はじめに・ご挨拶

日本最大手 帯メーカーの一つ小杉織物さんの和装を普及したいという想いと着付け講師をしながら様々なご活躍をされる松本様がタッグを組んで作成された、着物上級者にはアクセントを、着物初心者にはより身近なものとなる帯をたくさんの人に知って頂きたい。

当店たゆたふは、日本の伝統文化である和装をもっと身近に感じて頂ける商品やお店作りをコンセプトに オンラインショップをメインとしながらオフラインでもお客様と交流をしているお店です。 その商品セレクトには企画→製造→販売まで世界が興味を持つ商品を集めて販売したい。 というオリジナル商品やコラボ商品なども展開しております。 お客様の声を受け取り、産地やメーカー様と一緒に商品開発をする事で より良い商品を提供する事で和装業界の活性化を目指します。


【プロジェクトのきっかけ】

業界NO.1の帯メーカーである小杉織物様。物作りに自信はあるものの、昨今の状況やSNSの発展などから、もっと良い発信の仕方を思案されていた中、様々な活動を個人で発信されている着付け講師 松本様と出会い、着用者様のリアルなお声を伺ったところからプロダクトの草案がスタートしました。


【プロジェクトで実現したいこと】

洋服と異なり、着用期間の長さなどから、昨今のSDGsとも相性の良い和装。 繊維業界もファッション業界も厳しい時代だからこそ、作り手・売り手がチャレンジをして新しい商品価値を生み出し、まだ和装に触れた事のない人の目に触れたり、和装上級者の方にも楽しいと感じていただく事でもっと身近に和装を取り入れて頂きたい。また、凝り固まった思考だけでなく現場のリアルな着用者様の声をヒアリングし、日本独自の着衣を現代へとアップデートすることが伝統を伝えていく事だと考えて制作致しました。

1_桜とシャンパン(真珠)銀鼠


2_桜とシャンパン(真珠)飴色



3_アナベルとリボン



4_モンドリアンジャポネスク


5_百合と貴婦人(エメラルド)


6_音楽会日和



プロダクトのご紹介

『もうちょっと冒険したいよね』そんな声から生まれたプロダクト。普段のおしゃれに遊び心が欲しい・季節感のあるコーディネートがしたいなど、帯だからこそできる遊びをデザインに落とし込む。

着付け講師や様々なご活躍をされている松本様がいろんな方にヒアリング。シンプルな柄、インパクトな柄、季節感のある柄などリアルな着用者の声をデザインに反映させる事を注力していただきました。

1_桜とシャンパン(真珠)銀鼠

隠しモチーフの真珠をソメイヨシノとシャンパン、が大人の女性を上手く表現しています。

2_桜とシャンパン(真珠)飴色

背景がストライプに変わるだけで印象がぐっと変わります。

3_アナベルとリボン

白い紫陽花として人気のアナベルとリボンをモチーフにした爽やかな幸運を運んでくれそうな柄。

4_モンドリアンジャポネスク

イブ・サンローランが得意としたモンドリアン柄(幾何学)を和の色で表現することで、着物との相性が抜群に。

5_百合と貴婦人(エメラルド)

ティーカップに百合、アクセントとなるカメオを大胆にデザインした遊び心のある帯。

6_音楽会日和

人気のある楽器モチーフの帯は帯留を考慮した絶妙なバランスで。


こだわり・特徴

日常のファッションに着物を取り入れやすい、また季節やイベントに合わせたおしゃれを楽しみたい。そんな自由に着物を着こなせる帯としてデザインを思案いたしました。正絹をインクジェットプリントでカジュアルに落とし込んだ幅広い方に着用いただける帯。洋服感覚でワントーンでも、帯で個性を出したい上級者にもオススメのデザインです。


プロダクト誕生までのお話

まず、取り掛かったのはデザイン!ではなくコンセプトづくり。小杉さんから帯を使ってほしいのは「40代以上の着物を楽しむ方」という想定を聞いていたので、そういう方たちは着物コーデに何を求めてるんだろう?ということを考えた。突き詰めていく中で出てきたのが「冒険したいけど・・・」という言葉だった。この「・・・」はどんな思いが込められているのだろうか、そう考えたときに「冒険したいを叶える」というコンセプトが出てきた。「思い切ったコーデをしたいけど、何からしていいかわからない」「着物はシックに帯は派手めにしたい」「ちょっと面白い柄ないかな」「母や祖母の着物をイマドキなコーデで着たい」そんな大人着物ユーザーの「もっとこうだったら」「ちょっとこうしたい」そんな気持ちにに応える帯がそわきららの帯。実はここまでがとっても時間がかかった。当初は小杉さんの既存の帯デザインを原案として作ることになっていたが。ちょっとコンセプトに沿わせにくい。


なのでそこから、お手持ちの着物を生かしてスパイスとするために、女性が好きなモチーフやストーリー性をもたせた帯を0から作っていった。手描きのデザインやイメージイラストをまとめて、提案したのが計6案。そこから3つくらい形になればいいな~と思っていたら、すべて商品化する方向に。加えて、帯の素材も「絹」にすることになり、質もデザインもこだわりたい大人の女性にぴったりの素地ができた。 また、この帯デザインの特徴の一つは、ここまでの間にインスタのストーリーズを使って、ユーザー候補の皆さんの声を取り入れている点。質問やアンケートに回答してもらうことで、帯づくりに参加してもらっていると言える。 形が見えてきたら次はAMOさんから「ブランド名を考えましょう」と提案いただき、名前を考えること数日!ノートに言葉を書き出し、外国語に翻訳したり、古語を調べたり、意味だけでな響きもこだわりたくて、口に出してみたり、かなりの時間を要した。最終2候補になった時点で、ロゴを作ってもらい、その形も含めて最終的に「そわきらら」に決まった。

そわは仏語で「絹」を表すsoie。きらは「綺羅」の意で、「美しい衣」や「それを着る人」という意味を持つ。そわきららを纏うことで着る人自身を輝かすアイテムにしていきたいという想いを込めた。

そうして、プロジェクトが進んでいくにつれ、一つ一つ形になってきました。


【プロジェクトを通して】

このそわきららは、作り手である帯メーカー様とリアルな着用者と1番近い場所にいる着付け講師の松本様、そして京都で和装をもっとたくさんの方に着用いただけるようお店を営むたゆたふが三位一体となって、本当に欲しかった半巾帯を作成しました。 昨今の経済状況やコロナの影響もあり、日本の生産業は壊滅的な状況になっています。また、SDGsといった考え方で物作り自体を見直す時代になっております。そんな中、伝統のある和装を絶やさないよう、現代において本当に意味のある帯を生産したいという思いが形になりました。 このプロジェクトが成功することで、これからの物作りにおいて重要な指針になると考えております。3社がそれぞれの立場で作り上げた半巾帯を着用して、和装をより楽しんでいただけることを願って。



リターンのご紹介

そわきらら半巾帯の早割20%OFFでご案内


製品情報・仕様

素材:正絹

Size 17cmX4m


会社・チームの紹介

小杉織物


訴求ポイントとしては絹の良さをより多くの方に知っていただきたいということです。長年ポリエステルの浴衣の帯を製作してきましたがコロナの影響により売上が90%ダウンしました。そこで絹のマスクを製作させていただいたところ、たくさん販売することができました。マスクを通じて絹の良さを改めて考えさせられると共にユーザーさんからも喜びの声をたくさんいただくことが出来ました。私たちはその商品に1番適している原料から選ぶことができます。今回は帯で締めやすく締め心地の良い原料と織の技術で作りました。

たゆたふ


産地と言われる伝統のある地域と一緒に日本独自の商品に注目したROCCAシリーズや海外との融合にてより現代にフィットした商品にアップデートさせたBOTANシリーズなど、従来の和装小売店としての枠を超えた、取り組みを得意としています。 最近では、和のストーリーを伝えるユニット『WA:ST girl』を誕生させ、和装に興味はあるけど、着用機会がない、着用方法がわからないといった和装初心者の若者に、実際和装を着てみて思った事や、感じたことをSNSなどを通じてリアルに伝える活動をしています。


■着付け教室るりいろ

着物は着るものだけど、それだけではない「何か」があります。着物を着ただけで弾ける笑顔を見せる女性。初めは目立つからと地味な着物を選んでいたのに、いつの間にか華やかな柄を選ぶようになり、自信まで手に入れた女性。着付け教室を主宰しながら、そんな風に激変していく女性たちを沢山みてきました。性格まで変えてしまう着物は大人女性の人生を豊かに彩る最強のアイテムです。そして、着れるようになると歴史や技術、産地、季節のあれこれなど、日本ならではの知識にも興味が広がって着物ライフがライフワークになっていくのが楽しいところです。私の活動は、着物に興味を持ってくれる人、着てみたいと思ってくれる人を増やすこと。そしてその先、着物をファッションの選択肢に取り入れて、豊かで笑顔あふれる人生を送る、そんな着物人を量産していきたいと思っています。


Q&A

商品の発送について

A_クラウドファンディングが終了次第、リターンの商品は随時配送致します。



<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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