2023年1月20日目標達成!
ネクストゴール85万円に挑戦させてください。

お陰様で、目標75万円を達成することができました。多くの方からご支援を頂くことができ、嬉しいと同時に驚きを感じる日々でした。

本取り組みにつきましては、元々自前で持ち出しでも進めようと思っておりました。その中で、一部の費用をクラウドファンディングで賄うことができないかと思い、キャンプファイヤーに登録した経緯があります。目標値は現実的に設定したため、まだ製作費を十分に賄えている状況ではありませんので、+10万円分ネクストゴールを設定させていただければと思います。

最終日1月31日まで応援よろしくお願いいたします。

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川や湖での釣りのルールを、

もっともっとわかりやすく。

こんにちは!つりチケを運営する一般社団法人ClearWaterProjectの西山(リバーネームは「ゆきお」)と申します。本プロジェクトのページをご覧いただきありがとうございます。今回取り組む「川釣りルールマップ」についてご説明させてください。

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日本国内の河川・湖沼で釣りをする際には、守らないといけないルールがたくさんあります。(※1) また、海での釣りとは異なり、遊漁承認証(遊漁券)と言われるチケットの購入した上でないと釣りをすることができません。(※2) 

これらのルールは釣り未経験者や初心者からするとかなり複雑。しかも、各河川・湖沼のルールが集約され、わかりやすく表示しているものはほとんどありません。(一部の地域、都道府県にはありますが)



今回のプロジェクトでは、各河川・湖沼のルールが集約され、わかりやすく表示された全国各地のルールをまとめたオンライン「川釣りルールマップ」のβ版を作成します。(2023年3月公開予定。なお、作成、管理団体確認状況によっては都道府県ごとの順次公開になる可能性があることをご容赦ください。)


川や湖に関心を持つ人が増えてこそ、
環境・生態系の維持につながる。

河川・湖沼での釣りのルールがを初心者向けに公開されていないと、新しく釣りを始める人の減少(※3)や、ルールを守らない釣り人(密漁者 罰則あります!)の増加(※4)につながることが予想されます。

このまま河川・湖沼での釣りのルールがわかりづらいままだと、釣りをする人が減ってしまう。これは河川・湖沼の状態に興味・関心を持つ人が減ることと同義と考えられます。そうすると、行きつくところは河川・湖沼環境の荒廃ではないかと危惧しています



全国の河川・湖沼には漁業権を持つ「漁業協同組合」という組織があります。(以降、本文の漁業協同組合は海ではなく河川・湖沼の漁業協同組合を指します。)
権利を有する代わりに魚などの水産資源を増殖する義務を負っています。漁業協同組合が釣り人に遊漁承認証(遊漁券)を販売し、その売上で魚などの増殖のための経費に充てられています。(※5)

釣りをする人の減少や、ルールを守らない釣り人の増加が進むと、漁業協同組合の運営が立ち行かなくなり漁業協同組合が解散する要因になりえます。漁業協同組合がなくなることで、釣りに悪影響を及ぼす河川工事の増加、魚の減少、また倫理観のない釣り人による外来魚の密放流などが起こることもあり得ます。(※6)


負のサイクルを止めて、将来の世代が河川・湖沼で釣りを楽しめる環境を残せるように。その第一歩として、「川釣りルールマップ」を作成します。


歓迎会を兼ねた社内釣りイベント。普段釣りをしないメンバーも楽しんでいました。



私たち 一般社団法人ClearWaterProject は、自社サービス「つりチケ」を運営を通じてのべ数百回以上(ひょっとすると千回以上?)も漁業協同組合に訪問してきました。また、関係機関である水産庁や全国の都道府県関係部署と打ち合わせを行い、どのように河川・湖沼の釣りを活性化できるかを考えてきました。
また、「つりチケ」は年間22万ユーザー(2021年)に閲覧・利用されており、その過程の中で多くの釣り人の方とコミュニケーションを取ってきました。


当団体が運営する「つりチケ」 全国120漁業協同組合様に導入していただく(予定含む)


河川・湖沼での釣りに関連する「漁業協同組合」と「釣り人」。その双方と頻繁にコミュニケーションを取っていること、ITの面で現状を打破できるのノウハウを持っているのは我々しかいないと思っております。

「全国の漁業協同組合が作ればいいのではないか」というご意見もあると思いますし、私もそう思うこともありました。しかし、漁業協同組合は株式会社のようないわゆる営利組織ではなく、町内会のような非営利・ボランティア要素が強いのが実情です。(※7)

漁業協同組合の役員であっても報酬を受け取っていないことも多く、もらっていても年間10万円前後です。(以下のYouTube動画を参照)

釣り人が支払う遊漁券代金の多くは、魚の放流費用などの増殖費用に充てられています。費用的にも、マンパワー的にも漁業協同組合がこのようなマップを整備することは困難であると考え、受け身になるのではなく自らで作ることを決めました。


(左)つりチケTOPページ (右)遊漁券購入ページ

▼漁業協同組合の運営状況の取材レポート(組合長の年間報酬について)




この川釣りルールマップのゴールは、川や湖での釣りを楽しむ人を増やすこと、適切に利用する人を増やすことです。

まず第一に、私たちも実感しているのですが「河川・湖沼での釣りはとっても楽しい」アクティビティです。豊かな自然の中で、川の中にいる魚たちとの駆け引きは時間を忘れて楽しむことができ、心身をリフレッシュさせてくれます。また、川に通うことで生物や自然環境の偉大さ、雄大さを感じることもでき、釣りを愛する人は自然環境への配慮の気持ちが育まれていくと思っています。

アウトドアブームと言われている中で、河川・湖沼での釣り人口が減っています。その要因の一部は「ルールがわかりづらい」ということだと思っています。前述の通り、河川ごとに様々なレギュレーションがあり調べることも難しい。

それを解決することで、新たに「河川・湖沼での釣りはとっても楽しい」と思って川や湖に来てくれる人も増えるはず。また、ルールを守ること、更にその釣り場を維持する人たち(漁業協同組合組合員など)の取り組みを知ることで適切な水辺利用が促進されていくと信じています。

適切に利用する人が増えることで、いつまでも釣りなどの水辺のアクティビティが楽しめる環境と文化が次の世代にも継承されること。それを念頭において、このプロジェクトを進めていきます。



各漁業協同組合の2023年における年間遊漁承認証

・金額:それぞれの年間遊漁承認証によって異なります
・提供スケジュール:2022年1月より弊社より発送(選択された遊漁券によって発送時期が変わります)
※提供方法は原則、腕章の発送となります。また、購入後のご返金は承りませんのでご注意ください。

リターンの遊漁券対象漁業協同組合

気仙川漁協、鳴子漁協、伊北漁協、湯西川漁協、両毛漁協、養老川漁協、五十嵐川漁協、志賀高原漁協、遠山漁協、鮎沢川漁協、河津川漁協、安倍藁科川漁協 、木曽川中流漁協、恵那漁協、男川漁協、振草川漁協、名倉川漁協、寒狭川中部漁協、豊川上漁協、愛知川漁協、久多漁協、新見漁協、佐波川漁協、玖珠郡漁協、小丸川漁協(都道府県順)

カラビナ付きマグカップ

・金額:¥2,500
・提供スケジュール:2022年1月より弊社より発送

【シンプルに応援したい!】
お名前のクレジット(サイト掲載)+御礼メール

・金額:1,500円
・リターンとして、感謝の気持ちを込めたお礼のメールをお送りいたします。  また、ご支援頂いた皆様のお名前を当プロジェクトで作成するサイト内に掲載させていただきます。 備考に以下の情報をご記載ください 
➀掲載するお名前(ニックネーム可 ※法人名、運営サービス名は不可)
②お名前にリンクさせるULR(SNSのリンク可、原則➀と同一者であることがわかるものとします)  
※➀の掲載不要な方は【記載不要】とお書きください。 ②が不要な方は➀をご記載の上、②で【リンク不要】とお書きください。
※お一人様何口でもご支援頂けます。

【法人、事業者様向けリターン】 
法人名等のクレジット(サイト掲載)+御礼メール

・金額:5,000円
・リターンとして、感謝の気持ちを込めたお礼のメールをお送りするのに加えて、ご支援頂いた法人名、事業者名、サービス名を当プロジェクトで作成するサイト内に掲載させていただきます。 備考に以下の情報をご記載ください
➀掲載する名称(法人名、事業者名、サービス名)
②リンクさせるULR(原則➀と同一者であることがわかるものとします、SNSのリンク可)
※➀の掲載不要な方は【記載不要】とお書きください。 ②が不要な方は➀をご記載の上、②に【リンク不要】とお書きください。 

■スケジュール■

2022年12月15日 プロジェクトスタート
2023年1月31日 プロジェクト終了
2023年1月~ 順次リターンを配送
2023年3月上旬   川釣りルールマップ サイト公開予定(作成、管理団体確認状況によっては都道府県ごとの順次公開になる可能性があることをご容赦ください。)


■資金の使い道について■

支援者様から支援していただいた資金は、「川釣りルールマップ」の制作資金として使用させていただきます。
具体的には、それぞれのルール(漁業調整規則、遊漁規則)毎にマップに落とし込む作業の人件費、掲載するWebサイトのデザインやコーディングにかかる費用です。当社では自社にプログラマー、システムエンジニアがいますので、外注するのと比べると安価に作成できます。


■募集方式について■

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


■プロジェクト実行者■

一般社団法人ClearWaterProject

「子供たちが目を輝かせて飛び込んでいくような、川、海、湖を未来の世代に。」「豊かな水辺環境と水辺文化を創出する。」を掲げて2013年に設立。 設立以来、IT×水辺をコンセプトに事業を展開し、システム開発などをメイン事業とする株式会社creatoとともに「つりチケ」を運営。日本で初めて遊漁承認証をオンラインで購入できるサービスとして2016年にリリース。年間22万ユーザー(2021年)に閲覧・利用されています。

過去には、第21回水大賞において「未来開拓賞」受賞、第22回中部の未来創造大賞において「優秀賞」、第9回毎日地球未来賞において「クボタ賞」などを受賞。

また、愛知県SDGs登録団体、名古屋市SDGs推進プラットフォーム会員、愛知県豊田市SDGsパートナーにも登録し、水辺を中心にSDGsの達成に向けて取り組んでいます。

つりチケ以外にも「水辺×IT」を中心とした事業を展開

第21回水大賞 未来開拓賞受賞(主催:日本水大賞委員会・国土交通省 名誉総裁:秋篠宮皇嗣殿下)

第22回中部の未来創造大賞 優秀賞

愛知県豊田市SDGsパートナー/第9回毎日地球未来賞クボタ賞

「つりチケ」のサービスとしても、株式会社オルタナと一般社団法人CSR経営者フォーラムが公募する「サステナブル★セレクション」の★(一つ星)に選定されております。



<本文中の注釈について>

※1:都道府県ごとに「漁業調整規則」が定められています。漁業権のある河川には、各河川に遊漁規則が定められており、釣り人はそれらの規則を遵守する必要があります。
※2:遊漁承認証(遊漁券)の購入は、その河川での漁業権を有している漁業協同組合がある場合に必要となります。
※3:農林水産省がまとめる「漁業センサス」によると、釣り人に発行される遊漁承認証は、2008が約320万枚なのに対して、2018年は約220万枚と減少。
※4:一般財団法人東京水産振興会 「内水面3魚種(アユ、渓流魚、ワカサギ)の遊漁の振興策」内で「4人に1人が遊漁券を購入していない(中略)ことがわかりました。 」と記載。
※5:河川での釣りをめぐる関係者(簡易版)※6:漁業協同組合は、魚の増殖や釣り人の不正行為の監視以外に、河川工事についても生態系に影響がないかの調整等も行っています。
※7:海の漁業協同組合と違い、河川・湖沼の漁業協同組合においては漁師はごくわずか。漁業協同組合の組合員は、その地域に住む職漁師以外がほとんどです。

  • 2023/04/10 18:00

    本日、川釣りルールマップを公開いたしましたことをご報告させていただきます。●川釣りルールマップhttps://riverfishingrulemap.com/なお、現状は一部都道府県のみの公開となっておりますが、順次各都道府県のマップを更新してまいります。その他の情報も適宜追加していき、川や湖...

  • 2023/03/31 18:08

    本プロジェクトの進捗状況の共有です。現在、サイトの構築を進めております。当初3月リリースの予定で進めておりましたが、リリース時期が遅れてしまうことをご連絡いたします。ご支援いただいている中で大変心苦しいですが、申し訳ございません。なお、リリースについてですが、4月10日をめどに以下の都道府県の...

  • 2023/03/19 08:00

    本プロジェクトの進捗状況の共有です。現在、サイトの構築を進めております。【シンプルに応援したい!】にて支援していただいた方へのリターンであるサイト内の氏名・リンクの掲載予定ページが完成しましたのでご報告いたします。当該ページは添付画像のように掲載いたします。

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