はじめに

はじめまして。

農園「葉菜言葉(はなことば)」を運営している山崎伸也と申します。

2019年から続く新型コロナウイルス感染症の流行と、2022年の大雨の被害で困難になった農園の継続・海外進出のご支援を皆様にお願いできればと思い、今回クラウドファンディングに挑戦することにしました。


農園「葉菜言葉」って?

まずは農園についてご紹介します。

「葉菜言葉」は青森県つがる市にある家族経営の農園です。

土にとことんまでこだわり、有機肥料を使用した昔ながらの農法で、贈答用のメロンをはじめ、トマトや枝豆、とうもろこしなど、こだわりのブランド野菜を生産しています。

これまで最新の技術を用いた農業のあり方を学んできましたが、やっぱり野菜は土が命。

生産性は落ちますが、土作りに時間をかけることで旨み・甘みのある野菜ができます。

泥臭くてもいいから、土の香りがするおいしい野菜を作りたいと思っています。

水をほとんどあげないことで糖度の高いトマトになります


自慢のブランド野菜

葉菜言葉で作っているこだわり野菜をいくつか紹介します。

●浮世離れ(メロン)

北国ならではの寒暖の差により、高い糖度とみずみずしい香りを持つ最高品質のメロン。贈答用としても人気がある、葉菜言葉を代表する商品です。

青森県庁からのお墨付きもいただいています。

https://www.marugotoaomori.jp/blog/2020/08/22359.html

●町娘(トマト)

トマトとは思えない高い糖度と、驚くほど薄いぷよぷよとした皮が特徴の品種です。

●いとを夏し(トウモロコシ)

一株にひとつだけという贅沢な栽培法で育てられたとうもろこし。甘みや栄養素が凝縮し、新鮮なうちであれば生でも食べられます。

●秋夜待月(毛豆)

毛豆は青森県の津軽地方の農家で代々受け継がれてきた在来種の枝豆です。県外に出回ることが少なく、これまで門外不出の“幻の枝豆”として珍重されてきました。

まるで町娘のほっぺのように赤く熟れるので「町娘」と名付けました


若者が憧れるような農家になりたい

私が農業をやるうえで取り組みたかったことは農家のイメージを変えることです。

簡単にいえば、これまでにない「かっこいい農家」を目指しています。

泥臭いやり方で丹精込めて作った野菜をブランド化し、スーツでビシッときめてビジネスマンとして全国に商談に行く。

まるで子供の夢のようですが、これまですこしずつこの夢を実現してきました。

農業を志す若者が憧れるような農家になりたいと思っています。

冬でも力強く育つブロッコリー


これまでの活動

葉菜言葉の野菜は日本各地のレストランでも食べることができます。

始めは県内だけでしたが、地道に営業を続け、取引先は少しずつ拡大。

福岡や仙台、東京からもお声がかかるようになりました。

また、つがる市のふるさと納税の返礼品にも選ばれ、つがる市に納税すれば贈答用メロン「浮世離れ」が届きます。

2022年9月には某テレビ局の某人気番組で「浮世離れ」が紹介されました。

手塩にかけて育てた自慢のメロン「浮世離れ」


いざ、海外へ! 

とうとう目標のひとつである海外進出のチャンスがやってきました。

青森県庁からの要請があり、香港貿易発展局(HKTDC)が主催するアジア最大級の食品見本市「フード・エキスポ香港2022(Food Expo Hong Kong 2022)」に「浮世離れ」が出品されたのです。

海外への挑戦はかねてから思い続けてきた目標のひとつです。

そのために語学留学に行くなど準備を進めてきました。

これはもちろん「かっこいい農家」になるための目標のひとつですが、日本の野菜を世界に広め、日本の農産物のイメージアップに貢献したいという思いもあります。

ここ数年、日本政府は農産物の輸出に力を入れており、輸出額は7年連続で増加傾向にあります。

しかし、それでも世界的に見れば農産物の輸出量は微々たるものです。

個人農園が海外に進出することは簡単なことではないですが、「日本は野菜も一級品」というイメージづくりに少しでも貢献したいと考えています。

冬季、農園のまわりは一面の雪景色に。とてもきれいです


コロナと大雨のダブルパンチで窮地に……

海外進出の準備が進むなか、2019年からの新型コロナウイルス感染症の大流行で取引レストランからの注文は激減。

厳しい状況に置かれはしましたが、海外進出の野望のために輸出用のメロンの箱を発注するなどの準備は進めていました。

しかしさらに悪いことに、2022年8月、未曽有の大雨により農園は大きな被害を受け、先の見えない状況に。

残されたのはメロン用に作った大量の箱の請求書でした。


最後に

コロナで多くの方が苦難の時を経験しました。

苦しんでいるのは私だけでないのは重々承知しております。

しかし、もし私の目標に共感していただける方がいらっしゃったなら、ぜひご支援をお願いできればと思っています。

クラウドファンディングで得た縁を糧に今後さらに精進していくつもりです。


応援メッセージ

つがる市のイタリア料理店

ポザピアーノPosaPiano 鶴谷勝二さん

「山崎さんには10年来、契約農家として新鮮な野菜を届けて頂いています。

彼が作るおいしい野菜がなくなると店も困るのでぜひ頑張ってほしいです。

目標に向かって頑張っている姿を見てこちらも刺激を受けており、

日本の若手農家の希望としてこれからも最高の野菜を作り続けてほしいと思っています。

やる気のある若い力をぜひ応援してあげてください!」

鶴谷さんとわたし

ポザピアーノのバーニャカウダ


資金の使い道

メロンの箱代 1,280,000円

メロンの箱のデザイン代 80,000円

Campfire手数料 231,200円

計1,591,200円


スケジュール

2022年9月上旬 プロジェクト開始

2022年11月上旬 プロジェクト終了

2023年7~9月 リターン品の送付

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください