はじめに

大切な御朱印帳を収める帆布バッグを作るプロジェクトです。長く使っていただくために丈夫な帆布を使用し、シンプルなデザインに仕上げました。


御朱印帳帆布バッグの特徴

帆布の風合いを感じていただくために、あえて生成を表面に使用しました。生成(きなり)は、本来は色の名前ではなく、「綿や麻など農作物の天然素材のありのままのこと 」で、漂白や染色など、何も加えていない状態のものを指します。生成がもつ自然な風合いをお楽しみください。

ナチュラルな生成とは逆に、染色した帆布を使用しています。
日本ではその昔、冠位十二階最上の「大徳」と定められた高貴な色「」。
また宮殿や神社仏閣に多く用いられた魔除けや不老長寿を象徴する朱色に近い「」。
この発色の美しい「紫」と「赤」の2種類をご用意しました。

御朱印帳を入れて折りたたむと、少しだけ内面の染色された帆布生地が見えるようにデザインしています。見せすぎないシンプルなデザインですので、長くご使用いただけます。

帆布は、日本では室町時代より使われている歴史のある素材でありながら、現代でもカジュアルな素材として幅広く使われている素材です。その中でも世界で高い評価を得ている日本製帆布生地の「富士金梅®」(※1)を使用しました。帆布は生地自体が丈夫なため、長く使っていただけて、使い込むごとに風合いが増し、経年変化を楽しめることから選びました。
(※1「富士金梅®」は川島商事株式会社の登録商標です。)

良質な鞄や革製品で有名な豊岡にある鞄工房の職人が作ります。帆布特有の硬い生地を縫製するために、鞄を作ることで培われた高い技術を持つ職人が、一つずつ丁寧に縫製しています。


リターンのご紹介


製品情報・仕様

●サイズ:W22.5 × H25.7cm
●材質:綿
●重量:約78g
●製造国:日本
※御朱印帳は付属していません。


Q&A

Q.生成(帆布生地)の茶点や黒点について

A.生成の生地にある茶点や黒点は「綿わたのカス」が少し残ったままのものでございます。漂白も染色もしておりませんので、天然のままの風合いをお楽しみください。


Q.バッグに入る御朱印帳の大きさについて

A.御朱印帳のサイズは「一般的なサイズ(横12cm×縦16cm)」と、「大判サイズ(横12cm×縦18cm )」がございます。この「御朱印帳帆布バッグ」は、大判サイズまで入ります。但し、大判サイズに関しては御朱印帳の厚さが2cmを超えると入れにくくなります。

また見開きサイズの御朱印帳は入りません。


Q.バッグが汚れた場合は

A.乾いた布や毛先の柔らかいブラシなどで汚れを落としてください。汚れによっては「白い消しゴム」で軽くこすると落ちる場合もあります。強くこすると色落ちの原因になりますのでご注意ください。

色落ち、染み、型崩れ、毛羽立ちの原因になりますので、お洗濯はおすすめしません。

 汚れが気になる場合は単体で手洗いしてください。その後は強く絞らず、押すように水を切りシワを伸ばすように広げて陰干しをしてください。


プロジェクトのスケジュール

・プロジェクト開始:2022年5月21日(土)

・プロジェクト終了:2022年6月21日(火)

・リターン発送:2022年7月~


プロダクト誕生までのお話

今回の「御朱印帳帆布バッグ」は、二つのきっかけがあります。

私たちは「国産」にこだわったものづくりをしたいという想いが長年あり、最初に自社のオリジナル商品として取り組んだものの中に、神社で授かる御札を収納する「OFUDA-Pocket」という商品がありました。

その商品開発中に、私も参拝した証としていただく「神仏とのご縁の記録」に興味が沸き、今では御朱印集めが趣味の一つになりました。御朱印集めに欠かせない御朱印帳は好みのものがすぐに手に入ったので、その御朱印帳を傷つけず大切に持ち運びが出来るもの、そしてシンプルで老若男女問わず使える御朱印帳入れを探しました。ところがシンプルなものだとレザーやデニムなど洋風なものしか見つけられず、和風のものを探していると柄物が多かったため、それならば自分で作ろうというのが、きっかけです。

もう一つのきっかけが、「富士金梅®」という国産の帆布生地に出会いでした。今までの仕事上で取り扱ってきた製品の大半が、ポリエステル生地を使ったものでした。
国産の帆布の良さは以前から知っていましたが、優しく柔らかい雰囲気と重厚感のある味わい深い「富士金梅®」の魅力に惚れ込み、『この帆布を使って、御朱印入れを作ろう!』と今回のプロジェクトがスタートしました。


製品についての留意点

●帆布は綿製品です。摩擦などにより色が落ちる場合があります。

●帆布は生地表面にホコリやゴミが付着しやすく、放置しておくと黄ばみの原因になる場合があります。定期的に、柔らかい毛のお手入れブラシや乾いた布で生地表面をお手入れすることをおすすめします。

●汗や雨等の濡れた状態でこすられると衣服等に色落ちしますので 十分ご注意ください。濡れた状態で他のものと一緒にすることはお避けください。

●もしも製品が濡れた場合は、早めに拭き取りよく乾かしてからお使いください。

●湿気の多い場所ではカビが生えることがあります。長期間お使いにならない場合は、通気性の良いところに保管してください。

●日焼けによって色あせが起こりますので、直射日光の当たる所や高温多湿の所は避けて保管してください。

●天然素材を使用し、ハンドメイド商品のため、ロットによる色や質感のブレ、サイズや重量などが若干異なる場合があります。製品の個性としてとして、何卒ご容赦ください。

●モニター環境により、実際の商品の色合いと異なって見える場合があります。


実行者紹介

最後まで目を通してくださり、ありがとうございます。

私たちは京のモノづくりを表す言葉

拵える(こしらえる)=形の整ったものやある機能をもったものを作り上げること

設える(しつらえる)=ある目的のために、ものを決まった場所に備え付けること

誂える(あつらえる)=自分の思いどおりに仕上がる様に作らせること

これらの心構えを大切にしていく気持ちから、共通する下三文字を取り「らゑる(raer)」という社名にいたしました。モノづくりの心構えを引き継ぎながら、市場にないモノを、足りなかったモノを皆様にお届けして楽しんでいただければとの想いを持って活動しています。

今回は国内で作られた生地を使い、国内で縫製することを追求することにしました。昨今の様々な原材料等が高騰するなか、国内縫製品の製造には海外の製造と比較して数倍のコストがかかります。より良いものを作りたい気持ちと、適正価格でお届けしたい気持ちの両方を満たすことは、ものづくりに携わる多くの方が思いあぐねることではないでしょうか。私たちも例外ではなく、あれこれと議論を重ねました。そして国内生産にこだわった私たちの思いが今回のプロジェクトです。

良いものをお届けしたい気持ちから国内で作られた生地を使い、国内で縫製することにこだわり、参拝のお供として長くお使いいただける「御朱印帳帆布バッグ」 を作りました。
「御朱印帳帆布バッグ」を手に取った皆さまに喜んでもらえるよう、スタッフ一同心を込めて対応していきますので、応援よろしくお願い申し上げます。


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください