「人口700人の島から一次産業革命!」 萩大島船団丸の新たな挑戦、漁師民宿をつくります! 漁師と消費者の距離を縮め、漁業の新たな可能性を生み出します。 この取り組みを皆様と作り上げるためにクラウドファンディングに挑戦!

プロジェクト本文

目次

・はじめにご挨拶
・次なる挑戦、漁師民宿!
・魚を食べることを、もっと身近に
・365日中、漁に出るのは60日
・これから目指していきたい漁業の姿
・漁師民宿のイメージ公開!
・これまでの活動
・リターンについて
・終わりに

プロジェクトをご覧くださりありがとうございます。
萩大島船団丸代表の坪内知佳です。


山口県萩市大島、人口約700人の小さな島。

私が結婚を機に萩に移住したとき、漁業を中心に成り立っているこの島は、
漁獲量の減少や日本人の魚離れなどを理由にまさに衰退の一途を辿っていました。

「一緒にこの島の漁業を立て直して欲しい」

そう漁師たちから相談を受けてから、8年。
鮮魚を船から飲食店に発送する”鮮魚BOX”を中心に、6次産業化に取り組んできました。

漁師たちとぶつかりあいながらも、お互いに切磋琢磨した結果、
徐々に島の漁業は盛りがってきています。

今ではその取り組みが全国で注目を浴び、
テレビ東京の『カンブリア宮殿』を始めとしたメディアに多数取り上げられたり
全国の講演会でお話をする機会をいただいたりと
この小さな島での取り組みが、”日本の漁業を改革するモデル”と言っていただけるまでになりました。

 

6次産業化に取り組みはじめて8年、
鮮魚の販売だけではなく消費地からは見えない海・漁場で漁師がどのように魚を獲っているのか、
漁場は今、どんな環境なのかを少しでも知っていただき、皆さんに”魚を食べる”というエンターテイメントを楽しんでいただきたいとスタディーツアーを始めました。

昨年、一昨年はスタディーツアーに通算数百名のお客様にお越しいただき、
島の生活や漁師の暮らしを感じていただくことができました。

ようやくここまできた私たちが
いよいよ次なる挑戦に踏み出します。

それが、「漁師民宿」です!

漁師が作った漁師飯と共に、お酒を飲みながら漁師と食卓を囲む。
消費者・生産者という言葉で切り離された関係ではなく、人と人として語り合う。
日帰り2時間のツアー枠を超えて、離島の一日を体験していただく。
あわただしい都会の日常から逃れて、古き良き日本らしい、人間らしい時間を過ごしていただく。

そんな空間を作ります。

ようやく物件の目処がつき、いよいよ動き出す準備ができました。

沢山の方に私たちの挑戦や海の現状を知っていただき、
皆様と共にこの漁師民宿を作り上げられればと想い、クラウドファンディングに踏み出しました。

応援、どうぞよろしくお願いいたします!

 

なぜ、漁師民宿なのか?

漁師と消費者の距離を縮めることが、
この8年間6次産業化に取り組んだ中で気づいた課題を解決する糸口だと感じたからです。

新鮮な魚を船の上から直接食卓にお届けする『鮮魚ボックス』ですが、
一般家庭のお客様からのご注文よりも、やはり飲食店からのご注文が中心で、
家庭で魚を食べるという習慣が薄れていることを感じています。
魚が捌けない、包丁がないとおっしゃられるお客様も少なくありません。

私自身も、この仕事を始めるまでは魚をさばいたことさえありませんでした。
だからこそ「魚を家で食べるのは面倒だ」という気持ちもよくわかります。

でも、漁師と出会ってから新鮮な魚を捌いて食べることの楽しみを知ったことで
「面倒」という気持ちはとても小さくなりました。

みなさんにも魚を食べることを日常の中で楽しんでいただき
新鮮な魚の美味しさを知って欲しいのです。



漁師に魚について教えてもらうことで、家でも魚を食べることが少し身近になり、
例えば漁師から魚が送られてきたときに途方に暮れるのではなく
「今日はどうやって楽しもう」と思っていただけるようになればと思います。

 

漁師民宿を立ち上げるもう一つの理由、
それは漁獲量の低迷によって漁師の仕事が激減していることにあります。

漁師は毎日漁に出ているイメージかもしれませんが、
実は現状では、365日中60日から70日ほどしか漁に出られません。

それは”海の資源を守るため”というのが大きな理由です。

海の資源は限られています。
無作為に魚を獲り続けてしまうと、生態系が崩れてしまうのです。

漁に出る回数が限られている中で、1回の漁獲量が減っているのでもちろん収入が安定していない。
土建業などの副業を行わざるを得なくなり、結果的に本業であった漁業から離れてしまう。
そんなことも少なくありません。

これ以上漁業離れを進めないためには、新しい形で”漁師の仕事”を作らなければなりません。
その解決策の一つが漁師民宿だと考えています。


今、海の状況は10年前と比べても様変わりしています。

私たちが「日本の新鮮な魚を食べたい」と思ったときには
もう手遅れかもしれません。


消費者が自分ごととして「魚を食べること」について考えるきっかけを作ること、
そして、漁師自身が今日明日の稼ぎだけではなく「100年後の海」を考えて
海を守り、漁に取り組むことが必要だと考えています。


漁師民宿を通して
お客さんが、漁師の想いや日本の魚食の素晴らしさを知ること、
漁師が、お客さんが魚を美味しそうに食べる姿を見て「この風景を後世に残したい」と実感すること。

そんな漁業の姿を、この民宿から広げていきたいです。

 

生産者と消費者として、普段は遠く離れたところにいる二者が、
交流し学び合える空間になってほしいと考えています。

二者が繋がり、距離が縮まることによって、日本の魚食普及が進むこと。
またこのモデルが全国に広まり、日本らしい地方の形が壊されることなく、
観光資源となり地方創生を進めていけることを目指しています。

鮮魚を買ったお客様や、一度ツアーに参加していただいたお客様が、
いつでも帰ってきてほっとできる…まるでみんなの実家のような、そんな空間になりますように。


私が萩大島船団丸の船団長、長岡と出会ったのが、2009年のことです。

冒頭でもお話したように、島が漁獲量の減少や日本人の魚離れなどを理由に衰退の一途を辿っていた頃に、飲み会の席でたまたま出会いました。

経営コンサルタントとして一歩を踏み出した私に
「このままだと漁師の仕事がなくなってしまうから、どうにかして欲しい」
と相談をしてくれたのがきっかけで、漁業再生を目指す事業計画書を私が作成しました。
キーワードは6次産業化。

まず取り組んだのが、とれたての魚を船の上から直接飲食店等に卸す『鮮魚ボックス』です。
今では同じような取り組みが広がっていますが、当初は日本で初めての取り組みでした。


初め、私はサポートとしてこの事業に参加していましたが
海の上でしか仕事をしたことがほとんどない漁師たち。

税務や法務などの仕事がうまく回すことができなかったこともあり
「萩大島船団丸の社長になって欲しい」と依頼されました。

漁師たちの想いに共感していたこと、
そして「漁業で成り立つ息子の故郷を、きちんと残してあげたい」そう強く思ったこともあり、
引き受けることにしました。

代表になってから、ここまで順風満帆とは言えない日々でした。
子どもを保育園に預けて大阪の飲食店を中心に営業に向かいとんぼ返り。
方向性についてやお客様対応について等、漁師たちとは何度もぶつかりあい、
取っ組み合いの喧嘩をしたことさえあります。

それでも「萩、そして日本の漁業の存続のために」という皆で共通する想いをもって
ここまで走り抜いてきました。


今では鮮魚ボックスの販売に限らず、漁業の6次産業化に関わる他地域へのコンサルティングや
萩大島に私たちの取り組みを見学にいらしたい方に向けてのスタディツアーの開催など
事業の幅を広げています。


 ↑スタディーツアーのお客様を迎えている船団員

萩大島船団丸で扱っている鮮魚ボックスをはじめとした商品や
昨年出版した著書『荒くれ漁師をたばねる力 ド素人だった24歳の専業主婦が業界に革命』、
また、クラウドファンディングでしか得られない特別なリターン等揃えております。

詳しくはリターン欄をご覧ください。 

資金の使い道

集まった資金は漁師民宿を立ち上げるための資金(水回りの工事・リフォーム費用等)に利用させていただきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

日本の魚食の豊かさ子どもたちへ残していくために、
漁師民宿を成功させて、また新たな漁業革命のモデルとして
全国に広まっていくことを願い、取り組んで参ります。

この取り組みをきちんと広めていくには
共に海を想うみなさんの力が必要です。

みなさまと一緒に未来に向かって挑戦できますと幸いです。
ご支援のほどどうぞよろしくお願いいたします。

坪内知佳

 

 

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