●ご挨拶・活動趣旨●

https://youtu.be/xjFn0aJo6pk

 初めまして!こんにちは。フリースペースくじらぐもの、ゆいか17歳&なえ15歳です。

 くじらぐものメンバーは未就学児から高校生まで幅広く、感染対策の影響で、学校登校を控えたり、退学したり、健康影響を我慢している子供たちが集まっています。皆、学校に行きたくない訳ではなく友達にも会いたいし、部活だってしたい気持ちはあります。しかし学校や保育園、幼稚園に行けない子供達です。学校に行けなくなってからは、人との関わりが減ってしまい、友達も少なくなりました。それは発達段階にいる子供たちにとって、大きな問題だと思っています。そのため、人の中で学び、過ごしたいという思いで、フリースペース「くじらぐも」を立ち上げようと歩み始めました。

●きっかけ●
 私たちは昨年(2021年)の6月頃から学校の過剰な感染症対策(マスク着用や消毒等)や、シェディングが原因と思われる健康上の影響があり、学校とも話し合った結果、登校(幼稚園・保育園の登園)を控えることになりました。義務教育を諦めざるを得ない状況に置かれたりかれたり、やむをえず退学の選択となってしまいました。沖縄県内で、そのような子供たちを約30名ほど確認しています。(2022.8.1時点)

  学校や、県・市町村の教育委員会などとも、沢山の話し合いを重ねましたが、私たちが希望する、人の中で、健康を守りながら安心して通い続けることができる場は、科学的根拠に乏しい、国からの報告がない、個人情報の保護などを理由に、設置には至らず、残念ながら公の学びの場が見つかっていません。

●感染対策の裏側で、私たちが経験したこと●
〜マスクに関する体験談〜

○私が通っていた高校は、今も続いているか分からないけれどマスクを外していたり、苦しいので顎マスクでいると生徒指導の 対象として「イエローカードを出す」と言われていました。(高1)
○元々片頭痛持ちで、長時間マスクをしていると頭がボーッとして頭痛や吐き気があり、度々吐いていました。また、そのため 部活を休んでしまうこともあり、よく家で寝込んでしまいました。このような症状があったのでお医者さんに診断書も書いて もらい学校に持っていきましたが、「ルールなのでマスクを外すことは許可できません」という回答でした。
 私は、学校で苦しくなった時や頭がボーッとした時には、マスクを外していましたが授業を中断して注意されたりしていまし た。他にマスクを着けない生徒に対してテロリストと馬鹿にしていた先生もいたし、全員がマスクを着用しないと授業が始ま らなかったり、マスクをつけない生徒に対して手を出す先生もいて、マスクを外すことが怖くなりました。(中2)
○マスクしていると薬臭いしつけたくない。けれどマスクをしていなかったら、汚いもののように扱われる。
 (小5・感覚過敏 の特性あり)
○授業中、先生が何て言っているかわからなくて、一日中ずっと前を向いて座っていた。(小1)

〜シェディングとその影響〜

 ワクチン集団接種が始まってから、化学物質に過敏な子ども達の中に、頻回に体調に影響の出た子どもたちがいます。
症状をまとめてみると、頭痛、めまい、吐き気、倦怠感、鼻血、下痢、生理痛の悪化、生理周期の異常、蕁麻疹、甘い薬品のような臭気を感じるなどが挙げられます。中には、救急搬送された程の重い症状を持つ子どももいました。
 学校登校を控えた後、学校の提案でテストの時だけ登校をしていたこともありましたが、学校の対策は、部屋にパーテーションを置き、その中で1人で給食を食べたり、限られた教師と1対1のやりとりとなり、コロナの感染対策の延長で、精神的に続かないものでした。
 また、健康影響を最小限にするため、未接種の教員による対応をお願いしましたが、科学的根拠や、個人情報保護を理由に対応は困難。オンラインでの対応も交渉しましたが、個別対応はできないと、やむなく退学の選択を迫られることになった生徒もいます。このようなことで学校登校を控えたり、やめたりした結果、友達にもなかなか会えなくなくなりました。

 同じ状況の子供たちと出会いたい。もっとたくさん学びたい。待っていたら自分たちの時間が過ぎていってしまう。とにかく動き出したい。という想いで、自分たちでフリースペースを作ろうと歩み始めています。


●ビジョン●
〜フリースペースをつくります!〜
 学校に行かなくなって、私たちは人との関わりを大切にしたい、人の中で学びたいという思いが、より強くなりました。その事を実現できるような学校にしていきたいです。またルールも一つずつ自分たちで作り、フリースペース自体を生徒が作るものにしていきたいです。

① 沖縄県南部の有機溶剤不使用の木造平屋の物件を購入し、フリースペースの建物として利用する


 購入を検討している家は、建築士の新崎さん(新崎アーキプロジェクト(株))がこだわり抜いた、化学物質を使っていない建物です。シェディングを感じる繊細な子供たちも安心して過ごせ、身体の芯からデトックスできます。また、小さい未就学の同じ経験をしている子供たちも、症状を心配せずに、自然の温もりを感じながら過ごせる環境を望んでいます。
 有機溶剤を使わない工法は、労力も必要とし、建材ひとつひとつを入手する過程は、人の健康を中心に置いた建築家さんの熱意が伝わります。化学物質に対して、非常に過敏な身体症状を出す子ども達が過ごす建物として理想的な環境です。

② 同じ状況の人たちと繋がり仲間を増やしたい・人の中で過ごしたい

 私たちは今、学校に通えていないため、同世代の子供たちと関わる機会が極端に減っています。ですので、是非同じような状況にある方々と繋がり、沢山の友達が欲しいです。また、学年を超えて、人との関わりを学んでいきたいと思っています。

③ 自分たちで1から作り上げ、普通の学校では学べないことも学びたい

 ちょっとしたルールでも自分たちで話し合いながら、世界に1つだけのフリースペースを作って、自主性や積極性を伸ばしていきたいと考えています。また、興味が湧いた物事があれば、その道のプロを講師に呼んで話を聴けたり、将来の夢を見つけたり、その夢を叶えられる学び場にします。

④ 自給自足をしたい

 このフリースペースで提供する給食や軽食は、できるだけメンバー自らが自然豊かな沖縄の畑で育てて食べたいと考えています。また、魚を釣ってそれを捌いたり、調理にも沢山チャレンジしたいです。


●プロジェクトの内容●

沖縄県南部に『くじらぐも』の名称でフリースペースを立ち上げます

○小学生〜高校生までの幅広い年代の子供たち、大人も一緒に楽しめる、明るく、楽しすぎる居場所作りをします!

○インターネットや、SNSを通して支援者様やメンバーになることを考えているご家族に 笑顔と元気を届けます。  

 ※写真NGの方は載せません。

●こんな子供達やご家族に来てほしい●

○本当は体調に影響があって、マスクを着けたくないけれど、無理をして着けている

○この症状シェディングかな?と心配している

○周囲になかなか理解されず、仲間がいなくて寂しいおもいをしている 

 新しい感染症が日本に入ってきてから約3年が経過しました。私たちは感染症対策の影響を受け、体調に異変を感じ、学校登校を控えたり、辞めたりしてから、1年以上が経ちました。勉強に関しては、周りのみんなより大幅に遅れてしまったし、ひらがなやカタカナが満足に書けない生徒もいます。しかし私たちの時間は止まりません。

見て見ぬ振りをしたり、

放置しないでほしいです

居場所が欲しい、友達が欲しい


●保護者のメッセージ●

 子ども達が、学校登校を控えてから、1年以上が経ちました。

 マスクや感染対策の実質強制になってしまっている指導や、子ども達が体の症状として経験したことをきっかけに、学校と何度も話し合いを重ねました。接種・接種の情報は、個人情報と言うことで教えていただくことができません。子ども達が過敏に感じる身体症状の変化から、健康を守る手段は、できうる限りで距離をとる選択をするしか、今のところ方法がありません。理解が進まず、誤解や偏見も沢山経験しました。悔しい思いをしながらも、逞しく、希望を叶えようとする子ども達のチャレンジに伴奏させていただいて、大人のほうが、沢山学ばせてもらっています。
 
 子ども達の希望は、同じ状況に置かれた友達の中で、家庭以外の場所でも学びたいし、関わりたいという純粋な希望です。子ども達が希望する学びとは、課題やテスト、受験をクリアするため、お金を稼いだり成功するための学びではなく、ごく自然な人の中で育ち会いたいという基本的な欲求です。子ども達に非はなく、過剰な一律に課せられた感染対策や、体質として過敏に反応したシェディング という現象で、症状が出たそれだけのことで、学ぶ権利を手放さないとならない現実が、実際に起きてしまっています。

 学校側の対応案は、制限の多い隔離空間での個別対応や、タブレットを活用したIT教育ばかりでした。しかし、実際に経験してみると、学校現場も人手も理解も追いつかないためか、感染症の隔離措置のような対応や、タブレットの前に丸一日中座る状況を良しとして対策がすすんでいきました。かけがえのない成長期にある子ども達に与える教育は、本当にこのままで良いのだろうか?と保護者として、沢山の問いをいただくきっかけとなりました。

 子ども達は、まず同じ想いをしている仲間との繋がりを、第一に優先して希望しています。そして、いままで受け身で、無意識に享受してきた教育を根本から問い直し、自分たちはどんな教育が受けたいかという答えを出そうと歩き出しています。
私たちにとっても、社会にとっても前例のないことを、新たに創造していくチャレンジとなります。

 シェディング という現象については、科学的に十分解明されていないため、ご理解が難しい部分もあるかもしれません。しかし、実際に起きた出来事を主張すると、子どもの学ぶ権利が保障されない状況が発生している事実があります。その現状を打破するために、沢山の皆様の助けとご理解が必要です。お知恵を借りながら希望を実現したいと思います。
 
 中学3年の長女、小学6年の長男はそれぞれ、義務教育の最終学年でもあります。またこのやりとりや情報収集の過程で、全国に同じ状況の未就学〜高校生の子ども達、大人の方の中にも、同様に異変を感じている方々がいることも知りました。

 このまま学びを制限したり、健康を天秤にかけて我慢を強いたり、諦めた状態を長引かせないよう、希望を叶えるため、沢山の皆さまのご協力をお願い致します。

保護者代表 清水菜美


●メンバー紹介●

○ゆいか 17歳 
2021.04  志望校に合格・入学
2021.09  先生方のワクチン接種が始まった6月頃から学校を2ヶ月欠席した末、高校退学
好きなこと:音楽を聴くこと

○なえ 14歳 (中3)
2020.04  中学校入学
2021.06  マスク酸欠による、偏頭痛の症状の悪化で、学校とマスクを外すことを許可していただくお願いをしましたが、
ルールを変えることはできないと認められず、学校登校を控える。
好きなこと:K–POPダンス

○ひなた 12歳 (小6)
2021.06 5年次に、マスクの化学繊維臭やもともとの特性である感覚過敏で、マスク着用ができず、学校登校を自ら控える。好きなこと:ビーチサッカー

○わかな 7歳(小2)
2020.04   小学校入学
2021.06 元は家族一の健康優良児。子どもの支援者のワクチン接種が進んだ時期、原因不明の全身の重度の蕁麻疹を経験。
     1年次に、学校登校を控える。
好きな食べ物:沖縄そば

○清水 菜美  保護者代表  保健師  
2021.07   子ども達の健康影響を機に退職

○長嶺 萌 お絵かきムービークリエイター(一般社団法人 国際じぶんストーリー協会認定クリエーター)4児の母


●リターンについて●

ご支援しただいた皆様に、今私たちにできる精一杯の感謝を込めて、下記のリターンをご準備しました。

A .「お気持ちコース」:1000円
くじらぐもメンバーから、イラスト付きの感謝のメールをお送りします。 

B .「cafeくじらドリンクチケットコース」:3000円
移動cafeくじらより、ドリンクチケットを添えて感謝のメッセージをメールでお送りします。
※チケット有効期限:2023年1月〜6月

C .「くじらぐもタオルコース」:10000円(※限定1000枚)
くじらぐもメンバーをキャラクター化!お絵かきムービークリエイターの長嶺萌さん作、貴重な原画をプリントしたタオルをお届けします。
※商品の概要:サイズ:タテ34×84cm / 素材:綿100%

D .「うちな〜んちゅコース」:50000円(※県民向け・限定15名)
世界三大リフレクソロジーのひとつ、若石健康法「足もみ屋」さん(糸満市)のマッサージコースです。「足もみ」はだるさを楽にするだけでなく心と体の健康をもたらします。足元から元気に!
※チケット有効期限:2023年1月〜6月/事前電話予約必須/お一人様1回限り

E .「くじらオリジナルロゴ帆前掛け&タオルコース」:100000円(※限定50セット)
子ども食堂からスタートした「移動カフェくじら」は、県内各イベントで、挽きたてハンドドリップコーヒーや、県産無農  薬バナナのスムージー、国産大豆を使用した島豆腐スイーツ販売に挑戦中です。オリジナルロゴデザインの帆前掛けとタオ  ルをセットでお届けします。
※商品の概要:<フェイスタオル>タテ34×84cm /素材:綿100% <帆前掛け>身たけ47cm ・前中心丈44.5cm / 色:ネイビー/サイズ:フリー/素材:(本体)綿100%(ひも)ポリエステル・アクリル・レーヨン・その他

F .「くじらぐもメンバー&開校式ご招待コース」:300000円(※限定10名)
フリースペースの定期通所利用ができる権利です。くじらぐもは、基本的に地域に積極的に開かれた拠点を目指しますが、  一方で、児童の健康を守る理由から、定期通所の受け入れ対象は通常の公教育や既存フリースクールで、現状受け入れ対応  が難しい18歳までの児童を対象とします。
2023年4月のオープンを目指し、一緒に創っていく仲間を募ります♪
以下のような、児童やご家族が対象です。

○ 健康を中心に置いた、教育や居場所を求め仲間を探している
○ 化学物質過敏等で困っている
○ 化学繊維マスクが使えない、シェディングを強く感じる、消毒薬液に過敏症がある等
感染対策により生活のしづらさや困難さを感じている

G .「木のおうち宿泊体験コース」:500000円(※限定10組)
株)新崎アーキプロジェクトさんが与那原町に手がけた、有機溶剤を一切使用しない、フリースペースの建物に宿泊体験で  きます。この木のおうちは、化学物質過敏のある方、シェディング等外部環境の影響を感じやすい方でも安心して過ごせ、  体が内側からも元気になる健康住宅です。宿泊中、県内外のホテルや寿司店で長年修行を積んだ、職人メンバーのケータリ  ングがお選びいただけます。

日程:2023年5月〜10月/1泊2名様(お子様づれ応相談)/交通費自己負担/限定10組
ご相談しながら日程調整させていただきます。
※満額達成しなかった場合は、県内別宿泊先となります。

●資金用途●

✳︎有機溶剤不使用、天然木材、呼吸する漆喰を使用した、木造戸建て住宅購入に向けた初期費用。
 530万円(住宅価格5770万)

✳︎リターン経費、郵送料   約60万円 
✳︎クラウドファンディング手数料 約70万円

●募集方式について●
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。期間内に目標金額に満たない場合も必ず計画を実行し、リターンをお届けします。

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