はじめに・ご挨拶

はじめまして、スキタシロウ(鋤田史朗)と申します。

現在は福岡・熊本・沖縄でレンタルスペースを運営しています。

2年前に38年勤務した大手通信会社を早期退職し自分自身でビジネスに取り組んでいくことを選択しました。在職中は通信の仕事だけでなく、広告代理店や不動産利活用会社への出向、また会社のラグビー部に在籍していたこともありました。

新しいことにチャレンジすること、自分の知らない世界をのぞいてみることが好きで、シェア型本屋という新しい本屋のコミュニティの形態を知り、自分自身が本が好きということも相まって福岡市の博多の街で「シェア型本屋さん」の立ち上げに挑戦することにしました。


このプロジェクトで実現したいこと

今回のプロジェクトでは、人と街が共生し、お互いに少しづつ成長できるきっかけ作りができたらと思っています

(もちろんこのプロジェクトを企画する自分自身の成長も含まれています)


「シェア型本屋さん」というのは、一言でいうと小さな個人の書店オーナーの集まりです。

私どもの方で準備した本棚の区画をお借りいただき、好きな書籍などを自ら販売していただくことになります。

区画のオーナーになっていただくということは、皆さんが小さいながらも事業主として、自分の棚の飾りつけやアピール、販売金額などを考えていただくことになります。

好きな本や専門誌のことを他人に伝えたいけどなかなか実行に移せない。本のことを語りたいけどどうしても人で喋るのが苦手。一度は本屋さんのオーナーをやってみたいけど資金や時間の関係で断念したなど、誰もが本を中心とした自分の思い描いたストーリーがあるかと思います。

その表現の場としてご協力させていただき、シェア型本屋を介して皆さんの人生が少しでも新たなステップへ動き始めればこんなに嬉しいことはありません。

また博多の街はビジネスマンや観光客などでにぎわい、わりと活気のある街だとは感じていますが、本を好きな人や、フリーランスの方々が集まって情報文化を発信する場はあまりないように感じております。

シェア型本屋は「ブックマンション」や「シェア書店」という言い方もされており、新しいコミュニティ、各地域の情報発信の拠点として全国的にも注目を集めて広がっています。 

博多の街で「シェア型本屋さん」を開業することで、新しいコミュニティの文化が生まれることを願っています。


私たちの地域のご紹介

シェア型本屋は、2022年9月に福岡市博多区店屋町(てんやまち)にあるビルの4階でオープンを予定しています。

店屋町はJR博多駅や中洲川端から徒歩圏内で、地下鉄駅やバス停も近くにあり複数のアクセスが可能です。

このエリアは企業のオフィスが集中しているとともに、福岡の観光資源(櫛田神社、川端商店街、キャナルシティ、リバレイン、博多座など)が近隣にあるためたくさんのビジネスマンや観光客でにぎわっています。

また福岡でのアーティストのライブやスポーツのメッカとなっている、マリンメッセ福岡、福岡サンパレス、福岡国際センター、福岡国際会議場などへも歩いて行くことができます。

夏になると700年以上の歴史のあるお祭り博多祇園山笠のコースになるなど、古き良き文化と最新の情報が融合する魅力的な街です。


プロジェクトを立ち上げた背景

半年前、このシェア型本屋を計画している物件で会議室を中心としたレンタルスペースをオープンしました。

ただしばらく運営していると、この街で漠然とレンタルスペースとして利用者様へ部屋を時間貸ししているだけの事業に疑問が生じてきました。

私自身が近隣エリアで博多祇園山笠に参加していることもあるかと思いますが、もっとこのスペースを使って地域との関りや、何かイベントができないものか。例えば知り合いの著名人を呼んで講演会を行うなど魅力的なコンテンツで地域活性化を図る側になれないかと思い始めたのが、今回のシェア型本屋を企画するきっかけとなりました。


また私も昔から本が好きで、会社員時代は暇があれば大型書店に行っていましたし、たくさんのビジネス書や小説、漫画等に感銘を受けました。

これらの本は読み終わった後どうしても全てを手元で保管できず、ネットのフリーマーケットやオークション、中古本の買い取り業者さんにて売買していましたが、あまり顔の見えない相手に売り渡すことに少々寂しさを感じておりました。

自分が「シェア本屋さん」を始めれば、顔の見える相手に安心して本をお譲りすることができると考えました。


これまでの活動

私はこれまで本屋さんで働いたりしたことはないので、本に関する専門的なスキルは乏しいかと思っています。

ただ会社退職後に始めたレンタルスペースという空間貸しのノウハウを最大限に活用できるのではないか、また広告代理店でイベントの企画運営も行っていたので、定期的な催しを計画したり、これまでの人脈で各分野の方々からの支援をお願いできるのではないかと考え「シェア型本屋のさん」開業にチャレンジすることにしました。


資金の使い道・実施スケジュール

クラウドファンティングの資金の使い道

①本棚の購入

②内装工事の追加

③店舗運営のための備品購入(金庫やセキュリティカメラ、什器、収納ボックスなど)

④応援資金に余裕が出た場合、今後のイベントや店舗運営に使わせていただきます。


開業までの実施スケジュール

2022年7月末 現在のレンタルスペース運営終了

2022年8月 本棚の購入、内装工事の追加作業

      クラウドファンティング実施(区画オーナー募集)

2022年9月 本などの搬入、開店準備、最終打合せ

      運営ルール等の最終決定

      見学会、オープニングイベントの開催

      ★開店★

2022年10月 リターンの発送

リターンのご紹介

ご支援(リターン)につきましては、①区画(棚)オーナーになっていただくことと、②純粋にシェア型本屋さんの開業を応援していただくことの2パターンをご用意しています。


①区画(棚)オーナーとしての支援(リターン)

区画オーナーお試し権(4,400円)から棚1列オーナー権(33,000円)まで4パターンご準備しています。


【参考】区画(棚)オーナー正規ご契約料金

・1区画オーナー(約27cm四方)  2,200円(月額/税込)

・棚ハーフオーナー 6,600円(月額/税込)縦3区画利用

・棚1列オーナー 1,1000円(月額/税込)縦6区画利用

※契約期間は3ヶ月以上からとなります(新規入会金等は不要)。長期契約割引として1年以上の契約の場合は1ヶ月サービスいたします(11ヶ月分先払い)

物件の広さは約77平米(廊下、トイレ等も含む)で、本の展示は4部屋にて行う予定です(全360区画の本棚を準備)

棚(区画) の中で使用します本立てやPOP等はご自分でご準備をお願いします。

具体的な区画(棚)の位置は不公平感のないような形で私どもで決めさせていただきます。

どうしても場所の位置を指定したい場合は指定料(3,300円/初回のみ)をいただきます。

また遠隔地にお住まいで、本の運び込みや棚の飾りつけ、ご自身の本の管理、運営のお手伝いに店舗までお越しいただくことが難しい方は、運営管理費(15%)を区画(棚)ご利用料金に加算させていただきます。


オーナーとなってお売りいただく本は新刊・中古は問いません。

家に眠っている本を並べていただいても結構ですし、新刊などを仕入れて販売されても構いません。

値段もご自分できめていただきます(当面は本の売買などの支払いは現金のみで行う予定です)

※実際に本などが売れた場合は売上の10%を販売手数料としていただくことになります。販売手数料はシェア型本屋の運営費にあてさせていただきます。

書籍のジャンルも自由です。好きな旅行や天体観測、映画や文化に関するもの、絵本に特化するなどオーナーの個性が見える区画を創り上げていただけたら嬉しいです(アダルトなど公序良俗に反するものはNG)

オーナーの皆さんがそれぞれ得意な分野、好きな内容の書籍を並べていただくことで、きっと魅力的な「シェア型本屋さん」が創り上がって行くことだろうと私自身も今からドキドキ・ワクワクしています。


また本だけでなく、CDやDVD、ハンドメイドなどの小物も販売することも可能です(ただしあくまでも本屋のためご契約の棚の1/3以下のスペースで販売願います。それ以上になる方は別途ご相談願います)


ご契約いただいた棚や区画への本などの運搬(運び込み)やレイアウトは基本的にご自身でお願いします(遠隔地のオーナーの方は別途ご相談させていただきます)

運営につきましても、オーナーの皆さんで可能な限り店番をお願いします(強制ではございませんのでご自分のペースで設定してください)

オーナーの皆さんと運営もシェアさせていただくことで、地域の「シェア型本屋さん」 をみんなで協力して一緒に作り上げて行きたいと思います。

(人件費はお出しできませんが、作業スペースやフリーWiFiを準備する予定ですので、ご自分の別のお仕事をしながらの店番で結構です)


②シェア型本屋さんの開業に向けた純粋な応援(リターン)

店舗内に支援者のお名前記載、心をこめたメッセージ(メール)や、本の購入券、オリジナル手ぬぐい、オーガニック米など6パターンご準備しています。

※リターンの発送は2022年10月の発送を予定しております。


シェア本屋の中には、イベントやコワーキングの作業などが出来るコミュニティルームも併設予定です。

オーナー、支援者になっていただいた方は、コミュニティルームを通常の3割引きでご利用することができます。会議やイベント等でご活用をお待ちしています(割引期間:2022年12月末まで)


最後に

店名は「ブックスアパート・ベリー」に決めました。

築51年のエレベーターもないビルで、レンタルスペースとして半年前に契約した時には雨漏りの跡など内装がかなり痛んでおり普通にテナントとして使うには厳しい状態でした。私どもでペンキ塗りや壁紙を貼るなどコツコツとDIY作業を行い何とかスペースを作り上げてきました。

ですので最新のお洒落な本屋というより、あえて古き良き図書館みたいな雰囲気、古本が建物に集まって同居しているというレトロ調なイメージを表すためアパートという言葉を選んでみました。

またベリーとは私が飼っている家族同様に大切な猫(アメショー)の名前です。

いずれはこのシェア型本屋さんの中に、コーヒースタンドなども併設できたらと考えています。

福岡で開業するこのシェア型本屋さんを、私自身最後の地域貢献事業ととらえています。

年齢も年齢ですので、いずれは九州のどこかの山奥でポツンと一軒家を購入し、自分でリフォームをしたり、露天風呂を作ってみたり、野菜を育てたり、料理をしたりと最後の人生のプランを考えています。

それまでは、人生でお世話になってきた本に恩返しをして、本を好きな方々に少しでも毎日に刺激を持っていただき、コロナ禍で停滞するこの福岡の街の活性化に向けてしっかりお手伝いができたら最高だと思っています。


最後までお読みいただきありがとうございました。

皆さんのご参加、ご協力をお待ちしています!



<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2022/09/18 13:30

    昨日(9/17)をもってシェア型本屋「ブックスアパート・ベリー」のオープンに伴うプロジェクトが終了しました。目標額には届きませんでしたが、たくさんの皆様からご支援やご協力、またご注目をいただき感謝いたします。ありがとうございました。ご支援者の皆様にはオープン後、改めて御礼やリターンのご連絡をさ...

  • 2022/09/16 13:50

    本日(9/16)、地元の西日本新聞にシェア型本屋「ブックスアパート・ベリー」のオープンについての記事を掲載していただきました。内容につきましては、シェア型本屋の開業の経緯や思い、区画の紹介、クラウドファンディングのプロジェクト、9/19に開催予定のオープニングイベント「ジントシオ・トークライブ...

  • 2022/09/14 07:57

    博多の街でエッセイスト、ラジオパーソナリティとしてご活躍されている大庭宗一さんに区画オーナーになっていただくことになりました。著書の「明日への一言」などのエッセイ集を展示販売いただけるということです。また大庭さんはYouTube「大庭宗一の博多げなげな」で、博多の昭和の出来事や山笠などについて...

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