はじめに・ご挨拶

このプロジェクトに興味をお持ちいただきありがとうございます!長野県飯綱高原にある「こしかけカフェ」のシェフ、アフリン・ケイラです。私は2年前にこの地を初めて訪れ、美しい飯縄山と森に囲まれた大座法師池のほとりに立った時、直感的にこの場所でフェスティバルを開催したいと強く思いました。

私は幼い頃に父を失い、その事件のショックから立ち直れなかった母から引き離され、孤児院や親戚の家を転々として育ちました。その生活の中で、生物学的な家族ではなく地域コミュニティによる「ファミリー」の大切さを学びました。自分の生活する場所で強い絆のコミュニティを持つことは、私にとって生きていくためになくてはならないことです。それを築くための手段がフェスであると考えています。

長野へ移住しパートナーと「こしかけカフェ」をオープンして1年経った今、ひょんなことがきっかけで、長野市が新たに開発した総合アウトドア施設「nagano forest village」のキャンプ場を借り切ってフェスを主催する機会が巡ってきました。カフェを営業する中、多くの縁に恵まれ、会場、設備、運営スタッフ、ミュージシャン、アーティスト、パフォーマー、ベンダーがある程度決まりました。多種多様な人たちが手を挙げてくれているので、間違いなく最高にぶっ飛んだフェスを実施できると確信しています。ほとんどの人が有志で協力してくれると言っていますが、その熱い気持に報いるために少しでもお礼ができたらと考えています。

すべての参加者が毎年来たいと思えるフェスを関係者全員で作るため、是非「森のこしかけ」プロジェクトの一員になってください!

「Mori no Koshikake Music & Art Festival」を開催する理由と3つの目標

一時は時代遅れのものとみなされた田舎暮らしが、スローライフとして再び注目されています。都会の生活に疲れた人たちは安らぎを求め、自然と共に生きるシンプルな暮らしを選び、田舎へ移住しています。多くの移住者の思いや目的は共通していますが、アプローチの仕方は人それぞれです。だからこそ私たちは、移住者が急速に増え始めた今、自分たちの暮らすローカルコミュニティを健全でより良いものにできるよう、互いにコミュニケーションを深める必要があると強く感じています。

「Mori no Koshikake Music & Art Festival」(以下、「森のこしかけ」)は、自然豊かな長野の飯綱高原に新しくできた「nagano forest village」を舞台に、幅広い芸術体験ができる3 Daysイベントです。参加者はキャンプ泊をすることで、心を掴む物語に沿って進行する「森のこしかけ」の世界に没入します。

「森のこしかけ」はテーマとして"Beautiful Chaos, Beautiful Union" を掲げ、枠に囚われないフェスティバルを目指しています。音楽のジャンルは「マルチスタイル」。多様な価値観を持つ人たちが安心して交流できる環境を作りたいという思いから、ジャズ、クラシック、ワールドミュージック、デスメタル、エレクトロニック、レゲエ、アンビエントなど、様々な音楽を演奏するミュージシャンを集めました。また、ダンスやプロレスといったパフォーマンスも盛り込みます。ヨガや森林セラピー、サウンドセラピーといったワークショップや、アートによる自己表現をするための場所作りなど、参加者が自由に楽しめるアクティビティを用意します。そして、フード・ドリンクベンダーとして地産地消を心がけるレストランやカフェに参加を呼びかけています。

「森のこしかけ」が掲げる3つの目標は、ローカルコミュニティ内のコミュニケーションを深めること、自分を癒すためのセルフヒーリングスキルを見つける手助けをすること、そして時間や空間を忘れられる体験を提供することです。

「森のこしかけ」概要

<イベントインフォメーション>

開催日: 2022年9月30日(金)16時〜10月2日(日)16時 ※雨天決行・荒天中止
開催地: nagano forest village 長野県長野市上ケ屋2471−608
主催者: こしかけカフェ、nagano forest village
企画・制作: 森のなかまたち
協力団体: 飯綱高原観光協会
催し: ライブ、パフォーマンス、ワークショップ、クラフト・フードマーケット

<主催者>

こしかけカフェ
「環境と食に関する妥協のないサービスとものづくりを通して、人と人とのつながりを生み出し、かけがえのない居場所を提供すること」を目指す、飯綱高原で変わり者夫婦があまり目立たないようにやっているカフェ。ラテン系の歌って踊れるシェフが地元食材を使って作る料理とエスプレッソマシンが大好きなバリスタによるラテアートが自慢のお店です。

アフリン ケイラ(シェフ・フェス発起人)
カナダ生まれアメリカ育ち。活動家の父とスーパーモデルの母の間に生まれる。幼い頃に父を亡くし、母と引き離されて孤児院や親戚の家を転々とする中、生きる術として5歳の頃から料理を始める。大学卒業後2年間ヨーロッパを旅したあと、2019年に英語講師として来日。2021年に長野へ移住し、「こしかけカフェ」をオープンする。

真田大介(店長・バリスタ)
日本生まれ日本育ち。大学進学のため渡米。卒業後カリフォルニア州のGoogle本社に勤める。Google日本法人への異動を機に帰国し、2009年に脱サラして長野に移住。フリーランスの翻訳者として半農半Xの生活を送るが、趣味のラテアートが好きすぎて「こしかけカフェ」をオープンする。

nagano forest village
飯綱高原にある大座法師池とカラ松林に囲まれた、池畔沿いに面してフリーサイトが立ち並ぶキャンプ場。「森の駅 Daizahoushi」と5つのフィールドからなる施設「nagano forest village」としてリニューアルオープン。「nagano forest village」では、カフェや農産物直売所、屋内ツリーハウスなどのアクティビティも楽しめる施設。また、飯綱高原キャンプ場、大座法師池ボート場、フィールドアスレチック小天狗の森、フォレストアドベンチャー長野など、キャンプだけでなく小さなお子様も自然の中で遊べるフィールドを備えた観光施設です。

<チケット情報>

会場エリアへの入場は無料です。9月30日は日が暮れてからオープンマイク、ジャムセッションを行います。10月1日はお昼過ぎから夜22時頃までメインステージで演奏・パフォーマンスがあります。メインステージ終了後は室内で朝までDJオールナイト!10月2日は朝からヨガセッションや森林セラピーなどのワークショップを行います。メインステージでのショートライブも予定しています。

9月30日
18:00~ ジャムセッション ¥1,000

10月1日
13:00~ 21:00 メインステージライブ ¥4,000
18:00~ 日の出まで DJオールナイト ¥1,000
ワークショップ(随時) ¥500~
フードトラック・クラフトマーケット

10月2日
12:00~ 15:00 メインステージ ショートライブ ¥2,000
ワークショップ(随時) ¥500~
フードトラック・クラフトマーケット

キャンプサイト付き3日通し券 ¥10,000
キャンプサイト付き2日通し券(10月1日→2日) ¥8,500
キャンプサイト付き2日通し券(9月30日→10月1日) ¥7,500
ライブパフォーマンスのみ3日通し券 ¥6,500

※スケジュールは現時点での予定です。今後変更になる可能性があります。
※中学生以下無料。(中学生以下は保護者同伴に限り入場無料となります。)
※ワークショップは一部別料金です。
※チケットは9月5日より一般販売いたします。

「森のこしかけ」の魅力

<①開催地:狭間のオアシス飯綱高原>
長野市の2大観光地である善光寺と戸隠神社。その中間あたりに位置する、あまり知名度が高くない隠れ家的オアシスが飯綱高原です。日本一市街地に近い高原であり、山、池、森といった自然資源に恵まれ、昔は避暑地や別荘地、今は移住地として人気が出ているにも関わらず、やはり2大観光地の勢いに負けて本当の実力を発揮しきれていない地域です。日本におけるヒーリングミュージック発祥の地であったり、世界の喜多郎さんが拠点を持っていたり、ミュージシャンやアーティストを始め、魅力的な人たちが集まっています。長野といえばそばが名物ですが、ここにはそばだけでなく、洋食の名店、個性的なカフェ、地元住民で賑わうラーメン屋さんなど、楽しいお店が揃っています。2大観光地間を移動する際の休憩地点としてだけではなく、是非ここを目的地として、魅力あふれる飯綱高原を散策してみてください!

<②熱い思いで協力してくれる出演アーティスト、パフォーマー、ワークショップ講師>
長野を拠点とするアーティストを中心に、運営スタッフの交友関係を頼りに集めた、フェスを一緒に作りたいという熱い思いで協力してくれるユニークなメンツが揃っています。現時点で参加が決定している出演者は以下の通りです。(順不同)

The Factors(アンビエント)
INVICTUS(デスメタル)
野瀬栄進(ジャズ)
sabunyuma(アフリカンドラムとダンス)
大地の種(植物音楽)
水谷翔 with Gong Project GIZA Members(ゴングパフォーマンス)
Chaley Band(アフリカンミュージック)
Naoshi Takeda(ハワイアン)
Tomoki Tsukamoto(DJ)
GOKA SOUND LAB.(DJ)
DJ Doofy + kai(DJ+ コンテンポラリーダンス)
Nobuta Magic(DJ)
TOMOYAARTS(ライブアート)
365日野草生活のん(野草観察)
樹木医カントー(森林セラピー)
信州プロレス(プロレス)

一緒にフェスを作ってくれる仲間は現在も募集中です。

<③独特の世界観による会場作り>
会場のデコレーションは私がデザインします。そのデザインを元に、伝統模様を使った木工細工職人を中心としたDIYチームが会場を作り上げます。ステージには信州プロレスのリングを活用し、音響は「飯山さわごさ」でもステージの1つを担当した長野市のRIOT Sound Systemのブルくんと松本市の五加音響研究所、ライティングとDJブースは須坂市の満龍寺が担当してくれます。「nagano forest village」の自然と融合した会場をお楽しみに!

資金の使い道

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、「森のこしかけ」は開催します。このプロジェクトで集まった資金は下記に使わせていただきます。

フェス開催費(特にアーティスト・パフォーマーへの謝礼) 約50万円
「森のこしかけ」Tシャツとリストバンドの作成 約30万円
CAMPFIRE手数料の支払い(17%+税)約20万円

※費用内訳は100万円達成時の概算です。ご支援総額やご支援プランの数などにより変動します。

支援者の方へ

「森のこしかけ」は、私を始め多くの人のボランティアによって進められています。私自身フェスを企画・運営したことがない上に初開催のため、開催費用を回収できるかは見えていません。もし回収出来なかった場合は、私個人で負担します。というのも、私は今年の7月1日に「こしかけカフェ」の店長であるパートナーと入籍しました。

元々結婚式を挙げるつもりはありませんでしたが、自分たちでフェスを主催する機会なんて普通巡ってくるものではないのだから、いっそウェディングパーティーも兼ねてしまおうと言う話になりました。結婚式だからという理由で、騒がしくするのも多少目をつぶってもらおうという下心もあります。また、このフェスの開催費は日本における結婚式費用の平均である約300万円と比べたらそこまで怖いものではありません。だから、失敗してもいいから関係者全員がやりたいことを思いっきりやろうとみんなに伝えています。

「nagano forest village」を舞台にしたフェスもウェディングも初となる試みです。地域コミュニティは私にとってのファミリーであり、このフェス・ウェディングパーティーをきっかけに、コミュニティがより強い絆で結ばれることを願っています。

リターンは大きく入場パスと協賛に分かれています。可能な限りの「森のこしかけ」へのご来場を心よりお待ちしています。遠方で参加が難しい方は、協賛でのご参加をいただければ幸いです!また、ボランティアとして協力してくれるメンバーも随時募集中です。一緒にやりたいという気持ちのある方は是非ご連絡ください!

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