■2022年10月21日追記

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みなさまの暖かいご支援のもと、
開始2週間も経たずに目標金額を達成することができました。

本当にありがとうございます!!

より多くの方へ《あまべ牡蠣》をお届けするとともに、
「いつでも/だれでも/失敗しにくい」牡蠣養殖を日本全国に推進していくため、
ネクストゴール300万円に挑戦させていただきます!


前回ご支援していただいた方にもご満足いただけるように
リターン内容も更新しておりますので、どうぞよろしくお願い致します!!
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はじめに・ご挨拶

ご覧いただきありがとうございます。
株式会社リブルの岩本健輔です。

徳島県海部郡海陽町の「美しすぎる海」で牡蠣養殖をしています。

株式会社リブルは、
徳島県外から移住した20代、30代の若者で創った水産ベンチャー企業です。

私、岩本は
琉球大学で理学博士号を取得後、
研究機関で働いていましたが、
美しすぎる海
(=栄養が足りないので養殖に向いていない)である
海陽町の那佐湾での牡蠣養殖に成功し、
株式会社リブルの創業メンバーの一員となりました。


前回のクラウドファンディングご報告

海陽町で本格的に
牡蠣養殖をスタートするにあたり、
2019年2月に
クラウドファンディングに挑戦しました。
目標金額1,000,000円でスタートしましたが、
それを上回るご支援(1,297,500円)をいただき、本当にありがとうございました。

ご支援いただいた資金は漁場や作業場の整備に大事に使わせていただきました!

おかげさまで生産&出荷体制が整い、
真牡蠣の新ブランド<<あまべ牡蠣>>として
全国に出荷することができました。
通販サイトも立ち上げ、
多くの<<あまべ牡蠣>>ファンの皆さんとつながることができました!


海陽町に新たなブランド<<あまべ牡蠣>>が生まれました!

私たちリブルは、
おいしい<<あまべ牡蠣>>を
全国に届けるだけではなく、
過疎化が進む海陽町、
さらには衰退が進む水産業の課題を
解決したいと考え、
「世界一おもしろい水産業」へというコンセプトを掲げて創業しました。

今まで牡蠣不毛の地だった海陽町に、
<<あまべ牡蠣>>という新ブランドを作り、
生産をスタートしたことで、達成できたことがたくさんあります。

●<<あまべ牡蠣>>が海陽町の新たな特産品となり、ふるさと納税の返礼品に!
●事業拡大とともに創業メンバー3名から従業員9名に増員し、雇用を創出
●海陽町出身の20代の若者がUターン就職
●小学校や中学校に出前授業や漁場見学を実施し、水産業への理解を促進

地域振興に貢献できたのかな、
と思うととても嬉しいです。
これも皆さまからのご支援のおかげです!
本当にありがとうございます!!!


新たな課題に直面しています。

しかし、
最初のクラウドファンディングで
生産を本格化してから3年、
新たな課題が生まれました。

それは、生産が安定しないこと。

牡蠣不毛の地と言われるほど、
海陽町の海は栄養がありません。
栄養がないからこそ、
美しく澄んだ海なのです。

そんな貧栄養の海でも
養殖できる技術を私は開発しましたが、
水温が上がるなどの環境変化により、
海の栄養がさらに不足してしまうことは珍しくありません。

牡蠣は生き物なので、温度が高い上に
栄養不足になるとすっかり身がやせ細ってしまい、
出荷できる品質ではなくなってしまうのです。


キリッと冷えた白ワインと合わせると最高!!
もっとアピールしたくても、できない…

<<あまべ牡蠣>>は、
小ぶりな真牡蠣ですが、身入りが良いです。

また、連携している大学との研究によると
一般的な牡蠣よりもうまみの素であるアミノ酸の含有量が約3倍。

スッキリとしたおいしさで、
独特のうまみがあり、
パクパクと食べられることが、
<<あまべ牡蠣>>の特徴なのです。

つまり、

特に、キリッと冷えた白ワインと合わせると最高!!!!!

おいしさには自信があって、
たくさんの人に
もっと堂々とアピールしたくても、
牡蠣が出荷できない時期はそれができない…。


もともと牡蠣の旬は冬ですが、
リブルの養殖法で育てれば1年中(夏でも!)生産できます。

しかし、
現在那佐湾の1箇所しか生産拠点がないので
その拠点の海が養殖できない環境になると、
お手上げなのです。

ひとつの漁場で生産する限界です。

生産を安定させるために必要なこと。
それは、新たな拠点づくり。

生産を安定させるためには、
新たな生産拠点をつくらなければならない。

そんな話が
必然的にリブル内で持ち上がっていたところ、
地元の海陽町での動きがありました。

漁協の合併。海陽町の浅川漁協と鞆浦漁協が合併し、ひとつになるとのこと。

そうなると、今まで漁協として使っていた
敷地が空き地となるので、
そこをリブルが新たな生産拠点として活用できるという話が出てきました。

同じ海陽町内ですが、
リブルの現在の拠点は那佐湾。

浅川漁協や鞆浦漁協はまた違う海にあり、
那佐湾で生産できない環境になっても
別の海なので生産できる可能性が高いです。

リスク回避になります。

那佐湾とは異なる海での牡蠣養殖は
リブルの養殖技術の確立にも欠かせません。

リブルの生産が安定すれば、
「1年中おいしく食べられる<<あまべ牡蠣>>」
として、新たなブランドの付加価値となります。

1年中、いつ海陽町に来ても食べられる
地域特産品としての価値も高まります。

また、単純に漁協が合併すると
海産物の生産拠点が減ることになり、
水産業の衰退を進めてしまいますが、

リブルが活用すれば生産拠点は減らず
新たな展開の水産業に変わっただけ、となります。

海陽町内で水産業の拠点が減ることは避けたい。

それも私たちの願いのひとつです。

漁協の空き地を活用できますが、
生産拠点を整備するのはやはり資金が必要です。

そこで再び、クラウドファンディングに挑戦することを決意しました。

リターン内容

下記のリターンをご用意しました。

●活き牡蠣+ECサイト10%クーポン券
 10個・20個・30個・40個

●ハーフシェル冷凍:殻むきが苦手な人向け+ECサイト10%クーポン券
 3個3セット・3個5セット

●お礼メール&リブルオリジナルステッカー

●牡蠣生産者による出張殻むきサービス!パーティー等に

●全力応援プラン

●ECサイト年間パスポートなど

※全て送料込み・税込価格!
※保存料・添加物など一切不使用!

詳細は、リターン一覧をご覧ください。

支援金の使用用途

皆さまからのご支援金は、
CAMPFIREの手数料・リターンの商品発送料を除き、
新たな生産設備の整備・運営のために使用させていただきます。

さいごに

ここまで長い文章を読んでいただき、
ありがとうございました。

改めて、今回のプロジェクトを整理させていただくと、

【課題】生産を安定させたい

↓ ↓ ↓

【解決策】新たな拠点を整備する

↓ ↓ ↓

【その結果】

・1年中食べられる牡蠣として、<<あまべ牡蠣>>のブランド価値を高めたい
・地域特産品としての価値を高め、海陽町のさらなる振興につなげたい
・今後は、リブルの牡蠣生産技術を他地域に展開し、地域振興に貢献したい

となります。


私たちリブルは、
海陽町でICTを使った養殖技術の確立にも挑戦しています。

養殖に関するデータやアプリを活用し、
牡蠣養殖技術の見える化(=スマート養殖)を実現して、
「いつでも・だれでも・失敗しにくい」牡蠣養殖ができることを目指しています。

これまでの水産業が持つ
「3K」「稼げない」「労働環境が悪い」
などのイメージを払拭したいと思っています!

そして「世界一おもしろい水産業へ」。

このコンセプトの実現に向けて、
新たな拠点づくりは欠かせない一歩です。
どうぞご支援のほど、よろしくお願いいたします!

弊社共同代表の早川(左)と那佐湾にて


  • 2022/12/01 10:19

    大感謝!11月30日をもちまして、リブルのクラウドファンディングが終了しました!合計253人、3,096,170円のご支援をいただきました。ご支援をいただいた皆様、本当に本当にありがとうございました。リブルメンバー全員で「達成しよう!」と決めたNEXT GOALまで到達できたのは、ひとえに皆様...

  • 2022/11/13 13:16

    たくさんのご支援ありがとうございます!いよいよ11月に入り、<<あまべ牡蠣>>の2022-2023シーズンの出荷がスタートしました!<<あまべ牡蠣>>はミシュランシェフを唸らせるほどの味で、全国にファンがたくさんいます。「スッキリした味わいの中に...

  • 2022/10/19 10:27

    多くの方々のご支援のおかげで開始より2週間をまたずに目標額の150万円を達成致しました!!ありがとうございます!!ご寄付頂くだけではなく多くのあたたかい声援や激励を頂き、感謝してもしきれません。同時にもっと前進していかなければと身が引き締まる思いです。ここで満足するのではなく、次の目標を近くみ...

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