NEXT GOAL達成の御礼と今後について

みなさま。こんにちは。NPO法人グリーンリボン推進協会です。

10/6(木)のLINE NEWSにて記事が取り上げられて以来、予想を遥かに上回るたくさんのご支援・コメントをいただき、当協会メンバー一同驚きと同時に感謝の気持ちでいっぱいです。

NEXT GOAL120万円も達成し、現在も多くの支援をいただいております。今後について、改めてのNEXT GOALの金額は設定せず、10/16(日)募集期間終了まで引き続き寄付の受付をさせていただきます。新たにいただいたご支援も当協会の活動、新たなイベント実施等に活用いたします。

まずは10.15(土)みんなで学ぼうグリーンリボン東京、10.16(日)グリーンリボンパレード

10.29(土)ひろしまグリーンリボンフェス2022の準備・運営を全力で行ってまいります。

改めてみなさまに心より御礼を申し上げます。誠にありがとうございます。

2022.10.08 追記


御礼とNEXT GOAL 挑戦について 

みなさま、こんにちは。NPO法人グリーンリボン推進協会です。

昨日、クラウドファンディング初挑戦からわずか4日間で目標金額の70万円を達成致しました。

温かいご支援、ご協力誠にありがとうございます。みなさまからご支援を必ず形に変えていきます。

また今日から新たにNEXT GOAL に挑戦させていただくことになりました。

【目標金額は120万円(+50万円)】プラスの50万円で、グリーンリボンを全国へ広める力に使わせていただきます。

新たな使用用途について

①30万円 来年度、新たな都市でグリーンリボンフェスを初開催し、新しいきっかけ作りを構築します。

②15万円 今年度2月もしくは3月でみんなで学ぼうグリーンリボン(市民公開講座)を追加開催医療者向けワークショップを初開催します。市民に対して移植医療について学ぶきっかけを増やし、また移植医療普及に直結する医療者向けに、臓器移植や臓器提供について専門家から深く学ぶことのできる場を作ります。

③5万円 追加手数料とリターン送料

どうか引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。

2022.09.02追記  


「グリーンリボンって何?ピンクリボンなら分かるけど」

 このような言葉をいただくことがあります。

 みなさんの中にもこのページで初めて目にした人もいるかもしれません。

 実は世界的な移植医療のシンボルマークがグリーンリボンです。

このあまり知られていないグリーンリボンの認知度こそが、「2%のキセキ」とも呼ばれる日本の臓器移植医療の厳しい現実(後述)を表しているのかもしれません。


ご挨拶

皆さんはじめまして。NPO法人グリーンリボン推進協会です!

私たちは多くの人に移植医療やグリーンリボンを知ってもらう普及啓発活動をしている市民ボランティア団体です。

メンバーは移植経験者だけでなく、一般市民、学生などのボランティアで構成され、2016年の発足から東京、広島を中心に活動しています。

これまで私たちNPO法人グリーンリボン推進協会は団体・個人さまからの寄付、協賛金をいただき、常に財政的にぎりぎりの状態で毎年活動をしてきましたが、

今年度の活動を充実させ、もっと多くの人にグリーンリボンを知ってもらう活動を展開するために、今回クラウドファンディングに初挑戦して、活動資金を募らせていただくことになりました。


1. 私たちが活動をしている理由

それは日本における厳しい臓器移植医療の現状があり、移植医療でしか助からない多くの命が失われているから。

そして、私たちの活動を通してその現状を変えたいからです。


2. 日本の厳しい現実

現在日本で臓器移植を希望している人は、およそ15,000人。

そのうち、臓器移植を受けられた人は、年間およそ400人

日本で移植を受けることは「2%のキセキ」よばれていて、日本で臓器移植を待ちながら亡くなっていく人も多くいます。


出典:日本臓器移植ネットワーク,https://www.jotnw.or.jp/explanation/07/03/


 ここで、日本と諸外先進国との臓器提供数の違いを紹介します。下のグラフは世界の臓器提供者数(100万人当たりのドナー数)を表したものです。

出典:日本臓器移植ネットワーク,https://www.jotnw.or.jp/explanation/07/06/


「世界の臓器提供数を人口100万人あたりの臓器提供者数として世界の国々と比較すると、日本は0.61であり、アメリカの1/46、韓国の1/15に過ぎないことから、他国と比較して臓器の提供件数が少ないといえます。」(日本臓器移植ネットワークHPより抜粋)

日本国内の臓器提供数の少なさに伴い、下の図のように日本は各臓器の移植待機期間が異常に長く、移植待機中に命を落としてしまう人も少なくありません。


出典:日本臓器移植ネットワーク,https://www.jotnw.or.jp/explanation/07/05/


3. 私たちが取り組んでいること、そして目指すこと

日本の移植医療に関する厳しい現状の要因はいくつかありますが、私たちは社会の「移植医療に対しての認知度の低さ」に着目しました。またその認知度の低さは10.2%とされる臓器提供に係る意思表示率の低さにも示されています。


出典:日本臓器移植ネットワーク,https://www.jotnw.or.jp/explanation/07/08/



実際、私たちNPO法人グリーンリボン推進協会で活動するメンバーですら以前は「移植医療についてほとんど知らなかった」「日本の移植医療がこんな状況とは知らなかった」「家族と意思表示について話をしたことはなかった」という状況でした。

私たちができることとして、出した一つの答え、それは

「移植医療や臓器提供の意思表示について、まずは知ることができるきっかけ作りをしていく」

そして、「グリーンリボンをもっと全国に広めていく」ことでした。

これまでの主な活動実績

・ひろしまグリーンリボンフェス(写真左上)※YouTubeライブ配信も実施!
・グリーンリボンアート展(移植を受けた子どもたちの作品展等)(写真右上)
・みんなで学ぼうグリーンリボン(市民公開講座)(写真左下)
・東京グリーンリボンパレード (写真右下)
その他、メディアワークショップ、厚生労働大臣へ意見書提出など

活動実績の詳細は当協会HPのこちらのページをご覧ください。

私たちは医療団体でも患者団体でもない、市民団体だからできる新しい移植医療普及啓発の形を目指しています。

特に広島では地元の企業、団体、学校、アーティスト、ボランティア、たくさんの形が手を取り合って活動をする当協会の理想とする形が出来上がりつつあります。その功績が認められ、昨年、広島県知事から表彰していただきました。(リンク先は表彰写真等)

広島でのイベントでは音楽ライブやワークショップなど楽しい企画を行うことで、移植医療やグリーンリボンを初めて知る方たちに多くご来場いただいています。

また、実際のイベントアンケートで「このイベントをきっかけに初めてグリーンリボンを知った」「重い話題、、と敬遠することなく気軽に移植医療について知れた」「家族と一緒に参加して、命の大切を知ることができた。今日、臓器提供の意思表示について話してみます」などの声を多くいただいています。



2021年には公式マスコットキャラクターつなぐんも制作!

 

この広島の形をもっと全国に広げ、1人でも多くの方にグリーンリボン、移植医療について知ってもらい、移植医療で助かる命を救える日本に変えていきます。

今回のプロジェクトでみなさんのご支援を募り、今年度の活動を充実させ、もっと多くの人にグリーンリボンを知ってもらう活動を展開していきます。どうかご支援のほどよろしくお願いいたします。


4. メッセージ

5. 資金の使い道・実施日程(赤字がNEXT GOAL分)

みなさんのご支援は今後実施する活動資金に使わせて頂きます。


 ※東京グリーンリボンパレードは実施予算25万円、ひろしまグリーンリボンフェス2022は実施予算50万円


6. 最後に

臓器移植医療はまだ身近に感じることができるほど事例は多くなく、自分事のように考えるのは難しいかもしれません。

でも、まずは、知ってください。

そして、考えてみてください。

臓器提供へのこたえが “Yes”でも“No”でも構いません。

それでも、一人でも多くの “Yes”が増える未来を願って、

私たちは活動し続けます。

あなたと、あなたの大切な人のいのちを、あきらめなくていい未来のために。

みなさまからのあたたかいご支援をお待ちしております。

 

<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

「NPO法人グリーンリボン推進協会は非営利法人ですが、このクラウドファンディングを支援することで、支援者が税制優遇を受けることはありません。」

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください