はいさーい『にかどり商店・花あかり合資会社』代表の荷川取 尚樹(にかどり なおき)と申します。

この度は弊社クラウドファンディングのページを開いていただきありがとうございます!

『にかどり商店・花あかり合資会社』 は沖縄県南城市にある2008年創業の高齢者介護事業の会社です。

約 8 年介護事業所を経営後、2016 年 6 月に農業と介護を融合させた新しいビジネ スを創りたいという夢の実現を目指し兼業農家の決意をしました。

農業参入を模索し始めていた今から10年前宮古島で暮らす母の元をたずね相談したところ、「島らっきょうを作って欲しい」という母の想いを聴き、母が守り繋いできた島らっきょうをたくさんの人々に食べてほしいとの思いから島らっきょう作りに取り組む決意をしまし た。

いま、日本では介護や農業は担い手不足が深刻です。新たな発想と行動力が課題解決のために必要だと感じています。


むか~し昔・宮古島のある村にひさこ~という女の子が住んでいたってさ~。ある日のことひさこ~は近所に嫁いでいるネ~ネ~(姉)の畑仕事の手伝いに行ったわけさ~ね~。ひさこ~は畑の隅っこに生えているネギみた~いな植物を見つけて、「ネ~ネ~これなんね~」と聞いたらネ~ネ~が「これは島らっきょうさ~。美味しいから、持ってってたべなさいね~」と言うので、すぐに掘り出して土を落としてかじってみたってさ~。すると~あまりの美味しさに「おいし~」って笑顔になったってさ~。家に持ち帰ったひさこ~は庭の隅っこに植えて、大切に育てることにしましたとさ~。(つづく)

僕の母親「久子」は今年83歳になります。嫁入り道具の一つとして「島らっきょう」を持って嫁いだと聴かされました。それから約70年無農薬・無化学肥料で島らっきょうの栽培を続けてきました。農協に出荷しても僅かな金額にしかならないのに、ずっと栽培を続けてきたんです。母の畑で生でかじった瞬間、僕はあまりの美味しさに笑いが出ました。島らっきょうをたくさんの人たちに食べてもらって笑顔にしたいと思った瞬間でした。しかも生で美味しいということは調理のアレンジの幅が広がるということにも気が付きました。

今、島らっきょう料理を提供する『島らっきょう食堂』の開業を計画しています。それに先行して「キッチンカー」で島らっきょう料理を提供することを決意しクラウドファンディングに挑戦します。


僕は幼いころから両親の畑仕事の手つだいをしていました。両親は堆肥作りのプロで、宮古島で開催されていた堆肥の品評会で毎年のように優勝していたほどです。貧しい農家だったため農薬や化学肥料を購入することよりも昔ながらの堆肥づくりで畑の環境を改善していく事が現実的だったのだと今では思います。

最近沖縄食のブームが起きていて、その中でも島野菜、そして島らっきょうも注目されるようになっています。人気が出ると量産体制が必要となり農薬や化学肥料が使用されることが増えていきます。その結果、土は体力を失います。地力回復のため更に化学肥料を追加され、病気予防のために農薬を投与されるスパイラルとなり土はどんどん本来の力をなくしていきます。

農薬や化学肥料で育つ作物は大きくて色や見栄えもよく美味しそうです。でも化学肥料だけで育った野菜は本来の味よりも、えぐみの強さを感じることも多くなります。化学肥料だけで育った野菜は収穫した瞬間からエネルギーの補給源を断たれるため細胞を維持できなくなり急速に劣化も進んでいきます。冷蔵庫の中で葉野菜やニラなどが溶けていくのを見たことないですか?

2015年9月に国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)。その中でも、農業・食品産業は自然や環境に立脚していることから、多くの目標を達成するために貢献できると期待されています。
地球環境に配慮した農薬や化学肥料を使わない農業は手間も多くかかります。でも今、地球環境を意識した暮らし方へと移行していく時に来ているのだと思います。

沖縄にふりそそぐ太陽は紫外線量が多く、島らっきょう等の島野菜は、細胞を破壊する有害な紫外線から身を守るために、抗酸化物質を増やして身を守っています。 ふり注ぐ太陽に負けないパワーを元々持っているんです。特に島らっきょうは疲労回復効果や美肌効果、便秘解消も期待できる健康野菜なんですよ。そして収獲した後も細胞を維持する力を持つ健康野菜なのです。土と太陽と水の恩恵を受けた当店の島らっきょうは甘くてピリッと辛い美味しい健康島野菜なんです。

当店の島らっきょうはお客様にまずは生でかじってみることを推奨しています。スーパーで売られている他の島らっきょうとの違いが判るからです。

ここ沖縄に「笑顔の島らっきょう」があることを全国の皆さんに知ってもらうために『島らっきょう物語kitchencar』を貴方の街に走らせます。



1つ目の目標は

にかどり商店の島らっきょうの創始者である荷川取 久子の島らっきょうにかけた人生ストーリーを伝える『島らっきょう物語kitchencar』 と名付けたキッチンカーを購入し「島らっきょうスペシャルメニュー」を全国にお届けします。

改めて島らっきょうの魅力について語ります。まずは生で食べた瞬間笑顔になります。生で美味い食材ということは調理しても美味しくなるということです。僕は料理好きということもありますが、すでに100種類ほどの島らっきょうレシピを作りました。ご飯のおかずにも晩酌のおつまみにも最高なんです。本物の島らっきょうを食べてもらうために全国の街で『島らっきょう物語kitchencar』 を走らせます。

2つ目の目標は

南城市で食べた「島らっきょう」が忘れられない!!という観光客を増やすこと。今、会社事務所の入り口をDIYで小さな食堂にする準備をしています。島らっきょうを生でかじりながら生ビールが飲める『ちいさな小さな島らっきょう食堂』です。僕が今暮らしている沖縄県南城市は沖縄本島南部にあり海外や日本全国からたくさんの観光客がやってきます。でも僕が感じるのは「南城市の名物料理ってなんだっけ??」「名産品や特産品は??」ということです。なんとか島らっきょう農家を増やして特産品にして地元に貢献したいと思っています。まず出来る事から始めようと『ちいさな小さな島らっきょう食堂』 をオープンする準備をしています。事務所の中に調理できる環境がないので駐車場に『島らっきょう物語kitchencar』 を置いて美味しい島らっきょうを販売します。そして観光客の皆さんに「島らっきょう美味しい~」「また食べに来たい~」っていう、いい思い出を作っていただきたいのです。

3つ目の目標は

『ちいさな小さな島らっきょう食堂 』や『島らっきょう物語kitchencar』 で調理する島らっきょうを生産する農家を増やすことです。先ほども触れましたが、日本では介護や農業は担い手不足が深刻なんです。島らっきょうを丁寧に栽培することは手間がかかります。そこで僕たちは畑作業の一部(苗を小さな植付ポットに植付たり、出荷の下準備など)を切り出してデイサービスの利用者さんにお願いしています。沖縄初の「働くデイサービス」として利用者さんに働いていただいています。少額ですが「謝金」としてアルバイト料みたいな感じでお支払いもしています。「これで孫にお菓子を買ってやる」とか「私でもまだまだ働けるんだね」と喜びや生きがい、自信につながっています。 これは新しい介護サービスの形として今後広がっていくものだと考えています。そうやって畑作業を切り出して外注することで農家さんの負担を軽減し、美味しい安心安全な農作物を作っていく仕組みを作って地域を元気にしていきます。わずかな事ですがSDGsの「生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用の促進」にも貢献できる活動だと思います。

                         「働く」デイサービスのお年寄りの手・・・。

4つ目の目標は

介護と農業と観光を融合させた新しい『働く』を創造し雇用をつくります。そして私たちの創る空間に訪れた人たちが笑顔になって日常へと帰っていく事が目標です。

今回のクラウドファンディングでご支援いただいた資金の使い道・スケジュール

『島らっきょう物語kitchencar』 の制作・購入費

① 2022年10月    キッチンカーを制作依頼・契約

② 2022年10月  クラウドファンディング終了 

③ 2022年11月  リターン発送開始  

③ 2022年11月  『ちいさな小さな島らっきょう食堂』オープン  

④ 2022年12月 『島らっきょう物語kitchencar』納車。島らっきょうスペシャルメニュー販売開始。

以上の用途の他にCAMPFIRE手数料に使用されます。


『島らっきょう物語』の主人公・久子は83歳で今も健在です。頭の中の引き出しの開け閉めができなくなっていく認知症という病気になっているため宮古島で暮らすことが出来なりました。3年前から僕が暮らす沖縄本島南部の田舎町・南城市で一緒に暮らしています。僕の仕事が休みの日には島らっきょう畑に連れ出します。畑に入ると久子は元気になり、島らっきょうを優しくなでるように笑顔で畑の手入れを始めます。きっと島らっきょうと出会ってから、ずっとこんな感じで畑の野菜たちを育ててきたんだなぁと思います。

島らっきょうを食べて笑顔になる人たちの顔を久子に見せることが、今僕にできる親孝行なんだと思います。

全国の美味しいもの好きな皆さ~ん!!ぜひ奇跡の島らっきょうを食べて笑顔になってください。そして、沖縄の島らっきょう畑に遊びに来てくださいね~。

そして『島らっきょう物語kitchencar』 があなたの街を走る日は、そう遠くありませんよ~。

にかどり商店・花あかり合資会社 代表 荷川取 尚樹


店舗の詳細情報

島らっきょう専門店にかどり商店 – こだわりの沖縄産島らっきょう専門店 (nufu-nufu.com)
沖縄県南城市玉城字愛地362番地
0989171871


応援者からのメッセージ


河上 夢鷹 | Facebook 8月2日 18:43  ·
沖縄のお友達が新たな事にチャレンジします!もしよろしければ拡散、ご協力宜しくお願いします麺!!

 

音楽家 RJ Vinson | Facebook 8月3日 1:14  · 

私のすばらしい農業の友人が彼の健康な農産物を届けるために農業トラックを買うのを手伝ってください。


劇団 賞味期限 平田 美智子 | Facebook  · 8月19日 15:54 ·

農業と介護のリンク!必要とされる喜びが、皆の笑顔と健康に繋がるなんて、とても素敵な事久子おばぁ直伝の《島らっきょう》。それはそれは超美味なんです!全国の皆さんに食べて頂ける日もそう遠くはなさそうです。皆さんのご支援、宜しくお願いします。



 

<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2022/10/13 11:26

    プロジェクトで発送予定の島らっきょうは順調に成長しています。先日沖縄タイムスの取材がありました。「笑顔の島らっきょう」に興味を持っていただいた社会部の若手記者が畑に取材にやってきました。熱心に久子おばぁに質問をしたりしていました。島らっきょうを試し掘りしたので味見をしていただきましたが、「えっ...

  • 2022/09/02 12:41

    台風襲来の前日に畑に舞い降りた蝶・・・紫色の蝶は時々飛んできていました。完全無農薬で畑を管理しているのでいろんな生き物たちが住んでいたりやってきます。ここは「畑の小さな宇宙」なんです。是非、遊びに来てくださいね。

  • 2022/08/26 09:30

    活動報告・・④バナナ泥棒⁉︎今期の出荷用の追加植え付け中〜♪暑い沖縄!夕方会社の仕事を終えて島らっきょう畑の管理のために畑へ〜ん!!??畑の脇に植えてある島バナナの様子が変!収穫までもう少しのバナナの木が倒れてる(´;ω;`)しかしバナナはそのまま残ってるいたずらか?嫌がらせ?やっぱり泥棒?多...

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