【10/29更新】

10月29日12時16分、目標達成しました!
たくさんの方に応援して頂きました!
本当に、本当にありがとうございます!!
終了までの残り時間はわずかですが、三和にちなんで、

ネクストゴールを支援者様138人とします!!!

最後までどうぞよろしくお願いいたします!!

【9/18更新】

ご好評につき一箱本棚オーナーのリターンが完売しました!
先着20人分の一箱本棚オーナーのリターンを追加しましたので、本棚オーナーに興味のある方はぜひご覧ください。

さんとしょ

 はじめまして。兵庫県尼崎市で職員として働きながら副業制度を活用して社会課題解決に取り組んでいる一般社団法人オリコムの柏木洸一、杉原竜太、白崎友朗と、関西国際大学教育学部教育福祉学科福祉学専攻講師の尾崎慶太です。
尼崎市にある三和本通商店街の空き店舗を借りて、シェア型図書館「さんとしょ~さんわにあるみんなのとしょかん~」をオープンします。
 本が好きな人を中心に、多様な人が集まる本のある場所とし、そこに飲食や買い物などの目的がなく商店街に足を運ばなかった人も気軽に来れるようにします。
 今後、この場所をDIYでともにつくっていく段階からみんなが参画し、商店街に新たな方々を呼び込むことを通じて、さんとしょがヒト、モノ、コトを織り込む拠点として、持続可能な地域づくりを実現しようと思っています。
 今回、ようやく物件が決まった所で、「さんとしょ」の施設整備費や物品購入費をご支援いただきたく、クラウドファンディングを立ち上げました。

解決したい社会課題

 市職員として、また一人の市民として、商店街はまちの核となる場所の一つであると考えています。時代の移り変わりとともにシャッター商店街が社会問題化する中、地元の商店街でもシャッターが増えていく現状に危機感を持つとともに、自分の子どもにも商店街で過ごす時間を体験してほしい!そう思うようになりました。

きっかけは自転車のマナー向上
 私たちが三和本通商店街に関わり始めたきっかけは、2016年、テレビの報道番組で自転車マナーが日本一悪い商店街として紹介されてしまい、自転車の通行マナーの向上について相談を受けたことでした。
 そこで、商店街店主に市職員や周辺で事業を営まれている方といった有志メンバーによる「ちゃりんこ来恋大作戦」プロジェクトが立ち上がります。
 毎月のミーティング「ちゃり恋会議」を重ねていく中で、楽しみながら自転車マナー向上を訴えるさまざまなイベントを行ってきました。
 その中でも特に注目を集めたのが、2017年にスタートした「押しチャリンピック」でした。

 自分たちでアイデアを出しながら試作、実験を繰り返してオリジナル競技を作ってしまいました。毎年大勢の方に参加いただき、各種メディアでも取り上げてもらうなど、お陰様で三和本通商店街の名物イベントになりました。

三和の未来を考えるように
 2021年、これまでの「ちゃりんこ来恋大作戦」から「三和みらい会議」に名前を変えて、自転車の課題解決だけでなく、未来志向型で商店街を中心としたマチ全体のことについて話し合い始めています。
 その一つがシェア型図書館「さんとしょ」です。
 これまで私たちは自転車マナーの課題解決をきっかけに商店街の方々と様々な活動を共にしてきましたが、その過程で商店街がマチにあることの価値を実感することができました。三和本通商店街を持続可能なものにするにはどうすればいいか、メンバー同士で議論を行ました。
 従来の商店街は、必要なものはなんでもそろう生活に欠かせない当たり前の存在でした。しかし、大型ショッピングセンターの発展によって、商店街ならではの特徴である「老舗」「接客」「品揃え」は、現代の人たちにとって価値がなくなりつつあると思います。
 そこで、三和本通商店街が今後も私たちが暮らしていくための場所として持続していくために、新たな価値を創造する必要があると考え、私設のシェア型図書館を作るという着想に至りました。

このプロジェクトで実現したいこと

シェア型図書館の仕組み
 さんとしょはみんなで作る図書館です。さんとしょにはたくさんの本棚を置く予定です。そのうちの一箱のオーナーを一般から募集します。一箱本棚オーナー制(月2,000円)という、さんとしょに自分だけの本棚を持つことができる仕組みです。誰かに読んでもらいたい、おすすめの本が集まってできあがります。
 一箱本棚オーナーは一つの本棚を自由に利用することができます。また、本の貸出だけでなく、自己表現やビジネスの広告宣伝、趣味・遊び感覚など、様々な目的で活用することも可能です。

本棚オーナーになると、以下のことができます。
・さんとしょに一箱本棚を設置できます。
・さんとしょを貸切で利用できます(月利用上限あり)
・さんとしょで図書館員(貸出)になれます
・チャレンジショップスペースを使い、創作物などの販売ができます
・図書館利用登録料(300円)が無料になります
・一箱本棚オーナーfacebookグループに参加できます

シェア型図書館って・・・
 さんとしょは、地域の「みんな」がごちゃまぜに交流したり、ゆるやかに繋がったりする場所です。図書館は従来から「様々な情報に触れ、学習する場」という機能があります。人々のwell-being(幸福)を向上させるためには、心身の健康だけでなく、社会的孤立を生み出さないため「繋がり」を大事にすることが必要と言われており、そんな場をさんとしょで作りたいと思っています。
 商店街にさんとしょが出来ることによって、本の貸し借りや休憩できる場所が増え、商店街に新たな価値が生み出されると思います。従来から機能していた飲食・買い物の場所であった三和本通商店街が、コミュニケーションや自己表現も出来る場所へと拡張され、商店街の各店舗同士、各店舗と利用する人、利用する人たち同士などさまざまな交流が生まれ、みんなが笑顔になっていく・・・そんなワクワクを描いています。

関西国際大学の学生が考える「三和本通商店街に私設図書館(さんとしょ)を作ることで、例えばこんなことが期待できる」
 三和本通商店街×オリコム×関西国際大学学生×・・・、組み合わせは無限にあります。「競争」社会を「共創」社会へと転換していくことで、私たちの暮らしは豊かになっていくと思います。
・保育を学んでいる大学生が絵本の読み聞かせを行ったり工作教室を行ったりすることで、家以外の親子の居場所に
・子どもを中心にその身近な人達にも私設図書館を利用してもらうことで多世代交流が可能に
・地域住民が人との関わりを求めて集い、多様な人たちが交流することで孤独を解消する手立てに
・外出場所の選択肢が増え、例えば高齢者の介護予防やつながり作りに
・買い物目的以外で商店街に来る人が増え、結果的に買い物もしてもらえる商店街の活性に

さいごに

 この場はみんなで作っていく場としています。この場をみんなで活用しながら、それぞれが自分らしい場にしてしていければと思っています。お金がないさんとしょは店員さんを雇いません。なので、お店番をしてくれる方を大募集しています。この場でチャレンジショップをやってみたい方、本棚を出してくれる方、イベントをやってみたい方など、ご連絡ください。
さんとしょを、みんなで作っていければと思っております。

資金の使い道

収入
クラウドファンディング支援金:約100万円
自己資金:約50万円

支出
材料費・工事費:約110万円
設備費:約20万円
広報費:約5万円
手数料:約15万円
を予定しています。

実施スケジュール

9月~10月 クラウドファンディングで皆様からのご協力を募ります
10月~12月 応援いただいたみなさんと一緒にさんとしょをDIY
12月~1月 プレオープン期間
2月ごろ グランドオープン
2月ごろ リターン発送

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

ホントのさいごに

 2030年を年限とした持続可能な開発目標(SDGs)が推進されています。また、多くの地方公共団体が2050年までにCO2排出量を実質ゼロにする脱炭素社会実現を目指しており、尼崎市は、ゼロカーボンシティを宣言しています。さらに2020年から続くコロナ禍は、私たち一人ひとりに、未来社会をどのように生きていくか・暮らしていくかを問いかけているように思います。
 三和本通商店街は、2023年に振興組合結成50周年を迎えます。このような時代の転換期だからこそ、みなさんで商店街の新しい価値を共創してみませんか?
 どうぞよろしくお願いいたします。

チーム紹介

-オリコム-
 社会とは1人1人の生活や仕事によって形作られています。しかしながら、社会構造の変化によりあらゆることがサービスとして提供され、享受することが当たり前になった現代では、社会すらも他の誰かが提供してくれるものという認識が広がっていると感じます。
 私たち一般社団法人オリコムはヒト、モノ、コトをマチに織り込むことで、社会に関わる主体を増やし、それぞれの主体が社会のことも意識するように働きかけることで、持続可能な地域づくり及び持続可能な社会の実現を目指しています。

-オリコムが三和本通商店街で活動してきたこと-
◆2016年~
➢ちゃりんこ来恋大作戦
 子どもの目線で自転車の危険度を知る体験会や自転車マナーに関するクイズ大会、近隣の幼稚園や保育園の園児たちに自転車の絵を描いてもらい、絵を鑑賞しつつ尼崎南警察署などの協力を得ながら交通安全パレードなどを実施。
➢押しチャリンピック
 2022年で第6回を数える秋の名物イベント。60mを1分ちょうど目指して美しい姿勢で自転車を押し歩きするオリジナル競技。毎年市外からも含め大勢の方に参加して頂いています。
◆2021年~
➢三和みらい会議
 三和の未来を考える会議をスタート。第1回は尼崎市立歴史博物館あまがさきアーカイブスの方に三和の歴史を学ぶなど、自転車の枠を超えた自由な視点で月1回のミーティングをしています。

ー関西国際大学教育学部教育福祉学科福祉学専攻 私設図書館プロジェクト-
 関西国際大学教育学部教育福祉学科福祉学専攻に所属する私たちは、日々社会福祉に関する学習をしています。私設図書館プロジェクトでは、これまで先輩たちが三和本通商店街で活動してきた実績をベースに、新しい挑戦をするステージに立っています。
 これまではどちらかと言えば、大学生「だけ」で取り組んできた活動を、様々な人との協働を通じて、三和本通商店街に新しい価値を生み出す活動へと転換するチャレンジをしていきます。このプロジェクトを通して、現実社会にある問題に向き合い、みなさんの力をお借りしながら未来を切り開いていき、新たな自分の可能性に挑戦していきたちという気持ちをメンバー全員が抱いています。

-関西国際大学生が三和本通商店街で活動してきたこと-
◆2019年
➢子ども向け居場所くるむんハウス
商店街周辺のフィールドワークや住民インタビューをもとに、子どもの居場所が必要であると実感しました。商店街空きスペースを活用し、毎週土曜日に子どもを対象とした居場所づくりに取り組みました。
◆2020年
➢商店街各店舗のインターンシップ/インタビュー
いくつかの店舗で業務体験、インタビューを実施し、商店街の活性化や世代を越えた交流などが必要であると実感し、2021年の活動計画準備に取り組みました。
◆2021年
➢多世代が交流する憩いの場づくり
商店街プレイスメイキング(滞留空間作りとして椅子や机のDIY)と並行して、 月・水・土に憩いの場スペースを開所し、月に1回のイベントも実施(計3回)しました。


  • 2023/01/24 08:00

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