このプロジェクトのポイント
★この世にふたつとない、一片のガラスをまとうアクセサリー
★日の目を見なかったガラスをアップサイクル
★素材の調達から製造工程まですべてが透明


はじめに・ご挨拶

はじめまして。津田硝子株式会社の3代目 津田 慎介です。
この度は弊社のクラウドファンディングにご興味をお持ちいただき誠にありがとうございます。弊社は今年で創業64年を迎えました。私自身もガラス業界に入り早5年が経ちます。業界に入った当時、当たり前のように通り過ぎていた大きなビルのガラスを取り付ける姿をみて、「こんな大きなものが人の手で作られているんだ」と感動したことを覚えています。 

しかし窓ガラスとかかわることでわかった矛盾にも疑問を抱くようになりました。人の暮らしをよくするガラスが必ずしも地球にやさしいわけではない。。。生産されるガラスの中にはガラスにリサイクルされるものもあれば、そのまま焼却、埋め立てされるものもあります。

こんな時代だから僕たちにしかできない地球への恩返しがあるのではと思い、今回プロジェクトを発足しました。その一環として先日は、多くのガラス作家様を輩出されている瀬戸市新世紀工芸館様に廃材ガラスを納品させていただきました。

 

こちらには、ガラス作家を志望される研修生の方々が自由に作品を制作し、販売できる施設があります。作家の皆様は通常、材料を購入し自身の作品を製作されているということで、その材料の一部として弊社のガラスを引き取ってくださいました。この活動は今後もつづけてまいります。

これらの活動を通してガラスの今を知っていただき、ひとりでも多くの方にご協力いただけることを楽しみにしております。

このプロジェクトで実現したいこと

生産されたものの、活かされることもなく廃棄されてしまっている窓ガラスや鏡を、もう一度そのままの形で地球に負荷をかけないように付加価値を付けて活用できるようにしたい。そんな思いで、少しでも素材のロスをなくせるような企画・商品開発に乗り出しました。その第一弾としてアップサイクルブランド『gl+』を立ち上げます。


『gl+』とは


 それは、この世にふたつとないひとかけらのガラスのアクセサリー。ひとつひとつ、思いがけず生まれたカタチを、自然を愛するように愛するブランドです。キレイにカットされたものではなく、人や自然とおなじように異なる個性を大切にしたい。そんな思いから誕生しました。

ガラスの原料は、自然由来のもの。つまり、限りある資源であるにも関わらず、活かされることなく無駄になってしまっているのです。そんなガラスに光を当てたい。『gl+』というブランド名には、そんな思いも込められています。

ストーリーまで透明なものを

目指したのは、素材の調達から製造方法まで、すべてがクリアなアクセサリー。ガラスという素材から、商品そのものが透きとおっていることはもちろん、その背景にあるストーリーまで透きとおっているものをつくりたいと考えています。

・素材
これまではただ廃棄されてしまっていたガラス・鏡を使用します。

・製造
ひとつひとつ、職人が手作業でガラスを磨き、制作しています。
アクセサリーに使用する金物も地元の職人さんにオーダーし制作していただいています。


資金の使い道

皆様からご支援いただいた資金は、ガラス・アップサイクル事業の推進費用に充てさせていただきます。

主な活動内容

〇アップサイクルアイテムの自社HP販売

〇究極のアップサイクル「アップサイクルガラスを使った窓ガラスでおうち建てませんか」活動推進

リターンについて

①ガラスの割れたカタチをそのまま活かしたアクセサリー「asitis(アシティス)」
ガラスは割れるもの。ひとかけらも同じに割れる事はなくカタチもそれぞれ。多様性が当たり前な今の時代を象徴するアクセサリー

〇[asitis] ピアス
〇[asitis] ネックレス


②昔の氷屋さんの氷を連装させるアクセサリー「laglace ラグレス」
日が差しこむ角度でみるガラスはまるで熱をあびて溶けていく氷みたい

〇[laglss] ピアス
〇[laglass] ネックレス

③身も心もきれいに整えてくれる「wave mirror」
使わない時は裏返しにすればかわいいオブジェにも

〇[wave mirror] /black
〇[wave mirror] /silver

※本製品にサインペイントは含んでおりませんがご希望の方は無料で装飾いたします。


④製作の裏側を体験 「tg factory」でアクセサリー体験


スケジュール

8月中 公開
9月末 プロジェクト公開期間
10月中 プロジェクト終了・リターン送付開始


プロジェクトオーナー紹介

津田硝子株式会社

1959年、初代・津田孝が名古屋市天白区で創業。同年、東海地方を襲った伊勢湾台風時には自転車の荷台にガラスを積んで家々へ配って回る。それを機に大手ゼネコンと取引開始。以来60年以上にわたりガラスの販売・施工を行う。自社で職人を抱えないガラス屋が多い中、長年自社雇用の職人がおり社外の職人ネットワークがあるのが強み。名古屋市を中心としたオフィスビル、商業施設、マンション、ホテルなどのガラス施工に携わる。

サポーター紹介

K&D MARKET. (近藤ハガネ商店)

地元名古屋で祖父の代から50年続く金属材料の卸問屋の3代目。産業機械の架台や部品などになるための素材を扱う。K&Dでは自社素材を使い、プロダクトデザイン・製作・イベント出店販売・ワークショップを行う。

○結婚証明書

新郎新婦を招いて結婚指輪を一緒に作ったり真鍮の結婚証明書をワークショップで作ったりしています。

結婚証明書は当日にゲストの皆様にも刻印をしていただき完成するゲスト参加型の証明書となっております。

必要な工具はレンタル品として貸出しております。

真鍮結婚証明書は木とガラスのフレームに入れて完成するものでして、木枠は木工作家さんに、ガラスは津田ガラスさんにお願いして作っていただいております。

こちらのフレームのガラスをお願いするにあたり津田社長には大変お世話になっております。


三河真之 

〇普段は店舗什器や住宅家具を制作する会社で家具を作ってるかたらわ、自宅1階の小さなスペースで三河木工として個人でも注文家具を制作してます。 

そこで出た廃材などを利用して小物の制作をしています。

津田さんから廃材を使ってなにか作りたいとお話を聞いてぜひ協力したいと思いました。 特に店舗什器の制作時にメラミン化粧板が大量に廃材としてゴミになってしまっていました。ですがメラミンは色や柄が豊富でカワイイものも沢山処分してしまっていました。それを活用出来たらと、参加させて頂きました。


最後に

新たに立ち上げる「gl+」には、「輝き」や「喜び」という意味を持つガラスの原語である「gl」を使っています。

もともと世にあるものに+αの付加価値をつけて世に提供する。

そんな意味合いを持たせています。

物にありふれた今の時代に、これ以上地球に負担をかけないために僕たちに何ができるのか。

このアップサイクル事業をとおして、多くの方にご支援いただけることを楽しみにしています。



<募集方式について>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たなければ計画は実行せず、支援された金額は返金されます。

  • 2022/09/26 10:25

    こんにちわ。皆様いかがお過ごしでしょうか?天気が不安定な週末ではありましたが、昨日は久しぶりの晴天!ビーチクリーンを奥様としてきました。お天気の良い日は、近くのビーチで過ごすことも多いですが、ごみありますね。使いかけの花火の残骸や飲みかけのペットボトルなどなど。一人でも多くの方が、ごみを捨てる...

  • 2022/09/13 13:01

    皆様、こんにちわ。津田硝子株式会社の津田です。皆様のさまざまな形でのご支援のおかえで、4日目を迎えた今、目標の60%を達成することができました!!はじめは、はたしてこの活動を応援してくれる人がいるのかどうか不安ばかりでした。しかしながら、SNSでこの記事をシェアしてくれたり、商品をご購入してく...

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