はじめに
私達、一般社団法人夙川座は、これまでも、さまざまな題材を通じて生きる事の素晴らしさを、命の尊さを、舞台演劇で、歌あり、笑いあり、涙ありの上方ミュージカルで公演して参りました。
そんな折のコロナ禍。２年前からとりわけ聴覚障がい者の方すべての人が共に楽しんでいただけるような字幕、手話役者入り上方ミュージカルの公演を試行錯誤しながらチャレンジして参りました。
そしてコロナ禍にも関わらず沢山の方々にご来場いただき、本当に楽しかったと言っていただき大きな手応えを感じました。
そのバリアフリー公演も今回で三作目、ですが、資金が・・・出演者皆、手弁当で頑張って稽古しています。
今年もなんとか続けてゆきたい！その思いで、こちらに掲載させていただきました！応援何卒よろしくお願い申し上げます！
聴覚障がいの方々にももっと元気が出るエンターテイメントを！
生の舞台、ミュージカルはエンターテイメントの中で最も演者とお客様が近く迫力あるもののひとつです。
私共の上方ミュージカルで笑いと感動と生きる勇気をお届けしたい！
この素晴らしい体験をもっと多くの方に、とりわけ聴覚障がい者の方々にも感じていただきたいのです！
２０２０年第一回手話役者入り舞台
2021年第２回手話役者入り舞台
手話役者を取り入れた公演を始めた動機
最初に手話を芝居に取り入れている姿を観たのは、NHK教育のハートネットワークTVでした。
これまでのイメージでは、黒い服を着て、舞台端で手話通訳する姿でした。
その舞台は短いものでしたが、確かに手話通訳者と役者が１つの舞台上で組み合わさっていました。
また、手話の美しさにも惹かれました。
これがろう者も一緒に楽しめる舞台であるなら、これをやってみたいとシンプルに思ったのです。単純な動機でした。
一般に向けた舞台などは、小さなものを含めれば、数えられないほどあり、好みにより、集客は左右されます。
私たちは、この美しい手話を取り入れることで、手話を言語としている人達をお客様に取り込もうと考えました。
かっこつけずに言えば、その頃の気持ちは新たな集客の為に一度やってみようかということだったのです。
早速、テレビ番組に協力されたTA-net（シアターアクセシビリティ ネットワーク）さんに連絡して、手話通訳者さんのご紹介をいただき、その他手話監修やバリアフリー観劇環境のアドバイスをいただきました。
それが今から2年前の11月。
一度やってみて、それは大変な手応えを感じました。
分からないながら、アドバイスを受けながら、出来る限りのことをやり、150名もの手話関係のお客様が来られました。
集客が動機だったとは言え、私達の予想を超えたのです。
その中に、お母様は聞こえる、お子様がろう者の方のアンケート回答が目に留まりました。
「まだ娘は幼くて、観劇には連れてこれなかったけど、彼女が解る歳になったら、必ず観劇に連れてきます。一緒に観ることを楽しみにしています。」という内容でした。
聞こえるお母さんとろう者の幼い娘さん。分からないがゆえに、お母様の不安は如何ばかりかと想像します。
そこに、一緒に楽しめるものとして体験された手話役者を取り入れた笑いあり、涙ありの夙川座の上方ミュージカル。
次の公演も、そしてその次の公演も楽しみにしてくださっているという言葉が心にささりました。
なんとしても続けてゆきたい、続けてゆかなければと強く思ったのです。
字幕・手話役者付き上方ミュージカルとしては３作目になる「ザザ ヴォーヴォワールの永遠の恋人」をなんとしても成功させたい！
2022年11月20日日曜日クレオ大阪にて一般社団法人夙川座は、今年も書き下ろしオリジナル脚本、オリジナル楽曲で公演準備、稽古を進めています。資金不足の中、皆手弁当で頑張って稽古しています。
一昨年、昨年のアンケートに基づき、より聴覚障がいの方々にわかりやすく楽しんでいただけるような工夫と努力を実現し、
たくさんの方々、とりわけ聴覚障がいの方々に私たちの活動を知っていただき、楽しんで頂き、この感動を共有したい！
なんとか今年も成功させたい！
いつか字幕・手話役者付き舞台やミュージカルの演目が溢れるようになれば！
字幕 手話役者を取り入れたこのような公演は継続することが大事だと考えております。
そして、有名な俳優さんたちが出演される舞台にも当たり前に手話役者さんがいる、そんな風にいつの間にか当たり前に、何処でも、手話役者を取り入れた公演が観られるようになれば、それはもっと演目を選択出来るようになるし、楽しいだろうと、思うのです。
手話役者を入れた公演は、今年11月公演で３作目となります。始めた動機がどんなに軽かろうが、構わない、いつか溢れるように選べる演目が増えてそれが当たり前の世の中になれば良いと思うのです。
資金の使い道
これによって私達が用意しようとしているサービスは
＊手話役者2名 20万
＊受付手話通訳者3名 6万
＊会場MC手話通訳者1名 3万
＊手話監修 10万
＊バリアフリーアドバイザー 3万
＊字幕制作 10万
＊プロジェクターレンタル3日間 9万
＊プロジェクター操作スタッフ3名✕3日間 18万
＊点字プログラム作成 5万
＊視覚障害者対応受付から席までご案内スタッフ1名 1万
＊バリアフリー演出 100万
＊手話衣装 5万
＊振り付け.ダンサー（音楽を表現する） 10万
合計 ２００万円
今後も稽古を公開し、１つの舞台が形になっていく様子を見ていただいたりしながら、
聴覚障がい者の方の観劇を助けていただけるようご協力をお願いしていこうとしています。
実施スケジュール
2022年８月上旬 から公開舞台稽古（どなた様にもご覧いただけます）
2022年10月下旬 チケット発送
2022年11月20日 日曜日クレオ大阪にて 「ザザ ヴォーヴォワール永遠の恋人」公演
2023年２月上旬 新作DVD発送
＜募集方式について＞
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
リターン
5,000円（公演に来られる方）
2022年11月20日日曜日クレオ大阪にて開催の夙川座公演の
ご招待チケット１枚（全席自由席）と,プログラムにお名前を掲載させていただきます。
支援時、必ず備考欄に掲載を希望されるお名前をご記入ください。
掲載ご希望でない方はその旨、必ず備考欄にご記入ください。
お名前の記入サイズは応募件数にもよりますが、プログラム裏表紙に１文字４mm角程度の文字です。
会社、企業の場合も同様ですが応募件数にもよりますが会社のロゴ等での記載も応相談、ご希望の方はその旨備考欄に必ずご記入ください。
手話を見やすいお席ご希望の方は備考欄にその旨ご記入くださいませ。
10,000円（公演に来られる方）
2022年11月20日日曜日クレオ大阪にて開催の夙川座公演に
ご招待チケット2枚（全席自由席）と,プログラムにお名前を掲載させていただきます。
支援時、必ず備考欄に掲載を希望されるお名前をご記入ください。
掲載ご希望でない方はその旨、必ず備考欄にご記入ください。
お名前の記入サイズは応募件数にもよりますが、プログラム裏表紙に１文字４mm角程度の文字です。
会社、企業の場合も同様ですが応募件数にもよりますが会社のロゴ等での記載も応相談、ご希望の方はその旨備考欄に必ずご記入ください。
手話を見やすいお席ご希望の方は備考欄にその旨ご記入くださいませ。
10,000円（公演に来られない方）
2022年11月20日日曜日クレオ大阪にて開催の夙川座公演の
新作DVD１枚と旧作１枚の計２枚（DVDは舞台全体を写したものであり、手話役者が映らない場合もございます。日本語字幕でお楽しみください）と、お名前を掲載させていただいたプログラムをお送りします。
支援時、必ず備考欄に掲載を希望されるお名前をご記入ください。
掲載ご希望でない方はその旨、必ず備考欄にご記入ください。
お名前の記入サイズは応募件数にもよりますが、プログラム裏表紙に１文字４mm角程度の文字です。
会社、企業の場合も同様ですが応募件数にもよりますが会社のロゴ等での記載も応相談、ご希望の方はその旨備考欄に必ずご記入ください。
最後に
これまで長年夙川座が積み重ねてきた上方ミュージカル（音楽劇）の舞台経験を生かし、
聴覚障がいの方々にしっかりと伝わりやすく工夫してより多くの方に楽しんで頂けるよう、準備しています。
毎年今年が最後になるかもしれないそんな覚悟で１作品入魂で頑張ってきました。
今年もなんとか演らせていただきたい！
そのためのお力を皆様、お貸しください！
まだ舞台をご覧になられたことがない一般の方にも、聴覚障がいの方にも一緒に見ていただけるよう、この字幕・手話役者入り上方ミュージカルをなんとか続けさせてください！
声楽家xピアニストx二胡奏者xバレエダンサーx手話役者xオリジナル曲xオリジナル脚本x演出家による音楽x芝居x手話のコラボ、夙川座の字幕・手話役者入り上方ミュージカルの応援をどうぞよろしくお願いいたします！
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