シェアスペースATTIC SHANGHAI -PEACE OF HEART- 展示風景  2013年

2013年にシェアスペースギャラリーATTIC SHANGHAIをオープン、ここでは、国籍を問わずクリエイティブを通して人と人を繋ぐためのポップアップスペースのような形で運営し、上海という流動的な都市で文化交流を図ってきました。

ウィンドウディスプレイPORT 1961 - 羊のカーニバル- プラスチックボードにレーザーカット 2015年

フリーランスの仕事では、ディスプレイデザインから施工、撮影所の美術さんなど様々な案件の仕事をしてきました。

MOCA上海現代美術館 制作風景  - Hexhedron Art project - 

制作活動では、主に毎にその地域で不要なまま放置されたモノを素材として利用し作品を制作します。制作する中で日々消費する生活や大量消費社会の中で私たちがどれだけのモノを気に止める事なく、無自覚に捨てているか、そのモノの背景や価値観、人の生活の本質的なあり方を考えるようになりました。

モノノケシリーズ -Jeda Tree-  木材、ブラシ、ハンドル、ネオンライト、蓋/ 700*470*420mm

捨てられたブラシに自転車のハンドル、壊れて意味を失ったネオンライト、塗装缶の蓋、都市から排出される廃材を使ったこの作品シリーズは、その地域にある素材を使うことによってそこでの生活背景を取り込みます。誰かから見切りをつけられたもの、ガラクタでもそれぞれの背景があり、ストーリーがあります。そのモノたちは、どこからやって来たのでしょう?

廃材プロジェクト  - 好奇櫃 -  箱型廃材、鉄、雑誌、ネオン、塗装/ 2850*1620*1320

現地の廃材収集ステーションや工場見学に行ったりなど、現地の素材集め、加工技術など、収集場から美術館までの工程では、良い出会いと学びがたくさんあります。その工程は、大事な作品の作りの要素の一つでもあり、展示という形で人の目に止まり、そこにまた新たな出会いが生まれます。

上海美術館でのワークショップ

美術館などで子供達と一緒に”切り絵Tシャツ作り”などのワークショップをしています。カスタムブランド”A Nothing To Sell Z"の地域プロモーションと共にDIY精神を子供達にスリ込みます。Y*ェ*Y

スモールワールドシリーズ - YAKKO SUN -  鉄板、木材、塗装/ 490*340*300 mm

長い海外生活の中で日本人(自分)としての価値観の狭間で右にも左にも寄らない自分のバランスを探すことが必要でした。この作品は、平面と立体/実態と影など二面性を表現した作品です。

朱家角 世界壁画プロジェクト  -小さな世界、蛙の旅-  壁にエアゾールスプレー、2016年

”井戸から外の世界に飛び出した蛙をコンセプトにした”壁画作品です。「果たしてその蛙は、その広い世界を知ることによってもっと幸せになれたのでしょうか??」

子供服ブランド M.latin x Toru.H コラボレーション

ブランドとのコラボレーションなど、今年は、新しい分野での展開がありました。

ジャンルや素材に関係なくとにかく”作る現場”が好きなので声が掛かればどこでも行きます。

★ その他作品及び活動経歴: ホームページ(www.toruharada.com)

今年で海外生活15年目となります。私は、2年程前からプロジェクト毎にその地域に滞在し、また次の場所に移動するノマドのような、移動型生活をしています。その中で経験を積みながら様々な人たちと出会い交流をしてきました。今回の展示は、知人の紹介やタイミングが重なり、今回の東京・大阪での展示が決まりました。アジアー日本間でこれらの活動を通して自身の制作活動の可能性を広げて行きたいと考えています。この機会に是非、多くの方に作品を見てもらう事が出来ればという思いです。

▼展示のお知らせです。

東京展示

「
ANIMISM」@Fen gallery
Fen gallery 東京都目黒区中目黒1丁目4番5号
期間:2018年9月7日〜9月16日 

水〜土:11:00 〜 21:00
日祝:10:00 〜 19:00(月・火、休み)

9月7日(金)在廊日 -A cup of tea day- お茶会

9月8日(土)オープニングセレモニーイベント

9月9日(日)在廊日 -A cup of tea day- お茶会

*在廊日:中国杭州、福岡八女の緑茶をご用意してお待ちしております。

大阪展示

「UNKNOWN ASIA Art Exchange Osaka」
ハービスOSAKA  大阪市北区梅田2-5-25
期間:2018年9月14日〜9月16日

*9月15、16日が一般公開となっております。

▼集まった資金の使い道
・作品制作費 ・8万円
・都内展示ギャラリーレンタル費 ・8万円
・大阪ブースレンタル費・8万円
・作品郵送費(海外より郵送)・15万円

  合計 39万円

この展示に新たな作品の制作と郵送のために39万円が必要です。
▼今回のお願いです。
このCAMPFIREで皆さんに今までの活動、日本国内での作品展示の予定を知って頂き、今回の展示と制作のための資金をご支援頂けば、現在滞在中の杭州で制作した作品を郵送し、日本の展覧会に参加することが可能となります。ご協力よろしくお願いします!

▼最後に
このCAMPFIREのプロジェクトを通してこのような形で皆様に今回の展示のお知らせする事が出来、もし展示会でお会いする事が出来れば嬉しい限りです。そして、面白そう!応援したい!と思ってくださった方がいらっしゃいましたら、ご支援宜しくお願い致します。最後までお読みになっていただきありがとうございます。  

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください