はじめに・ご挨拶

皆様、はじめまして!

株式会社伊藤園の直島と倉橋と申します。
お茶の伊藤園からクラウドファンディングに初挑戦します!

(左)リーフブランドグループ 直島           

(右)緑茶ブランドグループ  倉橋

まずは簡単に私たちの紹介をさせてください。
今回担当している2人は伊藤園のマーケティング部で商品企画に携わっております。
直島はリーフブランドグループで茶葉やティーバッグの商品を、倉橋は緑茶ブランドグループでドリンクのお茶商品を扱っております。それぞれ主に量販店やコンビニエンスストア向けの商品を企画しています。

もちろん2人とも毎日お茶に触れています。急須でお茶を入れたり、フライパンで茶葉を炒ったり、色んなお茶屋を巡ったり…。お茶尽くしの日々を過ごしております。

私たちにとって、お茶は身近なものです。今この文章を読んでいる皆様もお茶好きな方が多いかと思います。
ただ一方で最近よく耳にする「急須離れ」「茶農家の減少」ひいては「お茶離れ」…。
日本人に根付いているはずのお茶でも時代の流れと共に意識から離れてしまっているのかもしれません。
もしくは逆に当たり前の存在で意識しなくなっているのかもしれません。


そんな現状ですが、お茶屋で働いてる私たちは「もっとお茶を盛り上げたい!」「もっとお茶を好きになってもらいたい!」と常日頃から思っております。

ではどうしたら好きになってもらえるか?
私たちは考えました。
「美味しいお茶を飲めばその良さが分かるはず」
では美味しいお茶って?
私たちは考えました。
「やはり急須で入れたお茶だろう」
でも、急須って持ってないよね…?
私たちは考えました。
「思わず欲しいと思う、現代風のスタイリッシュな急須を提案しよう」
でも急須じゃ家の中でしか飲めないじゃん。
私たち考えました。
「持ち運べる茶器を作ろう」

そこで今回は「いつでも」「どこでも」持ち運べる茶器を作ったのです。
もちろんお家でも使っても良し、外で使っても良しなものです。

とにかくお茶に触れ合ってもらいたい!飲んでもらいたい!好きになってもらいたい!
そんな想いを込めて、お茶の飲み方を現代風にアレンジして皆様にお届けします。

また、今回の活動に名前も付けました。

~Awesome tea club~


「お茶って素晴らしい!いいよね!」そう思ってくださる方とお茶で繋がっていきたいです。
もちろんお茶好きの方も、そうでない方も、どんどん募集しています。

お楽しみ頂けるこだわりの茶器と茶葉をご用意いたしましたので、ご紹介いたします。

【今回ご用意する商品】

今回皆様にご用意する商品は、【Ocha SURU?Glass Kyu-su01】【Ocha SURU?Glass Kyu-su専用BOX】【茶缶キャニスター】【ワイヤーフレーム】【ティースプーン】【オリジナルバッグ】【静岡県産一番茶 2種類(秋田製茶製)】の7点になります。

【リターンのご紹介】

・Aセット:¥3,000円(税込)
茶葉80g×2袋(さえみどり浅蒸し茶80g+やぶきた深蒸し茶80g)

・Bセット:¥13,000円(税込)
茶葉80g×2袋+Ocha SURU?Glass Kyu-su01+オリジナル専用ケース

・Cセット:¥17,000円(税込)
茶葉80g×2袋+Ocha SURU?Glass Kyu-su01+オリジナル専用ケース+茶缶キャニスター+ワイヤーフレーム+ティ―スプーン+オリジナルバッグ


【Ocha SURU?Glass Kyu-su01

「これが急須!?」と思われた方がいらっしゃると思います。トップの写真を見て「どこに急須があるの?」と思われた方もいらっしゃると思います。今回私たちがお届けする急須はこれです。現代の多様なライフスタイル、シーンに合ったお茶の楽しみ方とは?そんな問いをきっかけに生まれたのがこのOcha SURU?Glass kyu-suシリーズになります。急須の概念を覆しスタイリッシュにお茶を淹れ飲むことができます。大きさの異なる3種のグラスと茶こし、そして急須がセットになっております。お茶を「見て、淹れて、アレンジ」して楽しんでください。



【Glass Kyu-su専用BOX】

今回の目玉商品はこちら!

金庫ではありません。先程紹介したGlass Kyu-suを入れる専用のBOXになります。
スタイリッシュで現代的なGlass Kyu-suを外でも使えるように本商品を開発しました。

今回の企画で初お目見えです!!
外からの衝撃はもちろん、内側にはグラス同士の接触を和らげる緩衝材があります。頑丈なつくりで重量635g。
これさえあればどこでもGlass kyu-suを持ち運ぶことができます。


開発者である新越ワークス(新潟県燕市)の山後さんにお話しを伺いました。

【新越ワークス 山後さん】
ぼくの会社では、「道具も含めて文化」 という価値観があります。
ぼくのところでは小さいころからお茶があった生活だったけれど、同世代はそうではないんですよね。
「日本茶を飲む人=年配」というイメージがあるのかもしれません。
その分、お茶には新しい可能性があるのだと思います。道具を含めて、シーンを提案することで
その文化が広がるのだと思います。

Ocha SURU?Glass kyu-suに使われている金網はお茶では比較的粗目のの30メッシュ(=1インチに30個穴がある)です。
実験を重ね、茶葉を適切にフィルタリングしながら、 お茶の色と味わいの濃度感を引き出すことができる目の粗さにしました。
また、Ocha SURU?Glass kyu-suの良さである見た目のスタイリッシュさ、お茶を入れる時の茶葉の広がりなどの魅力を
アウトドアでも楽しめるようにと考え、開発したのがオリジナル専用BOXです。


写真:新越ワークス 山後さん

【茶缶キャニスター】

茶葉を保管したり外に持ち運ぶ時には、この茶缶キャニスターが便利。
密閉性に優れ、茶葉以外にも様々なものを入れることができます。

【ワイヤーフレーム】

Ochasuru SURU?Glass kyu-suの可能性を広げる画期的な持ち手です。後手、左手、右手とあらゆる持ち方に対応するため、利き手の別なくどなたでも心地よくご使用いただけます。使用感や一本線で成り立つシンプルかつ印象的な佇まいが特長的です。温かいお茶もスタイリッシュに、お茶のある時間を是非このツールと一緒にお楽しみください。

【ティースプーン】

シンプルな形状で使い易いティーメジャースプーンです。中盛り一杯で約2gの茶葉を適量測ることができます。

【オリジナルバッグ】

紹介した茶器を入れる専用バッグです。
このバッグに茶器を入れてお外でもお茶を楽しみましょう。


【クラウドファンディング限定茶葉をご用意しました】

今回お届けする茶葉は静か県袋井市にある秋田製茶の茶葉です。袋井や掛川は全国的にも有名な高品質の深蒸し茶の産地です。
今回の企画のためにご協力頂き、数量限定の茶葉を用意して頂きました。

写真:秋田製茶 秋田さん


もちろん、秋田製茶の茶葉を選定したのにも理由があります。
ここで少し伊藤園の事業についてお話させてください。実は伊藤園、茶畑作りから取り組んでいるのです。伊藤園と言えば「お~いお茶」が有名ですが、「お~いお茶」は「専用の茶畑」を作り「専用の原料」を使って作られています。ここ秋田製茶は元々耕作放棄地だった土地を耕し、「お~いお茶」専用の原料を作る「新産地育成事業」を展開している茶畑なのです。秋田製茶は静岡県唯一の新産地であり、また本場茶処ということで選定致しました。「茶畑作りってなんぞや?」と思った方はこちら(伊藤園 茶産地育成事業)で紹介していますので、是非ご一読ください。

新産地育成事業の幼木

今回、使用するお茶の葉は、魚由来の有機質肥料に12月頃から3回に分けて緩効性肥料を撒いており、一番茶の摘み採りに合わせてぎゅっと養分を蓄える栽培を行っています。また、摘み採りのタイミングはそれぞれの品種に合わせ、一番茶の旨みや香りが引き立つ若い、「みる芽」のタイミングで行っています。

【さえみどり 浅蒸し一番茶】
さえみどり品種は全国的にも栽培面積比率が約4.3%の希少品種です。(出典)令和3年版茶関係資料
摘み採り時期はやぶきたに比べて約4日ほど早生で、鮮やかな緑色の水色と豊富な旨みが特長です。
今回ご用意した、さえみどりは摘み採りの1週間ほど前からビニールシートなどで茶畑を覆い、手間ひまをかけて日光を遮ることで、さらに旨みを引き立たせ、鮮やかな緑色を高めています。 

【やぶきた 深蒸し一番茶】
やぶきた品種は全国的に栽培比率が約70.7%あり、お茶の代表的な品種です。(出典)令和3年版茶関係資料
甘みのある濃厚な滋味と優雅な香気が特長です。

明治から昭和の初めにかけて杉山彦三郎(1857年生まれ、86歳で没)が選抜した品種で、現在の静岡県静岡市清水有度の竹やぶを開墾し、集めたお茶の種子を蒔いて茶園をつくりました。その中から2本の優良系統を選抜し、やぶの北側に植えたものを「やぶきた」、南側に植えたものを「やぶみなみ」と命名。やぶきたは1945年に県の奨励品種に選定され、1953年には農林省登録品種に指定。現在でも、その原木は、文化センター(静岡市谷田)へ移植され、県天然記念物に指定されているなど、静岡県をルーツとした品種です。

こだわりの茶葉を是非ご賞味ください!

プロジェクトで実現したいこと】
今回は「いつでも、どこでも自分だけのお茶を。」をテーマにプロジェクトを立ち上げ、茶器を用意しました。とにかくお茶を知って好きになってもらえれば嬉しいです。お茶で繋がり輪が広がっていくことを夢見ています。

【最後に】
今回は記念すべき第1回目です。次回はこの茶器を使って茶畑で楽しむお茶のキャンプ体験など、特別な体験のイベントを企画していきたいと思います。また、今回の茶器に関するご意見を頂戴しながら、さらに外でもで活用しやすい茶器の開発も進めていきたいと考えています。お茶の楽しみ方や魅力はまだまだあり、止渇、機能、香り…お茶には様々な可能性があります。
そのお茶の可能性、魅力を広げ、「いつでもどこでも自分だけのお茶を。」
お茶のあるライフスタイル提案をこれからも続けていきたいと考えます。
最後までお読みくださりありがとうございます。

是非、応援のほどよろしくお願いします!

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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