2011年からコツコツと積み重ねてまいりました「全国海女撮影プロジェクト」。 全国に点在する「海女の元気を探る旅」、みなさんと一緒に作り上げるプロジェクトです。 完了まで、あともう一息! 皆様の温かいご支援をお願い申し上げます。

プロジェクト本文

▼ご挨拶

はじめまして。

海人(ウミンチュー)写真家の古谷千佳子(フルヤチカコ)と申します。
シングルマザーであり、写真家業と母業、2足のわらじを履きながら歩んでおります。

▲ウミンチューのミーカガン(水中眼鏡)で遊ぶ息子

 

 「海女さんの笑い声が聞こえる豊かな海を後世に繋いでいきたい!」 という想いで、現役の海女さんの仕事や暮らしを記録する「日本+α 全国海女撮影プロジェクト」を2011年にスタートしました。

これまで、基本的には自腹を切って各地の取材を進めておりますが、2013年の夏には「クラウド・ファンデイング」を活用して、このプロジェクトへの支援を募り、取材活動を続けさせていただきました。

2016年は、このプロジェクトのゴールに掲げた年となっております。
今年も皆様のご支援をいただきながら、一緒にこのプロジェクトを成功させたいと願っております。

▲海女小屋でお菓子を頂く息子

 

皆様にお願いしたいことは、子供連れで取材を進めていくための必要経費の一部について、ご支援いただきたいのです。

今年どうしても訪れたい地域2箇所分の取材経費として、40万円を目標金額とさせていただきました。

みなさま、どうかご協力をよろしくお願いいたします!

▼日本列島+α 全国海女撮影プロジェクト について
「海女の元気を探る旅」

沖縄の方言で漁師のことを「海人(うみんちゅ〉」と言いますが、彼らをメインに撮影し続けて約20年、「海人写真家」と呼ばれるようになりました。


海に潜ることが好きだった私は、海人の生きざまや暮らしぶりを撮影し続ける中で、沖縄の漁村には「男は海へ、女は陸で子供を育て祈り待つ」という男女の領域の世界が存在することを知りました。

「何故、沖縄の女性は海に潜らないのだろう? 」という疑問は、私自身が身籠ったことで、女性の潜り漁師「海女さん」への強い関心へと自然に変わっていきました。

そして妊婦の時に、日本一、海女の多い三重県ヘ訪れたのを皮切りに、海女集落に足繁く通うようになりました。

スタートは、彼女たちの潜水能力への興味でしたが、今では、畑仕事や観光業など様々な仕事をこなしながら育児も行うバランス感覚や包容力に、尊敬と憧れの念を持ち取材活動を進めております。

◎海面から海底へと垂直に潜る海女漁。


◎子どもを産み育て、ご先祖様と次世代を繋ぐ、時間という縦軸。


◎地域行事や労働力を提供しあう仕事や日常。

海女を中心とした漁村集落は、人と人、人と自然という「命」と直接触れ合う暮らしです。

分け合うこと、協力しあうこと、命を受け継ぎ繋いでいくこと。
目の前の生き物を採り、食べること。
今の時代に失われ、求められている「繋がり」は、昔からある暮らしと仕事の中にあります。


それは様々な「原点」であり、都会の人にも田舎の人にも、明日への活力に変えていける「力」となると信じ、撮影そして発信していきたいと思っております。

 

同じ海女漁であっても、景観が異なると形が違います。
海と陸地を往来し、里海を守っている海女さん達の元気な笑い声は、健全な海があればこそ響き渡るのです。

そういった日本列島(+α )の海辺の環境を「海女の世界」を通して見つめなおし、豊かな海・自然を後世につないでいきたい!
という思いを軸に、全国海女撮影プロジェクトを進めております。


当プロジェクトは、2011 年にスタートしましたが、海女の漁期が短く、時期が重なるなどの理由で、まだ時間がかかってしまいますが、2016 年度を一つの区切りとして、各地を訪れる予定で進めています。

「全国海女撮影プロジェクト」の活動に関しては、ウェブサイトにて随時発信してまいります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

▼これまでの活動(撮影地)

2011年 石川県、三重県

2012年 三重県、

2013年 岩手県、石川県、三重県、山口県、福岡県、長崎県、韓国済州島

2014年 静岡県、千葉県、京都府、三重県、徳島県、山口県、福岡県、長崎県

2015年 三重県、福岡県、長崎県、韓国済州島、

  

■海女さんの写真を使用した活動

2011年
◆特別展『日本列島海女さん大集合』写真展示(三重県・海の博物館)

2012年
◆韓国・麗水(ヨス)万博 日本館『海女文化フォーラム』パネリスト

 2013年
◆北九州大学特別講義
◆ニコン・フォトプロムナード「里~海女のいる世界」

2014年
◆写真展 里海~世界の海女(山口県・ラポールゆや)
◆東邦ガス環境写真展 「自然からの恵み」(愛知県・三越名古屋「ラシック」)
◆海女文化シンポジウム講演

 2015年
◆琉球大学ワークショップ「海に生きる女と男」
◆写真展 里海~世界の海女「海に生きる女と男」(山口県・ラポールゆや)

 2016年
◆写真集「志摩半島の海女」出版

▼資金の使い道

訪れたい地域のうち、2箇所分の取材経費として、40万円を目標金額とさせていただきました。

子供連れで取材を進めていくための必要経費に当てさせていただきます。
取材費用は、交通費・滞在費・機材運搬費、同行する息子の費用もふくませていただきます。

取材は、それぞれ1週間~10日位を予定しております。

■取材予定期間:2016年7月~10月

■訪れたい地域

・福井県(坂井市)
・福岡県(北九州市)
・佐賀県
・京都府(伊根町)
・石川県(舳倉島)
・鳥取県(鳥取市)
・三重県(志摩市・鳥羽市)
・千葉県(南房総市)
・静岡県(伊豆半島)
・岩手県(久慈市)

 ※目標金額40万円のご支援により、上記の訪れたい地域の中から、2箇所の取材が可能となります。

※目標金額プラス 20万円でもう1箇所の取材が可能となります。(合計3箇所)

 

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熊本県、大分県の海女さんの撮影も希望しておりますが、
熊本地震による影響のため、今年の取材は断念いたしました。
この度の地震により被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
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 日本全国に約2000人いる海女さんは18 県に点在していますが、高齢化が進むなどの理由で年々減少しており、環境汚染や海水温の上昇など様々な理由による資源の枯渇問題とも相まって、取材を急がねばならない地域が多々あります。

私の撮影フィールドは、潮の満ち引きや月の満ち欠け、透明度など海況に影響される自然と、海女さん達の都合、集落の行事等、自然と人の関係の中にあります。そのため、度重なる変更も当たり前にあります。

また観光でなく、漁業を中心に行っている海女さんたちにとっては、取材されるととで直接的にプラスになることは何もありません。
仕事(漁)の邪魔にならないように、自ら素潜りで撮影し、相手にストップを掛けずに行う必要があります。

信頼関係を得るために、時にシャッターを切らない時もあります。
そのため、短期取材では難しく、長期滞在か再訪を繰り返す必要があります。
現場入りしても、急きょ海に出られないということもあります。

予定どうりのスケジュールで動かない(動けない)ことで、予定外の取材費もかかってしまいます。
みなさまにご支援いただくことで、取材費用の不安がなくなり、安定して充実した撮影を行なうことができます。

みなさま、どうかご協力をよろしくお願いいたします。

 

▼リターンについて

◆古谷親子からの御礼メッセージ(暑中お見舞い)

 

◆海と生きる女達のカレンダー2017

毎年制作している海女さんカレンダーです。(画像は2016年版)

○1ヶ月綴りカレンダー(1月~12月)
◯A4・28ページ(見開きA3サイズ)フルカラー
○新暦、旧暦、六十干支、満月&新月の表記など、海に生きる人必須の情報も掲載。
◯写真:古谷千佳子
◯発行元:チカ・コーポレーション

 

◆限定ミニ写真集(非売品)文庫サイズ64P×今年訪れた1地域

※各地ごとに作りますので、集めると貴重なコレクションになります。
※1地域の引換券の場合、お届けする地域はこちらで決めさせていただきます。

 

◆限定ミニ写真集(非売品)文庫サイズ64P×今年訪れた全ての地域

※各地ごとに作りますので、集めると貴重なコレクションになります。
※今年訪れた地域ごとに制作いたします。

 

◆限定ミニ写真集(非売品)文庫サイズ64P×全地域セット

※これまでに訪れた全ての地域を集めた貴重なコレクションとなります。

 

◆手作り!こだわり大判写真集

とにかく手作り!こだわり満載の写真集をお届けします。

 

◆撮りおろしオリジナルプリント・A3サイズ 1枚(額装・マット&サイン付き)
※厳選された写真の中からお好きなものを選んでいただきます。

 

◆古谷千佳子の講演を開催できる権利

※交通費・講演料など込みで、全国どこへでも講演に出かけます。

 

▼最後に

海中は五感で感じる神聖な世界。

呼吸をしなければ生きられない人間にとって、
海と陸は「あの世」と「この世」。

海中と海上を行き来している海女たちは、
陸上だけで生きている人間と違う「何か」を、きっと身体で感じて生きている。

人間にとっての『生と死』は、『陸と海』。

海の生き物たちの生と死は、その逆。

母の産道を通ってこの世に誕生した子供たちは、
ちょっと前まで「羊水の海」という違う世界にいた。

女の体は「あの世」と「この世」の通り道なのか。

だから海辺がよく似合う、
身体にしっくり来るんだと思う。

生身の身体で海に入り、畏怖の念を抱きながらも、
その恩恵に預かり生きているからこそ、
人間の存在を「痛感」している
 – それが、私がこれまで共に潜ることで見えてきた「海女」なのだ。

(写真集「志摩半島の海女」に寄せたエッセイより抜粋)

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