はじめに・ご挨拶

はじめまして、チームスカイ京都所属、若林綾(ワカバヤシ アヤ)です。

普段は京都の愛宕山を中心に、トレーニングや山整備に励んでいます。芸術大学で美術工芸を学びましたが、ある強い思いがあって、その方向へは進まずプロの山岳ランナーとしての道を歩み始めたところです。

国内外のトレイルランニングレース、スカイランニングレースに参戦し、ウルトラトレイルと呼ばれる長距離レース、特に険しい山岳地帯をコースとした100マイルレース(160km)を得意とします。




このプロジェクトで挑戦したいこと

山岳をいかに速く移動できるか競うトレイルランニングスカイランニングの世界でトップ選手になること。そして、2023年UTMB(Ultra Trail Du Mont Blanc.距離 169 ㎞・累積標高 9889m 。モンブランのまわりをぐるっと一周するという、ウルトラトレイルレース) で優勝し、プロになること。

https://utmbmontblanc.com/en/UTMB


スポーツエリートの道を歩んでいなくても、プロスポーツ選手になれるということを証明したい。


大学生の頃、この競技に目覚め、ユーススカイランニング世界選手権に出場。結果はVKレース7位、SKYレース10位。本気でやるのであれば、まずは本場ヨーロッパでもっと力をつけなければと思いました。更に2021年スカイランニング日本選手権で3位という結果で2022年スカイランニング世界選手権の日本代表入りを果たし、この思いが強くなりました。

あなたのブラウザはhtml5 videoをサポートしていません。まずは自分の力を本場ヨーロッパで磨く。そして2年後にはUTMB で優勝する。それがこのプロジェクトを立ち上げた理由です。


これまでの歩み・軌跡

 起伏の多い郊外の住宅地で育ち、11 歳の頃から近所のアップダウンが激しいところで走ることに夢中でした。走れば走るほど速くなれる事が楽しく、中学までは独学でトレーニングしていました。高校生のときに陸上競技部に所属し、長距離選手として活動。しかし2年生後半から怪我が原因でタイムが伸びず、大きな挫折を味わいました。

 大学生の頃、たまたまテレビで山岳を走るスポーツがあることを知り、遊び半分で山を走り始めました。山を走り始めて2ヶ月くらいで出場したトレイルランニングの大会で優勝したことが拍車を山遊びに拍車をかけました。

 とは言え、最初のうちはまだ大学で美術工芸を学ぶ傍ら、一人で勝手に山を走っている程度でした。しかし20歳のとき、ある人物と出会ったことがきっかけで本気でアスリートとして世界の舞台で戦ってみたいと思うようになり、それからこの競技にのめり込んでいきました。その人物とは現在TEAM SKY京都の監督近江忠仁氏で今でもお世話になっています。そして、共に世界一を目指しています。

写真中央赤ジャージ、コーチの近江さん。写真一番手前が私。トレーニングでは走るだけでなく、ロードバイクによる100キロ以上の峠走も取り入れている。

photo by Kenichi Nakagawa  


 その結果、本格的に競技を始めてから僅か3年間でユース日本代表(U23)としてユーススカイランニング世界選手権で7位、初の100マイルレース(TAMBA100 アドベンチャートレイル)で優勝、男女総合13位、2021年スカイランニング日本選手権3位での日本代表入りという結果を残せるまでに成長しています。  

Youth Skyrunning World Championship 2021(ユーススカイランニング世界選手権)

レースの前のコースの下見。試走に時間をかけることはレース当日のパフォーマンスに直結する。


大会公式FaceBookより

 VKレースのラスト500mの様子。レース中、最も傾斜のキツイ登り坂が続くエリア。結果(U23カテゴリー)7位。

 

 

出国前に京都新聞に掲載いただきました。



*その他、読売テレビ『ten』や、トレイルランニング雑誌『RUN+TRAIL Vol.50』にも取材いただきました。






TAMBA100アドベンチャートレイルの様子

丹波の険しい山を舞台に開催された距離170km、累積標高16000mという世界最大級のアドベンチャーレースに出場し、国内憂力選手が集う中、女子優勝、男女総合13位という結果でした。 記録:51時間54分04秒


2 Photos by Shintaro Mitsui険しく長いコースで選手達が使用する競技用ポールは金銭的な理由で買うことができず、竹を素材に自ら手作りしたものを使用しました。 

自分で登山道具を作るという、芸大生ならではの方法でつかみ取った勝利でもあります。





TAMBA100 での走りはNHKのテレビ番組 『グレートレース』でも取り上げていただきました。

番組について詳しくはこちらのQRコードを!



ネクストステージは自分の力を本場ヨーロッパで磨く。そして2年後にはUTMB で優勝する。

しかし現状は...

2022年6月現在はトレーニングと海外遠征費の貯蓄のために山小屋でバイトをしながら生活しています。しかし遠征費のための貯蓄が精一杯で国内のメインレースを辞退している状態です。また、結果を重視するのであれば身体のメンテナンスやメインレースの試走などに時間と費用をかけなければいけません。下記の活動費の予算にはそういった費用も上乗せされていますが、今の収入ではそういった部分も賄えてない状態です。

そのため、資金面でお力添えいただくことにより世界一への道が開けます。


資金の使い道・実施スケジュール

プロジェクト実行期間は2年間で、集まった支援金は2年間の海外遠征費に使わせていただきます一部はCAMPFIRE手数料にも使用させていただきます。

※もしも社会情勢により、海外渡航が困難な場合は、集まった遠征費を国内レース遠征費に使用させていただきます。※集まった支援金は、整骨院や鍼灸院などの医療費および食費には使用しません

【2 年間の具体的な計画】


今年のメインレース、Sky Running World Championships(Sky Ultra)とは?

スカイランニング世界選手権のSky Ultraという種目で2022年は日本代表としての出場を控えています。この大会での目標は6位以内入賞です。

舞台はイタリアのフォルマッアという山岳地帯。距離は61km、獲得標高は3000mを遥かに超えます。標高2400m前後の山を4回超える厳しい岩稜のコースとなっています。

公式ホームページ https://bettelmattultratrail.it/

*以下のリンクは去年同じ場所で開催されたレースの動画です。距離、累積標高は異なりますが、イメージとしてご覧になってください。

 https://fb.watch/dzX1aBz1oY/


Nice Côte d’Azur by UTMB- 100Mとは?

2022年9月23日にフランスのニースにて開催されるUTMB World Series のうちの一つです。距離165㎞・累積標高8700mの100マイルレースとなっており、4つの山越えを要します。険しい岩稜地帯や曲がりくねった川沿いの道などバリエーション豊かなコースが特徴です。私にとっては2023年UTMB出場をかけた重要なレースとなります。


 

2年間の活動費の予算 合計 ¥2,489,574- 

支援金の使い道となる2年間の海外遠征費予算 合計¥1771,246- 

2022年度活動費予算

区分支出額内訳身体のメンテナンス費\276,880-サプリメント \116,880-低酸素ジム ¥160,000-道具代\82,284-靴 ¥68,000-OS1 \14,284-海外遠征費\1,225,206-航空券代 ¥178,910-現地移動費 \169,397-宿代 \608,210-トレーニング、レース中の補給食 \90,750-WiFi使用料 \25,685-コロナ関係手続費用 \84,000-レースエントリー費 \35,714-海外保険料 \32,540-①合計\1,584,370- 


2023年度の活動費予算

区分支出額内訳身体のメンテナンス費\276,880-サプリメント \116,880-低酸素ジム ¥160,000-道具代\82,284-靴 ¥68,000-OS1 \14,284-海外遠征費\546,040-航空券代 ¥195,000-現地移動費 \9,100-宿代 \171,528-トレーニング、レース中の補給食 \16,065-WiFi使用料 \9,807-コロナ関係手続費用 \72,000-レースエントリー費 \40,000-海外保険料 \32,540-②合計\905,204- 

①+②=¥2,489,574-


リターンのご紹介


最後に

応援メッセージ

 この挑戦が誰かの力になるとかそんなことを言うつもりはありません。ただ私は山岳ランナーとして世界の舞台でトップを目指しています。そして何より山が大好きなので、山で自分の限界に挑むとき、中途半端なことはできないです。一方で多くの人に支えられて自分のやりたいことに挑戦できていることにとても感謝しています。そういった気持ちを大切にこれからも挑戦を続けようと思っています。若林綾


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください