボル (株式会社人間 代表取締役)、フルタニタカハル(TANK酒場/喫茶マスター)、牧野圭(YOMAFIG. 共同代表)、松村貴樹(合同会社インセクツ 代表)、水野智弘 (株式会社藤井大丸/セブンギャラリー ディレクター)、森下ひろき(株式会社ダブリューアール 代表)、吉田貴紀(株式会社バイスリー 代表)
審査員のプロフィール、メッセージはこちらをご覧ください
https://www.metasequoia-art.jp/judge/
<多種多様なジャンルの方たちが「メタセコイア」の趣旨に賛同し、審査員として参加しています>
フェアの会場は京町堀のクリエイティブ事務所数カ所を予定しています。
普段、仕事でしか訪問することができないスペースを展示会場にすることで、京町堀を巡る刺激的なアートサーキットを実現させます。
<上左=chignitta space / 上右=BYTHREE / 下左=JIKAN DESIGN / 下右=neji すべて京町堀徒歩圏内の会場です>
ご支援のおねがい
「メタセコイア・キョウマチボリ・アートフェア」では、「クリエイターに寄り添う、街に寄り添うコンペ、アートフェア」を目指しています。数を誇るのではなく、ほどよいサイズで、みんなが「出してよかった」と思えるフェアに、作家負担はできるだけ軽くしながら、とにかく交流できるチャンスをたくさん作る。そんなマインドをシェアできればと思います。
運営スタッフはボランティアに協力してもらいますが、展覧会に必要な会場設営費、審査に関わる経費、サイト制作費、イベント運営費など、合計300万円程度がこのフェアの実現にかかってきます。現状、クリエイターフェア参加費(一般5,500円、学生3,300円)のみが原資になります。
事務局で経費の大半を負担して実施するつもりですが、エントリー作家の皆さんにとってトップを決める縦型のアートフェアよりも作品やコンセプトにフィードバックを得ることができ、審査員や京町堀のクリエイターたちとの繋がりが期待できる「人とアートと街」を繋ぐ取り組みやこのフェアをより多くの方に知っていただき、応援していただきたく、クラウドファンディングを実施することにしました。
このフェアの運営について
収入
■クリエイター参加費(一般5500円、学生3300円)
■クラウドファンディング支援金
想定予算 300万円
ご支援いただいたお金は以下の内容に使わせていただきます。
■会場設営費(事務所を展示スペースにするための設営費)
■WEB制作費(フェア情報の更新、参加クリエイターを紹介できるページを制作)
■イベント制作費(フェア期間中のトークセッション、レセプション、アートツアー等の制作費)
■募集フライヤー、フェア開催ツール(看板、パンフレット等)の制作費
■WEBコンテンツ制作費(オンラインコンテンツの収録、制作)
■事務局運営費
■campfire 手数料
ご支援いただいた方には
●フェアにご参加いただき、街を舞台にしたアート体験や学びをご提供します。
●イベント会場で参加クリエイターと交流いただけます。
●会場での作品展示を通じてクリエイターの自己実現をサポートしていただけます。
●作品購入を通じて、クリエイターに金銭的サポートをしていただけます。
最後に
このチャレンジにご賛同をいただける方に、ぜひご支援をいただきたいと考えています。 街を歩きながらクリエイターと交流できる。ローカルを大切にしながら、視野は世界。大阪、京町堀から始まる、そんな新しいアートフェアの実現を応援してください!
最新ニュース(4月19日)
私たちの初めてのアートフェアに、当初の予想を大きく上回る455組のクリエイターの方々にご参加いただいています。いま事務局メンバーがみなさんの作品やステートメントをより効果的に見ていただけるようサイト作業を進めています。 4月18日より、参加クリエイターの全作品をオフィシャルサイト上に公開しています。是非ご覧ください。
https://www.metasequoia-art.jp/creators/
現在フェア審査員22名が全作品を見て、5名のクリエイターと審査員賞を選んでいます。審査員からのコメントは。フェアが開始される6月17日を目処に公開の予定。
実際のフェアに参加していただくクリエイターの発表は4月末〜5月上旬を予定しています。応募されたクリエイター全員に「参加してよかった」と思っていただけるフェア開催に向けて頑張ってまいります。
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