イチゴに触れて「農」を楽しんで欲しい
はじめまして、内海農園です。京都・山科で祖父の代から約80年、農業をしています。2015年からは3代目である私、内海彰雄(うつみ あきお)が操業しています。
内海農園は京都の中心部から車で10分ほどの場所(JR京都駅から1つ東の駅にある山科)にあります。「せっかく街中にあって来やすい環境なんだから、地域の人・観光の人・学生さんやどんな世代にも寄ってもらえる場所にしたいなぁ」と思い「人が集まる楽しい農園」を目指しています。
年間約60種類の野菜を育てており、滋賀・守山ではお米を栽培しています。約8年前から野菜のはざかい期を利用しイチゴ栽培に力を入れています。お近くの方や観光の方にワイワイ楽しんで集まっていただけるイチゴ狩りを中心に賑わっていました。
しかし新型コロナウイルスの影響で、ハウスで行うイチゴ狩りは中止せざるをえなくなり、収穫祭などのイベントもできなくなりました。
本プロジェクトは、安心安全にイチゴ狩りができるようにハウスを改修・増設し「農」に触れて楽しんでいただけるようにしたい、と思い開始しました。
プロジェクトの目的「イチゴハウスの増設」費用を集める
安心・安全にイチゴ狩りを楽しんでいただくために、3つのルールのもと再開したいと考えています。
さらに贈答用や出張イチゴ狩りの栽培区画を分けることで、より安全な生産体制にします。
しかし、現状のイチゴハウス2棟では下記の問題があります。
・人数制限によるイチゴ狩りスペースの不足
・出張イチゴ狩り増加に伴うイチゴ不足
そのためにイチゴハウスの改修と増設を行います。安全な3つのルールを実施しても、農園イチゴ狩りは増設することで1日当たりのお客様の数を減らさず運営できます。そして農園に来られない方にも出張イチゴ狩りを楽しんで頂ける機会を増やせます。
うつみ農園のイチゴ狩り・出張イチゴ狩り
私たちはイチゴ狩りを通して「楽しんで、農に興味を持っていただく」ことを目指しています。
イチゴ狩りに来てくださった方には、農作業で忙しくても私が必ずお話しさせていただいています。それはその場で食ベて頂き「美味しい!」という笑顔が、パック販売では体験できない他には変え難い喜びだからです。
▽イチゴ狩りの様子(コロナ前)
※再開後はハウス内で食べることは禁止にします。状況次第で解禁する可能性もあります。
また、どうしても来られない方に向けて「出張イチゴ狩り」をしています。バスを持っていない幼稚園や保育園、ご高齢の方がいらっしゃる介護施設などにプランターをトラックに積んで持っていき、イチゴ狩りを楽しんでいただいています。
子供たちへは食育の観点で、スイーツ店と共に採ったイチゴでパフェやお菓子作りをするイベントも開催しました。介護施設では楽しさ以外にも「土や植物に触れる」ことから安らぎや癒しの気持ちを感じていただいています。
農園ハウスでのイチゴ狩りも出張イチゴ狩りも、少しでも農業に対して興味を持ってもらえたらと実施しています。
うつみ農園のイチゴ
あきひめ、紅ほっぺ、よつぼしの3品種を育てています。同じハウス内で栽培しているので、ハウスでのイチゴ狩りの時には食べ比べもしていただけます。
清潔な高設栽培
イチゴ狩りに適した栽培方法で、清潔なハウス内で採れたてを食べることができ腰も楽です。
アクセス「気軽に遊びにいける農園」
うつみ農園は名神高速道路 京都東ICからすぐ近くにあります。
電車で:JR京都駅から電車とバスで30分
車で:名神高速道路 京都東ICを降りて車で5分
今回のイチゴハウス追加に伴い駐車場の設置も考えています
コロナ禍での変化「イチゴ狩り中止」と「イチゴパック販売の厳しさ」
私ども以外にも皆様コロナ禍で大変な思いをされていると存じます。内海農園では農園ハウスでのイチゴ狩りを中止し、パック販売のみ行ってきました。ほとんどパック販売をしていなった内海農園ではパック詰めの作業・営業活動と厳しい時期を過ごしました。
内海農園のイチゴは一番いい状態で食べてほしいと考えており、農園前の販売以外でも「完熟状態」でパッキングし、自分たちで丁寧にお届けする「自社運送」で納品しています。
美味しく食べていただけるのですが、人件費や輸送コストを考えるとほとんど利益の出ない状態に陥っていました。
それでもリピーターの方々から「内海さんのイチゴはやっぱり美味しい」「またイチゴ狩りをやってほしい!」「いつ再開するの?」というお声を力にコロナ禍を耐え忍びました。
そしてコロナ禍での気付きもありました。それは出張イチゴ狩りのお声がけをたくさん頂いたことです。今までは子供や介護施設への出張が多かったのですが、商業施設やプライベートの集まりなどでもご利用いただく機会が増えました。
イチゴパック販売と出張イチゴ狩りは経営的には厳しい面もありますが「新しいご縁」を作ってくれ、「なかなか来られない方にも農に触れていただける機会」になるなぁと改めて実感しました。
農園ハウスでのイチゴ狩り再会時には、今まで以上の楽しさや美味しさを届けられるように努めてまいります。本プロジェクトでは、こういった経緯の中「イチゴハウスの増設に向け」皆様のお力をお借りしたいと思っています。
全国のイチゴ好きの皆様・農にご興味のある皆様、是非ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
イチゴ狩り以外の活動について
「人が集まる楽しい農園」を目指しイチゴ狩り以外にも様々な活動をしています。
▽キッチンカー「ウツミファームボックス号 」では野菜を使ったメニューを提供
▽贈答用イチゴの販売
京野菜を含む50~80種類の野菜
イチゴの話ばかりしてきましたが、野菜もたくさん作っています。京野菜を含む50~80種類の様々な種類の野菜を育てています。トマト・キュウリ・ナス・ニンジン・トウモロコシ・スイカ・大根・水菜・菊菜などほとんど一年中育てています。
苗の植え付け体験や、イモ・里芋掘り、野菜狩りもお楽しみいただけます。
▽農園前のロッカー式販売機は地元の方に人気で、1日に数回入れなおします
▽「京の旬野菜生産者認定証」
京都市が市内で生産される旬の野菜を市民の方々に供給する体制を整備し、京都市内産野菜の伝統を守り、さらに発展させていくための事業として行っており、内海農園は認定されました。
・「京の旬野菜」は,京都市が認定した優秀な農家が生産しています。
京の旬野菜認定農家は,農薬をできる限り減らし,京都市が示す一定の栽培基準を守って栽培していますから,安心してお求めいただけます。
・「京の旬野菜」は,一般家庭の食卓にあがる身近な京野菜を主な対象としています。もちろん,九条ねぎなど伝統野菜も一部含まれています。
・「京の旬野菜」は,京都市内産の野菜のみを対象にしていますから,地元で取れたての新鮮な野菜です。
・「京の旬野菜」では対象品目に対し,旬の時期を定めています。
▽野菜ソムリエ
野菜ソムリエとは「野菜・果物の知識を身につけ、その魅力や価値を社会に広めることができるスペシャリスト」として一般社団法人日本野菜ソムリエ協会が認定する民間資格です。
内海農園ではスタッフが取得しております。
リターン(お礼の品)の紹介
イチゴを含む、内海農園を楽しんでいただけるお礼の品を用意しました。体験型のリターンも用意しておりますので是非ご検討くださいませ。
・イチゴ3パック、5パック
内海農園で育てた食べごろのイチゴ3パックをお届けします。品種はお任せください。
お届け時期:2023年2~4月
・ うつみ農園オリジナル野菜料理缶詰3種セット
うつみ農園の野菜をたっぷり使ったトマトカレーペースト、ナスのタプナード、ナスのキーマカレーを詰め込んだパッケージもかわいい『うつみ農園シリーズ3缶セット』をお届けします。
トマトカレーペースト
なんとトマトが70%も入ってます! 小麦も入ってないのでグルテンフリーで、27品目アレルゲンは使用していません。化学調味料や添加物も当然なく、動物性のものも一切使用していないビーガンカレーになります。トマトカレーペーストは使い方簡単。1.5倍に薄めるとトマトカレー、2倍にすればトマトカレースープ。もちろんそのままでソースやディップにもお使い頂けます。
ナスのキーマカレー
うつみ農園の採れたてナスと、大豆ミートを使ったヘルシーキーマカレーです。そのままでも、野菜炒めなどの調味料としてもお使い頂けます。ご飯にのせて、キーマカレーとしてお召し上がりください。 野菜炒めの調味料や、パスタソース、コロッケの具材等にもお使いいただけます。
ナスのタプナード
「タプナード」は南仏・プロヴァンス発祥のオリーブペースト。これにうつみ農園の採れたてナスを加えまろやかに仕上げました。 パンやクラッカーにつけてもよし、調味料やソースとしても使えます。お好みで色々とアレンジして、手軽にフレンチテイストをお楽しみください。
お届け予定日:2022年08月
▽トマトカレー
・旬の野菜セット 春夏/秋冬
内海農園で育てた春夏野菜のセットをお届けします。5〜7品目を予定しています。
お届け時期:春夏 2023年6月~7月/秋冬2022年11月~12月
お届けする野菜の例
春夏:トマト、キュウリ、ナス(山科ナス含む)、唐辛子類(万願寺唐辛子など)、トウモロコシ、ゴーヤ、新玉ねぎ、新じゃがなど
秋冬:九条ネギ、大根、聖護院大根、白菜、ホウレン草、ワサビ菜、菊菜、サツマイモ、ニンジンなど
・特級品お野菜セット
各季節にできるお野菜の中にある、「特級品」なお野菜の豪華なセットです。ポテンシャルの違いをご賞味ください。高級料亭さんなどが使う品質です。
※野菜の種類例は旬の野菜セットと同様です
・出張イチゴ狩り
内海農園のイチゴを土ごと指定の場所までお届けし、いちご狩りを楽しんでいただけます。幼稚園や町内会、法人様のご依頼も可能です。
収穫粒数:およそ150粒程度
人数目安:摘み取り体験なら2-30名
追加出張費:京都市外は別途高速費・燃料費など、陸送可能な場所に限ります。車で片道約3時間程度が限度です。
出張可能時期:2月~4月頃
※ご希望の日時は別途お打ち合わせの上で決定いたします
※指定日がある場合は備考欄にご記入ください。なお決定ではございませんので必須指定の場合は事前にメッセージでご連絡ください
・イチゴハウス1日貸し切り
イチゴハウス一棟を1時間貸し切りでイチゴ狩りをして頂けます。人数上限10名、1時間食べ放題です。
実施期間:2023年1月~4月
※子供(小学生以下)は2人で大人1名と換算します。例:大人6名+子供8名などもOK
※内海農園までの交通費などはご負担ください
※日時は別途ご相談の上で決定します
・キッチンカー出張(基本は京都市内限定)
うつみ農園の特別メニューが20人前まで提供が可能です。ご希望の日時は別途お打ち合わせの上で決定いたします。
派遣可能時期:2022年8月~2023年8月
メニュー例:農作物をふんだんに使った料理。トマトライスコロッケ、トマトカレーなど
※派遣日時は別途ご相談の上で決定します。
※普通自動車の駐車区画が必要です。
※電源をお借りします。
※京都市外ご希望の場合は衛生許可の申請などが必要なため別途ご相談ください。
・キッチンカー1日オーナー
キッチンカーの運営を1日体験して頂けます。京都市内にてウツミファームボックス号というキッチンカーで憧れのカフェづくりをしてみませんか?たっぷり野菜のサラダボウルや、サンドイッチ、スムージーなんかもお客様に提供が実際に可能です。(衛生許可取得済み)
内海農園から調理師1名+スタッフ1名(内海本人の予定)が運営フォローをします。京都市内のおしゃれな商業施設での体験を予定しています。複数名の参加も可能です。キッチンカー内の空間に限りがあるため多人数の場合は入れ替わりとなります。
開催可能時期:2022年8月~2023年8月
※食材、容器はご自身でご用意ください
※開催場所までの交通費などはご負担ください
※売上金はすべてお渡しいたします
【流れ】
1、日時を相談の上で決定
2、商業施設(場所)決定
3、メニューなど事前打ち合わせ
4、当日現地集合
5、キッチンカーやレジの説明
6、運営
7、締め作業
【設備】
大口コンロ1つ、2口コンロ1つ、コンベクションオーブン、フライヤー、トースター、2升サイズ炊飯ジャー、バイタミックスミキサー、湯沸かし器、シンク3つ、冷凍庫、冷蔵庫、その他調理器具など
・特別スポンサー
本プロジェクトおよび内海農園のスポンサーとしてHPと内海農園にお名前を掲載させていただきます。
イベントのご案内など継続して情報発信させていただきます。
※備考欄に掲載ご希望のお名前をご記入ください
スケジュール
◆2022年
7月末 クラウドファンディング終了
8月初旬 ハウス工事正式発注・一部リターン品のお届け、要日程調整リターンのご連絡
8〜10月 ハウス工事期間
9月から順次 完成したハウスにイチゴ苗植え
◆2023年
2月 イチゴリターン品の発送
以降 適宜リターン品の発送
進捗状況は活動レポートもしくはSNSで発信いたします。
最後に
「旬の野菜を買いに」などのお買い物はもちろん、「子供に土を触らせたい」「この野菜どうやって食べたら美味しいの?」と野菜やイチゴを中心に『みんなの場所』になれたらと考えています。京都以外の遠方の方にも「面白い農園が京都にある」と知っていただき、いつかお立ち寄りいただければと願っています。
※事前にご連絡いただければお越しいただく際に何ができるか相談させていただきます。
またハウス改修に続いてカフェスペースやワークショップスペース、イチゴ・京野菜の販売所、食に関するワークショップスペースを作ろうとしています。目指している「人が集まる楽しい農園」に一歩ずつ進んでいきます。今後とも内海農園をよろしくお願いいたします。
うつみ農園
住所:京都市山科区上花山講田町4
電話番号:075-581-2916
HP https://www.utsuminouen.kyoto/
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る春夏野菜の発送について(開始報告)
2023/07/05 07:10こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
いちごのリターン発送を完了しました。ありがとうございました。
2023/05/06 21:44題名の通り、連休の期間に無事、すべてのいちごリターンの方々へ発送、及び配送が完了いたしました。ありがとうございました。これだけのご支援をいただいたんだなと、本当にうれしく思います。さて、おそらくは感動も私が一番つよいので、話し込んでしまうとおもいますが、そんな園主と語れるいちごシーズンのイベントを復活させることにしました!その名も「苺の大収穫祭」です。5月は有り難いことに貸し切りなどのため、一般いちご狩りはクローズになりました。反響が多く大変ありがたいことです。今シーズン終わったわけではありませんが、少しまとめますとクラファン自体は未達においても事業を実行すべきだということで、動きました。結果、コロナは長引き、燃料肥料も高騰に続く高騰。トマトからいちごの変更をするという本事業はやっていないとリアルに倒産だったかもしれません。一旦は動き出し、順調かとおもいきや「収穫の50日おくれ」うつみ農園ではいちごの収穫期は150日です。そう、1/3を今年は損失しました。経費は予定以上に掛かりましたが、トマトよりかは幾分か、よかったのかもしれません。そして、収穫祭の復活、とまで来れました。よかったら、集大成のこのイベントにもご来場ください。うつみ農園 もっと見る
イチゴの発送続編
2023/03/27 09:59こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
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