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骨折と事故から復帰したシングルマザーが大自然から授かった絵に上野とパリ・ルーブル、イタリア・フィレンツェでの展示のオファーが!北海道で生まれ、世界に呼ばれる絵を海外に届ける挑戦を一緒に歩んでくれる仲間募集!どん底からでもあきらめない限り道は開ける、物語のようなドキュメンタリーをご一緒に!!


2023.2月に上野の森美術館で展示される「天恵〜Japan Blue〜」 この絵がフィレンツェへの道を拓いた。

 東京・上野、フランス・パリのルーヴル、イタリア・フィレンツェへ
北国の窓の霜「氷紋」から生まれた絵を届けたい!

★はじめに・ご挨拶

写真提供:『northern style スロウ』 2014年発行「パン屋さんに会いに行く2」より

はじめまして。私は林れいかと申します。24歳保育士の娘、大学生の息子がいるシングルマザーで、北海道の山の中でてんねんやという自家培養酵母のパンと菓子工房をして20年になります。骨折と事故でパンが沢山作れなくなり息子への仕送りに困った時に、力がなくても出来る事を探して昔描いていた絵を再開しました。この森で生まれた窓の霜「氷紋」の美しい写真があったので、それを元にデジタルアートを制作してSNSなどで発表、ネットギャラリーで販売を始めたところ、上野、ルーヴルやフィレンツェに出展する機会をいただきました。

★プロジェクトをやろうと思った理由

家族や友人たちにその話を伝えたら、すごい!絶対行かなきゃ勿体無い!応援するからと私以上にものすごく盛り上がってくれて、この山の中の窓の霜から生まれた絵が海外へ行くという前代未聞の出来事は、こんなにも人の心を楽しくさせてお祭りのように盛り上がる事ができる事を知り、もらった勇気をチカラにして家族や仲間たち、お世話になった皆さんに喜んでもらえるなら期待に応えたいと思い、クラウドファンディングに挑戦する事にしました。

★このプロジェクトで成し遂げたいこと

2023年2月上野の森美術館出展、3月パリ・ルーヴル美術館地下カルーゼル・デュ・ルーヴルでのサロン・アートショッピング・パリ2023出展、11月イタリア・フィレンツェ出展を叶えることで次の事を成し遂げます。

①北国の窓の霜から生まれた絵を沢山の方に届けて喜んでもらえる氷紋アーティストになる

美しい窓の霜「氷紋」から生まれた絵を沢山の人に届けて大自然の癒しを感じていただきたい!氷紋アーティストとして生きる道を作り、美しい氷紋が生まれる北海道伊達大滝は自然豊かで美しく護るべき大切な場所だという事を伝え続けます!

②クラファンで全国の皆様と繋がり、みんなの森つくりに向けたコミュニティを作りたい

美しい窓の霜ができる美しい巨樹の森を護り、みんなが癒され楽しめる森に育てるプロジェクトに繋げ、ヴィーガン,オーガニック自然食での食育、自伐型林業による森育、心を育てるアート,自然農など暮らしをみんなで楽しむ場所に繋げます!

③夢のような海外出展を達成することで希望のチカラを

長年続けてきたものが無くなっても自分を信じ可能性を探し、チャンスを掴み達成することで、どん底からでも希望が生まれることがあるのを伝えます!絵のワークショップと並行して森のプロジェクトの中のパン菓子作りワークショップなどで20年てんねんやで培ったレシピや技を伝授する側になり、キレイと美味しいしあわせをご家庭にお持ち帰りできる体験を増やします!


★資金の使い道

①カルーゼルデュルーブルでのサロンアートショッピングパリの出展費用

②上野の森美術館出展費用

③イタリア・フィレンツェ出展費用

④リターンの制作費用

⑤CAMPFIRE手数料 支援金の17%+税 

上記5項目をファーストゴールとして1,000,000円を目標とします


そしてセカンドゴールとして海外渡航チャレンジ編

⑥プロジェクトの全貌を動画にして、あきらめないで可能性を達成する記録を残し伝えるため、上野、パリ、イタリアへの現地取材及び費用、記録動画の製作費用

CAMPFIRE手数料 支援金の17%+税 として+1,000,000円目標


そしてサードゴールとして帰国後各地個展開催編

⑦出展作品の版画、画集や絵本、ポストカード集などの制作費用

⑧帰国後作品が戻ったら、連作となる虹の7色のシリーズと一緒に光を感じるアート個展開催に向けての制作費、会場費

⑨既にオファーをいただいている、全国どこにいても閲覧できるWEB個展の開催

CAMPFIRE手数料 支援金の17%+税 などとして+1,000,000円目標


※未だ世界情勢が落ち着かない中でのプロジェクトですので、状況によっては渡航できない可能性が生じるかもしれません。その際は、次の機会を待ち今後の活動資金とさせていただき、原画の魅力を皆様に感じていただくためにWEB個展や全国の個展の開催を増やすなどして皆様に楽しんでいただけるよう還元します。


★リターンについて

【天恵〜Japan blue〜】最高級特製越前和紙ポストカード(ハガキサイズ) 

天然芸術〜tennenart〜ポストカードセット5枚入り 、10枚入り

【天恵〜Japan blue〜】【天恵〜Eternal light〜】【天恵〜Origin of life〜】A4特製ポスター、ジークレー版画 

【天恵】F10号(530×455cm)~F100号(1620×1303cm)オーダーの絵 

【森の癒しのティータイム*楽々ポストインセット】焼菓子×山野草茶×天恵ポストカード

【森の癒しのティータイム*パウンドケーキセット】発酵ケーキ×山野草茶×天恵ポストカード

他多数、お楽しみいただけるリターンをご用意しております。詳細はリターンのページをご覧ください。


★実施スケジュール

2022.12月 プロジェクト公開

2023.1月 プロジェクト締切

2023.2月    CAMPFIREより振込み

2023.2.18〜23 上野の森美術美術館展示

2023.2.9〜21 兵庫県三ノ宮駅直結阪急百貨店本館5Fアートプラネットvol.3出展決定

2023.3月 リターンの製作、発送開始。作品の版画、ポストカードなど、クラファン達成額に沿って製作、発送

2023.3  パリ カルーゼル・デュ・ルーヴル サロンアートショッピングパリ2023出展

2023.5 天恵虹の7作の残り4作の制作開始

2023.8 東京で展示会のオファーあり検討中

2023.10  絵の返却後、虹の7作をメインに伊達、札幌にて個展開催予定、WEB個展検討中

2023.11  イタリア・フィレンツェ出展、取材渡航

2024   絵の返却後、各地にて個展開催予定

   

★このプロジェクトに至った理由・詳細

いただいた稀に見るチャンスを活かしたいから挑戦!

今回お声掛けいただいた3つの展覧会は、絵を再開したばかりの私にとってまさに晴天の霹靂でした。上野の森美術館は東京上野恩賜公園内にある美術館です。独創的な企画展が魅力で、そのうちの一つに展示していただくことになりました。


ルーヴルのサロン・アートショッピング・パリは、日本人の出展枠数が決まっている大きな国際展示会の1つ。ルーヴルという場所もあり世界各国からアーティストが集う人気の展示会で、公募でも審査を通らないと出展できないものでした。


イタリア、フィレンツェはルネッサンスの芸術文化の中心地で、街並み自体が世界遺産に登録されている土地。パリ、フィレンツェ共に日常が芸術といえる場所での展示会に出展の資格をいただけたことに本当に驚くとともに、絵を持っていきたいと言ってくださった担当さまのご期待とご恩にも応えたいと強く思いました。

美しいフィレンツェの街並み。ここに絵が行くと思うだけでドキドキ。写真提供:Rolanas Valionis/Pixabayより

長くあきらめてきた自分の可能性をもう一度信じたいから挑戦!

幼少期の体験や度重なる凹む体験で、私は自分のことを大事に出来ず、無意識のうちに自分はこんなものと、何もかもどこかで諦めて生きてきました。でもそれでは私がずっと望んできた、子供たちに健やかな地球としあわせな世界を残したいという未来に向かって行くことはできない。自分が心からしあわせではないなら、世界の小さな一部がしあわせになれないのだということに、半世紀以上かけて、痛い思いをしてようやく気づかせていただきました。

厳しくも美しい自然が私を癒してくれた。もらった分お返しをしたい、自然を護る思いに繋がる。

否定ばかりしてきた自分を味方にして、幸せになりたいから動いたら海外へ繋がった

今私は、自分をもう一度励まし、勇気づけ、自分を信じてみることにして自分自身を味方につける練習を始めたばかりです。しあわせな世界を作りたいなら、まずは自分自身が本当に心底幸せになるのが1番の近道だと知り、そうなりたいと思えるようになりました。そして自分で封印してきた絵を再開し始めたところ、この大きな海外展示の流れをいただきました。


前代未聞の過疎地で生まれたアートを世界に届ける挑戦〜不可能を可能に!

自己否定ゆえに楽な道を自ら閉ざし、世界にはまだ食べられなくて困っている人たちがいるのだから、私のところには生きるに必要最低限で良い、本気で飢餓や貧困のところに差し上げてくださいと言う思いで生きてきたので、本当に生きていくのに精一杯の自転車操業の分しか自分で選択しない暮らしをしていて、現代に見合わない間違った赤貧生活を送っていた私は大きな海外展示のオファーに正直ひるみ、当然のように最初は絶対無理だと思いました。

ですが、私の絵を見てくださった方々、そして家族や友人たちがみんな口を揃えて夢のような出来事だと言ってくれて、こんなチャンスは二度とあるかわからない本当に凄いことなんだよと言ってくださり、自分のことをどうでもいいと思っていたのでどこか自分事と思えず、すでに無理だと諦めていた私も、信頼する家族や仲間たちの声で事の貴重さを理解し、考えを改めることができました。

根底の部分で自分をあきらめ、大きな可能性を自ら潰すような生き方をしてきて、人様より不器用でいただいてばかり。そんな私をも友人と言ってくれ、仲間として入れてくれている皆様に今までお世話になった恩返しをしたいと言う気持ちで満ちています。なのでこのチャンスをぜひ生かして、家族や仲間が信じてくれた自分の可能性を信じてみたいのです。そしてそうしたいと思えるだけの流れがあり、ありえないようなサポートが既に沢山生じています。これはてんねんやという店を始める時にも、同じように大きな見えない流れを感じていました。そちらに行かされるような見えない後押しがあるのです。このプロジェクトを立ち上げてから既に、インタビュー、新しいギャラリーさまからのお声かけ、絵を通じて拡がり続けるご縁など、驚くことが沢山起きています。

もしも叶うなら、私は実際に上野にもルーブルにもフィレンツェにも行って現地の方と会ってみたい。日本はまだ芸術に関しては先進国と言うには普及していないかもしれませんが、芸術の都と言われるパリで目の肥えた方々、ミケランジェロやダヴィンチの作品を小さい頃から身近で見ていたフィレンツェの方々の目に、北海道伊達大滝の自然の美しさ、そして何もかもいただいて生かしていただいている感謝から生まれたこの恵みの絵はどう映るのだろう。私がキレイだなあと感動しながら描いたように、国境を超えて、人種や宗教や習慣を超えて、同じように届くのだろうか。考えただけでワクワクします。今回の展覧会は通訳の方がつくので、現地の方と直接意思疎通ができるので、行けるなら絶対に行った方がいいと言われています。こんなありがたいチャンスは、本当にこの後二度といただけるか分かりません

ですのでこの3つの大きな展示会を通じて私が叶えたい事は、地元大滝で生まれた絵が、美術館や海外展示に行くと言う稀なワクワクする出来事を大滝に残し、お世話になった皆さまに明るい話題を提供して皆様に喜んでもらいたい。私が自分自身をもう一度信じ、自分で勝手に封印していた、ご先祖様からの預かりものかもしれない、美しい自然に心惹かれ形作る属性をちゃんと生かして役に立ち、山の中でささやかにしあわせになりご恩を返したいという、人として当たり前のことをちゃんとできるようになりたいのです。

トラウマのない普通の人として、幸せを選択し、普通に豊かさを選択し、そしてちゃんと自分を普通に満たした上でそこから溢れる何かが周りに伝わるように、今どん底から這い上がっている途中の私は、悲しい人がいたら悲しみが伝わるし、笑顔の人がいたらこちらも笑顔になるように、しあわせは連鎖して周りもしあわせにしていくことが少しわかったので、まずは自分が小さなしあわせなパズルのピースになってきたい、そのための閉じていた可能性を開く挑戦でもあります。

(数多あるミラクルなエピソードやご紹介した活動の詳細は、過去にブログやSNSで記録していますので、興味ある方は見てみてくださいね。instagramリンク 天然芸術(絵)/Hayashi.Reika(全般)/てんねんや(パンとお菓子)/地球家族(歌)/  

 fbリンク 天然芸術/hayashi.reika5/てんねんや/地球家族


★これまでの活動・経歴~絵が生まれた森、千年先へ遺す巨樹の森プロジェクトへ至る道のり

生まれは埼玉、人生の半分は関東と札幌、半分が北海道伊達市大滝区のこの山の中。20代の頃から囲炉裏やかまどのある日本昔ばなしに出てくるような家に住みたいと思い、沢庵用の大根や干し芋や干し柿が縁側にぶら下がっているような手づくりの田舎暮らしが夢で、おばあちゃんみたいと言われるくらい田舎志向がありました。美術の専門学校を出て東京でデザイナーとして勤めた2年で身体を壊したこともあって北海道に戻り、自然に生きたい志向に拍車がかかりました。

結婚して長女の妊娠中に切迫流産や不自然な陣痛促進剤使用の苦しい出産を経験し、現代の暮らしに潜む様々な不自然を目の当たりにした体験から、これからは自然出産、自然育児、自然農など、昔ながらの人間らしい自然な暮らしをしたいと感じ、夫と当時2歳の娘と支笏洞爺国立公園内にある現伊達市大滝区、元大滝村に移住し、百姓仕事や薪割りを始めました。このころは自然育児に全力で、布おむつや手作りの食事で日々いっぱいで、すでに平面の絵を手放して、暮らしを作るほうに移行していました。自然なお産に命を懸けられた故吉村正先生との交流や仲間との活動は新聞にも取り上げられ、お産の体験についてのエピソードや、自然な暮らしの中での実話がいくつも残っています。

田舎暮らしにどっぷりハマった私と当時の夫には方向性の違いが生じ、子供達が5歳と1歳の時に離婚しシングルマザーになる頃、まだ慣れない雪深い山での小さな子連れ暮らしで物理的な無理と諸々のストレスが重なり、長女を時のトラブルで元に戻らなかった股関節が悪化してまともに歩けなくなりました。縋るように友人の紹介の整体に通いながら、こんな状態でこれからどうやって子供たちを育てていこうと途方に暮れている時、お世話になった親族の仏前にお供えした手づくりおはぎのあんこの残りがぶくぶく発酵して天然酵母を発見し、これで生きていきなさいと言われたような気がして、その酵母を大切につなぎ続け、身体が良くなるにつれ、元々好きだった料理に加えてパンや焼菓子を作り始めました。

当時はまだ天然酵母が世に出始めたばかりで、この地域には今のようなお洒落な店もなく、良い素材で自然に作る手づくりの素朴なものを求める仲間たちの需要もあったので、子供たちや大切な人に安心して差し上げられるものを、働くなら世界に良いことをと一念発起し、友人の伝で古い農家を借りて「てんねんや」というパンと焼菓子の工房を始めました。

写真提供:『northern style スロウ』2019年発行スロウvol.61より

口コミやイベント出店、委託販売から始まり、毎週一回街中への配達から自然な拡がりを経てネット販売に参入をし、半農半パン屋としての暮らしが約19年、畑仕事、薪割りなど手作りの自給自足的な暮らしを続けて22年が経ちました。子供たちが家から離れふとした時に気づいたのは、今まで数えきれないほど、ありとあらゆるところで助けていただいてばかりだったということ、この世界は人だけでは出来ないことが沢山あるということ。この暮らしの中で体感させていただきました。 

生かされている

生かしていただいている

生きることを許されている

命懸けの出来事もあった山暮らしの中で、助けていただいたとしか思えないような体験を山程させていただき、人は1人で生きていないこと、見えない何かと確実に繋がっていて世界は動いていることを知り、行き着いたのは大自然への畏怖の念、そしてあまりにも沢山いただいた分、私も恩返しをしたいという感謝の気持ちでした。

田舎暮らし全般のエピソードは地元の情報サイトのブログに記録しています。→「愛と感謝の日々」


そこから人生の大転換が始まり、私はちょっと複雑な人生を歩んできたので、無意識にトラウマを抱えていたことがどんどん明らかになり、それに気づくための出来事が勃発していきます。

3年前に転んで利き腕の骨折をしてしばらくパンが焼けなくなり、2年前に仕送りのためバイトしていた福祉施設での夜勤明けにスリップ事故を起こしてしまい肋骨骨折と肺挫傷で入院、昨年は利き手小指の骨折と度重なる怪我と事故がきっかけで、これはどう見ても何かが間違っているというお知らせだと感じ、今までの人生を振り返らざるを得ない状態に。

そして過去を深掘ると、良い事に拘って無理をしてきたこと、良いことをしていないと生きていてはいけないという思い込み、幼少期の痴漢経験から自分を大切に出来ないというトラウマ、思春期の家族の破綻の経験から自分はしあわせになってはいけないという無意識の魔法をかけていた事などが見えてきました。

開店当初につけた、しあわせな食材を使わせていただける「しあわせなぱん屋てんねんや」という名前の通り、生きるに最低限必要は小さなしあわせ部分にはアクセルを踏んで進んで行けても、自分でこれ以上は贅沢で持ってはいけないと思い込んでいた大きなしあわせには気づかぬうちに全力でブレーキをかけているという矛盾した状態だったことを自覚!

これは自分なりにもう克服し、田舎の一軒家に住んで手作りの暮らしという子供の頃からの夢も叶ってしあわせになっていると思っていたのに、実はそれは薄氷のようなもので、無意識の自虐と抑圧、自己卑下などのマイナス感情をとことん押し殺し、深層心理に落とし込み忘れた上での表面上のしあわせだったことが理解できたのです。

それは、ある瞬間に爆発するかのように訪れる怒りの感情だったり、自分に向ける厳しい要求だったり、家族、特に分身である子供たちに向かうある部分の同様の厳しさから、自分でも手に負えない違和感として感じていた部分でした。

しあわせだと思っていた自分の中に全く相反するものが内在し、手に負えない闇で、おかしいなという自覚はあっても克服できない澱みのような部分。それらを理解し深く自覚できたことにより改善に向かうことが出来て、長年の苦しかった難問が氷解していくような安堵感をもたらしました。

振り返ればどん底の中でもいつも光はありました。事故の際に元旦那様に助けていただいたり、いつも家族の絆に救われたり、しんどい時の仲間の差し入れに感動したりしつつ、こんな自分でも許されていること、愛されていること、生かされていることを心の底から実感したのです。

これは骨折や事故などのマイナスから生じたプラスの結果で、このことに気づくことがなければ私は無理を続け、更なる大きな事故などで命がなかった可能性があると今思います。気づけた、気づかせていただけたことによって、アクセルを踏みながらブレーキをかけ続けているような矛盾した状態の無意識の原因と向き合うことができ、陰極まれば陽に転ずるといわれるように、問題の1番根底からまるっとひっくり返すかのように転換することができたのです。

その影響は絶大で、自己否定を無くし自己肯定感を取り戻したことで、思い出せなかった幼少期の記憶が戻ってきたり、大きな出来事があるたびに寸断されていた記憶が甦り断片的だった過去が全て繋がっていたことを思い出してきて、ようやく地に足がついた感じです。自分が自分であると自覚し人生の記憶が繋がり、何もかも関連があり、全てに意味があったこと、起こることはみな必然であるという宇宙の真理の一部をほんの少し垣間見ることが出来ました。(日常の中に普通に真理がありますよね)

今から思うと過去の私は迷子でした。心が分裂しているように感じることがあり、一体感がなく自分を信じられずに恐怖心すら抱いていたのですが、それも自己否定故の統一感の無さから生じたものだと理解できたことで分裂感が無くなり、いつでもどこでも変わらぬ素の自分いられることが多くなり、心が明るく穏やかになってきました。

素で楽になってきた頃、ちょうど取材が。写真提供:『northern style スロウ』


このような変容の流れの中でいただいた骨折後のパンを作れない時に、子供への仕送りもあるのにどうしようと必死に何ができるかを考えました。丁度子供たちが半巣立ったのを機に、今まで温めていた「お預かりしていて、まだ世に出していない歌や絵、森を全て活かして生活を芸術にしていく」という目標があったのと、手に力が入らなくても出来ることから探し、封印していた絵を再開し、てんねんやアート部門「天然芸術〜tennenart〜」として地元で生まれた窓の霜「氷紋」を中心とした抽象アート活動を始め制作をしながら、農林製造アーティスト(自然農、自伐型林業、菓子製造業、絵描き、唄歌い)という肩書で様々な方面から地球讃美としあわせな暮らしに回帰するメッセージを形にしようと模索して今に至ります。

「活かす」暮らしの中で、先人たちの贈りものである敷地内の幹回り306cmのイチイの巨樹や、幹回り260cmの見事な樹形の二股の桂の木、人が傘にできるくらいの180cm級巨大フキなど、貴重な自然遺産を保護保全し後世に繋げる【千年先に遺す巨樹の森プロジェクト】を立ち上げ、地域の有志が参画する自伐型林業を営む地域活性化団体シンタのメンバーとして森の育成を始めて2年目になりました。

巨樹の森を整備して一般公開し、大自然の素晴らしさを体験していただく場所の一つとして、自然食と自然農、林業と散策できる庭園を組み合わせた【巨樹と自然農ガーデン・天然庭園】を創る目標を掲げて活動しています。

熊も出る山奥に年々増える鹿やアライグマに貴重な巨大フキや増やしたハーブたちを食害され絶滅寸前のものもある為、敷地に獣除け電柵を張るためのプロジェクト、感謝の思いから生まれたご当地ソングを世に出すプロジェクト、工房拡大と絵と食の解放と美味しいワークショップ開催のための古屋リフォームプロジェクトも順次計画し、先先はシングルマザーの自立をお手伝いするパンやお菓子の手に職ワークや、お声が多い絵のワークショップの開催を計画しています。


最後に

長くお付き合いくださりありがとうございます。生涯かけてのご恩返しプロジェクトは始まったばかりです。この絵たちは既に購入の申し出や次の展示のオファーもいただいており、世に羽ばたいていく運命を持っているようで驚きつつ、全く我が力でないところで動いていることを感じています。なので尚更叶えてあげたい。起こる全ての出来事に意味があり、世界の何処かで誰かがこの絵を必要としているのならば、届けなくてはならない、届けたいと使命のように思います。

美しい氷紋写真はストックが沢山あり、続々アート作品にして皆様に楽しんでいただきたい

このように企画は自然にどんどん拡がっているので、ご支援によって今後できることが増え、展望も変わります。ぜひこの美しい絵たちを世界に届け、人は皆誰でも同じように大地も空気も光も水も何もかもをいただいて、愛されて生かされているという根源を思い出すきっかけの小さなひとつとなれたら、この絵を授かった役割を果たせると感じ、ここに至るまでの人生の波瀾万丈の全ての意味と全ての経験が実となり美しいアートとして昇華してくれるのではないかと感じています。

私が無意識のうちにしあわせを諦めていた事から、潜在意識で不幸せの方向に舵を取っていた事で自分を否定し続けた結果、自分を無様にしたり、無理に気づけず身体を痛めたり、離婚したり、人とすれ違いを起こした過去の出来事を悔いて反省してきました。人は様々な経験を通じて、最後はしあわせになるために生まれてきたと思えるようになり、心からひとつずつ改善して自らしあわせになる方向に方向転換しようとしてきたら、絵が生まれ羽ばたきこのプロジェクトに辿り着きました

ひとりの小さなしあわせが満ち溢れ、こぼれ落ちた波紋が拡がるように小さな世界平和の輪をつくっていく、そんな小さな流れのひとつになりたい。それが結果的に地域へのご恩返しに繋がり、小さなしあわせの連鎖から人が愛と感謝と優しさに満ちた心に立ち返っていて、気づけば周りがにこにこしあわせになっていて、いつの間にか仲間同士が争ったり傷つけあったりしてきた悲しく申し訳ない人類史に終止符が打たれ、しあわせな世界が出来ちゃった!という超しあわせな結末に繋げていけたら素敵だなと思います。そういう未来を描きたい。そのために先ず自分が変わり、行動することから始めます。私というハチドリの一雫です。

芸術は世界を変える力を持っている、感動は人を変えることができる最大の力だと思います。大自然から賜った心に残る光降りそそぐ絵を日本に、世界にお届けして、沢山の方に私も感じた光を感じてもらえたら嬉しい。そして過疎地から世界に羽ばたく絵が生まれることで、お世話になった皆様にも喜んでいただけたら私も幸せです。ぜひ一緒にルーヴルとフィレンツェへの夢に乗って一緒にワクワクして欲しいです!みんなのワクワクがこのプロジェクトを成し遂げる大きな力になります。ぜひ応援よろしくお願いいたします!                      感謝を込めて 天然芸術 林れいか


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、出来る計画を実行し、リターンをお届けします。

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