2022年8月25日追記

この度、皆様のお陰様で嬉しいことに、終了の5日前に 目標額を達成することができました。
58名の皆様に支援していただけたこと、そして共感していただけたこと、29名のお気に入り登録、シェアや相談に乗っていただき皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます!

そして、残り5日ではありますが何か出来るかを考えて、新たなるゴールを設定することにしました。
この小さな町から、アートの持つ力で地域活性化に繋げたい。
繋がると信じています。
ラスト目標を100%から150%を目指します。
一度ご支援頂いた方々にも新たなリターンを追加致しました。


<<  NEW リターン >>

1,「 お気持ちご支援 」¥1,500

2,「 書家直筆によるお名前を添えてのTHANKS CARD 」¥5,000


3,「 北海道つきがたFARMのゆめぴりか&ななつぼし食べ比べ 」先着1名 ¥20,000

これからはじまる新たな挑戦ではありますが、皆様の応援、お力添えをどうぞ宜しくお願い致します。
一緒に明るい過疎化を目指しましょう!




<目次>
・はじめに
・実現したいこと、その背景
・私たちの地域、「月形町」について
・これまでの活動・資金の使い道、実施スケジュール
・リターン紹介
・メンバー紹介
・さいごに


はじめに

皆さんはじめまして!
北海道の札幌から1時間程北上したところにある小さな町”月形町” 在住の 書家久保奈月と申します!


この度、廃校を活用したアートギャラリー併設の多目的施設としての地域活性化プロジェクトを立ち上げました!

コロナ禍が続く中の挑戦。これからは都心だけではなく小さな町でも、老若男女誰もが様々な選択肢をもてるような場所となること。
そして、ただ通り過ぎる町ではなく、立ち寄るキッカケの場所の一つとなる事も目指します!




プロジェクトで実現したいこと、その背景

この札幌からほど良い距離の緑あふれる町で、私のお仕事はアート制作をすること。その作品には、“渡り鳥”などここで感じた日々の事が題材になり、 のびのびと制作できる環境は、皆さんにも知ってもらいたいと感じるようになりました。

白鳥が渡る様子


 

夏祭り ( 偕楽公園花火大会の様子 )

 

しかし、周りを見渡すと、ギャラリー、カフェなどが無く、立ち寄る場所、人々の集う場所、発表のキッカケが少ない寂しさを感じるようになりました。

ものづくりをしている農家さんもクリエーター、もしかしたら町民だれもがアーティストではないのだろうか。
チャンスはいっぱいあるのに表現のきっかけがない。昔のわたしのようにウズウズしている方も多いのではないだろうか。


こちらは町の一部の様子です。



そんな中、小さな町特有の共通点にも気づきました。

それは、町や人の魅力の気付きが少ないこと。
自分もそうでしたが人目が気になる。
何よりも選択肢が少ない

そういった環境に諦めている方も多い事実もあります。


もう、それなら何か作ってしまおう!!!

そんな最中にこの廃校となった『 旧知来乙(きゅうちらいおつ)小学校 』の活用チャンスが訪れ、様々な方々に相談しながら、立ち上げの準備をしている今に至ります。


最初のgallery image 

目指すは『 アートの視点、思考で月形町の魅力を発信する拠点づくり 』

私自身がアートに触れる事により人生がとても豊かになった経験から、普段から感性を養う環境が身近にあり、アーティストやアートが町に根付き、それが町の魅力に繋がる事を目指します。
これは、長期的なプロジェクトであり5年10年30年かけた未来の為の目標です。


この施設の主な3つの機能をご紹介します。


1.アートギャラリー

2.3つの空教室をアトリエとし作家への貸し出し

3.アート教室 ( ワークショップ等 )の開催 


《 ギャラリー 》

一つの教室をギャラリースペースにリノベーションをします。 様々なアーティストの作品展示を定期的に開催し、誰もが常に芸術に触れあうことが出来るギャラリーを作ります。アトリエ利用作家は常に展示ができる場がある。ワークショップ等を通して町民や参加者が気軽に作品を発表できる。


image

 《 アトリエ 》

空き教室をアトリエとし、三名の作家が活用する事ができます。
自然豊かな環境と広いスペースで、のびのびと制作する事が魅力です。
定期的に展示会やイベントなど優先的にスペースを活用できます。
また、ワークショップの講師など、 地域との関わりも積極的に深めてもらい、
町の問題や課題をクリエイティブの力で解決に導き町の発信へと繋がる事も目的とします。

 ATELIER A

ATELIER B,C

 

《 アート教室やワークショップ 》

施設全体を活用し、子供から大人まで体験し学べるワークショップを定期的に開催します。
様々なアーティストから技術を学ぶ他に”アートの思考”を養えることが魅力です。
昔ながらの常識にとらわれず、様々な選択肢を増やし、新しい発想を受け入れる事を大切にします。


 Drawing image

 

 


《 その他 》

・地域のイベントの会場の一部として開放
・グランドを使ったグランピングやキャンプファイヤー
・音楽LIVE会場
・芸術祭
・マルシェや収穫祭
・撮影場所
・避難場所としても開放

※などなど要相談で、各スペースをレンタルとし有効活用。

それ以外にも、地域のコミュニティの場として、お茶や展示を見ながら語り合いましょう。そんな多様性のある場所でありたい。
人々の流動やコミュニティの場が生れる仕掛けをつくってゆきたいです。


シンガーソングライターChimaさんのライブなど

   


月形町ってどんな町?

過疎化が進む人口3千人弱の歴史的にも古い北海道の小さな町、月形町
札幌から1時間程北上した南空知エリアに位置した所にあります。

 

月形町がなぜ誕生したのか、歴史を知ることで開拓魂を知る事ができます。

明治維新後、逮捕された政治犯や重罪犯などが収容される集治監(刑務所)の場所とし全国三番目に、北海道では最初にシベツブト(現在の月形町)に 日本一規模の『樺戸集治監』が1881年に開設されました。
その後、囚人たちの過酷な作業によって道路や橋が出来、北海道の道央開拓の礎となり、今日の月形町があります。 初代典獄に任ぜられた月形潔氏の姓を取り、明治14年7月1日、空知支庁管内第1号の村として誕生しました。

円山からみた月形市街地。中央部に広がるのは、樺戸集治監(当時の名称は北海道集治監樺戸本監)の施設群。左奥は石狩川 

 

 北海道が自らの基盤に据える「開拓者精神(フロンティアスピリット)」とは、こうした史実の上でいま新たな意味を持ちえるものではないでしょうか。「月形の歩みから、北海道に大切なことが見えてくる」

 月形町ホームページより 抜粋。とても素晴らしい文面が掲載されています。

月形町は樺戸集治監の設置とともに誕生し、石狩川を母なる川として、肥沃な耕地と自然環境に恵まれた静かな農村として発展してきました。基幹産業は農業で、昭和40年代半ばには、それまで稲作中心であった農業に花き栽培が導入され、現在ではメロンやスイカ、トマト、カボチャなどの果菜や野菜の栽培も盛んに行われています。
※詳しくはこちらをご覧ください。町のプロフィール



これまでの活動

町民の皆さん、役場の皆さん、隣町の当別のまちづくり会社の方々、アーティスト仲間、つきがたデザインや様々な方が賛同して頂き始動することが出来ました。


1,廃校利用についての町へのプレゼン:運営仲間に協力して頂き廃校新利用についてのプロポーザル資料づくりやプレゼンを実施。

2,地区町民への説明会:ツキガタアートヴィレッジを運営にあたり、近隣住民の皆様への説明会開催と、承認を頂く。

3,ロゴデザイン完成:札幌のグラフィックデザイナー『Cadbunny』Nahoさんにロゴデザインを委託。現地で視察と、打ち合わせをし何度も調整をして頂き、ツキガタアートヴィレッジのシンボルが完成!





 

 

 

サイン設置image

 



4,北海道新聞 空知版 に 掲載して頂きました!( 2022.2.25掲載)
     北海道新聞 どうしん電子版 掲載記事

 

5,外壁塗装や修繕工事:町による管理施設であるため、利用前のメンテナンスとして、外壁の屋根など修繕工事が実施されています。シンボルカラーシルバーになりました。自然の中にある、いい意味での違和感とほど良い近未来感で旧知来乙小学校の歴史と新たなプロジェクトのスタートですでにワクワクしております!



6, ギャラリーリノベーションをする教室の施工工事の為、今回お世話になる『 WOOD LINK 』さんが視察にお越し頂きました。

ギャラリーリノベーションの視察


 7,北海道新聞 空知版 に掲載して頂きました!( 2022. 8. 17掲載 )
     
「新聞 どうしん電子版」 はこちらから見る事が出来ます。 

 

 8, ギャラリーへリノベーション開始 (8月8日)

町内外の方々とギャラリーや棚の塗装作業!(8月21日)




資金の使い道
《 主な支援金使用用途について 》

●専門業者委託工事費用  ¥600,000
●照明器具  ¥148,000 
●塗装、木材等材料仕入れ費用 ¥162,272
●看板製作、設置費  ¥346,680
●電話、インターネット開設費   ¥30,000
●保険や光熱費など設備運用準備費  ¥117,300
●備品、消耗品等準備費 ¥50,000
●広告費 ¥30,000

※支援金の一部は CAMPFIRE手数料(17%+税 ) に使用されます。



 リターンのご紹介

1. オリジナルロゴ入りの「 THANKS CARD


2.書家 久保 奈月による完全オーダー書き下ろし

●書画作品パネル仕上げ ( お好きな1文字 )
※写真はサンプルです
※サイズは2種類ご用意


 ●筆文字「ロゴデザイン


●手書きの「Thanks card」


●「お名前書き」
など




3. オープニングレセプション特別ご招待

4. アート教室各種割引データチケット

5. アーティスト向けギャラリ―レンタル
・1週間利用無料

6. 北海道つきがたFARMお米
・ゆめぴりか5kg ・ななつぼし5kg


7. WOOD LINK オーダーネーム入りキー木のホルダー

※リターンの詳細に一部訂正が御座います。大変失礼致しました。
サイズ:H150×W500×D30 (㎜)→H15×W50×D3(㎜)



8. 数量限定オリジナルロゴTシャツ

9. 月形名産"さかい"のジンギスカン

秘伝のタレに漬けられたラムジンギスカン
本当に美味しいんです!
一度でよいのでご賞味頂けたら嬉しい。



10.企業者様向けの『 特設支援者ボードにてお名前掲載!』

などなど多数ご用意しております。
リターンページにて詳細を是非ご覧頂けたらと思います!



実施スケジュール予定

7月1日~:正式に施設管理が町から「ツキガタアートヴィレッジ」へ移行
7月5日~:内装リノベーションのための 視察が始まる
7月10日~:各種お見積り算出
8月1日~:徐々に施工工事をスタート
9月19日:オープン ※作業の進み具合によります。
9月23日:初回ワークショップ開催予定!


リノベーションの基礎部分については、プロに施工していただきますが、それ以外については手作業により準備をいたします。ですので、多くの人々の力が必要になります。また、準備には多くの初期準備費用やリノベーション費用がかかります。どうぞみなさまの応援、協力、ご支援をよろしくお願い致します!

短期間ではありますがOPEN目指して頑張ります!


メンバーご紹介

改めまして
北海道共和町出身。月形町在住。今回の立ち上げの発起人でもある書家久保奈月と申します。

ここまでご覧頂き誠にありがとうございます。


私は4年ほど前より、結婚を機に札幌から1時間程の場所にある小さな町“月形町”に住んでいます。

そして、旧知来乙(きゅうちらいおつ)小学校の廃校を活用し た町では初めての ”ギャラリー併設の複合施設” で地域活性化を目指すために今回のプロジェクトを計画しました。

所在地 : TSUKIGATA art VILLAGE( ツキガタアートヴィレッジ )旧知来乙小学校


そんなプロジェクトに賛同頂き、協議を進めてきたメンバーをご紹介します!




《 プロジェクト代表 》
荒井 純一 / 株式会社CHUMUSIC 

札幌在住。照明、イベント会社の代表でもあり、まちづくりとアートマネージメントを学ぶシンクスクール卒業生。実際にMuroran Art Projectを立ち上げ、クリエイティブの力でまちの課題を解決するプロジェクトを進行中で、「室蘭市の鉄と光の芸術祭」を主催などを企画実施し貢献し続けております。それらの実績を生かした運営のマネージメントを行います。

《サポート》 

つきがたdesign/ 次世代のまちづくり活動団体

町の未来を設計し、町民との懸け橋となり、運営のサポート等行ってくれる ”まちづくり団体”
コミュニティースペース「Tsukigata LABO」とも連携し合い心強い地元月形町の団体です。


《  アドバイザー 》

酒井 秀治 /  まちづくりプランナー (株)SS計画代表取締役

1975年生まれ。北海道大学工学研究科を修了後、東京のまちづくりコンサルタントにて主に密集住宅の再生に携わる。2007年にふるさと札幌に戻り、(株)ノーザンクロスにて都心部の再開発、まちの賑わいづくりなどに取り組む。2010年「サッポロ・ミツバチ・プロジェクト」を設立、理事長に。2019年(株)SS計画設立。一級建築士。



《 アドバイザー 》

Kiyoshi Takahashi | 高橋 喜代史

1974年北海道生まれ。境界や領域を考察し、異なる言語や文字、文化、価値観などを組みあわせた多面的な作品を制作。近年は人々の関心/無関心、寛容/不寛容にまつわる映像インスタレーションを発表している。1995年ヤングマガジン奨励賞、2000年ビッグコミックスピリッツ努力賞、2010年JRタワー「アートボックス」グランプリ。2012年より500m美術館の企画展、札幌駅前通地下歩行空間でのPublic Art Research Center [PARC]やThink Schoolなどの企画や運営を行う。
2015年一般社団法人PROJECTAを設立。



《 リノベーション制作 》

 菊地旬 / 「WOOD LINK(ウッドリンク)furniture & gallery」

年輪のようにゆっくりと時を重ねること
2018年に札幌で生まれた、小さな場所の、小さなブランドです。
太陽のほうを向いて、1年1年、年月を重ね、出会いを重ね、経験を重ねてゆくこと。年輪をイメージしたブランドのシンボルには、その歩みを皆さんと共有していきたいという思いが込められ、お客様に寄り添ったコンセプトの木工ブランド。

この度、ギャラリーの内装の基礎的な制作をご協力をして頂く事になりました。


最後に

最後までご覧頂き誠にありがとうございます。
月形に住んでいる方、町外の方と一緒に魅力的な月形町を創れたらと思います。言葉ではなかなか難しいですが、皆さん、是非実際にお立ちより頂けると嬉しいです。気軽に遊びにいらしてください。

このプロジェクト団体は、旧知来乙小学校の維持と、地域活性化としての最低限の費用で運営をする非営利団体です。アートギャラリー、アーティスト向けアトリエ、子供から大人までが参加できるワークショップ。新しい視点でワクワクする、アイディアで、一緒に明るい未来のまちづくりを開拓し、時間をかけて築いてゆきたい。


そして、今回のプロジェクトは、みなさまの応援なくては始められません。
どうぞよろしくお願いいたします!!!


主にInstagram、Facebookにて進行状況を発信致します。
フォローも宜しくお願い致します!
https://www.instagram.com/tsukigata_art_village/


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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