■はじめに・ご挨拶

はじめまして。千厩夏まつり実行委員会実行委員長の千葉隆生です。千厩夏まつりのページをご覧いただきありがとうございます。私たちのまちには、1973(昭和48)年から50年続けてきた「千厩夏まつり」があります。隊列を組んで踊る「千厩おどり」や商店街を練り歩く「山車競演会」などが目玉で、普段静かな商店街は多くの人でにぎわいます。しかし、令和2、3年は新型コロナウイルス感染症の蔓延防止と安全確保の観点からやむを得ず中止しました。コロナは祭りだけでなく、観光、飲食、小売業などさまざまな分野に影響を及ぼしています。苦しい状況は今なお続いていますが、私たちは「とにかく地域を元気にしたい」一心で今夏の祭り開催を決定しました。祭りでは、50回を記念して記念事業を実施し、その様子をライブ配信したいと考えています。私たちは、地元はもちろん千厩を応援してくれる全国の皆さまと共に前を向き、100年続くまつりをめざしてリスタートします。皆さんの応援をよろしくお願いします。

・千厩夏まつり実行委員会 千葉隆生実行委員長

■このプロジェクトで実現したいこと

コロナ禍で帰省や外出を自粛されている方も少なくありません。そこで、
①どこにいても「千厩夏まつり」を楽しんでいただけるようにライブ配信します。
②プロジェクトマッピングで50年の歩みを振り返ったり、古里出身者のメッセージを紹介したりします。
③国の「健康なまちづくりモデル事業」を活用して1991(平成3)年に制作した「在郷サンバ」の歌手石原慎一さんの生歌で老若男女が演舞し、誰でも気軽に踊れる「在郷サンバ」の復活と定着を図ります。また、親交のあるサンバ団体を招致し、一緒にまつりを盛り上げます。
④昭和と令和の新旧人気バンドが千厩をテーマにした楽曲で対バンします。
⑤祭りを盛り上げるためにオリジナルTシャツやタオルを製作します。
千厩の皆さん、千厩出身の皆さん、千厩とご縁のある皆さん、誰もが古里を感じ、温かさや懐かしさを体感できるお祭りを実現したいです。また、若い世代に「千厩はまだまだやれるぞ!」というメッセージを伝え、担い手発掘にもつなげていきたいです。

■私たちの地域のご紹介

一関市は岩手県の南端にあります。そのほぼ中央に千厩町は位置しています。人口は約1万人。豊かな自然と心やすらぐ風景が町中に広がっています。古くから馬産地で、軍馬数千頭を集めた「千馬屋」が地名の由来です。奥州藤原氏が源義経に贈った名馬「大夫黒」(たゆうぐろ)も千厩産と伝えられています。祭り会場の千厩商店街は5つの商店会(愛宕、新町、本町、四日町、東栄町)からなり、商店街を囲むように緑豊かな4つの集落(千厩、小梨、奥玉、磐清水)が地域を形成しています。風習、食、郷土芸能、伝統行事など、古くから人々の暮らしと密接に関係する独自の文化も数多く残されています。

・千厩夏まつりの会場となる千厩商店街・「千馬屋」が地名の由来。千厩地名発祥の地・東洋一の奇岩と呼ばれる「夫婦石」は千厩のシンボル・豊かな自然と美しい農村空間も自慢の一つ

■千厩夏まつりの概要

祭りは1973(昭和48)年、商店街のお店が日頃の感謝をお客さんに伝えようと七夕飾りを展示したのが始まりです。当時は他の七夕飾りにも引けを取らないほどの立派な七夕飾りが町のあちこちに飾られ、一目見ようと町内外から大勢の人が訪れました。その後、千厩音頭や千厩小唄に合わせてみんなで踊る「千厩おどり」や山車を牽いて商店街を練り歩く「山車競演会」などが加わり、現在のスタイルへと変化しました。

・山車を牽いて商店街を練り歩く「山車競演会」・千厩音頭や千厩小唄に合わせてみんなで踊る「千厩おどり」・商店街を彩る大小七夕飾りも見どころの一つ

■プロジェクトを立ち上げた背景

東日本大震災の翌年、千厩夏まつりは「復興」をテーマに第40回記念事業を開催しました。あれから10年。50回目の夏はコロナ禍での開催となります。昨年、一昨年と2年連続で中止を決定した実行委員会では、「いまなお終息が見通せない中で開催すべきではない」という意見もありました。感染拡大を懸念して参加を見送る団体もありました。それでも、こんな時代だからこそ「古里を元気にしたい」、「地域の絆を深めたい」、そして「千厩を支えてくれる多くの人たちとつながりたい」という思いは一層強くなり、私たちは「コロナからリスタート」をテーマにプロジェクトを立ち上げました。このプロジェクトが、夏まつりだけでなく、観光、産業、文化や芸術など、あらゆる活動において再出発するきっかけになってくれることを願っています。

■資金の使い道・実施スケジュール

本プロジェクトでご支援をいただいた資金は、リターン商品や諸費用を除き、すべて「第50回記念事業」に使わせていただきます。万一、悪天候、災害、新型コロナウイルス感染症の拡大などにより、やむを得ず中止する場合は、翌年の事業に使わせていただきます。

[資金の使い道]
設備費 約22万円
人件費(謝金含む) 約35万円
リターン費用(送料含む) 約24万円
CAMPFIREへお支払い  約19万円

[実施スケジュール]
6月~  夏まつり準備開始
7月下旬 クラウドファンディング終了
7月30日 第50回千厩夏まつり開催
8月~  順次リターン発送

[当日スケジュール(予定)]
15:00 ライブ配信開始
15:30 第50回記念事業
・在郷サンバ
・バンドライブ
・プロジェクションマッピング
17:50 開会セレモニー
18:00 千厩おどり・山車競演会開始
19:45 千厩おどり・山車競演会終了
20:30 祭り、ライブ配信終了

■リターンのご紹介

①1,000円の応援
お礼状、ポストカード
*ポストカードはイメージで実際とは異なります
②3,000円の応援
お礼状、ポストカード、オリジナルタオル
*ポストカードはイメージで実際とは異なります
*タオルは色を選んでください
③5,000円の応援
お礼状、ポストカード、オリジナルTシャツ
*ポストカードはイメージで実際とは異なります
*Tシャツは色とサイズを選んでください
④10,000円の応援
お礼状、ポストカード、オリジナルTシャツ、千厩の銘菓
*ポストカードはイメージで実際とは異なります
*Tシャツは色とサイズを選んでください

■最後に

千厩夏まつりが始まった1973年の千厩町の人口は16,000人でした。現在は10,000人、50年で40%も減少しました。しかし、過疎化で人口が減っても、少子化で子供が減っても、一人一人の元気とまちを愛する気持ちは昔も今も変わりません。私たち千厩夏まつり実行委員会は、古き良き昭和の香りが今に残るこの祭りを、千厩を支えてくれる全国の皆さまと一緒に続けていくことで元気な夏をつくりたいと思っています。実行委員会は、懐かしさを多くの人に再発見してもらうためプロモーション動画を作成し、YouTubeで発信しています。50回目の夏は、「懐かしさ」に「新しさ」を取り入れ、「千厩らしさ」を体感できるまつりを実施したいと考えています。千厩は、夏まつりを起爆剤にコロナからリスタートします。どうか、皆さまのご支援をよろしくお願いします。

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2022/07/22 18:22

    皆様に非常に残念なお知らせがあります。本日、千厩夏まつり実行委員会は、新型コロナウイルス感染症の拡大状況を踏まえ、蔓延防止や安全確保の観点から、7月30日に開催を予定していた「第50回千厩夏まつり」を中止することに決定いたしました。千厩夏まつりを楽しみにされていた皆様には大変申し訳ございません...

  • 2022/07/15 09:00

    リターン商品の一つ、ポストカードが出来上がりました。写真を撮影したのは本市出身の新進気鋭の写真家・遠藤凌平さんです。今回は彼の作品「千厩百景」から5枚をセレクトしました。美しい千厩、ほっとする千厩、懐かしい千厩を手に取ってお楽しみください!

  • 2022/07/14 11:10

    この度は、千厩夏まつり実行委員会のプロジェクト「コロナからリスタート 夏まつりで地元の元気と賑わいを取り戻したい」に大勢の皆さまからたくさんのご支援をいただきまして、誠にありがとうございます。本プロジェクトは、6月16日から7月29日までの44日間において100万円の資金調達を目標にチャレンジ...

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