はじめに

私たち特定非営利活動法人「T・M良薬センター」は2003年5月8日に群馬県庁にて認可を受けたNPO法人です。名称のT・Mとは、温泉で有名な群馬県草津町にあるハンセン病国立療養所の入所者の、支援者の方々のことです。

草津温泉は硫黄が濃く万病に効くとされ、江戸時代から年間1万数千人が訪れていました。特に皮膚病に効能があり、この頃からハンセン病(らい病)患者の湯治客が全国から集まり、多いときには800人を超えていました。「らい予防法」に沿って、国から払い下げられた、湯畑から3kmほど離れた場所に療養所が整備され、患者が収容されました。現在は45名が、静かに過ごされています。

このような国立療養所は全国各地に点在し、1998年に鹿児島県、熊本県にある療養所の入所者が「らい予防法」違憲国家賠償請求訴訟を起こしました。 2001年に熊本地裁判決で、原告の主張を認め、元ハンセン病患者に賠償金が支払われました。

もともと私たちは、草津の療養所に慰問し、入所者と交流を続けているビハーラ活動のグループです。あるとき、同志の方々から、「今さらいただいても、使い道がない。社会的弱者のための活動資金に充てて欲しい」と、賠償金の一部を寄付してくださりました。メンバーで研修し、当時日本にはハンセン病はなくなったが、世界には新規感染者がいることを学びました。そこで、広く世界において病者・障害者・社会的弱者の支援をするために、NPO法人を設立しました。現在は、ミャンマー、カンボジア、スリランカ、ネパール、ベトナム、ラオス、バングラデシュに現地事務所を置き、様々な活動を展開しています。

この度のクラウドファンディングでは、コロナとウクライナの紛争の影響で、生活物資が不足している東南アジアにおいて生理用ナプキンが手に入らなくて困っている、現地の女学生に、日本からサニタリーショーツを贈りたいと思います。



解決したい社会課題

ミャンマーでは、軍部のクーデターが発生し、多くの犠牲者が出ました。スリランカでは、物価が高騰し、ガソリンが入手できない状況です。国のトップが国外逃亡し混乱を極めています。多くの民衆が困難に直面しています。またフィリピンにはスラム街貧困層の子ども達が大勢います。日本でも話題になっていますが、東南アジアにおける生理用品の不足は深刻です。

当法人の活動は非政府・非宗教・非営利です。「草の根支援」と言われる、民間の助け合い活動です。この度のクラウドファンディングで集まった資金で、サニタリーショーツを作成し、ミャンマーとスリランカ、フィリピンの女性に届けさせていただきます。



このプロジェクトで実現したいこと

東南アジアの女学生に日本製サニタリーショーツを贈ります。

今回はスリランカの孤児院で生活する女学生20名と、ミャンマーの女学生150名、フィリピンのスラム街で生活する女生30名にそれぞれ3枚セットを配布する計画です。

スリランカの孤児院「スプートニックガールズホーム」は、秋沢淳子さんが主催する一般社団法人「スプートニクインターナショナル」が運営する施設です。

フィリピンの女性に届けるのは、セブ島を中心にスラム街貧困層の子ども達を支援している国際協力団体「GO SHARE」が担当します。

ミャンマーの学校は、かつてハンセン病患者の隔離政策により、差別された人々の子供達が通うために、「T・M良薬センター」によって設立された小学校「マイトリースクール」です。北部のザガインという地域にあります。

サニタリーショーツの資材供給について

MNインターファッション株式会社

「SKINis」プロジェクトリーダー寺尾さんより


今回のプロジェクトのお話しを聞き、活動主旨に感銘を受け賛同させて頂きました。

私の担当するSKINisは"人肌のように寄り添うプロダクト"をコンセプトとしたフェムケアブランドです。

欧米をはじめ海外では当たり前のように使われる生理用下着ですが、日本では残念ながら、まだまだ

普及していない現実がございます。

今回のプロジェクトでは、孤児院や経済的に課題を抱えた女性への活動はとても素晴らしいことであると

思います。実際に製品をお使い頂き、様々なご意見を頂戴できることも期待しております。

今後の活動もサポートできることがあれば積極的に参加させて頂きたいと思います。


本クラウドファンディングにおいて、上記4団体が共同して実施いたします。



応援メッセージ

「Hello アーユボーワン こんにちは

2000年のSPUTNIK International設立当初より、 世界の救われるべき子供達の一人

でも多くに手を差し伸べ、教育と安心と笑顔を届け、将来の夢を持てる環境を整えら

れるようにという目標を持って活動してまいりました。

発端は高校時代、異文化体験留学でニュージーランドへ1年間留学し、世界中の仲間

を得、その中の、スリランカ人の同志、エシャンタ アーリヤダーサ氏との語らいの中か

らスプートニクは、生まれました。そんな訳でスプートニクの支援の中心はスリランカと

なっています。コロナ禍の中でなかなか思うような活動ができずにおり、今回、志を同

じくする3団体と協業して、子供たちの(今回は、女の子達が対象ですが、)笑顔につ

なげていきたいと思います。応援よろしくお願いいたします。」


一般社団法人SPUTNIK International

創設理事 秋沢淳子




「国際協力団体NPO法人ゴーシェア、代表の三浦聖子と申します。 「ひとびとが自分を生きることのできる世界へー」をスローガンに、フィリピンの離島スラム村落を中心に支援活動を続けています。 国連の貧困ラインを下回ってしまうほどの貧困状況にあって、ライフラインの不足、衛生問題、教育機会の不平等… さまざまな社会的課題を抱える島がいまだに多くあります。 そういったコミュニティで、しわ寄せを受けるのは弱い立場にいる女性や子どもたち… 今回の企画が実現すれば、リソースが不足しがちな離島にあって女性たちの経済的負担が減ります。 また、深刻になりつつあるスラム村落でのゴミ問題へのひとつの解決法につながります。 特に近年は、オムツやナプキンなどの廃棄による海の汚染が深刻になりつつある、という背景があります。 本プロジェクトの実現は、離島スラムでのひとつの成功サンプルとなり、近隣のコミュニティにも良い影響が出てくると確信します。 みなさまの応援のほど、どうぞよろしくお願いいたします!」


資金の使い道

ー目標金額の内訳、具体的な資金の使い道
 ※GoodMorning/ソーシャルグッドカテゴリの手数料は9%(税別)

制作費:約45万円
配送費:約25万円
手数料:約7万円 (9%+税)

実施スケジュール

ープロジェクト自体の実施スケジュール

10月上旬 HP開設
11月1日サニタリーショーツ制作開始
12月ミャンマー、スリランカ、フィリピンに発送、寄贈配布
2月下旬 リターン発送

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。



リターン

*1000円以上3000円未満

1.活動報告書(会報、PDF等の電子ファイル) 2.現地学生の感謝のメッセージ画像(PDF等の電子ファイル)


*3000円以上

1.活動報告書(会報、PDF等の電子ファイル) 2.現地学生の感謝のメッセージ画像(PDF等の電子ファイル)
3.手作り毛糸人形ストラップ(T・M良薬センターのフェアトレード商品、3cmくらい、添付画像参照)
 4.スリランカの紅茶(スプートニックの商品、セイロンティー)


最後に

日本からサニタリーショーツを贈れば、現地の女学生にとても喜ばれると思います。洗って何度も使用できるし、生理用品の不足による長時間の使用での不衛生な状態を緩和し、感染症や皮膚疾患を防ぐ事もできます。
このショーツを見た親御さんが、ご自分でも縫って作ってあげられると思います。日本の技術が東南アジアのご家族に安心を与えられる良い機会になると思います。ぜひ、ご協力ください!!

チーム/団体/自己紹介・活動実績など

NPO法人 T・M良薬センター

代表者:田代 経量 

法人番号:2070005001638

設立年月:2003年5月

所在地:群馬県前橋市総社町総社1024番地

URL:https://www.tmrc.jp/


一般社団法人 SPUTNIK International

創設理事:秋沢淳子

法人番号 : 0199-05-014486

設立年月:2009年10月(※任意団体としての設立は2000年12月)

所在地 : 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-12-12-2F

URL:http://sputnik-international.jp/


国際協力団体 NPO法人 ゴ-シェア

設立年:2009年

創始者:三浦聖子

代表者:三浦聖子 / Jeff・K・Nanoy

活動地域:日本国内およびフィリピン・セブ島

事務所所在地

<日本>

〒557-0031 大阪府大阪市天王寺区東高津町8-1-2F

※上記住所に常駐スタッフはおりません。郵送物をお送り下さる方はまず、 お問い合わせフォームからご連絡下さいますようお願いします。

<セブ>

Blk. 22 lot 1,Rosal St. Pacific Villa 1 Pajac

Lapu-Lapu City Cebu Philippines

メールアドレス:ngo.go.share@gmail.com

URL:https://goshare.jp/


MNインターファッション株式会社

〒107-0051

東京都港区元赤坂一丁目2番7号 赤坂KタワーMAP

TEL: 03-6771-9760 FAX: 03-6771-9761

URL:https://mn-interfashion.com/

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