私たちは島根県おおなん町で「天空の宿おおなん いこいの村しまね」を運営している

株式会社ウェルスと申します。


そして私はこのプロジェクトチームの一員である武田です。


私は昨年、母親の地元であるおおなん町に移住を決意!
おおなん町には、日本が世界に誇る美しい田園風景が今でもたくさん残っています。
そして、この美しい大自然に囲まれながら、私は今この町でのんびりと暮らしています。
おおなん町での生活は、都会に住んでいたころよりも時間の流れがとても穏やかに感じます。
鹿やイノシシなどが多く生息しており、人より動物の数のほうが多いくらいで、
それも地域の魅力の一つなのですが、何よりも素敵なのは町民のみなさんの温かさです。
困ったことがあるとみんなで助け合い、いつでも真剣に人の話を聞いてくれる
私はそんな素敵な県民性に惹かれました。


このプロジェクトを通して私は、大好きなおおなん町の魅力を広く発信したいと
思っています!




おおなん町には、町全体を埋め尽くす雲海が季節になると頻繁に発生します。
そして、その素晴らしい雲海を高台から眺めることが出来ます。


この景色がまさに幻想的で絶景なのです!!!


いこいの村しまね客室より大浴場より
(足元ギリギリまで雲海が発生します。ぜひ実際にご覧ください!)


私がおおなん町に来て、初めて雲海を見た時の感動は今でも忘れられません。
この心を打たれるような絶景を、ぜひ生でたくさんの方に見ていただきたいとずっと思っていました。
でも、頻繁に発生する雲海も自然のもの。いつ発生するかわかりません。
そんな中、いこいの村しまねをご利用されたお客様や私の話を聞いた遠方の友人より
「雲海を見られる日に来てみたい!」、「雲海が出る日がわかればいいのに…」
という声を多く聞き、
天気予報のように雲海予報を発表出来たらいいのにと考えるようになりました。


そんな時に出会ったのが、
気象について詳しい、公立鳥取環境大学の重田祥範 准教授でした!


私は、早速先生にアポを取り、
雲海予報の可能性について詳しくお話を伺うことにしました。
先生は、今年も西は鹿児島県、東は埼玉県など日本各地で雲海研究をされており、
海外での発表実績も多数ある雲海研究のスペシャリストです!


そもそも、なぜおおなん町に雲海が発生するのか先生に聞いてみたところ、
おおなん町は周囲を山々に囲まれた盆地地形を有し、
一日の寒暖差が大きいことから、雲海発生条件を備えているとのことでした。

先生からお話を伺うにつれて私自身も雲海予報への期待が高まります!

 議論するプロジェクトメンバー

 

 



 

 

公立鳥取環境大学 准教授 重田祥範(しげたよしのり)

岡山県出身。2011年に岡山大学大学院自然科学研究科を終了し、博士号(理学)を取得。
その後、立正大学地球環境科学部に助教として着任。
2015年からは現在の公立鳥取環境大学環境学部に所属。
専門分野は、局地気象学、生気象学、環境工学。
現在は、雲海の発生メカニズム関する研究をはじめとして、
IoT技術を用いた熱中症予測や気象災害に関する防災業務にも力を入れている。
近年は、山陰エリアを中心にメディア出演も多く、
2020、21年はテレビ朝日「ナニコレ珍百景」にて気象学の解説もおこなった。



本クラウドファンディングで得た収益は、
島根県おおなん町での雲海予報に関する研究費用といたします。
先生におおなん町での雲海予報の可能性、についてお聞きしました。


【先生からのコメント】

霧の発生は、人間生活と密接な関りをもっています。
しかしながら、発生頻度や継続時間を主とした学術的報告はあまり見当たりません。
そこで、島根県おおなん町にて “雲海”の発生予測を全国に先駆けて確立しようと考えました。
この成果は、観光振興および地域活性化の可能性を探るうえでの大変貴重な資料
となることが期待されます。

しかしながら、ここで一つ問題があります。
現在設置されている気象観測施設(アメダス)では、雲海の発生予測が出来ません。

そこで、今年の秋から図のような独自の気象観測施設を町内に多地点設けて
膨大な気象データを取得します。

そして、各地域で得られた気象データ(気温・相対湿度・大気圧・風向風速)を用いて週間雲海予報を発表しようという試みです。

気象観測は、発生頻度が高まる秋から春季にかけて島根県おおなん町およびその周辺地域を対象におこないます。

気温,相対湿度,大気圧,風向・風速などの気象要素を同時期かつ長期的に観測し、
雲海の発生頻度ならび継続・消滅時間を明らかにします。

雲海予報を開始するにあたって、避けて通れないのは、気象観測機器の問題です。
現在、気象庁で使用されている気象観測機器は非常に高価であり、
独自に設置することは極めて困難です。

そこで、このクラウドファンディングを利用させていただき、
町内およびその周辺を対象に独自に気象観測ネットワークを構築する計画です。

この気象観測ネットワークを構築することで、おおなん町民の方や町内に訪れる方などを対象にリアルタイムの気象情報のほか、週間雲海予報を発表します。
また、気象データを収集・分析することで、近年多数注意喚起されている〝想定外の災害“と言われるような異常気象を、未然にキャッチすることも可能です。
そして、雲海の発生しにくい夏季には熱中症対策にも役立ちます。


【実施スケジュール】 
2022年8月下旬  気象観測地点の立地調査を開始
2022年9月上旬  支援者様へリターンの発送を開始
2022年9月中旬  機器設置へ向けて自治体と調整
(クラウドファンディング終了:9月30日)
2022年10月上旬  気象観測ネットワークの構築(雲海調査開始) 
2022年10月中旬  雲海予報開始
※調査の様子は、いこいの村しまねのホームページにて報告します。

 


私は、このプロジェクトを通じて、多くのみなさまに大好きなおおなん町の魅力を
たくさん知ってもらい、町外や県外の方にも「ぜひ行ってみたい」と思っていただく
ことや、おおなん町出身の方に地元の良さを再認識してもらいたいと考えています。


そして、おおなん町の魅力を知っていただくには、
やはり実際に体験していただくことが一番だと思っています!


そんな想いから、リターンにはおおなん町自慢の食材や、おおなん町の広大な自然と風景を存分に満喫できるホテルの宿泊券などをご用意させていただきました。


ここでしか体験できない自然の中に広がる素晴らしい光景と共に、

A級グルメの町と言われる邑南町自慢の最高に美味しい食材を食べて、

目一杯贅沢なひとときをぜひ過ごしてみてください!




 寺本英仁さん

【島根県 おおなん町の元地方公務員 株式会社Local Governance 代表】
著名な実績:総務省地域力創造アドバイザー、プロフェッショナル仕事の流儀、A級グルメ構想
 代表作 :『ビレッジプライド 「0円起業」の町をつくった公務員の物語』

雲で全ての盆地を覆う風景は神秘的で、多くのカメラマンが撮影に、来て頂いています。

僕は役場時代に、マスコミの方の取材をアテンドする度に、展望台で撮影するカメラマンをよそ目に、いこいの村まで駆け上がり、スタッフに無理を言ってレストランの横を開けていただき、テラスから撮影をしてもらったものです。

実はここだけの話、いこいの村からみる於保地盆地がさえぎる木々がなく、見晴らしが最高なんですよ。

当然、雲海も。

これが、宿泊して、部屋やお風呂から見るとまた、絶景です。

雲海の見れる可能性がさらに高くなるとのことで、ぜひ応援させて頂きたいと思いました。



私は、このプロジェクトを通して、たくさんの方がおおなん町に訪れるきっかけ作りができたらいいなと考えています。

また、町内の方に地元の良さを再認識していただきたいとも思っています。


自然がいっぱいで、温かい人もいっぱいで、美味しいものもいっぱい!

私の大好きなおおなん町は本当に素晴らしいところです!


みなさま、ぜひ応援をお願いします!

プロジェクトメンバー

 

町民の方々


いこいの村しまね

いこいの村しまね公式HP
〒696‐0131  島根県邑智郡邑南町高水2467‐10
TEL:0855‐95‐1205
定休日:不定休


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、
リターンをお届けします。

  • 2022/10/01 08:16

    雲海予報制作プロジェクトへの応援ありがとうございました。沢山の方々に支えられこのプロジェクトを進めていくことがせきました。残念ながら、目標金額には達することが出来ませんでしたが、みなさまから頂いた支援金を元に雲海予報制作プロジェクトの方を実行して参ります。今後とも、プロジェクトの進歩情報は近況...

  • 2022/09/30 11:09

    ついに、本日がクラウドファンディング最終日です!!みなさま応援ありがとうございます。沢山の方がこのプロジェクトを心待ちにしてくださっていることをとても嬉しく思います。雲海予報制作に向け、引き続き応援の方よろしくお願いいたします!

  • 2022/09/20 11:45

    クラウドファンディング終了まで残り10日となりました!沢山のご支援ありがとうございます。引き続き応援の方よろしくお願いいたします!

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください