2018年初夏、カナダ西部のハイダグワイ島(約900キロ)を手作りの伝統的アリューシャンスタイルカヤック「バイダルカ」で1周して世界遺産にも選ばれている朽ち果てていく本物のトーテムポールに合いに行きます。

プロジェクト本文

ご覧いただきありがとうございます。

大分県日田市の観光名所でもある古い町並みの豆田町近くででアラスカンカフェというカフェを経営しているシーカヤッカー堀内信也です。

 

若い頃より北米の荒野に魅せられてカヤックを中心に旅してきました。

グレイシャーベイ国立公園(Glacier Bay National Park and Preserve)にて。

 

2000年頃より視力が急激に落ち眼科医に行った所、大学病院に回されそこで失明の危険があると知らされました。

半年ほどのいろんな検査の結果、特定疾患(いわゆる難病)サルコイドーシスと分かりました。

眼球内の血管が切れやすく、運動が禁止されました。

右目の視力は測定不能、左目の視力も落ちだした時は恐怖に震えました。

このまま失明して美しい風景を心に刻まずに終わるのかと。

大人しく無理せず治療を数年続けた結果、ようやく運動の許可を得て再び旅が出来るように。

そしてアラスカ・カナダ沿岸水路1800キロの旅を成功させることが出来ました。

そして今回、アラスカに近いカナダ西部のハイダグワイと言う諸島を一周したいのです。

1998年、2007年のアラスカ・カナダ沿岸水路の旅で出会うカヤッカーに「次に旅するならどこがいい?」と聞くとほぼ全員が「クイーンシャーロット!」(現ハイダグワイ 2010年に改称、当時はクイーンシャーロット諸島と言ってました)と薦めていたのでずっと憧れていました。

南端の島には世界遺産にも選ばれたトーテムポールがあります。

スカングワイ(アンソニー島)に残るトーテムポールは数十年後には朽ち果てるのではと言われています。

アリューシャンスタイルのバイダルカでハイダ族のトーテムポールに日本人の私が合いに行きたいと思います。

 

2000年から目の調子が悪くなり難病(サルコイドーシス)に罹り一時失明の危機に陥りました。今では運動の許可も下りてますし大丈夫ですが再発が絶対に無いかは分かりません。

そのためどうしてもやりたいこと見たいことは可能な内にやり遂げたいのです。

 

 

2007年 5月13日 西日本新聞記事。光栄なことにサッカーのキングカズと並んで載りました。

 

使用するカヤックは手作りの伝統的アリューシャンスタイルのバイダルカと呼ばれる舟です。
安定性が高く荷物の積載量が多く、木製のフレームが大変美しいカヤックです。

ラダー(方向舵)がないので荒れた海を漕ぐのが大変なのですがこれまでアラスカ・カナダ沿岸水路で約3000キロを漕いだ経験があります。

昔のアリュートの民は分かりませんが、現代において手作りのカヤックでこの島を一周した記録は知りません。
日本人では間違いなく初めてです。

 

じっくり資金を貯めて旅に出るのがいいのでしょうが加齢(現在50歳)による体力の衰え、また病気が再発しないか不安もあり今年どうしてもカヤックの旅に出たいのです。

観光用ではない博物館への移譲を拒否してこのまま朽ち果てる事をよしとした最後の本物のトーテムポールをこの目で見て自分の中に刻み込ませてください。

 

皆さんの応援、よろしくお願いします。

 

 

1月26日(金) 西日本新聞 日田玖珠版に載りました。

 

 

 

 地域

アラスカに近いカナダ北西部ハイダグワイ(旧クイーンシャーロット諸島)。

南端部スカングワイ(アンソニー島)には世界遺産にも選ばれた本物のトーテムポールが残っています。

 

 

期間

5月中旬から8月初旬まで。

この旅を夢見てずっと現地の天気予報を調べています。

6月から7月が一番天候が安定して波が低いのでこの時期にしました。

天気がずっといいのなら1ヵ月で終えることができるが悪天候時には停滞する必要があるために余裕を持って2ヵ月弱の計画です。

5月中にアメリカ ワシントン州アナコータスのスキンボートスクールで木製フレームカヤックバイダルカを組み立てます。

 

画像は木製フレームを紐で組み上げているところです。一本の釘も使っていません。

画像のカヤックは壊れて処分されたので作り直します。

 

 

 ▼これまでの活動

1988年 高知県四万十川                カヤック
1989年 オーストラリア タリー川         ラフティング
1990年 アメリカ ミシシッピー川           カヤック

ミシシッピー川 折畳みカヤックを日本から持ち込み旅しました。

荷物が多くて喫水線がギリギリです。


1991年 カナダ・アラスカ ユーコン川         カヤック
1992年 福岡→千葉              マウンテンバイク
     岐阜県 長良川                カヤック
1993年 アラスカ ジュノー            シーカヤック
1994年 佐賀県呼子→長崎県壱岐 海峡横断    シーカヤック
1995年 アラスカ グレイシャーベイ       シーカヤック

1996年 アメリカ ワシントン州ベリンハム    カヤック製作

約5メートルのアリューシャンスタイル「バイダルカ」の美しい木製骨組み。
大きく見えますが海に浮かべると木の葉のようにちっぽけな存在に。

 

1998年 アラスカ・カナダ沿岸水路   1200キロ シーカヤック
1999年 福岡市城南区→大分県日田市    70k 徒歩
2000年 結婚

日田市の萩尾公園で行った結婚披露宴です。


    特定疾患サルコイドーシス発病

これから数年間治療に専念。トレーニングも旅も出来ませんでした。


2004年 宮崎県 国際青島太平洋マラソン  フルマラソン完走

     これからフルマラソンを10回ほど走りました。それ以外の短いランニング大会にも多数参加しています。


2007年 アラスカ・カナダ沿岸水路   1800キロ シーカヤック

ゴールのバンクーバー グランビルアイランドにて。

カナダ在住の友人に祝ってもらいました。

 

2009年 東京都 ハセツネ30k     トレイルランニング完走
    東京都 日本山岳耐久レース 71.5k トレイルランニング完走
    
2010年 福岡県 平尾台トレイルランニングレース   40k完走
    5月 アラスカンカフェオープン 

カフェ経営専念のため短いレースのみの参加。

そして再び本格的にトレーニング開始。


2017年 2月1日より徒歩による九州縦断を目指しまた。
定休日を使っての尺取虫方式です。

11月19日 鹿児島県佐多岬に到着。

 

2018年 1月12日 本土最西端 長崎県佐世保市神崎鼻 到達

 

 

現在、九州徒歩横断を実行中。
2月20日、21日に大分駅から佐伯市鶴御崎(九州最東端)まで歩く予定。

ハイダグワイの旅のため長時間運動が出来る身体を付けるためのトレーニングと思ってやっています。

 

 期間

5月中旬から8月上旬

 

 予定

空路バンクーバーへ

陸路アメリカ ワシントン州アナコータスへ

Skin Boat Schoolにて伝統的アリューシャンスタイルのカヤック バイダルカ製作

海路フェリーでハイダグワイへ

1ヶ月から2ヵ月弱でハイダグワイ一周します。

 

 危険

西海岸ー太平洋からのうねりが高く断崖絶壁がおおくて避難場所が少ないため危険です。

前回の沿岸水路の旅では太平洋に面した数十キロが危険でしたが、今回はそれが西海岸の400キロもあるのかと思うと気が遠くなります。

しかし天気が安定しやすい夏に天気予報で穏やかな日を狙って進みます。

そのため天気予報が24時間聞けるのと緊急時に沿岸警備隊(Coast Guard)に助けを呼ぶことが出来るVHFラジオと呼ばれる無線機を持って行きます。

 

熊ー黒熊が生息します。

前回同様テントから数十メートル離れて食料を木に吊るします。

グリズリー(灰色熊 日本のヒグマと近縁)がいないのが救いです。

画像は2007年 沿岸水路の旅で遭遇したグリズリーです。

危険を避けるため唐辛子成分入りスプレーを持ちます。

 

 旅を成功させるために

2年前から毎日ノートを書いています。

現地の天気、風速、波の高さ、予報の変化などと、トレーニング回数、To Doリストなど記録しています。

以前よりハイダグワイの天気予報は毎日確認にしていましたがノートに書き写すことでより天気変化の傾向が分かります。

ノートは現在12冊目です。

トレーニングはクランチ(腹筋の筋トレの一種)を中心に回数重視で行っています。
カヤックで一日漕ぐことは繰り返しで飽きやすいためです。

一日クランチ2000回が最低ノルマです。

去年一年間でクランチ742000回、その他合わせて1098750回やりました。

運動神経がいいわけでも何かの才能に溢れるわけでもないので日々のコツコツとした努力だけは欠かさずにいたいと思っています。

 

 

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